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明日で…公約の11月まで船株の「雪だるま投資」をするという期限になり、「縛り」が外れます。ようやく…「有言実行」の公約から解放されて…自分の相場観で、相場が張れるようになります。結局、この公約は失敗でした。本日もこのままでは、また…株を投げることになります。

予期せぬ戦略か…。それとも、日本社会の矛盾か…。

理由は分かりませんが、現実は3勝10敗程度の負けを喫しました。もともと…ここまで株価が下げるシナリオを、カタルは用意してなかったのです。3割程度が限界だろうと思っていたのです。しかし日経新聞が好決算を報道しても株価が下がる現実は、今の日本社会の実態なのでしょう。

それにしても不可解です。こんな「低PER」を放置すると…株屋は飯が食えません。この論理的な説明が付かず、結局、株価と言うのは「博打だ」という事になります。この背景は「東京機械」(6335)のような人間が、跋扈している為です。地検のゴーン逮捕も、リクルートもホリエモンも、みんな市場原理に反する行動を日本社会が容認したために、こんなバカな現象が生まれるのでしょう。そんなに「清貧思想」の「村社会論理」が良いのですかね?

カタルにはサッパリ分かりません。実力もない奴が上に居る。そんな社会を容認すると誰も頑張らなくなります。

最近の若者の間に「親ガチャ」と言う言葉が、流行っているそうです。豊かな家庭に生まれた奴か…貧しい家庭に生まれたか…この違いだけで、優劣が決まるという悲しい考え方です。人間は努力をすれば…「なんでも出来る」と、カタルは信じてチャレンジを続けています。

ソフトバンクの孫さんは、親父さんが成功して米国留学を果たしましたが…日本社会は閉鎖的でペイトスピートや虐めを、幼いころから受けていたのでしょう。今でも印象的なのが…貧しい時代におばあちゃんが街に残飯を貰って帰るときのリヤカーのヌルヌル感のあるヌメリの感触だそうで…株主総会の時に、おばあちゃんの話になった時に…きっと彼は、昔を想い出したのでしょう。涙を浮かべ…当時を振り返っていました。あの体験が、彼を成功に導いたのでしょう。

彼が利巧なのは…朝日放送だったかな? 株主になった時、買収に加担せずに村論理を受け入れたことにあります。ここがホリエモンと違う所です。日本は難しい国です。大相撲の白鵬の対する扱いを観ると分かります。実績ではなく…違う次元を求めますからね。

故に武者リサーチが提供した株主還元率100%近い実績の米国が羨ましいと思います。内部留保を484兆円も貯め込み、買収に遭うと、東京機械のように株主を差別する「後出しじゃんけん」です。カタルも日本人ですが…こんな社会はヘキヘキします。他人の誹謗中傷ばかり…しか、しない下賤な人間が、如何に多いか…情けない思いです。

この低PERの船株相場は、まだ諦めてはいませんが、距離を置く必要も考えておかねばなりません。謎を残したまま…「自説を封印する」のです。実は、「三菱UFJ」(8306)の株価も謎のまま封印しました。

三菱UFJ(8306)の週足推移

現役当時のカタル君、リーマンショック後の株価の下げを見て、先ず800円前後で株を買ったのです。そうして株価が500円割れの時は、こんなバカな筈はないと…馬鹿になって10万株単位で株を買いました。しかし…現実はご覧の通りです。この財務内容を見れば…絶対に株価は4桁以下ではありません。何故、今の株価は625円なのでしょう。全く不可解な謎です。

だからカタルは岸田政権が「格差」の話を持ち出して、「1億円の壁」から強引に金融所得課税強化を謳ったことが許せません。そのバックボーンを支えたのが、財務官僚上がりで、宮澤喜一の秘書をした福岡10区の山本幸三でしょう。こんな村社会論理の馬鹿野郎が上に行くことが許せないのです。

日経平均株価が38915円を奪回して、黒字で配当をしているような企業の株価がPBRで1倍以下の企業が市場からなくなるなら、増税も喜んで…受け入れます。当然です。しかしこんな「株価の矛盾」を放置している市場なのに、何故、増税と言う発想が浮かぶのか? 市場原理を、全く無視しています。情けない限りです。

東京機械のような事例を認めれば…海外から資金は入って来ません。中国を批判なんかできませんよ。日本こそ…世界から見て「異質な国」なのです。

さて話を変えましょう。本日の日経新聞は面白かったですね。此方の記事です。

TSMCのモリス・チャンの米国批判です。その通りです。米国は勝手な国なのです。だから世界の警察官を止めるなら…公平にドルの基軸通貨を止めて、グローバル通貨を創設すべきです。今回のデジタル化で…カタルはそうなると思っていますが、自分が命のある時に、ドルの基軸通貨問題が起こるかどうか…分かりません。でも方向性はそうです。米国のモラルが消えるなら…ドルを容認すべきではありません。貿易赤字を垂れ流し…財政赤字の国なのです。

もう一つが、LNGの「裁定」が働かない…と言う記事です。LNGの運搬船がないからです。急激に脱炭素化を急ぐと…様々なシステム障害が生まれます。その現象の一つです。今回の相場で…澤上さんの意見は、ある程度、理解できますが、このような視点が欠けているような気がしています。相場の方向性が変わる可能性があります。

西松建設」(1820)は「ものを言う」村上ファンドの要請に応じ…TOBに踏み切りました。戦々恐々としている建設会社も多いでしょう。此方です。

この方向性の話です。ひょっとすれば…船株との共闘も考えられます。だから…戦略的な下げかもしれないと思っている理由の一つですが…こんな事を勝手に詮索しても意味がありません。でもこの話も、日本の経営者の意識を変えます。内部留保を貯めて置けば、自分の地位が安全だと思ったら大間違いです。だから東京機械を許しては…駄目なのです。

一方、「日立」(6501)は、順調に利益が伸びているようです。株価は予想に届かないのか? 安いようですが…日立は総資産経営から、ROE経営へ転換しています。これが世界基準です。

しかしGAFAの数字が凄いですね。流石、市場原理の国です。過酷な競争社会なので…自己研鑽をしないと駄目だからです。「親ガチャ」などと言って、努力をしない日本の若者は、いつまでも…負け組です。結果を見て他人批判ばかりを繰り返し…情けない連中です。

テスラのように…市場が「産業」を育てるのです。嘗て…アマゾンも散々批判を受けていました。何故、カタルが批判していた「BASE」(4477)に関心を示したのか? 

BASE(4477)の会社説明会資料より

この経営の仕方が、どちらかと言えば…カタルの趣味に合っています。ざっと見ただけなので間違っているかもしれませんが…規模の拡大にCM料金などを使っています。故に売り上げは伸びても…赤字の継続なのでしょう。

ただ…これから先、この方針が正しいのかどうか…。売り上げの伸びが続くかどうか…の観察になります。ですが…38億円の売り上げ数字が82億円は立派な数字です。だからこそ…株価は20倍以上になったのでしょうが…この株価に見合う数字を挙げられないと駄目です。この株価を容認するには、最低でも50%以上の売り上げの増加が必要です。

だから今の数字では、カタルの感覚では…まだ株価は下がると思っています。

でも数字を追って、復活するなら…面白い場面もあるかもしれませんが、あと1年は、最低…駄目なのでしょう。あれだけの相場の後ですからね。基本的に売り上げの伸び率が大切です。ロコンドのケースは、4割近かったのですが…流石に落ちています。でも25%平均の伸び率は立派でしょう。ヒカル君効果がフロックになり…1年程度で復活できるかどうか…。田中君の頑張り次第です。

カタルは少し物足りなさを感じています。彼の目標数字への拘りに対しての話です。読者からの質問メールでも、その点を指摘しました。もっと「貪欲」になって欲しいのです。ですが…現状の数字はマズマズの器でしょう。故に、応援を続けます。もうすぐ…2年になります。本日も1350円で500株だけ買いました。

最近、観察を続けていた、強い株で紹介した「新日本科学」(2395)も、結構、いい数字でした。空売りがジャンジャン入っています。川船も、このケースになる可能性があります。一度、日経で事実を伝え…株価が期待に応えていませんから、一般的には「やはり…材料出尽くし」と思います。

この心理を逆に突く…戦略です。6000円前後の壁には、相当の売り物があるでしょう。だから簡単に株を集められます。やるかどうか…。まぁ観察をしていれば分かります。

こういう「逆心理」を突く…時間が、ようやく到来しています。故にここからの人気株は「要注意」です。

Jトラスト(8508)の日足推移

「Jトラスト」(8508)なんかも…不気味な存在です。お金がないのでしょうが…必用に株を買い支えています。この根拠は「内部情報」の可能性があります。仮に…消えていたお金、つまりCBを買って既に損をしたとして償却した「貸したお金」が戻って来て…自社株買いの発表をするなら、あの金額は200億円程度だったかな? 

そうでないと…このような買い方をしませんからね。何か…裏があるのかもしれません。もともと藤沢さんと言う人は、そういうタイプの人間でしょう。カタルが今、見ている株の中でも…異常に強いのです。

人間と言うのは、面白いものです。こう書くと…可能性が見えてきます。株価が上がることが、たとえ…嘘でも大切です。テスラの事例です。

スペースがあるなら…アップルの話とフェースブックの話を紹介しようと思いましたが、もう時間切れです。今、「大きな変動」が起きていますから、知っておく必要があります。またの機会にしましょう。今週末は選挙ですから…足枷が外れます。そうして…11月に入り…1年で一番、株式相場が動く季節を迎えます。様々な謎は在りますが…株式相場を楽しみましょう。

決して…無理をしては駄目です。ですが…カタルは最近、下落を続ける個人好みの株を、それぞれ…打診買いをしています。「BASE」は、まだ駄目でしょうが…他の個人好みの株は、そろそろ…一回はリバウンドか? 上手く行けば…本格的な上昇相場に入る? 可能性があります。いくつか…買ってみたい株があるのです。船株は1万株を限度にして、他のチャレンジをしようかな?…とも考えています。

そんな訳で…本日はお終いです。また明日。

皆様から…たくさんの新規会員の応募を頂き…感謝申し上げます。誠に残念ながら今回も多くの方に、「ご遠慮申し上げる」結果になりました。本当にごめんなさい。

ですが…会員レポートも一般公開のレポートも同じ人間が書いていますから、そんなに大きな遜色はありません。個別銘柄を知りたければ…メールでの問い合わせがあれば…応えています。ですが銘柄なんか関係ないのです。

自分の力量を守り、自分の欲望を抑えられるか…どうかです。この選択だけなのです。今回の船株相場でも、多くの感謝メールを頂きました。しかし結局は「行って来い」ですからね。自分が、どの道を選ぼうが自由なのです。

全ての応募者に、既に「返信メール」をしました。恐れ入りますが、もし返信メールが届いてない方が居られましたら…ご連絡をお願い申し上げます。次回、機会があるとすれば…来年の5月頃になります。それまで会員は募集しておりませんから…悪しからず、ご了承ください。



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