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先日、データ集めをしていたら、内のかみさんが、何やら言っているので居間に行ってみると、テレビで株取引の番組を放送していました。「ガイヤの夜明け」と言う番組でした。目まぐるしく動く株価に対し…「1買い、2ヤリ」をコンピューターが注文を指示して売り買いが成立します。日本にも、この高頻度取引=高速取引(HFT=high-frequency trading HST=high speed trading)の業者が55社ほどあるそうです。

なるほど…ね。前からこのHFTの話は聞いていましたが、最近の板状況を見て、とても昔とは違うなぁ~と思っていました。こいつら…自動売買の連中の仕業で、奇妙な動きがあるのですね。通常、あり得ない処から株価が大きく動くことがあります。まぁ、弊害もあるけれど…売買が成立しやすい面もあります。どちらの効用が大きいのでしょう。

最近、米国株の動揺を見て…日経平均株価は大きく動きました。 

3日間で29518円から27448円と…指数は2000円以上、大きく下落しました。この動きは先物からだと思います。CTA(商品投資顧問)とも呼ばれる大規模なファンドの動きに絡んだ…HFTの動きが指数の動きを加速させていたのでしょう。人間と言うのは、あぁ言う現象を見ると、なかなか行動に踏み切れません。

先日、ある銘柄の板を追っていたら…下値に、通常はあり得ない買い注文が入っているのです。一体、どうして、なんだろう? 決して成立しない株価で、下値に注文を用いるなど…不思議だなぁ~と思っていました。

この理由は…たぶん、このHFTのプログラムを熟知している連中が、関与した相場なのでしょう。色んなプログラムが考えられますが…55社の中には、板状況などのテクニカル面でプログラムが構築されているシステムもあるのでしょう。

NPC(6255)の日足推移

先日、不思議に思った「NPC」(6255)の抜けない筈の高値を簡単に抜き…そうして新高値なのに…大陰線です。相場の流れが連動せず、一日限りの値動きが多く見られます。本来は相場に…「前後の関係の繋がり」があるものです。

これで、あのような背景が納得できます。昔なら…このような動きには絶対になりません。そもそも…この1月の動きは何故かな?と思っていました。高値更新から、目まぐるしく動く相場展開を観ると、今の相場はこの業者のシステム売買(アルゴリズム=アルゴ)が大きく絡んでいるのでしょう。

この番組を観たかったけれど…カタルは3分ほど見て、データ集めの作業に戻りました。そうして金曜日のS君の動きにも、不可解な現象を感じました。たぶん…この業者の関与でしょう。

今度、お金持ちになったら…必ず、こいつらの関与の…上前を撥ねようと心に誓いました。簡単なのです。多少の資金があれば…このHFTを誘導できます。このHFTを誘発する状況を成立させて…僕ら人間が彼ら(AI)を利用すればいいのでしょう。

全ての銘柄をこのHFTが監視していますから、NPCの動きと同じような事が、他のケースにも言えるのでしょう。だからこそ…チャート論より、実態に目を向けた「正しい価値観」を持たないと駄目ですね。

小型株はHFTの影響を大きく受けますが…大型株は比較的、影響度が弱まります。しかし野村証券クラスでも、やはり影響を受けているように感じています。あまり多くの業者を参入させると市場価格が歪むようにも感じます。

一度、この問題は真剣に議論をする必要があるでしょう。悪戯な混乱を招く「素」になります。昔のような気骨のある証券マンは減っています。どうしてもシステム売買(アルゴ)に人間の心は蝕まれます。

先日の指数の2000円安は、その一端の現象でしょう。今の日本の市場は「病み上がり」のようなもので…大衆の参加が少ないのです。「失われた時代」の弊害とも言えます。

故にカタルは「自分の頭で考える」投資を皆さんに推奨します。

株価の成り立ちは常識的な理屈で構成されているのです。市場で成立する株価が正しいとは限りません。その市場価格と実態評価の株価とのギャップを埋める作業をできる投資家になりましょう。

今の機関投資家に、何を求めても駄目でしょう。カタルはバブル期の経験ですが、運用者で株を知っている人間は皆無です。口ではいろいろ言いますが、根底の意味を知りません。みんな、そうですよ。おそらくバブル期から…ずっと同じでしょう。GPIFなども…みんな素人集団のようなものだと思っています。だって、おかしな株価が長く放置され続けています。

この矛盾は時間を掛けながら、是正していくしか…ありません。

僕らは目先の株価にぶれない…心を養わないとなりません。カタルの「草の根運動」は、しばらく続くことになるかもしれません。そうすれば…やがて僕らが、目指す理想の市場が形成されるかもしれません。市場を通じてお金を流すことが、人類の未来図を構築します。

仮想通貨やSPACなどは、行き過ぎていると思っています。ですが…頑張る経営者を応援するのが市場の本来の姿でしょう。

株価が理論価格よりギャップが大きいなら…それを丹念に拾って、時間を待ちましょう。そうすれば…何れ評価されます。最近は、この「時間軸」のことをよく考えます。自分の意見が正しくとも…時代が追い付かずに、早めにやると失敗をします。時代の追い風を生かした行動を取れば…成功するのでしょう。つまり「機が熟するのを待つ」しかないのです。

今の時期に、大きな果実を求めても…所詮は「せんなきこと」です。当面はケセラセラなのでしょう。

僕らは「負けない投資」を心がけ…のんびり構えましょうね。もう新しい時代は始めっていますから、悪戯に「下落」に怯えることはありません。当面はのんびりノンビリ…。株価の変動を楽しみましょう。名目時代の株価と言うのは「ステップアップ」して、株価ステージが徐々に上がっていくのでしょう。

僕らは、長~い「失われた時代」と言う清貧思想から抜け出したばかりで、今はその端境期…やがて名目成長時代が定着して、その恩恵をフルに享受できます。

この27270円は下値の関門だろうと思っております。チャート上はそうなのです。

米国の動向に一喜一憂せず、これからアジア圏の大躍進時代がやって来ます。その恩恵を受けるのは日本なのです。EUの国々とアセアンの国々と人口、所得水準など…色んな条件が開花します。三菱UFJの指針は正しいが、経営者に村社会行動を打破する勇気があるかどうか…。みんな「日和見主義」ですからね。困った問題です。

今回の決算を見ると…東京地検の行動が正しかったのかどうか…。一体、ゴーン逮捕で日本国民は潤ったのでしょうか? 

政策指針の決定も難しい。全ては結果論で、後の世の人間が評価します。幕末の攘夷から開国の流れを観れば…時代の揺れ具合が分かります。

今の時代も同じような現象が随所にみられます。菅首相は、最低賃金の引き上げを決めました。残念ながら、日本人と言うのは、自分で、自分の行動を決められない人種です。株式市場は、自分の頭で物事を考えて、自分がその決断をして、行動するゲームです。常に自分が正しいとも限らないし…しかし、その自分の仮説を試すことが出来ます。だから面白いですね。

知れば知るほど…面白くなるのが株式投資です。常に自分独自の未来図を頭に描き、行動しましょう。そうして…その結果が後になって分かります。その試行錯誤を楽しめば、良いのでしょう。世の中には様々な意見がありますから、その意見を聴いて…自分がどう思うか? 勇気ある決断を出来る本物の投資家になりましょう。株価の動きに一喜一憂せず…自分の価値観を大切にしたいものです。それではまた明日。



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