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カタル:昨日のNY市場は、前日の上げを帳消しにする下げを演じ、調整過程入りが確認されています。通常、金曜日に400ドル近くも下げません。問題は7月に入ってからの高値保ち合いの形です。このケースは一旦、高値利食いの後、戻り高値を更新していますが、その後8月に入ってからの保ち合いは、どちらかと言えば…下値を切り下げる形での横這いです。この保ち合いの形には、様々なパターンがありますが、同じ保ち合いでも右肩上がりの動きは売り物が消化されて、尚且つ玉集めのケースが多いのです。だからもう一段高します。

NYダウ推移

NYダウ推移

逆に、この保ち合いが…右肩下がりのケースは、売り物の消化がスムーズに運んでおらず、一旦、今回のNY市場のように下げるのが道理です。上値が重いと感じたら、無理をせずに玉を外して…待つ方が良いですね。ただ…18000ドル前後の壁は厚く、カタルは、本来、このボックスを抜けるとは思わなかったのです。しかし現実は、この壁を曲がりなりにも抜き、高値を更新しました。この背景などを観て…カタルは「金融規制克服説」に傾いたわけです。時を同じくして…半導体需給も改善して来ました。原油価格も30ドル割れの26ドル台から51ドルへの回復ですからね。此処での原油価格はもたついていますが…金融規制が、時間の推移とともに緩和されている印象を受けています。

NY市場は金曜日の大幅安の後、月曜日は戻り、昨晩は、もう一度売っていますが…原油の下げと金融の下げです。しかしアップルの昨日の株価は高かったですね。おそらく大きな下げには繋がらないと考えています。でも一応、大統領選も控え、年末への準備もありますから、暫くは調整傾向の相場でしょうが、大事には至らないと…今の所は判断しています。

更に、本日の日経新聞には、オプションを使ったヘッジが多用されていると報じられており、裁定買い残は直近では増え始めていますが、依然、1兆円を大きく割れており6915億円の水準です。空売り比率も高く、今度はオプションですか…。何やら、上昇エネルギーの「マグマ」が溜まっている印象ですね。

9月の日銀総括で、ヘリコプターマネーの採用などとなったら…ひとたまりもありません。カタルは幾つかの現象を捉え、「実質から名目世界へ」の転換かな?と考えています。批判の多いマイナス金利適用から、間もなく8カ月になります。そうして財務省と金融庁、更に日銀の合同会議の開始は、今年初めでした。これを受け3月に赤字法人への融資再開です。そうして地銀のノルマ復活もありましたね。でも、一番は失業率の3%割れですね。これは冷酒のように効きます。人が居ないから、企業は待ったなしに…人材確保に動きます。此処にIoTのロボット革命などが重なり、一気の日本復活パターンが存在しますね。つまり動かなかった設備投資が、重なりますよ。

東北大震災に続き、熊本地震でも失態を演じたトヨタのカンバン方式、IoT時代を活用した体制になっていないから、問題が起こるのです。章男社長が1流域になれない理由の一つです。頭が固いですね。カタルなら自走車関連施設を、自前で、一から構築などせずに、ZMP(自走車開発のベンチャー企業)の買収に動きます。プリファードネットワークス(AI開発のベンチャー企業)を、ファナックが買収しても良い訳です。村論理は良い面も、確かにあります。しかしパラダイムショックのような大きな体制転換期に於いては…なかなか融通が効かず、邪魔な存在ですね。なかなか体制転換の新体制になりません。でも歴史を見れば分かるように、時代の流れには逆らえません。来年は大変な相場になるかもしれませんね。何しろ、失われた時代の長さは…尋常ではありません。

本日は、昔の仲間からお礼の電話がありました。「クラウドワークスが2倍になったので、利食いさせて頂きました。」…だ、そうです。証券マンなら目先の手数料に追われるから仕方ありませんが…読者から、本日は2通のメールを頂き、先日の日経ビジネスに続き、本日は、日経産業新聞にクラウドワークスが掲載されているそうです。まだカタルは確認していませんが…。いよいよ本誌採用も近いのでしょう。この動きは7‐9月期の背景が、きっと…良いのでしょうね。だから、カタルは時間調整を臨んでおりましたが、一気に走り始めたのでしょう。

先日のVテクを覚えていますか? NSWなどは古いから記憶にないと思いますが、Vテクは最近の話ですからね。このケースは決算数字を観て、本格的な上昇相場に移行しました。カタルは3000円割れからVテクを、何度か手掛け…何れ「1万円相場」と述べていました。早かったですね。クラウドワークスの4ケタ乗せは、普通の相場のイメージです。株と言うのは…分からないのです。此処から、「ギアチェンジ」する事が良くあります。今まで手掛けていた連中が、ヤレヤレ…と売るのです。しかし、ここからが一般的な相場になります。

カタルは水面下の動向から皆さんに伝えていますから、皆さんは「そんなバカな…」と思うでしょうが、株の怖さと面白さを知っているプロは、此処から参加しますね。そうすると一気に出来高は膨らみ…大商い相場が続く可能性もあります。まだ日経新聞の本誌には掲載がありませんね。まぁ、あまり期待感を述べても仕方ありませんが、株は分からないという事を、此処では言いたかったのです。誰も未来が分からないから…

でも株式投資の基本は、業績推移です。短期に拘らなければ…のんびり、構えても良いのです。通常は数字が伸びる内は、買い増し「ある」のみなのです。でも貧乏人のカタル君は途中で降り、買い増しなど…する勇気もありません。でも買ってみたいような動きですね。困った性格です。今は先ほど1144円があり1085円ですね。1090円に16100株の売り物が出ています。これを消化するかどうか…。板状況は売りが93200で、買いが78400円ですね。全部買っても10万程度しかありません。たった1億だから、個人でも十分にやれる金額です。全体の相場は不透明感が漂い、個別材料株が賑わう環境です。

条件が揃うかどうかは…時の運です。加藤あきらが、よく神社にお参りした姿を見かけたのが印象的です。株屋は、みんな、そうでしょうが…よく神頼みをします。証券会社には神棚があり、社長はいつもお参りをしています。大和証券の屋上にも社がありましたね。何処もそうなのでしょう。

今日は、珍しくSUMCOが高いですね。全体は安いのに…今は27円高の808円です。今日の760円買いは、少し厳しかったですね。入らなかったようです。766円までか…。トホホ…貧乏人でなければ…もっと、刻みを小さくして買いを大量に並べておけたのに…。どうしても貧乏人だから、追証懸念を心配しますからね。追証地獄は大変です。お金など…いくらあっても足りません。建玉全部を現引きできる程度の量に、抑えておけば安心ですが…人間の欲望と言うのはキリがありませんからね。

大阪チタンも、貸借では育つ環境ですが…どうなのでしょう。注意銘柄に採用された途端に勢いがなくなりました。まぁ、全体市況が弱含みなので…無理をせずに、のんびり構えようと思っています。今日は、玉を減らしたケネディクスも高いですね。信用買い残はどんどん減っており、皆、どうしたのでしょう。5000万株も減ったのですよ。ユビキタスは良い感じですね。さて…そろそろ時間のようです。それでは…また明日。貴重な情報メールありがとうございました。



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