11/06

かたる:人間と言う動物は…面白いですね。一時的な現象に流されると言うか…。上がる銘柄は事前に決まっているのに、つい目先の値動きに心が大きく動きます。流石に本日は、日本郵政関連は一服しているようですが…いくらなんでも理屈に合わないものを、いつまでもやる道理がありません。しかしデフレ脱却が進むと、日本郵政のボロ資産でも評価されますから、割安に見えます。でもそれは1300兆円の逆襲が完成しないと駄目です。三菱UFJが800円以下で推移しているようじゃ…、どう考えてもデフレ脱却が、板についてきたとは言い切れません。日銀はインフレ目標に自信を持っているようですが、市場の評価は違いますね。

市場経済とはFRBが利上げしなかったように…、市場の動向を見て政策を変える所にあります。カタルも同じ間違いを長年も続けています。自説に拘り、市場が間違っていると判断する帰来があります。しかし市場に合わせるのが…正しい投資方法ですね。この辺りは難しいですね。ケネディクスなど観ても分かるように…結果は失敗の訳で2年は長過ぎます。せいぜい1年ですね。なかなか賃料が上昇しませんが、空室率は下がり続け9月は4.53%になりました。記念すべきは2004年10月の最低賃料だった17526円を抜き2015年9月は17594円となったことです。この状態の意味は、非常に重要ですね。嘗ての底値をクリアしたことで、新展開が始まったことを意味します。何故か、今期、ケネディクスの含み損失が、一掃されることに一致します。

東京の商業ビル市況推移
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東京の商業ビル市況推移

つまり利幅の少ない大衆車、マーチの生産移転が起った極端なデフレボトムから脱出したことを意味するのだと思っています。1300兆円の逆襲には遠く及びませんが…ようやく実社会は正常化の底まで、これまでの量的緩和の効果により修正されたと考えています。カタルは、この加速度合いが不満なのです。ですから貨幣乗数効果は、異常な数字に落ちているので…カンフル剤の意味を込め、付利金利の撤廃を訴えています。実際のマネーストックを上げる努力をすべき…と言う論者です。推測するに…この辺りが、実際に経営者が設備投資や賃上げに踏み切れない一因でしょう。名目成長率が実質成長率を上回る、「名目の世界」に移行する過程のスピードの問題ですね。この鞘が大きければインフレが加速し、人々の心に希望が生まれます。そうすると…「夢を買う」相場になります。

昨日、WBSで特装車の受注残の話を報道していました。報道の中身は新明和工業のダンプ需要で…およそ1年待ちだそうです。それでもメーカーは増産をせずに、一時的な特需の為に増産投資を出来ないと言います。本日、値上がりしている極東開発は、その連想買いですね。カタルも買いに行きましたが、寄り付きから高く、指値は今の所、買えていません。新明和も、何れ上がるでしょう。何しろ新明和は期待する航空機関連でもあり、防衛関連でもあります。此方の方が大きいですね。でも値動きと言う点では、極東開発に軍配が上がります。割安ですよね。過去最高利益を上げても純資産価値を下回っています。だからROE経営の浸透が、欠かせません。東証は10%以下の企業を上場廃止にする勇気が必要だと思っています。あるいは東証2部に格下げするとか…。

昨日も感じましたが…みんな目先だけで動いています。なんか…アイサンのような値動きの乱高下ではなく…正常な価格判断が出来る投資家を増やしたいものですね。昨日はエアバッグのタカタから、他のエアバックメーカーの発注先が変わるからと言う論理で、芦森工業や日本プラストが急騰していましたが…セーレンもそうかな? みんな目先ですね。もっと株式投資は奥が深く…新明和の経営者心理は、正しいのかどうか?…と云う読みですね。国内の建設業は、長い間、低迷を続けてきました。その為に損益分岐点が非常に下がっています。そこに正常化に向けた活動が起り始めています。ところが…新明和の判断はオリンピック特需と言う判断で、早晩、この受注は一巡すると言う読みです。

でも…この認識は正しいのでしょうか? 国内の戦後構築された膨大な社会基盤は老朽化を迎え、膨大な量の更新需要が潜在的に存在します。高度成長時代に投下した生産設備はその後のデフレ環境で、本来は新設すべきですが…補修に留め、生産の稼働率が落ちています。尚且つ、老朽化から事故が多発していますね。石油コンビナート等の化学メーカーの生産設備はボロボロです。ここにIoTの流れが来ており、壮大な大相場の芽が存在します。まぁ日阪製作は、そんな中でも好業績の食品などに強いから、比較的に早く変化が訪れると言う読みもありました。どうなりますか…。

株価の読みと言うのは、時代性を加味した、一味、違った観点なのです。でも人生経験の少ない若者のネットトレイダーは、目先で動きますからね。JTECの将来性より、目先のアイサンや日本プラスト、更にかんぽ生命なのでしょうね。NTTの時は、上場人気が2週間から1カ月ぐらい…もったのかな? この後の出来はどうでしょう。カタルは全体の相場は、やはり弱いと考えています。脆いですよね。だから本来は三菱UFJの4桁だが…残念ながら、材料株レベルのパイオニアの自走車関連と考えています。

故に、本日も安値が、先ほど買えたようです。315円の指値が朝から指しているとは言え、買える訳で…相場は弱いとも言えます。はたしてこの後は、どんな形で推移するか…。出来るだけ玉を揃えられると良いと思いますが…下値は誰も分かりませんからね。今、言えることは…9月29日の安値249円は強烈な下値基点だと言う事だけ。もしここを下回るようなら…相場は、お終いです。10月19日の307円は下回ることはないとは思いますが、在るかも知れませんからね。だから例え…300円を割れたとしても、驚かない様な買い方が望ましいのでしょう。でも資金の無い人は、次の出来高増加を待った方が良いのでしょう。

あらら…指値などせずに、成り行きだったですね。極東開発は1350円で寄りましたが、現在は1415円ですね。株って、簡単ですね。窓の拘ったカタルは馬鹿でした。でも肝心の新明和は安くなって来ましたね。おかしな現象です。この辺りが、相場が弱いと思っている部分ですね。指数に揺れる相場か…。

証券マンも、自身の質を上げないとなりませんね。個別株対応できるレベルになるまで…最低10年以上かかるのかな? 余程…勉強しないと駄目ですからね。でもカタルなど、いくら勉強しても、このレベルですからね。まぁノーベル賞学者が負ける世界だから仕方がないとはいえ…もう少し、どうにかなると思って証券マンを辞めたのに…なかなか成果が生まれないカタル君、所詮は、3流なのです。なかなか思うような政策対応にもなりませんからね。でも安倍政権は歴代に比べれば…大丈夫だと思っています。何しろ…自走車やドローンにも好意的ですからね。スマートコミュニティー全般に好意的なのです。人工臓器は夢ですが…株価は低迷していますが、J・TECは気に入っています。それでは、また明日。



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