カタル時間到来

何故、「カタル時間」なのか?

米国株は「ジャクソンホール」の結果を受けて「金利を下げる」と言う…明確な意思表示と受け取り、ようやく「小型株の相場」がスタートしそうです。

事実…この報道を受けた金曜日の米国株市場は、小型株を集めた「ラッセル2000」と言う指数は、3%を超える…株価上昇になりました。他の指数は1%台の上昇でした。此方のサイトの記事に、次の一説があります。

「実際、過去 5 年間で小型株はS&P 500を 55 パーセントポイント下回り、過去 10 年間では 125 パーセントポイント下回っています。株価純資産倍率で小型株が大型株に比べてこれほど割安な価格で取引されたのは、1990 年代後半が最後です。」カタルは英語が駄目ですが…今では翻訳機能が付いていますから、やる気になるなら…誰もが必要な情報を手にできます。

問題は「利下げ」が、小型株に影響を与える理由です。この理由は漠然としており…カタル自身も「明確な答え」を持ち合わせていませんから、「チャットGPT」に、次のような質問をし、その答えが此方です。

「どうして利下げが小型株に有利なのですか?

利下げが小型株に有利とされる理由はいくつかあります:資金調達コストの低下: 利下げにより、企業が借り入れを行う際の金利が下がります。小型株の企業はしばしば成長のために資金を必要とするため、低金利環境は資金調達コストを抑え、成長を促進します。

リスク嗜好の増加: 利下げは投資家のリスク嗜好を高める傾向があります。低金利環境では、安全資産(例:債券)の利回りが低下するため、投資家はより高いリターンを求めてリスクの高い小型株に資金を移すことが多くなります。

バリュエーションの魅力: 小型株は大型株に比べてバリュエーションが低いことが多く、利下げによりその魅力がさらに高まります。特に、利下げが始まると経済見通しが改善し、投資家の間で小型株への関心が高まります。

成長機会の増加: 小型株の企業はしばしば革新的であり、新しい市場や技術に迅速に対応する能力があります。利下げにより経済が活性化すると、こうした企業にとって新たな成長機会が増えることが期待されます。これらの要因が組み合わさることで、利下げは小型株にとって有利な環境を作り出すことが多いのです。他に気になることがあれば、どうぞお知らせください!」

米国10年債の利回り推移

本当かどうか…過去のデータから確かめました。先ずは米国10年債の利回り変化とラッセル2000の値動きです。確かに両者には因果関係があるようです。

ラッセル2000 の株価推移

カタルは「大阪チタン」(5726)の失敗から、米国株の重要性を学び…そこから米国株の観察を既に1年以上も続けています。基本的な経済知識はある程度は身に付いていますから、その知識を基に「時間軸の精度」を高めてきました。

残念ながら…米国株に日本株は「連動」して…動くのです。そりゃ、昨日も確かめたように…日本株も海外投資家の動向が、日本の株価動向に大きく影響を与え…彼らの関与率は58%になり、先物はなんと73%なのです。個人投資家は21%と…「ひ弱」です。日本の機関投資家は「見る影」もありません。これが「失われた時代」の「負の遺産」でしょう。つまり…米国株分析は「必要不可欠」なのです。

アークのETF(ARKK)の推移

そこで…小型株専門のアークETFのキャシーウッドさんが選択した株は発表されていますから、参考にしましょう。此方です。

ARKKの持ち株上位銘柄

この株を調べてみると…共通点に気付きます。利益より「成長力」をいずれも重視して…ファンドの銘柄が選別されています。「テスラ」(TSLA)は省きますね。COINもビットコインですから…カタルの圏外です。


「ロク」(ROKU) の業績推移(四季報より)

3番目の「ロク」(ROKU)は赤字ですが…売り上げの伸びと共に赤字幅は小さくなっています。テレビ向けのストリーミングプラットフォームを運営する米国企業です。詳しい解説は省きます。


「ロブロックス」(RBLX) の業績推移(四季報より)

4番目の「ロブロックス」(RBLX)もそうです。急激な売り上げの伸びですが、赤字は拡大しています。仮想空間を利用したゲームのプラットホームの会社です。まぁ基本的に彼女の選択は「売り上げの伸びが加速している企業」を追っています。あとは自分で調べましょう。基本は「成長力」を主体にした…ファンド構成なのでしょう。

ただ成長力に趣を、置き過ぎです。やはり「黒字化が出来る」ラインの銘柄を「狙う」べきでしょう。カタルの日本株の選択はそうなのです。「メルカリ」(4385)も「BASE」(4477)も黒字化したばかりの企業です。この米国株観察を経て、最近になって…カタルの「時間軸の読み」の成果は、ピッタリ…「当たる」ようになってきました。自慢ではありませんが…「本当の話」です。

「クックパッド」(2193) の日足推移

先ずは「クックパッド」(2193)記憶では、昨年の9月頃の155円前後で買ったように思っていましたが、この口座では11月になっています。まぁ別の口座で買っていたのかもしれませんが…兎に角、買う時間もタップリ…あって「尚且つ」その成果が生まれています。この口座のデータは、11月に買って今年春の上昇で利食いしたようです。

「ニデック」(6594)の 日足推移

別に、小型株だけでなく…「ニデック」(6594)のような銘柄も採り上げました。この株の最初の買値は10月24日の6720円からでした。そうして5500円前後で売り買いをしていたようです。しかしその後、この株も買う時間がタップリあり…かなりの株価上昇を演じました。いずれも大きな関与をしていませんが、事前告知の「有言実行」を貫いています。

3回目は、ごく…最近まで手掛けていた株の「ココペリ」(4167)です。

「ココペリ」(4167) の日足推移

この株は、前回の経験を活かして、自分から「相場の演出」を実際に試みた…株です。小型部ですから、僅かな「脚色」を演じただけで…株価は上手く動いて、市場はその「期待」に応えてくれました。ほぼ「完ぺきな事前告知」の「有言実行」の形です。

僕らは、市場の「歪んだ株価形成」を修正する…「黒子」を演じようと思っています。決して、「逸脱した行動」はしません。作為的な相場形成と言われないように「社会のルール」を守り…論理的な株価まで、現状の「間違った株価」を修正する「黒子」を演じようと思っています。

この発想は「海運株」の失敗から学びました。

「川船」(9107)の週足推移

「川船」(9107)は、カタルの事前告知通り…いや、それ以上の成果を生みましたが、残念ながら「朝三暮四」のカタル君は、その時間軸に付いて行けず…折角の「大物」だったのに投資成果を逃しました。この相場の過程で…実際に「ブラックロック」は、「日本郵船」(9101)と「商船三井」(9104)の株価に関与して…株価の「演出」をしています。

プロが観ると…直ぐに分かります。手を入れる時に…株を実際に支え、株価が回復すると持ち株を外して…「グルグル」と玉を回転させています。適度の「演出」です。

株価を上げることは、簡単です。資金力があるなら、誰でも出来るのです。しかし5%~10%程度の「持ち株の範囲」の関与で、株価が未来においても、高い株価を維持できるようなものを探すしかないのです。未来において…誰もが「その株を買いた」いと言う欲望です。だから時間を掛けた…お船の相場は「安定した株価」になっています。

演出=株価操作とは違います。

基本的に株を買う事や、売ることは、全て「株価操作」と言えば…株価操作です。しかし…関与率や持ち株比率、更に日々の株価の「異常な値動き」に加担をしなければ…問題はありません。

株価と言うのは、下値を丹念に買い続けると…必ず、どの株も株価位置を修正します。問題は高くなった未来の株価でも、「誰もが認める」価値があると思うかどうか…です。だから…「PBR」や「PER」と言う一般的な株価指標の数字は基本的なルールですから、この関係をしっかり学びましょう。

特にPER評価は「成長度合い」が問題になります。基本的に30%近い成長力を示すものに「持続性」が在るなら、最大のPER評価は、最高で100倍程度でしょう。でも赤字から黒字転換するときに、株価は大きく買われます。この経験則さえ…守るなら必ず、投資は成果を産み儲けることが出来ます。

何故、カタルが「BASE」(4477)に「拘り」を抱いて…2年近くも継続して取り上げているか? 「ソフトバンク」(9984)、「メルカリ」(4385)を始め…「ジェイドG」(3558)に「BASE」(4477)に長く「拘り」を持って、ずっと…同じことを繰り返しています。そのカタル時間が、ようやく…ここから始まります。

故に先ずは、数字が合う株価の「整合性」を語っています。

ここから「ジェイドG」を本気になって…「買う」のです。今までは助走に過ぎません。何故なら…外部環境が、なかなか…整いませんでした。ようやく…今回の「ジャクソンホール」を経て…本格始動します。今回のガラで、多くの人達が「洗礼」を受けました。

「ジェイドG」(3558) の日足推移

ヤフーの掲示板にも反映されているように思います。確りした知識がないと…どうしても「目先の小銭」に、心が揺れます。故に…カタルは何度も、なんども…ユトリを持ってノンビリやろうと述べており、最低3年程度の期間、株式を持ち続けて…我慢をしようとも述べています。

「ジェイドG」の企業業績は、来年になると…本格的に改善をします。少なくとも…来年一年間が一番、「面白い」所で…再来年2026年2月の数字が確定する2026年5月頃まで…株を、最低でも…「持ち続けなければ」なりません。何故なら今回、買収したマガシークの成果は、その頃に数字が、ほぼ…確定します。だから最初から…最低「3年間」の猶予を、田中君に与えよう…と述べています。あと2年ほど…この株だけを持っていれば…それで「良し」でしょう。

ここで…こんなメールを読者から頂きました。

「毎日、かたるさんのレポートを楽しみに読んでいます。私はかたるさんより一つ下の68歳です。相場を始めたのが23歳の時ですのでバブルもバブルの崩壊もそれなりには経験しています。日本の相場は、本当につまらなくなったと感じています。私が40代くらいの時は相場全体が崩れても何処かで仕手筋が大金を集めて、仕手戦をして相場の幕つなぎをしたものです。最近は、資金力や資金集めの出来る仕手筋が不在になった気がします。証券会社の営業マンも、サラリーマン化して情報も知識もありません。私は、ずっと地場証券会社の営業マンと取引をしていました。10年前にその方は脳腫瘍で亡くなりましたが、その方は、ずっと歩合給で地場証券を渡り歩いていました。毎週の金曜日の夜に勉強会と銘を打った、勉強会に2時間、5万円の会費を身銭で参加して情報を集めていました。たくさんの仕手筋介入の情報をもらいましたが、面白かったのは、やはり、兼松日産のマッチと大和紡績です。マッチ700円台でしたが5000円近くまで仕手筋が、買っては売っての繰り返しで仕上げました。大和紡績も120円で仕掛け1600円位まで買っては売っての繰り返しで仕上げました。今の時代は身銭を切って勉強会に行く営業マンも資金が豊富な仕手筋もいないのでしょうか。日経平均は、確かにかたるさんの言う通り上がっています。かたるさんがずっと、言っていた三菱UFJも野村も数倍になりました。かたるさんは、今はジェイドGとタイミーに力を入れていますが、他に気に留めている銘柄がありましたら、ご教授いただければ幸いです。」とのメールです。

同様の質問も多いのです。ここで「こちらの報道」を、観れる人は…見ましょう。有料なのかな? この中で橋本さんは「事上磨錬」と言う諺を述べており、カタルの事前告知と有言実行に合致しているなぁ~思ったのです。そうして。今の若者に…「尖った」行動を求めていました。今のカタルの「心境」に似ています。カタルは「尖った運用」をしようと思っています。

この読者の質問の意図は分かりますが、カタル自身の観察銘柄は、数十銘柄に及び…今は「尖った運用」を目指しています。だから…「タイミー」(215A)、「ジェイドG」(3558)、そうして「BASE」(4477)なのです。保守層には「野村証券」(8604)だけを…掲げています。

此処で「洗礼相場」を警戒していましたが、この「警報」度合いの必要性は、かなり小さくなっています。その理由は「内田日銀副総裁」の談話、植田総裁の閉会中審査の回答、そうして「ジャクソンホール」です。たぶん…米国株は大きく「株価」が騰がるとは思っていませんが、大きな下落を懸念する必要性は「失われています。」

既に…長くなりました。

皆さんに理解してもらおうとすれば…どうしても難しい面があります。読者へ返信メールを差し上げても、あまり意味がないので省きました。その理由は、既に一杯こと…注目銘柄を事前に語っています。最後は「読者が選択する」話です。

だから普段からレポートを、何回か…「読み返せば」それで良いのでしょう。今、最善と思われる銘柄は1銘柄で充分です。カタルは失敗をしても良いから…「尖った運用」をしようと思っています。目先は「ジェイドG」だけでも、構いません。

ただ「タイミー」も、金曜日に1880円から1870円、1860円、そうして引け値の1866円かな?を買いました。下がれば買い続けます。

初めて…小川君を映像で観ましたが、なかなかですね。このインタビューを観れば分かりますが、なかなか…良い若者です。カタルもお金があるなら…彼に20億円ほどを「使ってよ。」とポンと出資してみたい「気持ち」になります。得体のしれない「何かを持っている」ような気もします。株価は「1万円」との「たわ言」が現実になっても、不思議ではありません。

大谷君のように…本物は、必ず、市場の期待に応えて…偉業を成し遂げます。40-40、おめでとう! 相場も人生も楽しみましょうね。それでは…また明日。



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