本日の日経新聞の2面の短期資金の記事は重要です。カタルはもともと米国でもリーマンショックの後遺症が存在すると思っています。その理由の一つが9月のレポ金利の大幅上昇です。その原因が本日の日経新聞で明らかになっています。「流動性規制」の話しです。
もともとMMFやMRFなどの資金を自由に振り向けて短期資金の調達に充てていたのですが、その自由度が規制により奪われたために、色んなところで弊害が生まれています。邦銀のドル資金調達などもその一つです。
「規制」と「自由」の話は難しいですね。何処に基準を設けるか…。あまり縛れば…自由な動きは消え、社会は委縮します。伊藤忠の社員が中国で実刑を受け何処までが許される行為か、基準が非公開の為に分かりません。共産党は恣意的な運用をする事で…社会秩序を保っています。
自由が正しいと言って容認すれば…香港のように混乱をします。この話と現在の中東情勢の話も似ています。
イラクのフセインが居たおかげで、中東のバランスは保たれていました。でも米国は湾岸戦争で彼を排除しました。そこまでやる必要があったのかどうか…その為に中東のバランスは崩れ、ISの台頭を許し暴力的なテロ集団が生まれ、未だにシリアなどを観ると混乱が続いています。
この話は自由が本当に正しい道かどうか…考えさせられます。だから時間を掛けて中国の方向性を、転換させる必要性があるのでしょう。故に米中貿易交渉がそんなに簡単に終わると思ったら大間違いだと思います。
日本の場合、方針転換に30年もの時間が掛かったのです。この失われた時代は村論理とグローバル論理の戦いに見えます。森・加計問題も…今回の「桜を見る会」問題も、ゴーン事件もみんな同じ土壌にカタルには見えます。
日本は革命のような変化を選択しませんでした。今回の構造改革は大変な意識変化なのです。江戸時代から明治への転換期に最初の尊王攘夷派は、開国派に転換しますが…要するに人々の意識変化には時間が必要なのです。
カタルは早くから…今回の体制転換を、この時期の時間に当て嵌めていました。覚えていますか? 黒船来航(1853年)から西南の役(1877年)までの時間を今回の体制転換と考えていたのです。この25年間と同じような時間が必要だと思っていました。幕末のドラマを観ると分かります。
この話はこの辺にしましょう。長くなります。
もう一つ…昨日の日立が日立化成を売る話を、もう少し理解しないとなりません。カタルは昨日コーポレートガバナンスの話をしています。コクヨと「ぺんてる」の話もそうです。みんな同じ土壌ですよ。
時代の流れが見えないと…それぞれの事象が結びつきません。世の中の事件などが、何故、生まれたか? カタルは振り込め詐欺の背景を知るためには、薬丸岳が書いた「ハードラック」を読めと言いました。
電通の高橋さんの自殺は不幸の事件でしたが、あの事件があったから、日本は大きく転換したのです。そうして今、カタルは「ワクワク感」が消えないと述べています。この理由は来年、皆さんにも分かると述べています。
そうして夏から、ずっと…463兆円の「内部留保」の意味を語っています。コーポレートガバナンスと共に…です。昨日は当然のことですが、こんなニュースが流れています。此方です。
みんな一緒の時間なのですよ。この時間が見えない人は、株価の先が見えません。カタルは何度も、何度も…「時代が株価の行方を決める」と述べています。時代とは…社会を構成する人々の心の変化です。みんなが、どんな社会を望むか? その変化が、未来の株価を創造するのです。
まだ株価は明確な動きになっていませんが、もう直ぐです。
例えば…Jトラストにしましょうか? この銘柄は日本の低金利の資金を、成長が著しいアジアに流す役割を持っています。当たり前の話です。もっと早くにやるべきだったのです。昨日のIRでたった1億5000万円ですが、クラウドファンディングで国内の資金を集めインドネシアに流すそうです。金利は4.9%だそうですね。
これは大きいですよ。カタルは野村証券に、配当利回り投信を作り、兆円単位で販売しろと述べました。今でもETFなどであるのでしょう。もっと宣伝をすべきです。下手糞です。このJトラストの取り組みは、社会に受け入れられます。ただし…金融庁がどう判断するか? この辺り問題を抱えますが、革新的です。
何故、カタルが、このような「ラッセル組」を好むか? この動きは…株価を5桁に押し上げる可能性を秘めています。400円足らずの株価が1万円?
お前は馬鹿じゃないの…と言われます。それでは…試しに、今日は株価が高いので、このスッ高値の402-40-9-402-409=121900(10:16)ですが、成り行きで1000株を買ってみます。 ちょっと…待っていてください。ハイ、今409円で1000株のお買い上げです。
このように…カタルはJトラストの狙いを支持しています。株式投資は、自分がどんな社会を望むか? これが投資の原点です。儲けようなどと…邪推な心を抱いてはなりません。自分がどんな社会を望んでいるか? そう言う考え方に沿った投資をすれば…時代にマッチした投資になるでしょう。
温暖化ガスが問題になり、気温が2030年までに3.2度と言いましたかね? 上昇すると言います。台風が本州を直撃し千葉県は大変でした。それならEVです。だから田中化研を買えば良い。カタルは日本の地価が上がると思います。何故なら、この失われた時代に1300兆円を飛ばして、日本は貧乏になりました。だから、それを戻すべきでしょう。だからケネディクスを買う訳です。
投資の原点を見つめましょう。本日はレポ金利の話からコーポレートガバナンスの話を、昨日に続き…しています。非常に重要なのです。この重要度が見えないと…来年のウハウハ相場が理解できません。おいおい語ることになります。
ユビキタスは本日800円を回復できるでしょうか? この辺りの株価も意味があります。株価同士は繋がりがあります。見えない糸を感じて…「市場の整合性」を考えましょう。それでは、本日はこの辺でおしまいです。
カタルは400円以下のJトラストを買っておけ…と述べていましたね。そうして本日は、なかなか395円が買えないから1000株予定より減らしましたが、409円で1000株を買い増ししました。
「やってみせ、言って聞かせてさせてみせ、褒めてやらねば…人は動かじ」常に有言実行のカタル君です。果たして…結果はどうでしょう。それでは…また明日。
そうだ…昨日までJトラストは6日連続の陽線でした。これは下値圏で5日間連続の陽線が生まれると…酒田五法では、「その後一カ月は上伸するものなり」…と言う諺があります。本間様は山形の自宅から、江戸まで全部自分の支配地だったと言うほど…大金持ちだったのです。本間様の観方を支持するカタルです。