日本株の暴騰相場

最近ようやく…カタル君も「借金生活」の目途がたちそうで、月に1回程度、温泉に行こうと思っています。今度の12日かな? 熱海に予約をしたら夕食は8時過ぎと言う混雑ぶりで…よちゃんは、いつも夕方5時ごろには食べているから、困ったなぁ~とおもい、別の宿を探しました。

そうしたら熱海ではなく湯河原に在ったので、そこに予約を入れました。久しぶりによちゃんと飲みます。彼とは奥さんが亡くなった時に、会ったきりですが…もう3年ほど経過するのかな? 彼の年金は比較的多いでしょうから、のんびり暮らせるでしょう。

先日、パック旅行に行ったら、参加する世代はみんなカタルより上の…たぶん「団塊の世代」です。この人たちはマズマズの…生活でしょう。年金も15万円~25万円なのでしょう。カタルは15万円ギリギリです。2カ月おきですから…企業年金と厚生年金の合計で30万円ほどです。でも知り合いの大塚さんは25万ほどでした。故に2か月に一度だから…50万程度なのかな? 彼女は80歳を超えています。カタルの年代で、まともな企業なら、たぶん20万円ほどでしょう。カタル自身は「低い方」だと理解しています。

さてそんな時に、こちらの話題です。

この見出しを読むと…勤続10年で手取りは14万円との話です。おかしいでしょう。頑張って働く若者が14万円で、遊んで暮らしているカタルは15万円です。世の中は、どこか狂っていると思います。きっとカタルの読者は株式投資の世代ですから、皆さんは裕福な年金生活なのでしょう。でも常識でものを考えると、こんな事は長く続きません。日本の産業で成長企業と呼ばれるのは「介護」の分野でしょう。この伸び率は加速していくと考えています。

カタルは昨年、Oさんの老人ホーム探しを手伝いました。そうして…調べたのです。一人を「慶友病院」(青梅)に入れました。この病院は東京でも有名な施設です。ホームページを観ると病床数が673床に対して、職員が常勤で561名もいます。基本的に1.19人です。そうしてもう一人を入れた施設も、ご入居者3名に対し職員1名が国の基準ですが、1.5名に対し職員1名のサポート体制だそうです。

基本はケアスタッフが多いと…料金は割高になるのでしょう。色々見たのですが…だいたい月に30万円ほどのランニングコストが「良質な基準」のようです。なかには50万円を超える所も多いのです。先ほど…紹介した慶友病院は、一時金はありませんが、月に個室だと74万円だそうです。年間で888万円です。他にも、諸々…経費は掛かるでしょうから1000万円近く必要になります。20年暮らしたら2億円だからね。とっても庶民には手が届きません。

実際、調べると膨大な金額が掛かる所も多く…良い所は、やはり高いのです。一時金のあるなし…など、他にお金が必要な場合もあります。カタルの年金が15万円では、おばあちゃんの年金と合わせても、やはり無理かな? カタルは、おばあちゃんを、そろそろ…老人ホームへ…と考えていますから、やはり…気になる話題です。

何故、こんなことを考えるようになったかと言えば…Oさんの御姉妹は、認知症だったのです。なかなか見分けが付きませんが…一緒に生活をすれば分かります。そうして、その苦労は外部からは、なかなか…分かりません。本人たちは、きっと…早くから自覚しており、早めに対処をすれば、他人の手を煩わせることはなかったはずです。

でも本人たちも、おかしいな…程度だったのでしょう。統計によると80歳を超えると…4人に一人が認知症だそうです。エーザイの有望度が分かると言うものです。たとえ…改善が見られなくても、症状を多少、遅らせることが出来るなら…誰もがそう考えます。

うちのおばあちゃんのケースは、最初は普通でした。約束を忘れるぐらいですね。しかし外出をして、家に一人で戻れなくなったら…かなり進んでいるのでしょう。この現象は、既に数年前の現象でした。一昨年かな? デイケアを利用するようになり…家族の負担がずいぶん楽になりました。

何しろ、彼女をお風呂に入れるのが…難しいのです。カタルはいつでも入れるように…一週間、ずっと…お風呂にお湯を入れたまま、何かあると声をかけて…入ってもらおうとしましたが、駄目でした。とうとう…最後は、彼女をかみさんと共に、裸にさせて…無理やりお風呂に投げ込んだのです。でもデイケアに行くようになって…この苦労から解放されたのです。

一週間に2回なのですが、今でも、その時にならないと…行くか、どうか分かりません。いつも電話をして「ごめんなさい」と…キャンセルをします。本当に気分屋です。行くかどうか、わからないのですよ。

本人が行く気になって、トイレに行ったら、もう気分が変わって…「行かない」と言い出す始末です。食事の時も、呼びに行っても、食べる時と食べない時があり、仕方なく部屋まで食事を運んで、置いておくと…朝になると食べているようです。最近は「歯ブラシの手順」も分からないらしく…その場にいて、いちいち指導をしなくてはなりません。

この認知症の症状も色々でしょうが…かみさんは、とうとう…根をあげています。確かに…彼女の気持ちもよく分かりますが、施設に入れたら…人間動物園の世界でしょう。

それでも今は、散歩に連れ出したり…会話になりませんが、話しかけることが出来ます。どちらが良いか…。だから、カタルは「尊厳死」を認めるべきだと思います。本人が望み、周りも認めるなら…安らかに人間らしく、「死を迎える」選択を認めて、あげれば良いのでしょう。誰も、政治家はその事を言いません。どうかしています。

働く若者が14万円の手取りで、遊んで暮らす団塊の世代は20万円以上の年金生活で、やはり…狂っている「社会構造」です。だからカタルは、どんどん…インフレが加速して帳尻を合わせるのだろうと思っています。必然的な理屈です。この考え方は不変です。年金を減らすのは無理ですから、物理的な理屈で…物価高になって…この分配を調整していきます。当然、消費税はドンドン上がります。最終的には20%程度になるのでしょう。

故に、読者の人は今から準備をしておきましょう。本日は読者から武者リサーチの更新を知らされ…その中の図を、いくつか紹介します。そうして…このレポートにはないようですが、設備投資が盛んになっています。日銀のさくらレポートか…何かに紹介されていると思いますが…歴史的な水準になるのです。先ずは最初の「益利回り」の話は、配当が増額になっている話ですね。

益利回りの日米比較推移

もうこれ以上、企業は内部留保を積めないのです。

村上ファンドなど…東芝のケースを観れば分かりますが…狙われないようにする為に確りした配当性向や自社株買い計画を打ち出さないと駄目です。この「総還元性向」の話は重要です。

日米の個人の資金配分

この益利回りのグラフを観ると、カタルが新人の頃、お爺ちゃんが言っていた「昔は配当が良かった」と…いった意味が理解できます。1960年代だから…終戦後の昭和初期の話です。次はカタルが述べている個人資産は2007兆円を超え…1102兆円の個人の現預金残の話です。

海外投資家の日本株投資動向

そうしてここ数年、海外投資家は日本株を売り越しています。問題は此処です。本日も日産自動車とルノーの資本問題が日経新聞に載っています。東京地検と組んだ…日本の「村社会論」の話です。何故、カタルが問題視をしているか? 海外投資家から見れば…日本は「異質だ」となります。中国やロシア、北朝鮮と「五十歩百歩」です。

利益率の上昇度度合い

最近の日本企業は、無駄を削り…利益を重視し始めた「ROE経営」に移行していることが分かるのが、この法人企業経常利益率の上昇です。村社会論の総資産経営の「日立」の変貌を観れば、この意味が分かるでしょう。ハッキリ言って、10%以下の売上高営業利益率の産業は、日本に必要ありません。高付加価値の産業だけに特化すべきです。だから少子化により「産業の淘汰」も始まります。

この流れと「マレリHD」の私的整理が頓挫して、法的整理になりましたが、これを改善するために法案の整備(改正)が検討されています。例えば過大債務と言うか…おかしなゾンビ企業など…ひょっとすれば「ユニチカ」なども、そのケースかも知れません。その方が、時代の進化が早くなります。悪戯に、資産をもっているのが…おかしいのです。売れない資産です。この構造転換が早まると、日本全体の資産価値は、ドンドン…上がり始めます。

この解釈は、少し難しいかな? 

基本の流れがあるのです。日本が目指す道は、もう決まっています。このマレリHDのケースは、一つの「試金石」でもありました。「東芝」問題と同じ価値を有していました。分かるかな? 日本には、様々な構造問題があるのです。村社会論の崩壊で、グローバル論理への流れです。この事を示した事例です。

このような…基本的な「時代の変遷」を理解してないと…相場の未来図が理解できません。何故、日本株が38915円を抜けて…歴史的な大相場へ向け、駆け抜けるのか?

ちゃんと…自分の頭の中で整理をして、背景の理解を進めてないと相場が見えないのですね。闇雲に株価が動意づいているのではありません。背後には、時代の流れの意味が解るかどうか…なのです。

本日は、カタルのおばあちゃんの話しから始まって…日本社会の矛盾を暴きました。働く若者が14万円なのに…遊んでいる年金生活者が20万円は、明らかにおかしいでしょう。この状態は、「時間の問題」で、改善されて行きます。毎年3%ずつなら…この5万円の逆転は10年後かな?合計で…6%縮まります。そんなものですね。2%~3%程度のインフレ率で…そんなものでしょう。何処かで…この動きは加速をするのでしょう。

始まりますよ。日本株の「暴騰相場」



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