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慎重姿勢ながら…「強気に構え」て「船株」を買いに行ったのは…褒められます。しかし…慎重過ぎて僅か100株単位の買いでは、話になりません。9月30日に買った2027円と2020円は約1割です。非常に大きいのですね。

その前日に買った2100円の600株の買いも、利食い圏になりました。これも全て…米国株高のお陰です。でも…不思議でしょう。何故、米国の株価が上がると、日本株も大きく連れ高をするか? 日本は独自の主権国家の筈です。ほんとうに不思議な事です。

やはり皆さんは、「馬鹿カタル」を一つの指標とすると良いですね。1年のうちに、1回程度、「追証」の話をします。今までのケースでは、カタルが追証の為に「損切り」をしているときは、大概が「買い場」になっています。

だから普段は現物株だけの投資にして、カタルは追証だ、大変だ…とかみさんからお金を借りた話をする時に、株を大きく買うために、その時だけ、期間限定の「信用取引」を利用すれば…儲かります。実にいい「バロメーター」です。

その米国株は、米供給管理協会(ISM)が発表した9月の製造業総合景況指数は市場予想以上に低下し、この2年余りで最低の水準に落ち込んだそうで、その為に米国債の金利が急低下して株価が上がったようです。

米国10年債利回り推移

この事は10月2日の虹色相場の原稿で、金利が低下してしばらくすると株価は騰がると…2018年のケースを、事前に…皆さんに紹介しています。その一時間チャートを掲載しておきます。カタルはこれまでの反省を踏まえ…あまりにギリギリの担保枠での運用になっていますから、本日は「薄利多売買」の路線に、スタンスをすこし戻して…利食いを先行させています。

もし時間軸の読みと言うか…6月安値の2番底を、前から警戒しているなら…こんな事態にはならなかったのです。6月までは…ほぼ完ぺきな読みでしたが、この後の8月が分岐点で、もう少し厳しく市場を読むべきでした。

カタルにはインフレなどは、当初イエレンやパウエルが間違たように、ここに来て…「一過性の認識」を強くしています。だから今が絶好の買い場で、仮に景気後退になっても、大きく落ち込まないというカタルの読みは間違っていないと思いますが、相場時間の読み方が違ったのでしょう。

本当に「僅かな違い」なのですよ。その為に、基礎方針が違うと運用方法が変わりますから、その違いが今回は、たぶん2000万円以上だろうと思いますが、損失に繋がります。下手糞です…まさにトホホです。いつになったら「完璧に」相場が読めるのか。

皆さんは、基本概念をしっかり…認識しましょう。カタルは11月2日が、次の「天王山」と述べていますから、無理をしては駄目です。ノンビリ…やりましょう。2200円の川船は売れませんでした。本日は、寄り値の2198円で、下値で買ったものを一旦は売っています。そうして、また…2100円から下を買います。指値の買いを入れました。まぁ、今日は無理かな? 

大量のキャッシュ・ポジションですから…早めに始動しないと株を買えません。もう岩盤じゃ…ないかな?…と思っていますが、どうでしょう。

ARKKのチャート

このまま米国株も上昇になると…ダウ平均とS&P500は下値を割れましたが、ナスダックやラッセル2000は割れずに、ギリギリで留まった印象です。本来、小型株は金利動向を受けやすいと言いますが…その為に大きく株価は下げた印象です。ARKKなどのETFはコロナ禍からの上昇分を全部、飛ばしました。そうして元の姿に戻ったのです。

ネットフリックスの(NFLX)チャート

でも時代の流れはSFの未来社会ですから、ネットフリックスなどの株価は騰がる筈です。だからチャンスだろうと思っていますが、ITバブルの時と同じように戻るのかどうか…。やはり「ソフトバンク」(9984)は5000円割れを買って置けば…鉄板ですね。何度も、何度も利用が可能です。

お船はこのラインで株価の下落が止まると思っています。ハイ、2100円に続き、2080円で100株ずつ川船のお買い上げです。先日、買った2100円の600株を2200円まで売りに行きましたが、2200円は売れず、500株だけ2198円で売れましたから、この2100円から下値を20円刻みで買う予定です。これが薄利多売買のやり方です。

先日、2100円で買ったけれど…「実際の相場」の安値は2018円まで下値がありました。まだ下値は確定していませんから、2018円を下回る可能性もあります。だから儲かる場面になったら、間違った判断で買った下値のものが、たとえ…儲けが僅かでも利食いを先行させて、常に自分の買値を相場の下値に合わせる作業をします。儲けより自由度を優先します。

自分が買った下値が、市場の安値ではありません。相場の安値に、自分の買値の下値を合わせる作業をします。これが「薄利多売買」手法の基本概念です。基本的に、相場が悪い時は…つまり市場要因が悪化している今の相場のようなときに…株価がドンドン上がることをイメージするのは間違っています。みんなが株で損をするのですから…儲かったら…御の字です。

Jトラストの板状況

もう一つ…証券マン向けの板の観方を伝授しましょう。本日のJトラストは筋が上値に売り物を用いているように見えます。今の板はこんな感じ、先ほども592円593円かな? 5万程度の売り物を出していたようです。それは消化したみたいですが…今度は更に上値ですが594円で14万ほどの売り物があります。

通常、僕らはこのようにして、上値に売り物を晒して…相場を「安定」させます。利食いを急がせるわけです。上値に大きな売り物があれば…通常は株価が上がるのは大変だと思い利食いを急ぎます。こうやって玉を集めたり…潜在株主の持ち株を外させて、玉の安定化を図ります。分かるかな? 基本的に、未来に相場を 上げた時に、大きな利食いが出ないように準備をするのです。なかなか…仕掛け筋は相場が上手のです。

相場と言うのは…乖離度合いが、如何に重要か?

それを痛いほど…理解してください。200日線は一つの目途です。市場参加者の多くの買値平均だと思ってください。「Wスコープ」(6619)は本日の安値は1393円です。9月30日の1171円を下回らずに…2週間程度、株価を維持できるなら…目先の投げは終わりです。新しい展開に行けます。

大阪チタン(5726)の日足推移

だから「大阪チタン」(5726)など…下がる可能性は高いのですが、上がる可能性は低いと思わねばなりません。野村の残存は、最後は「投資信託」行きでしょう。故に投信の成績はなかなか良くなりません。今はどうか分かりませんが、僕らの常識です。しかし…ETF投信は別ですよ。でもETFも営業隊の利用の対象です。玉の引き出しなど…利用されます。

GPIFなどのリバランスの日本株買いが入っているのか…どうか分かりませんが、あり得る話です。船株は指数の影響も大きいようです。この下げは全体の指数要因も、かなりのウェートを占めており、相場が下げたと思っています。

先ほど買った川船の2100円と2080円が活きてきます。今回の作業で、少し自分の買値を下げています。担保がないから20円刻みなのです。銘柄観ではなく…投資方法を駆使しても、色んな投資のやり方があります。

日々、相場を観ている時間がない人は向きません。そんな人は、カタルが「追証と騒いだ」時に株を買い、しばらく我慢をして儲かった…と報告した時に、一緒に利食いをすれば良いのでしょう。

いくつか…自分の好みの銘柄を持って、相場の観察を続ければ…下値が分かるし…その株の「癖」も掴めます。でも大阪チタンと言うのは、たいした連中ですね。このまま…高値圏のまま推移させて…2年程度だと思っていますが、ロシア制裁が続くと、エアバスも大変です。世界のスポンジチタンの生産国は、日本です。しかも大阪チタンは「爆利益」が見込めます。

この連中は、そこまで…考えている可能性があります。2年後、再び手を加え、「レーザーテック」(6920)のように…あるいは「Vテク」(7717)のように…3万円台の株価を狙っているのかもしれません。あり得ます。

今は高すぎると思っていますが、高値で休ませて…乖離が消えたら、再びチャンスが来るかもね。だから…あの800円割れの時にやって置くべきでした。でもあの時はロシアの侵攻はなかったのです。

これが「相場」です。

カタルは今、Jトラストをやっていますが、4桁に乗った時に、何かが働く可能性もあるのです。見えない「運」のようなものが…相場に味方をするのです。大阪チタンの株価がこの環境でも、下げないのは、明らかにロシア制裁から、エアバスも大阪チタンのものを使用する読みがあるのでしょう。

既に水面下では「増産要請」が来ている可能性があります。相場と言うのは面白いでしょう。このような「追加の材料」なんか…あの時に、分かるわけがありません。神様とは違います。素質があり、好業績で、時代環境に合っていて、尚且つ「仕掛け人」が介入して、そうして運命の神様が采配を振るうのです。

こんな条件を事前に探せというのは無理ですが、好業績と時代性は分かります。あとは相場を観ていれば…仕掛け筋の参加も分かります。でも最後の運命まで未来の事だから見えません。皆さんは、あまりに単純すぎます。まぁ、ノンビリです。

本日は勉強処が満載ですね。証券マンの人は、何度か…この原稿を読み返して、実践をして、自分の「血と肉」にしましょう。所詮、机上論だけでは、自分のものとして…応用できません。カタルの原稿をヒントに、自分なりの解釈を加えて、手法を改良しましょう。それが出来るなら…もっと上を、目指せるのでしょう。

途中で諦めるのではなく、「負け続けても」…「弛まぬ努力」を続ければ、いつか僕だって、あちら側…頑張るぞ…。また明日。



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