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マザーズ関連銘柄の外部環境はかなり悪いのですが…何故か、昨日も本日も株価は大きく下がらずに「強く」感じています。「BASE」(4477)などを観ると、いったい誰が買っているのでしょう。昨日も日証金を利用した売りが50万株ほど増えていました。よく「空売り」を出来る度胸があるものです。この株価位置ですからね。

サイバーダイン(7779)の日足推移

ここで同じような事例で「空売り」が多く…おおくの証券会社で「売り禁」になっている「サイバーダイン」(7779)の株価を観てください。既に、こちらは逆日歩が付いています。

実は昨日、下げ相場を警戒してBASEを1万株だけ、僅かな利幅で利食いをしたのです。しかし…株価は下げませんでした。仕方なく…本日は358円で買い指値を入れていたら5000株を買い戻せました。何しろ…ナスダック指数の弱さや、中国の共同冨裕からアリババなどの株価もさえません。勿論「ARKK」のETFも同様です。

しかし…昨日の「メルカリ」(4385)は1066万株の出来高ですよ。2日間連続の大台乗せです。カタルは高値の2815円でも、200株だけですが…買い乗せをしたほどです。これだけの株を、一体、誰が買っているのでしょう。金額では1000万株で2756円ですから…275億円です。

そうして昨晩の米国株を観て…本日は買えるかもしれないと思い、先ほど2650円で買いを用いましたが…今のところは2720-2758-2675-2736=1491200(9:19)です。2675円まで…です。しかし昨日のVWAP(売買高加重平均価格)は2756.52円です。でも頑張っているとはいえ…流石に、「ソフトバンク」(9984)は、また昨日の安値(4390円)を割れて…本日は4300円を付けています。

面白いですね。気づきました? 

サイバーダイン、BASE、メルカリ、ソフトバンクの順番になっています。サイバーダインの安値は1月20日ですよ。カタルはたぶん…この時分に「マザーズの逆襲」のアイディアを思い付いています。2月からだから…やはり早漏なのです。

連日、激しく報道されるウクライナ情勢、もう完全に街の話題は、コロナからこちらの話題です。日本人らしい…ミーハーぶりです。画一化教育といえば…それまででしょうが、何故、日本人は決められた枠に嵌められても…反発しません。カタルは不思議に感じてきました。東大法科からエリート官僚になって、天下りの人生が正しく…それが「目指す道」なのかどうか。

最近、カタルが中学生の頃に疑問を抱いた「校則問題」が、世間の話題になっていました。思い出します。全校集会で体育館に集まって…校則を討論をした想い出が、頭の片隅にあります。あれから何年でしょう。女子生徒は、スカートの丈の長さが膝を基準に、何セントならOKだとか…。髪の毛の色だとか…色んな制約がありました。今はこれを「ブラック校則」と呼び…東京都は、廃止したようです。時代が変わると考え方も変わるようです。株と同じですね。

仕方がないなぁ~。昨日と同じように出来高の増加を待っていましたが、メルカリは上がって来たので…指値を2650円から2785円にあげて買います。ハイ、2785円で300株のお買い上げです。何故、300株か? 実は昨日2815円でも珍しく…出来高の1千万株乗せを観て恐いから200株だけ2815円で買ったので…残り300株を加え500株にしました。

カタルには、この程度の数量が「分相応」なのでしょう。量は、人、ぞれぞれです。10万株単位の人も、なかには居るかもしれません。やはり…このマザーズ関連はみんな株価が戻って居ます。アレレ? メルカリはプラスになりました。確か…寄り値は大幅な売り物だったのに…。人間の気持なんか…簡単にコロコロ変わります。

この相場感覚は、カタルが事前に語っているシナリオに沿った市場の動きで「市場の整合性」とピッタリ合います。

3月のFOMCを切っ掛けにして、マザーズ株の逆襲相場が始まるアイディアです。でもやはり…まだ分かりません。ここは「ひとつの攻防」なのです。市場にはカタルのような意見もあれば…勿論、当たり前ですが…別の考え方も市場には存在をします。

しかし…ね。自分が100億円、1000億円を運用する気持ちになれば分かります。こんなところから…買わないと間に合いません。

アララ…BASEも上がっていました。仕方がない、先ほど指値をした366円は買えそうもありません。ハイ、今、5万株近く売り物が出ている375円で、5000株だけですが買い乗せしました。本日はこれで358円と少し離れた375円で5000株ずつ、合計1万株を買いました。昨日は362円だったかな? その辺りで僅かな利幅で利食いをしたのです。

先駆していると思われるサイバーダインの株価は351円です。

本日のお船は、流石に…寄り付き高で一服です。

この値上がりがあり…カタルは助かっています。相反する流れですが…きわものを狙うとこうなります。今は相場の分岐点のようにも感じます。市場には、様々な「流れ」があります。どの潮流を選ぼうと自由です。カタルは神様ではないし…どれが良いかなど…サッパリポンで、しかもタイミングはいつも間違っています。

今回も散々…批判をしていたBASEを買う羽目になるとは、まったく考えていませんでした。軽い気持ちで…ロコンドの株価と比較したチャートを載せたので、その後の動きを観ていたのです。そうしたら株価は下がる、下がる…4桁割れから株価の下落が加速しました。

そうして調べたのです。そうすると…なるほど、人気株になるわけです。何しろ…株価が10810円で120万株も公募を実施しています。この金額は約124億円です。現在の現預金は222億円で、時価総額は417億円です。これが泡沫企業でしょうか?

妥当株価は500円前後だろうと思って、600円で200株を買って500円を割れたから2000株単位…そうして400円前後から5000株単位にしましたね。カタルは一応はプロです。これで長年、食ってきました。まぁ、年収が120万円だから褒められたものではありまあせん。20億円とは違います。

だから馬鹿カタルのレポートです。本物のレポートなら100万円~数千万の価値があるのでしょう。情報と言うのは、難しいものです。今回のウクライナ侵攻でロシアのプーチンは、嫌というほど…その価値を噛み締めているでしょう。

でも何故、米国は戦争を煽ったのでしょう。カタルにはそう見えるのです。たぶん…自身の失政を、ロシアの責任にする為の戦略なんじゃ…ないかな? こうやれば…インフレの物価高をロシアに転嫁できますからね。自分の間違いを他人に付け替えます。頭の良い奴らが行うやり方です。

日経平均株価の日足推移

東北大震災の時に、原発の責任を、官僚たちは東電に押し付けて…自らの責任を回避しています。似たようなものでしょう。日経平均株価はソロソロ止まるのかもしれません。カタルは最悪のケースとしてオレンジのラインまで覚悟をしていました。この辺りで止まって欲しいものですが…果たしてどうでしょう。

最近の失敗作は、やはり「ソフトバンク」(9984)です。一度やらないと決めていた方針を貫くべきでした。でもあまりに弱い市況を見て1兆円の自社株買いは魅力的でした。所詮、株価は需給バランスです。どんなボロ株でも株価が上がれば…世間は付いてきます。誠備の時に実証済です。

でも今のところは…無理をして買っているようには見えません。インドネシア首都移転に絡む兆円単位のプロジェクトから降りたように…資金繰りの問題もあるのでしょうが…彼は、これまで様々な試練を潜り抜けて来ています。アリババのPERは20倍です。アマゾンは43倍です。アップルは25倍です。PER20倍という理論PERの概念は、売り上げの伸び率が「7.2%増加」で妥当株価になります。

実はマザーズ関連と言っても、アップルなどのハイテク株と言うか、このラインまで下げても、未だにチャート上は「下値の確認作業」が出来ていません。難しい判断です。

上手に買おうとせずに…時間を置くことも必要ですね。

ソフトバンクなどは、もう既にその段階です。下値を買って投げても、また下値を割りますからね。カタルが年末にクロスをしたのは、確か5500円前後ではなかったかな? 今の平均買値は5269円ですが…呆れかえっています。どうしても出来高の増加を待つしかありませんね。どこかで…「強弱感が対立」します。メルカリの出来高増加は、そういう意味を持っています。

メルカリの決算数字の推移

今のメルカリは2720-2860-2675-2779=4977000(10:52)です。この売り上げの伸び率は「驚異的な数字」です。2017年から今年までの6年間の平均値は、なんと52%です。間違ってないですよね。この数字を例の終価係数で10年分を計算してみると良いのです。

そうすると…なんと65倍ですよ。1000億円の売り上げで時価総額は4468億円ですから、なんとPSRは4.5倍程度なのです。でも65倍ですからね。株価が2倍になっても…良いように感じます。やはり魅力を感じます。最低でもこの数字を基準にして6.5倍だから…時価総額の6500億円は想定できます。故に、株価は4000円前後まで戻るのでしょう。その辺りを、カタルは目安に考えています。

大衆人気のBASEが良いか…時価総額が大きくてマザーズ指数を押し下げたメルカリの選択が良いかは…どちらの手法もアリでしょう。ただしそれに優先されるのは読者の皆様の力量問題ですからね。

無難に三菱UFJや野村証券の選択でも良いのでしょう。本日はもう一度日本郵船にチャレンジしています。あの時に買った株価11700円で100株だけ買ってみました。ソフトバンクの出来高は1474万株ですね。まだかなぁ? やはり2000万台に乗らないとなかなか…ね。メルカリは昨日に続き今は575万株ですね。此方も1000万株を超えれば…完璧です。BASEは409万株ですね。

基本的にどれもかなりの出来高を伴っており…この現象は「強弱感が対立している」証です。基本は此処なのでしょう。株価の未来は分かりませんが…流れが変わるときは、激しく潮流が激突して「しぶき」をあげます。

まぁ、賢い人は形勢を見守り、結果が判明してから出動すれば…そんなに資金は要りません。相場の見処を解説しています。勿論、「マザーズの逆襲」と言うシナリオが、「杞憂の幻想」に消えることもあり得ます。それぞれ読者の判断ですね。また明日。



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