黎明期を迎えた株式市場

多くの人は、未だに日本経済の「復活」を実感してないように思います。でもカタルは様々な現象を観て、明らかに…日本は「世界レースに復帰する」時間が来たのでしょう。故に、株価はこれからも上昇を続け…何れ、本格的な「株式ブーム」の時代がやって来ます。だって…常識で考えると分かります。

「日本製鉄」(5401) の日足推移

「日本製鉄」(5401)クラスの大型株でもPBRは0.64倍で、配当利回りは4.79%なのです。しかもPERは、たった10.57倍から6.96倍なのです。この株の「今の株価位置」は200日線を割れています。過去、約1年近くの期間で…この株を買った人が「トントン」の…株価位置なのです。

日銀の資金循環表より

一方、日本銀行の個人の金融資産には、現預金残が1127兆円も存在し…今の低金利で運用されています。どう考えても…預貯金の金利が1%を大きく超えることはありません。10年間の長期国債の利回りは、ようやく1%台に乗った所です。

日本製鉄の株を買って…「ノンビリ」…と時間経過を待つだけで、他人の4倍から5倍もお金は有効に動くのです。もう馬鹿だけなのです。株式投資をしない人は、「理屈」を理解できない「大馬鹿」野郎です。

安倍政権の名目成長時代への転換は、なかなか…「抵抗勢力」が強く、時代変化を受け入れませんでした。だから…黒田さんは苦労をして、「量的金融緩和」を続けていました。

禁じ手とされる危険資産の株式の「ETF買い」を実行したのです。日本で一番お金持ちである日銀には、「無限の資金」が湧き出て来ます。紙さえあれば…印刷をするだけで…無限の資産を購入できます。

お金をジャンジャン…ばら撒いても(マネタリベースの増大)、なかなか…一般国民は信じませんでした。

故に、「マネーストック」の伸び率は、大きく伸びません。まぁ、キャッシュレス決済などの決済手段が「多用化」していますから、以前のデータは古いのですが、それでも、なかなか一般国民は「嘘のテレビの報道」に惑わされ…一流域の筈の学者先生方が、平気な顔で…「日銀批判」を繰り返していました。黒田さんは、この10年間、散々…批判されています。

もう馬鹿な学者ばかりが存在します。日銀が買った株価が下がったら、日銀は損をする?…もう狂った解説をする人が、テレビに登場します。

日銀は、無限の資金を保有しており、株式の発行株数は限定されています。こんな「常識」が分からない…学者などが跋扈する「偽物社会」です。でも国民は、自分の頭で…「物事を考える」教育を受けていませんから、間違った解説を「鵜呑み」にします。自分で考えない教育を、日本は「して来た」のです。

米国は、日本に進駐軍を派遣して…GHQは、日本人の教育制度を「従順なロボット教育」を目指した弊害です。日本の教育は貧困です。

自分で考えることをしない…詰め込み式なのです。誰が考えても…分かる理屈ですが、「銀行預金」と「日本製鉄」の株主になることと…比較できない人が大勢います。こんな市場に、いったい「誰」がしたのでしょう。

バブル期のPERは50倍台が「ザラ」に存在し…しかも配当利回りは1%に届かなかったのです。PBRは5倍から10倍なんて…ザラにありました。

でも「失われた34年間」の時間を掛けた…「疲弊」に勝てる人は居ません。34年と言えば…みんなが、物理的に消えて行く時間推移です。故に、この時間が「肥沃な大地」を誕生させたのです。

此処から10年ほど…これまでに「失った」地位の奪回を目指すから、一気に、お金がドンドン増えます。株式投資をしない人は「大馬鹿」です。国家を挙げて…株高を支持する政策が「新NISA」です。日本で最大の大金持ちが、日銀様です。

この日銀が買ったETFを、全部売っても…尚且つ、株価は上がり続けます。

日経平均株価は「失われた時間」である34年間を、たぶん…ここから5年ほどで取り戻すのでしょう。皆さんは、基本戦略を、確り…理解しないと駄目です。目先の需給バランスばかりを気にして、少し株価が下がるとアタフタして…そうして他人批判に終始する馬鹿ばかりが、今の株式市場の実情です。良識ある判断が出来ないのです。

物事には「道理」が存在します。

人間の行動はシンプルなものです。目先の株価動向のアヤに「一喜一憂」せずに、王道を歩めば、それで良いのです。ハッキリ言って、「野村証券」(8604)だけを、買い続けて…3年ほど「雪だるま投資」をするだけで、自分の生活は、非常に豊かになります。

「野村証券」(8604) の日足推移

たぶんここから3年間、黙って「野村証券」の株価が下がったら、株を買い始めて、大きく上がったら、少しだけ売り…また下がったら以前の持ち株数より、増やす努力をするだけで、一所懸命に働いて得る生涯所得の2億円ほどのお金を、簡単に創ることはできるでしょう。

様々なバエリーションはありますが、最も…シンプルな投資です。

カタルは既に25年ほどかな? 確か…1998年だと思いますが…ずっと、このサイトを通じて「金融教育」をしてきました。ハッキリ言って、既に「ボランティア」領域です。カタルもお陰様で、成長を遂げてきました。まだ最後の壁の「時間軸」を超えることは出来ませんが、市場要因が「追い風」環境の場合は「絶対」です。必ず、言ったとおりの相場になっています。

問題は市場要因が悪化している「逆風」の時を、どう耐えるか? 

今回は「決算期のトラウマ」を抱え…かなり警戒をしていましたが、それでも「まさかの転落」で…痛手を受けました。約…全部では3000万ほどの損失になるのでしょう。ピーク時は、もっと「ウハウハ」…でした。卒業式も近い…と考えていたほどです。

もう馬鹿だけですね。ヤフーの掲示板を見ると…本末転倒の主張が並んでいます。株価は、需給バランスで動きますが、その現象は「一時的」な相場のアヤを形成するに留まります。

株式投資の本質は「時代の流れ」に沿った時間軸で株価は決まるのです。

でも「大阪チタン」(5726)の場合は、確かに…業績は決算期の度に、「増額されて」きましたが、株価は、逆に下がり続けています。

「大阪チタン」(5726)の日足推移

とうとう…今の株価は割安株水準のPER10倍近くまで…株価は下落しています。でも世界の航空機業界は、「増産体制」を維持していますが、なかなか…生産量を増やせません。エアバスを中心に、ボーイングも「貯まり続ける受注」を消化できないのです。増産体制を早く整えた奴が「勝ち組」なのです。

この大阪チタンだけを、此処から下値を「丹念に買い続けた」だけで、3年後は「ウハウハ」…でしょう。お金は5倍、10倍に増えます。色んな選択肢はありますが、あとは自分の力量を考えて、自分が「どの選択」をするか…どの程度のリスクを許容するか? その判断です。

もう…株価の未来図は、事前に決まっています。

馬鹿だけですよ。カタルレポートが存在する限り…ここで採り上げる株が安くなったら…ただ買うだけで…未来は高額納税者の仲間です。でも皆さんの時間軸の概念も貧困です。「己」を知らない馬鹿ばかりです。

もっと「常識のある」…大人になってくださいね。

基本的に「他人の事」を、とやかく…言う奴は「下衆」です。他人が、どんな選択をしても、その人の自由なのです。その人の「人権」を批判することは出来ない筈です。どんな人生を歩もうと…その人の決断は、その人の人生なのです。自分の考えを強要することは出来ません。それに、そんなに「赤の他人」を批判できるほど…自分は素晴らしい人生を歩んでいるのでしょうか?

たぶん他人を、とやかく…言う人は、きっと自分自身が不幸な人生だから、その鬱憤をぶち撒ているだけなのでしょう。

常に「他人批判」に溢れる考え方は、所詮は、永遠に「負け組」の精神構造です。早く…他人の事は、どうでもいい…と言う卓越した精神まで育ってくださいね。互いに…大人になりましょう。子供のまま…成人になった人が、如何に多いか…「哀しい現実」が世の中にあります。

昨日、孫の小学校の運動会があり、今は一番、二番の優劣を付けず、舞台も主役が、何人も存在する演劇があるそうです。

でも何か…「おかしい」と感じないのでしょうか? 社会に出て仕事をすれば…同じ仕事を1日で完成する奴と、1年かかっても出来ない馬鹿が存在します。

その能力差は365倍以上です。でも収入の違いは、ボーナスの「ごく僅かな」違いだけです。カタルはこの処置が、不満で…サラリーマン生活に見切りを付けました。毎回、毎回、他人のノルマも消化するサラリーマン生活ですが、その報酬はシンガポールへの御褒美旅行や、僅かなボーナスの違いです。 働くステージを変えよう…と考えて、歩合給の世界に入りましたが、この間は、散々…苦労をしました。

カタルのような「ジェット・コースター」のような人生も「稀」でしょう。ポケットのなかは500円玉が、たった一つだけしか…ない人生を、長く経験をしたのです。この34年間の「積年の恨み」が、ようやく…「晴らす時代」がやって来ました。

黙って…「野村証券」株を買っておく奴、もっと安全な「日本製鉄」だけの…配当利回り投資もあります。少しだけ冒険の道を歩み…「大阪チタン」の選択をする人も、いるでしょう。読者の勝手な判断です。その選択を、誰も批判できないのです。

でもこれだけは言えます。

必ず、「リスク」に見合った「リターン」は存在します。常に、自分がどの「リスク」を選択したのか…その選択は、自分自身が決めることで…他人が選択するものではありません。もっと大人になりましょう。

株式投資は「理解度」が深く…なれば、その分、その面白さは、更にドンドン…増します。完璧な投資手法を磨くまで、「試行錯誤の顛末」を綴るカタルレポートは、正直に有言実行の道を歩みます。何しろ、本物の投資家を目指して、事前告知をして、そうして有言実行です。考え方のストーリーを事前に語っています。

あくまでも「逃げない人生」です。

「ジェイドG」(3558)の 日足推移

正々堂々…その結果を、甘受する道を選択します。「ジェイドG」(3558)の存在は、良い試練です。今回の試練が、きっと「株主」も、「経営者」も一段…大きなものに育てるのでしょう。カタルはそう思っています。また…明日。

会員の方は昨晩、「新しい原稿」をアップしましたから…お読みください。



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