マザーズ指数が「弱気相場」に入ったと言います。下落率が20%を超えてきた為でしょうが…カタルには解せないのです。そもそも…カタルは昨年末に日経平均株価が27270円を抜ける相場を見て、「名目成長時代」に突入したと述べています。
この仮説が正しいなら…マザーズ指数も同様に新しい時代に入る筈です。「ロコンド」(3558)「ユビキタス」(3858)は、カタル銘柄の代表格ですが、いずれも…なかなか底入れを完了したように見えません。まぁ、この2銘柄だけでなく…要するに、個人好みの値動きの小型株は「総ヤラレ」の状態です。
基本的に昨年のコロナ禍からの逆襲が、一段落した8月後半から9月、カタルが方向性を読み間違った時からです。あの時には村田製作などの機関投資家好みの「国際優良株」を選択して…年末から野村や東芝、三菱UFJでも良いのですが、バリュー株に切り替えて…相場に臨むやり方が大正解でした。この路線なら全ての潮流を完璧に抑え…相場の潮流に乗れています。
ところが…カタルは、確かにTOBを連発させ…儲けを享受しましたが、この流れの選択を誤っています。最大の失敗は「ロコンド」なのでしょう。初のイナゴ族との協賛銘柄です。企業業績や未来図に、なんら…懸念は持っていません。しかし途中経過の読み方が完全に間違っていました。
「完璧を期す」ことを目標にしているだけに…この間違いは「痛恨の極み」と言うか…。何と表現したらいいのでしょう。本当に残念な結果です。まぁ、田中君の性格を熟知しなかったカタルの失敗とも言えます。何しろ…観察期間が短いですからね。1年足らずだったのです。
しかし…今は、また「潮流の端境期」を迎えています。読み筋が非常に難しいのです。たぶん、まだ多くの方は、この読み方が整理できてないと思います。そのヒントとなる記事が此方です。
このあと…いくつかのシナリオが考えられます。今のところ有力なのは…コロナ禍からの景気の立ち直りは正常な流れで推移しており、手厚い失業手当がネックになり、雇用の改善が遅れていると言う仮説です。つまり上積みの失業手当は9月に切れますから、8月頃から雇用は大幅に改善されると言うシナリオです。物価の上昇も一時的な反動需要で…秋口から冬にかけ徐々に収まると言うパウエル議長が主張するシナリオが最有力候補です。
このシナリオが確認されるなら…ナスダック指数なども上昇を続け、未来社会が早まることになります。金利も低い状態が維持され、あと2年ほど相場を楽しめます。この可能性は高いのですが…一部で指摘されているように、ジャブジャブのマネーが反乱を起こし始めています。
木材価格の高騰、鉄鉱石、銅、最近は金価格も同様ですね。穀物相場も上昇し始めているのでしょう。完全にインフレのシナリオを市場は読み始めています。
サマーズ前財務長官などはFRBの緩和姿勢は、間違っていると言う見方です。だから何れインフレを制御できず…「スタグフレーション」の懸念もあるとの認識なのでしょう。まぁ、彼はここまで言っていませんが、そうなる可能性もあります。このシナリオは市場で、まだ消化されていません。しかし既にパウエルの述べる一時的な物価上昇などのシナリオは90%近くの認識が進んでいるのでしょう。
だって相場を見るとそうです。「村田製作」(6981)などは、既に200日線を割れたのです。この現実は、懸念されている多くの事が…つまりメディアがワイワイ・ガヤガヤ言っている懸念は、市場で消化されたという事を示しています。
一流どころのヘッジファンドなどは、昨年末、早い話…9月に国際優良株を仕掛ける前から既に今日の姿を想像して…相場に取り組んでいます。日経平均株価2000円安は、馬鹿を騙すための餌ですよ。インフレだ…大変だ…と言う「見えない恐怖」に慄く…素人を騙す餌だと思っています。
ハッキリ言って、誰も、時間が経過しないと本当の実態が分からないのです。様々なシナリオは、その可能性がありますが…そういう事態になるとは限りません。人間と言うのは、困難に立ち向かうのです。常に問題が生じると…対策を練って対処します。だから事前観測なんか…無駄なのです。
しかし…このマザーズ指数とロコンドの板状況や値動きや、NPCなどもそうなのですが…本日は、なんと…たった6万株程度で、朝方の気配値は590円絡みだったのですよ。カタルは慌てて買いを用いましたが、実際は642円の始まりです。
誰かが、この売り物を買ったのです。「空売り」の買い戻しの可能性が高いのですが、実態は分かりません。このような現象を見ると、そろそろ…何らかの展開が始まる合図のようにも見えます。もう一度、上に掲げたマザーズ指数を見てください。
ひょっとすると…ようやく新しい躍動に移行するのかもしれないのです。まだ分かりませんよ。しかしそんな気もするのです。
例えば…ロコンドですが、カタルは既に新しい相場に向け対処を始めています。9月に期日が来る株価の高いものを、今の相場に直し始めています。損出しのクロスです。昨日の大引けの1567円で500株を買い、本日は、先ほど1595円で損切りしました。所謂、ポジション調整です。別にそのままでも良いのですが…未来図を見て再構築しているのです。
ここに来ての個人好みのマザーズ銘柄などの値下がりは、指数を見れば分かりますが…かなりのものです。つまり…ここからが「買い場」なのでしょう。ようやく…長い調整が完了したのでしょう。長いは、語弊がありますね。通常の調整が完了したのだろうと思っています。
基本的に名目成長時代と言うのは、上がった株は下がりません。元の株価には戻らないのです。NPCで説明をしましょうか…。ロコンドでも良いのですが…ユビキタスでも構いません。同じことです。基本的に、どの株価も株価位置を変えるステージアップし続けるのが名目成長時代です。昨年NPCを400円台でカタルは推奨しましたが、そこまで株価は下がりません。絶対に…。
ただし企業業績の悪いもの…あるいは将来性が見込めないものは別です。多くの銘柄は前の安値時の株価に戻らずに…また上昇をします。この循環物色が始まります。基本的に200日線が、基準になると思ってください。
NPCは貸借株ですが…ロコンドのような小型株はこの範疇ではなく、マイナス乖離になることがあります。この株は小型現物株で貸借株ではなく…企業業績が良いためにイナゴ族もなかなか諦めず、その為に調整が長引くのでしょう。そう考えています。じっくりやれば良いのです。ですが…未だに底値が確定していません。
底値の確定と言うのは、チャート波動で…ある程度の株価上昇がないと確定しないのです。野村証券も同じです。
本日は1550円が買えるかな?…と思って期待をしていましたが、結局、駄目でした。カタルは下値なら買いますが、上を追ってまで…まだ買いません。当面は残ったポジション調整です。でも全く心配はしていません。田中君は大丈夫でしょう。
それより…何か仕手性のある人気株が現れるのではないか…と思っています。「シンバイオ」(4582)なども、その候補株なのでしょう。しかし…本当はNPCかな?…とも思っています。どう…でしょうね。このような銘柄の方が意外性は強く…「空売り」がジャンジャン入ります。ただし…「やる奴」(仕掛け人)が居るかどうか…ですが、カタルならNPCを狙います。仮に高値を抜いたら、非常に大きな相場になります。
いつもカタルに資金力があるなら、面白い相場を創れるのに…と思いますが、所詮は、戯言に過ぎません。
お金儲けだけを考えるなら、簡単なんです。S君なんか…鉄板相場です。
このケースはカタルが最も好む「変化率」の大きな代表格の銘柄です。赤字から黒字転換をして…しかもV字回復です。今の株価は3000円台ですが…既に同業の株価は2018年の高値を抜いています。だからこの株も2018年の10700円をクリアする可能性が非常に高いと考えています。
故に今、下値を買い集めて…置けばいいのです。馬鹿は来年になってワイワイ言い出しますが…もう株価が大幅に上がることは確定しています。こんなことは常識なのです。
別に…前から述べているように…今年は、東芝と野村証券だけやっていても良いのです。
儲けることは簡単だけれど…忍耐が必要なのです。今、カタルは買っている株価が500円台のS君だって、必ず、4桁以上になると思っています。何しろ…光通信の重田さんが買った株価は、その水準です。その株が彼の買った株価より安く…、しかも半値で買えるチャンスです。儲かる株なんか、たくさん転がっていますが…かたるは忍耐強くなく、我慢が苦手です。その点は凡人です。バフェットはそもそも…狂っているのです。故にこの「体たらく」の人生です。
株式投資の儲けは「忍耐」に比例するのでしょう。また本日の指数は大幅高をしているのですね。日経平均株価は、なんと…622円も上がっています。先物からの誘導かな? 指数だけが動いている印象です。三菱UFJは順調ですね。カタルは野村を選択していますが同じことです。
ですが…自社株買いを発表したのかな? この経営者はアホに見えます。市場経済の考え方を理解してないように見えます。本来、持ち合い株を解消しながら…自社株買いを行うのが筋でしょう。株価が安いときにすべきです。インセンティブ(業績連動型株式報酬制度)だけはやるのに…自社株買いをしないのでしょうか?
こんな日和見主義の連中ばかりが、日本のトップに居ます。やはり呆れます。まぁ、保守的な経営者だと、コロナ禍の「貸し倒れ」を心配するから、今の時期にお金を貯めるのは仕方ないとも言えますが…ですが、やはり納得できません。でも2円の増配(25円から27円)だと言います。4%台ですね。
…という事で長くなったので、本日はこの辺でお終いです。また…明日。