噛みくだいて読むレポート

雇用統計の発表から一夜明け、この数字を疑問視する人もいるほどです。その報道がこちらです。 昨日、カタルが調べたデータをグラフ化して失業件数の申請は毎週なので、その関係と雇用統計の比較をしてみました。なにしろ過去、これほど雇用が失われたことがないからデータの信頼性が揺らぐのは仕方ないと思います。 

リーマン時の新規失業者申請件数の推移
コロナ下の新規失業者申請件数の推移
雇用統計値と失業率推移

最近一番、景気が後退した局面はリーマンショック時なので、その時のデータを比較しました。 でも今回は型破りですからね。一桁、桁が違うのです。やはりメディアの宣伝効果と言うは、大きな影響を我々の心に与えるのでしょう。

コロナは日本だけでなく、世界中、一斉に起こる災難です。未だに感染者は増え続けているようです。昨日は685万人です。米国は192万に対し109千人の死者数ですから、「致死率」は下がっているように感じています。 

そもそもメディアの報道で、型破りの金融政策や財政出動が決まりました。先日、カタルはいつも行っていた鮨屋に3か月ぶり程度で行ったら、助成金などが200万円ほど来るはずだと言います。この鮨屋は自社店舗ですから…家賃はかかりません。しかも従業員もパートのおばさんが一人です。だから…営業をしなくても…焼け太りかもしれません。でも流石に暇なようでした。鮨屋は生ものですから、使えないネタは捨てねばなりません。マグロなどは冷凍なので大丈夫でしょうが… 

コロナに関係なく10万円の給付金は、年金世代などにとっては臨時収入です。田舎なんか…結構、ありがたい金額です。

日経新聞の3面には、ETFによる資金流入のグラフが載っていました。でも小さく「割高感指摘も」…と掲載されていました。でもこのグラフは一般的に記事の内容から、株式のものを連想しますが、よく読むと…ETE全体の数字のようです。株式だけのものもある筈ですが…この辺りが作為的な記事の書き方に見えます。 

今回のコロナ騒動で学んだことは、いつも思うことですが…メディアと言うのは正確な数字と言うか、傾向を伝える媒体ではなく、もっとも状況がとんがっている部分、被害の大きな部分、悲惨なところにスポットを当てて…報道を繰り返す機関だという事です。

カタルも既に20年以上も、毎日レポートを綴っていますから、自分の原稿の書き方をどう描こうか? 事前に考え…正確なデータを抽出していますが、自分の意見に合うように採用して、尚且つ、見え方を加工しています。

カタルは、いつも前向きで…ポジティブ思考です。この事を事前に知っているかどうか…で、読者の受け取り方が変わります。人間の感情と言うのは微妙なものです。 

コロナ禍は、必要以上に…過大にメディアは捉えていた可能性があります。まだ株式市場の戻りが早かったとはいえ、まだ「バブル」だとは思いません。何故なら、厳密にいえば…短期口座のマイナスは消えません。マイナスから回復のスピードが速かっただけの話です。2月の段階では、ウハウハだったのです。そこまで戻るまで…まだ時間がかかります。でも他の口座は既に全快しており、ケース・バイ・ケースと言うが分かります。 

リーマン時の新規失業申請件数推移と株価の関係

一応、今週はFOMCにSQがありますから、一つの山場なのでしょう。この後の状況がどうなるか…。この失業件数などを見ると…経済状況の改善は続きます。 このデータを収集している時に奇妙な現象に気付きました。結構、この新規失業者申請件数の増減と言うのは株価に影響を与えるようにみます。今回もそうですが、前回の景気後退期であるリーマン時も失業申請件数がピークアウトする前に株価は底入れをしています。このデータは株価の読みに重要な要素のようです。一応、リンク元を紹介しておきましょう。

さて…昨日、野村証券の発行済み株式総数と株価観測の予想を掲げたら、さっそくカタルの採用しているデータは間違っているんじゃないか?…との指摘を頂きました。カタルの読者層は識者が多く…一般の人が気付かない間違いなど…余程、事前知識がないとこのような指摘が出来ません。

そう言えば…数日前に、かみさんの歯は一本3万円と書きましたが、歯科知識がある人は、きっとあの数字の間違いに気付いたはずです。カタルが間違っていました。あとでかみさんに聞いたら…1本6万円で、少し大きいと7万円の素材費を取られたそうです。だから消費税を加味すると3本で20万を超えたのです。お婆ちゃんは総入れ歯で、確か…1万数千円だったかな? 兎に角…安いのです。この差が自由診療と保険の差です。

新聞を読んでいてもそうですが、自分が思っているデータの認識と違う記事を発見した時に、何度か読み直します。そうして何故、こんな書き方をするのか? 作者の意図を探ります。それが出来る読者の知識レベルは流石ですね。自分が考えながら理解しようとしてレポートを読むかどうか…。

このデータの違いを、指摘してくれた読者の人は余程、株式に精通してないとカタルがグラフ化した意図が、理解できない筈ですが…流石です。カタルは四季報の数字を掲げてグラフ化しましたが、決算短信を読むと自社株買いをしているのです。

野村証券の付き合い推移と株価予想

でも実際の流通株式は、自己株式は4億5497万株保持しており、この部分が消えますから、30億3858万株です。だから株価面では読者の言うとおり、この分を減らして株価観測を掲げる方が適切かもしれません。1.55倍程度ですから…株価観測は1851円から2264円の観測も成り立ちます。

バブル期の相場まで時間軸を延ばすと…野村証券の月足推移

そんな馬鹿な…と思うでしょうね。多くの人は…。まだ500円足らずの株価ですから…ね。でもチャートの時間軸を更に延ばしてみると…カタルの観測が満更、法螺でもないことが分かる筈です。

多くの人は「失われた時代」で、頭が洗脳されています。だから本当の名目時代が分からないのです。名目の数字を目標に頑張れば…皆さんの所得も上げ続け、賃金は上昇します。当然、物価も上昇しますから、年金生活者は自衛しないと「食えない時代」になりますよ。

カタルは「失われた時代」は間違った考え方だと、ずっと思ってきました。年金額を減らすわけにいきませんから、物価高にすれば…自然に配分の仕方が若者有利になります。働かない年金生活者が暢気に旅行をして、頑張って働く若者が、その生活を補てんする社会は長く続かないし…間違った方向性です。

だからカタルはコロナ禍で技術革新からの効率性が何処かで落ちます。そうなると…物価が上昇します。今は過渡期だから、一気にまだスマート化が進むでしょう。でも…この辺りが「潮目」だろうと思っています。今度、名目時代を感じさせる相場のハシリ。つまり予兆が、何処かで生まれるだろうと推察をしており、今回の雇用統計の劇的な変化が…引き金になることはあり得ます。

MMT理論なども拘わり、少し高度な解釈ですが…カタルの相場観のシナリオの一つなのです。だから財政ファイナンスの話も、これまでに展開していたわけです。世の中には、様々な選択肢があります。どれを自分が採用しても…自由なのです。カタル自身、未来図はどんな形になるか分かりません。でも様々なアイディアを事前に提示しますから、なるべく皆さんもカタルの狙いが何処にあるか…考えるようにしてレポートを読んで頂けると理解が進むと思います。

読者の方、ご指摘を頂きありがとうございました。

今回はロイターの記事を観て、新しいアイディアの新規失業申請件数が、株価の未来図を語っているかもしれないと言うアイディアに気付きました。良いですか…株式投資で儲けるためには事前に現れる様々な株価の変化(兆候)に気付き、その兆候が何故生まれるか?その背景を考えないとなりません。

雇用統計値の意外な数字が何を暗示しているか? カタルは一気に日本が名目時代に突入する事を頭に描いているから、ケネディクスや三菱UFJに野村証券を採り上げて、金融相場の3点セットの株価の動きを追っているのです。

「強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育つ」のです。「強気相場は心配の壁を登る」と言うWSJの記事が、紹介されたのは5月2日です。此方です。

もう…最後は捕まっても良いと思って相場についていくしかないのですね。いつもやっている失敗です。その失敗を事前に畏れて行動しないより、行動をして失敗した時にまた考えればいいや…と、パッパラ・パーのカタルは思っています。こんなカタルが書く原稿だから、自分は精査して、自分なりの解釈を加えて読んで下さい。あとはどんな意見を採用しようが本人の自由ですね。

山場が事前に指摘されているFOMCとSQが今週やって来ます。それでは…また明日。



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