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かたる:長岡実さんが、亡くなられたと言います。直接、面識はないのですが…、バブル期に上京した折、元社長が、カタルが歩合セールスをするにあたり、桜田門の人の電話番号を教えてくれ、「何かあったら、連絡してみると良い」と言ってくれ、その方の名刺をくれました。もう一つが、私的に大蔵官僚が良く出入りしていた銀座の小さなスナックのようなバーに案内してくれ、長岡さんと、そのバーで…良く、一緒になりました。彼は実力者でしたからね。官僚も酒好きが多いのです。カタルの大蔵の友達が、上司に気に入られたのも…酒好きが良かったのかもしれません。

今の安倍政権のゴタゴタを見ていると…明らかに官僚筋の派閥争いです。安倍政権で冷や飯を食っている連中が、メディアを利用して反撃しているのでしょう。官僚の世界も、えげつない。国家観より、私的な身分を優先させている様に感じています。文科省の前川さんも反対勢力の一つでしょう。今の森友も自衛隊も…みんな、その流れです。NHKなどの報道姿勢も、その筋でしょう。東京に長く暮らし、いろんな経験をすると裏舞台を見ることになります。困った国です。日本は…国民の知識レベルが成熟してないから、揺れ動くのでしょう。

株式投資をやり、様々な経験を積めば、自ずと…見えるものがありますが、一般の人は、そんなに真剣に生きていませんからね。カタルは歩合で、必死に生活をしていました。今月の家賃を、どう払うのか? サラ金の利息を、どうやって捻出するか…。毎月が自転車操業です。今も似たような有様ですが…。だから実質時代のデフレ環境が…嫌いなのです。人間が、ドンドン卑屈になります。食えなくなれば…犯罪にも手を染めるのが当たり前です。

カタルは、辛うじて…ヤクザ系の仕手筋からの誘いを断りましたが、ヤクザは、付け込んできます。恐いのです。弱い奴は目先に溺れます。株式投資と同じです。目先より中長期なのでしょうが…長い時間は、なかなか待てませんからね。

ケネディクスなどは、もう直ぐ5年かな? 日銀の2%の物価目標が遅れているから仕方ないと言えば、そうなのですが…。

○○の月足推移

例えば…カタルは銘柄の選択にあたり、いつも様々なチャートで、株価位置を観ます。今回の○○のケースの月足では、こんなイメージです。でもこのチャートでは短すぎて…実際は2005年11月に株価は15120円を付けた後に、1:2の株式分割をして、その後の高値が9730円ですから、実に2万円近くまで、あったことになります。その後、このように長い期間、調整過程を経て来ました。

○○の週足推移

2011年2月に2699円を付け、2015年8月に1697円を付けて、今回2018年2月に1888円の株価を付けて、この下げ局面で押し目を形成しています。重要なことは出来高バランスです。Aの場面よりBの場面の方が出来高は多いのですが、株価はAの時の方が高い位置です。今回のCはBより出来高は少ないですが、株価は既に1697円を抜けて1888円を付けています。この意味は…非常に重要です。

基本的に大きな相場を狙う場合は、シコリ感がない方が良いのです。長い期間、相場がないものが大きく上昇するケースは、要注意です。例えば小野薬品は、前の相場がプロスタグランジンの頃ですから…30年以上前に、大きな相場があり、今回は小野薬にとっては2回目の相場になります。

先ずは大きな視野で…デッサンを描きます。その会社が、どんな歩みをしてきたか…。会社の沿革は重要です。その会社が育ってきた流れを観なくてはなりません。そうして、今度は週足ですね。ここ最近の株価位置を観ます。

今度は週足ですが…採用期間が難しいですね。データと言うのは、そもそも…長いほど信用度が増して…良いのです。日本は米国に比べて、この考え方が希薄です。だから情報戦に負けて…太平洋戦争にも敗北します。株式投資は、ある意味でデータ分析です。

今はフェースブックが、個人情報の取り扱いで問題になっていますが、アマゾンもアップルもグーグルも、膨大なデータを活用して急成長をしています。データを活用すれば、宝の山なのです。

本日、カタルは「クロスマーケティング」に買いを用いましたが…今のところは、下値が買えていません。カタルがクロスマーケティングに期待したのは、今は、単に市場調査ですが…やがてデータサイエンスの分野に、一番近い位置にいる会社なので…何が出て来るか分からない魅力があるからです。故に2000株だけ現物で残して、もう一度やろうと思っていたわけです。今回は2回目です。

データは長い期間程、分析が活きます。この考え方は、肝の部分ですから、良く自分のものにして置きましょう。日経新聞が利用するデータは、ほんの数年のものが多く…あの失業率のグラフも、名目時代のデータがないと意味がないです。

故に、あの馬場レポートは、衝撃的だったのです。今はインターネット時代ですから、データは、その気になれば簡単に手に入ります。だから自分で様々なデータ元に飛んで、自分でグラフなどを作成する事です。

データ分析をしないで…どうして株価の意味が分かるのでしょう。カタルは「夢テク」で「効率的市場仮説」を解説しました。これは表面化してない決算数字や材料などが、既に株価に織り込まれて、株価が動いていると言う仮説です。だから夢テクは、業績の確認はとれていませんが、様々な事象を見ると…この会社も良い筈です。故に確認は取れてないが、チャートの形は、素晴らしい…と、カタルは、ずっと述べていました。

だから株価だけを見て、その罫線(チャート)の形が良いから、株価は騰がるとか、下がるとか…兜町界隈でガヤガヤと、チャート論を持ち出して、議論される訳です。でも本当はチャートだけでは…分かりません。

カタルの経験上、様々な世の中の事象が、一致しないと駄目なのです。その多くの事象に整合性があるかどうか…。チャート一つだけでも、月足、週足、日足、最近は、手数料が安くなり、ディーラ感覚で、分足なども利用されます。

もうあまり時間がないですね。いよいよ…最後は日足です。

○○の日足推移

チャートの解説をしても良いのですが…それは後日に譲り、最後に○○の日足を見て下さい。完全に…人気が冷めて来ました。本当は200日線を下回る辺りから、やれれば良かったのでしょうが…色んなケースがあります。基本は200日線です。この位置での仕掛けなら、怖いものはありません。

皆さんは、株で儲けようと…功を焦るばかりに、失敗したことを考えません。世の中は、「真坂、魔坂、まさか」の事は、たくさん生まれます。東北大震災もそうです。人生の中では色んなことがあります。

常に、両方のケースを考えて…対処できるように行動をするのがブツブツ投資の鉄則です。故に株価が下がると思っても買うし…逆に株価が騰がると思っても売るのです。誰も、明日は分かりません。ブツブツ投資は非常に優れたアイテムです。

明日は、○○の銘柄を公開して、随時…何故、カタルが、この株を選んでいるか? その理由を解説していきます。この○○は貸借銘柄ですから、カタルの意見に反対なら、空売りが出来ます。カタルが選んだ推奨理由に納得されるなら、一緒に賛同されても良い訳です。どちらでも自由です。投資と言うのは、自分が、どう考えて…どう行動するかというものです。

よく、カタルが言っているから…とか、○○さんが、こう言っているとか? 日本人は、自分の行動を…他人に責任を転嫁します。でも自分で、そのような行動をしたと言う事は、既に自分の責任で、行動をしている訳です。結果だけを見て、ワイワイ…ガヤガヤと他人批判をするのは、卑怯な行動だと…カタルは思います。

良く評論家で、自分の考えを誤魔化す奴も居ます。そんな奴も卑怯だよね。逃げ道を作って解説をするなんて…いい加減にしろと思います。

自分が銘柄を推奨するなら、自分も、その銘柄を買うべきでしょう。共に行動してこそ、同志でしょう。カタルは、常に有言実行です。このレポートに登場している銘柄は、必ず…どれも一回は、手掛けています。後は…みなさんが、どう考えて、行動されるかの問題です。

結果は、いつも分かりません。未来など…神様しか、分からないのです。運があれば…成功するし…運がなければ、どんなに良いピッチングをしても、チームは負けます。だから大谷君は…すごいね。

もういい加減に、派閥争いなどせず…皆で、理想的なスマートコミュニティーを作りましょうよ。いい加減に、前を向いて行きましょう。過去に拘るのは…中国人や韓国人だけで充分です。我々は…前を向き、歩みを進めたいものです。

別に、早く銘柄を知る必要はありません。自分が納得されることが、一番、大切なのです。自分の欲に勝てるかどうか…株式投資は、常に自分の気持との戦いです。それでは…また明日。



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