10/3

今回のインフレからの金利上昇は。意外に…影響が大きいですね。しかも「米国」の話しなのに…。日本は依然…超「金融緩和」体制で、長期国債の価格が入らない程…日銀様は国債を買っています。それを売った民間の生保などの機関投資家は、仕方なく…米国債の運用をしていました。

ところが債券相場では損失を受けましたが…ドル高効果で、資産が膨らみます。故に本来なら「リバランス」の動きになり…国内に資金が還流する筈です。GPIFなどのドル資産は、膨らんでおり…「日本株」買いの「切っ掛け」になると思っています。この運用バランスの比率は決まっています。10月は下期の入り口ですから…通常は「資金配分」を見直します。

今の市場は、極端にヒステリックな状態で…豊富なキャッシュポジションになっています。だから…何かあれば…あっという間に「変化をする」と思っていますが、なかなか起こりませんから、貧乏人のカタルは、嫌になります。あちら側のお金持ちの世界の人間にとって、今は、「絶好の買い場」です。きっと心の中で「他人の不幸は蜜の味」…ばかりに、ほくそ笑んでいるのでしょう。

カタルも早く、あちら側に行きたいなぁ~。

考えてみれば分かりますが、日本株が利回り株になる経験は、カタルにはありません。カタルが現役の頃、新規開拓しているときに、良くお爺ちゃんが「株の配当が良かったなぁ~」と、いつの時代の事か、戦前の話なのか…どうか分かりませんが、大昔は、利回り株だったようです。今は、そういう時代です。

不思議に思っていた船株ですが…日経新聞に、イギリスのファンドの話が載っていました。下げ要因の元凶の主体が、明らかになっています。通常は、こういう報道が「切っ掛け」になり、相場が反転をします。果たして…今回はどうでしょう。

カタルは、本日も「川船」(9107)を2020円まで買えましたから、2010円から下値に買い物を用いました。でも所詮は貧乏人ですから、株の下げを喜ぶほど…買えません。懐は浅いのです。

買いたい銘柄は「山ほど」あれど…肝心の現金がありません。トホホ…です。

川崎汽船(9107)の日足推移

普段は現物投資をしておき、この辺りから…信用取引を始めて良いのかもしれません。200日線を大きく割れ…川船は200日線との乖離がマイナス「25」%ほどです。セーリング・クライマックスと言う言葉がありますが…30%前後の水準から、行き過ぎた部分を言うのでしょう。ただし…200日線から下に大きく振れるという事は、相場自体は終わっている可能性が高いのです。故に「リバウンド相場」も、覚悟しなくてはなりません。取り敢えず、2割程度の戻りを期待しています。

カタルは「新常態」をイメージしており、この状態の確認は、コンテナ船の運賃の下落が止まるのを「待つ」ことになります。でも今の株価は、行き過ぎだろうと思っています。カタル好みの船株らしい値動きです。本日は、川船に「仕掛け筋」の動きが見られます。

カタルの狙い通りかな? 本来はシコリが少ないから、村上系列の持ち株がありますが…ムードを変える指標銘柄との見方も出来ます。お船の解説は、ここまで…。

不思議なのが…「トヨタ」(7203)の株価なのです。

トヨタ(7203)の日足推移

メディアは盛んに…「円安」と言いますが…我が国、最大の輸出企業はトヨタですよ。国内生産300万台の生産体制に拘り…EV化の動きに抵抗して日本の進化の妨げになったのです。トヨタの為に…日本の政策が歪められた…とカタルは考えています。それなら…この好環境でマイナス乖離が広がる理屈は、おかしな論点です。マイナス乖離の拡大はおかしな話ですよ。

お金持ちは、こういう株を現物株で1000株、2000株と買いに来ます。カタルのような博打の川船を選択しません。皆さんも、考慮する余地があるでしょう。今度の決算は膨大な為替利益で増額修正をすることでしょう。

この場面で「二つの選択肢」を紹介しました。自分の性格に合った銘柄をやれば良いのでしょう。しかし…決して、無理をしては駄目です。基本は、既に11月2日の米国のFOMCが天王山です。しかしアナウンスメント効果が発揮されるかもしれませんね。此方です。微妙にコメントが変化しています。そもそも…やり過ぎです。既にインフレの鎮静化が見えているのに…どうして、まだ市場は反応をしないのでしょう。

カタルは今でも6月の安値説を信じているところがあります。

今度8月の戻り高値奪回の動きに移行すると思っていますが、それがまもなく…だと思っていますが、いつも早漏気味のカタルですからね。事前宣言をしている為、未来を先走る傾向があります。でも実際はカタルの想像より、市場は「緩慢な動き」です。カタルはせっかちですからね。だから…大きなお金を預けてくれれば…丁度いいかもしれません。10億、20億では直ぐに資金が切れますが…100億、200億だと、このくらいから始めないとなかなか成果を得られません。

たぶん…大きなファンドは6月に打診をして、そうしてまだ買い始めるのでしょう。そんな場面です。もう来年の相場は見えています。今から事前の宣言をしておきます。来年は大量の外人買いで、日本株は「ぶっ飛びます。」問題は、この「切っ掛け」です。

FRBの方針転換か…ウクライナの停戦合意か…何かわかりませんが、きっと、何が出てきます。もともと…ウクライナのゼレンスキーも米国頼みです。米国次第なのです。

さて…話を個別株に戻しましょうか…「Jトラスト」(8508)の570円の指値は1000株だけですが買えました。565円は、まだありません。その下の560円、555円と買い物を用いてあります。川船も2010円から下値に入っていましたが、こちらは寄り値から高かったのかな? 全く買えていません。でももういい加減に…上がって欲しいのです。貧乏人はたくさん株を買うほど、お金がありません。

また下値の買いの2100円を川船は超えてきました。実は2430円から買い下がっています。トホホですよ。今、神主さんから電話があり、友達に貸していたお金が戻って来たそうです。半分、諦めていたとの事ですが、その為に「何か…良いのは?」と聞かれ、一押しのJトラストの話をしました。彼は、なかなか嗅覚も鋭いですからね。1万株ほど現物で買うと言っていました。上手く行くと…良いですね。彼もロコンドを持っているようで、やられました。

まぁ、人生は色々です。島倉千代子の世界です。

最近、円楽や猪木さんなどが他界され…時代もどんどん変化をしています。まぁ、何れ、誰もが死を迎えますから…「楽しく」生きれば良いのです。所詮、あの世にお金は持っていけません。本日も日経平均株価は安いのですね。今の株価は277円安です。何を考えているのかどうか…。ハイ、565円のJトラも買えました。次は560円です。先日の安値は557円でしたね。まぁ、この辺なのでしょう。

お船は、流石に3者とも…「プラス」表示になっています。すこし…何かやらないと駄目ですね。あっ、トヨタも、流石に…プラスです。まぁ当たり前なのですが…。

本日の「Wスコープ」(6619)は、金曜日の安値は1171円ですが、本日の安値は1285円です。しかも…本日はプラスです。頑張ると良いですね。この株が今回の下げを主導した指標でもあります。

やはり証券マンは、自分が株を持っていなくても…「人気株の動向」は、ちゃんと観察をして株価位置など把握をしてないと、相場が見えないですよ。素人と違うんだから、自分なりにちゃんと勉強をして…常に、自分の仮想相場を頭に描き…現実を観察して自分の仮想相場と現実のズレが、何故、生まれるか? 日ごろから考える訓練をしないと自分の腕も上がりません。

本当は、自分で「手張り」をすべきです。自信にある銘柄を、顧客に勧めるなら、まず…自分自身が株を買うのが筋です。カタルは現役時代から、その方針を貫いてきました。だから当然、消えたベンチャリも5万株ほど持っていたのです。

ソフトバンクは資金難なのか…手が入ってないようですが…「メルカリ」(4385)はプラス転換になって来ました。全体安の最中の逆行高は、意味があります。

仕掛け筋が買っているから、株価がこんな環境でも高くなります。ガンガンやるかどうか…まだ常識では、無理をしては駄目です。11月2日まで1か月以上もあります。ノンビリ構えましょう。今は儲ける事より…損をしないことが大前提でしょう。

そんな訳で…本日はもうお終いかな?

肝心の相場の争点は「FRB」の姿勢です。紹介したように…何らかのアナウンスが期待されます。FRBと市場との対話です。市場は非常にヒステリックになっていますから、危ないのです。故に、FRBはコメントを出すのが、対話を円滑に進めるキーワードでしょう。この関連のニュースに注意を払いましょう。そんな訳で、本日はお終いです。またね。

川船の板状況

無理をしない投資を心掛けましょう。川船の2130円に5万株を超える売り物があります。誰かが買うかどうか…、今の高値は2127円ですね。Jトラは565円攻防かな? 原稿を読み返していたら…川船は2163円まであります。あの5万株の売り物を買った奴が居ます。嬉しいな。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

関連記事

  1. 2016.01.28

    1/28
  2. 2022.11.15

    11/15
  3. 2018.11.15

    11/15
  4. 2020.08.03

    8/3
  5. 2015.05.12

    05/12
2024年4月
« 3月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  
株式投資関連の本