はやく米国金利が2%台に上昇し、これを市場がどう消化するか…見ものです。カタルは既に2%では収まらず…3%台も覚悟しています。この過程で…株式市場がどのような変化をするかが「見処」でもあります。
日経新聞には米国の「子供手当」の話が載っています。「ベーシックインカム」と「MMT理論」も面白いですね。未来社会(AIの進展)を考えていくと…人間社会の「付加価値の定義」が変わります。幸せとは、何か?
カタルが小さい頃は親が頑張れば…未来は豊かになると言う約束された社会でした。でもそれは物質的な豊かさの「享受」を得た話なのでしょう。洗濯機、冷蔵庫、テレビ、電話、そうしてやがて車と…物質的な豊かさを得て生活が豊かになりましたが、今、「豊さ」と言うのは…何を、皆さんは求めるのでしょう。
確かに株式投資で儲かるのは嬉しいけれど…そのお金をどう使うのでしょう。先日、ワラビが八百屋さんで売っており買ってきました。3つで390円だったかなぁ~カタルが小さい頃、両親に連れられて、山菜取りに出かけました。おにぎりをもって…そんな想い出がある為か…山菜は好きです。たった390円で楽しめるのです。
普通の生活を田舎で過ごすには10万円も必要なのかどうか…。毎日、新聞を読み、ニュースを観て…相場を考えるのは楽しいでしょう。基本的に、なんでもそうですが、自分自身の「知識レベル」が上がると、その面白さが分かってきます。その時間は損得が絡みますから、競馬や競輪のように…楽しめます。何故、自分が買った株は下がったのか?
基本的に株価は下がります。人気は一時的な現象でみんながワイワイガヤガヤ言うときは売り場なのです。そうして多くの場合、一度上がった株はまた下がります。でもなかには…上がり続ける株もありますが…我々が期待するような「値上がり」が継続することはありません。だから「乖離」と言う考え方が重要なのでしょう。
基本的に200日線より、大きく乖離するという事は…その逆に動く可能性が高いという事です。人気が冷めれば…多くの株は下がります。
皆さんの心が動くという事は、「最終場面」なのです。今はインフレ懸念から金利高が生まれていますが、もうこの現象はかなり消化されています。故に悪戯に…怯えることはありません。もともと…景気が回復すると…必要コストを上げるのは、自然の摂理です。みんなが勝ち組に移行するなら…その間口を狭めます。コストが高くなると難度が上がります。
ソフトバンクがSPAC(特別買収目的会社)を利用して、出口戦略を確保させるのは、如何にも行き過ぎです。でもこのおかげで人類の進化が早まっているという事を考えると…新しい時代がやって来るので、正しいとも言えます。MMT理論とAI社会の進展スピードの話です。この考え方も成り立つかもしれないから…先日のあれはS&P500とナスダックの比較グラフが正しいかどうか…分かりませんね。
話は逸れましたが…僕らは最終ランナーで、賢者は隠れて…行動をすると言う話です。今、話題になっている金利高などの動きは、昨年のコロナ禍からのワクチン開発から既に決まっています。今は、この「反動需要」が本格的なインフレに移行するのかどうか…。穀物価格の話が出てきています。
もともと中国人が豊かになり…肉食に変化すると穀物価格が高騰するのです。日本のガラガラポンと言うシナリオは、円安の物価高です。年金で食えると思ったら大間違いです。時代を先読みする「面白さ」を感じて欲しいものです。
例えば…野村証券がアルケゴスの損失が確定して620億円から650円億円に膨らんだと報道されています。この報道を受けた為かどうか…分かりませんが、野村証券の本日は安寄りをしました。昨日の株価は589.1円でしたが、本日は582.7円で始まっています。6円ほど安かったですね。でも目先企業業績が良かった三菱UFJが上がってくると、野村も追随を始めました。マイナス圏からプラス圏に浮上しました。
カタルは両社の「銘柄間裁定」が成り立つと公言しました。つまり野村証券株を買って三菱UFJを空売りして、両者の鞘が縮まると利益を得られる裁定取引です。両社の株価の差は約50円です。何れ…野村の株価が三菱UFJを上回ると思っています。この時期は最短でこの650億円の損が消える可能性がある1Qの発表かもしれません。遅くとも…来年の5月には株価は逆転をしているでしょう。
同様の事が起こるかどうか…。米国ではJPモルガン(JPM)が断トツの地位を確立しています。しかしバンカメ(BAC)などはリーマンショックの痛手から、未だに回復していません。三菱UFJはこのグループに株価が位置しているようです。
故に…何度か、カタルはバンカメ(BAC)の株価を紹介しています。本日はこちらの記事が目につきました。米国では25ドルなのに…菅総理は最低賃金を1000円にすると言うのです。つまり2.5倍です。
この違いが「失われた時代」の無駄な時間闘争です。カタルはこの現象を「成田闘争」に同じ現象なので、そう揶揄しています。成田空港を造るときに一部の農家の反対の為に多額のお金が寝たのです。金利負担だけを考えてみれば分かります。1000億円で2%なら10年で200億円ですよ。もう狂っています。
こんな時間闘争をする国を、後押しするのがメディアであり日本なのです。何故、合理的な考え方を、世に問わないのでしょう。弱者救済と言えば…聞こえが良いのでしょうか? 立憲民主党なんか…国賊ですよ。何でも…反対です。
この失われた時代を、後押ししたのがNHKであり、日経新聞です。東京地検も同じ仲間でしょう。みんなが、他人の足を引っ張る社会です。他人批判なんか…どうでも良いのです。正しい行動かどうか…大相撲をみると「村社会」構造が良く理解できます。
カタルは相撲が好きなので批判はしたくないけれど…白鵬の成績は立派ですね。相撲界に大きく貢献をしました。何故、「一代年寄」が認められないでしょう。全く不可解です。確かに行き過ぎた行動もあったでしょうが…日本人社会の「排他的」な現象が見えます。そもそも稀勢の里を甘やかしたから…悪い事例を作ったのでしょう。
それにしても、朝乃山にしても…最近の若い人は、精神的にみんな脆いですね。豊昇龍なんかみると…精神面が全然、違うなぁ~と感じます。彼は朝青龍のお兄さんの子供だとか…やはり似ている訳です。性格も似ているように感じています。株式投資も同じです。
株式投資は「忍耐」が必要です。でも株が下がると…嫌になります。この嫌になる心を克服するのは大変ですよ。
人間は「隣の芝生は青い」と感じるものです。だから常に人気株が生まれると…そちらに気が行きます。そうして自分が宝物を持っていても、その価値に気付かずに…売ります。そうして乖離の高い人気株を追っかけます。この心を克服するのは大変です。「ロコンド」(3558)はマイナス35%乖離なのです。一方、人気株の「シンバイオ」(4582)はプラス100%乖離です。
まぁ、時間軸の話なので…どちらの選択が正しいと言えません。投資家それぞれが…考える問題です。カタルは事前に、様々な選択肢を掲げています。ですから投資家が自分の頭で考えて…決めることです。高いと思えば…「空売り」をすればいいし、安いと思えば「買えば」いいのでしょう。ですが…この時間は、なかなか我慢できないものです。だから株式投資は忍耐が大切だとも言えます。その内、世間の評価など変わるのです。
本日も買えなかったのです。折角、指値を上げて1567円まで、買いに行ったのです。たった500株ですが…この乖離現象を観ると、「捨てる神あれば…拾う神あり」なのでしょう。それでは…また明日。