さて…今日は「日経新聞のトップ」も驚いたのです。「物価高対策として電気・ガス料金の補助を再開するのは適切である。」という問いに対して、77%が反対だという点です。この否定的な回答を見て…よく読むと、「経済学者」に対するアンケートなのですね。だから反対なのでしょう。
この中で必要だと言っている学者は、馬鹿じゃ…ないかと思っています。ただ実体経済は、依然、「弱く感じる」ことは、事実です。相場を見ていれば、目先だけですからね。リスクを取ろう…と言う「積極姿勢」の投資家はあまり居ません。目先なら…冒険をするのでしょう。これは、いつも同じなのです。
この回答は「市場原理主義者」からすれば、当たり前の結論です。なるべく…市場動向に合わせた政策は必要ですが、国民を「過度」に…甘えさせるべきではありません。既にロシア制裁からの原油価格の高騰も終わり…インフレは、世界的に見て沈静化しています。ドイツを観ればわかります。政策は「必要な部分」に、お金をかけるべきでしょう。
同時に、こちらの報道は少し驚きました。カタルは常々…老人から若者へ所得の移転が進むと述べています。だから…その趣旨だから驚いたのです。
しかし同時に、この会社も「目先」なんだなぁ~と思います。3倍と言っても、0.3%の世界だそうです。金利が5%時代になったら15%も…優遇できるとは思えません。つまり…この企業は、「目先主義」なのですね。北尾らしい…発想だと思いました。でも「ジェイドG」(3558)のような「大谷ボール効果」が在るのでしょう。何しろ「日経新聞」ですから、その「広告効果」は抜群でしょう。
昨日の京都は「晴天」で晴れていましたが、亀岡に行く列車の中で…「保津川」下りの船が「強風のため」に、運航中止と言うメールが携帯電話に届きました。最近、「死亡事故」があったので慎重なのでしょう。仕方なく、亀岡で降りて…亀岡「城跡の石垣」見学をしてきました。駅から歩き…一周、回ってきました「大本」という宗教集団が、この跡地を管理しているとか…。手植えの「イチョウ」は、なかなか…見事でした。
帰りに「嵐山」に寄り…嵯峨野の田舎である「落柿舎」からの景色を楽しみ…近くの「常寂光寺」のもみじを、散策しました。ここの紅葉は、お薦めです。今回は石山寺、東福寺、南禅寺(実際はニトリの別荘に行ったのです。)南禅寺は「ついで」です。など…回りましたが、この「常寂光寺のもみじ」が一番です。竹林とのコントラストと言い…見事でした。
ただ流石に、観光客は多く「仕方ないなぁ~」と思います。インバウンドが大半です。中国人か、台湾か…分かりませんが、多かったように思います。だんだん…旅慣れてきました。今回のホテルは、サウナ付きで…サウナの時計が何故、12分計なのか? 不思議に思ってネットで調べると…どうも平均値のようです。確かに体調に寄るのでしょうが、カタルも10分~12分を目安にしているようです。
今も、ひと風呂浴びて…この原稿を綴っています。まもなく相場が開始されます。ノマド族は、どこでも仕事ができます。良い時代になったのでしょう。
昨日…寄り値の気配値は1800円台から、徐々に…下げてきましたが、本日は1775円近辺でしたが、今、1766円で1000株を買ったのでしょう。昨日は、大引けの1765円も500株だけですが…寄り値(1760円)と大引け(1765円)で、少しずつ買っています。
まぁ今日も「下値に買い」を用いました。基本は、どっちでも…良いのです。でも昨日の安値が1758円で、本日の今の株価は1751円まで…あります。だから…まだ「不安定」なのでしょう。何しろ…「ジェイドG」の株を持っている人は、前回のように「半値になる恐怖心」も、あるのでしょう。だから「おびえている人」も多いのでしょう。
「BASE」(4477)も「タイミー」(215A)も同じですが、このような投資心理が「餌」になります。
一本調子の相場より「紆余曲折」の展開を経た方が、「相場の腰」は、強くなります。しかし既に「リーボック」の驚きから1年以上が経過しており、一般の人は、「嫌」になっている筈です。その点、オオカミ少年の「BASE」も同じですから、今回は、相場になると思っています。「タイミー」と共に…いずれも、カタルの「一押し銘柄」です。
基本的に米国金利は、据え置きとの見方が多く…その確率は70%程度なのでしょう。同時に、昨日はロシアと北朝鮮の「通貨問題」を取り上げましたが、ブラジルも、財政問題を抱えており…フランスも同じです。
常に欧州は「ドイツ」と比較されます。この理由は、ドイツ国民は、第一次大戦後の「戦後の賠償金」が過大だったため…歴史的な「通貨安」(インフレ)を経験しました。リヤカーに通貨を「山のように積む」教科書に出てくる写真は、印象的でした。(ネット上には、こちらがありました。)
その為に、独裁者のヒトラーが誕生したのです。そのような反省もあり…ドイツ国民はインフレへの警戒心が非常に高いのです。だから財政問題はドイツにはないのです。故にこの報道のように…ドイツ国債の金利が基準として…他国は比較されます。まぁ歴史は、なかなか…面白いのです。
みなさんの多くは「経験」が乏しく…少し株価が動くと動揺します。でも上手に立ち回ろうとしますが、株式投資の場合は「目敏い(まざとい)奴」より、ボンクラの方が成功する確率は高いんじゃ…ないかな? あまり目先の「鼻が利く」奴は、本格的な相場が始まる前に降りてしまいます。「BASE」なんか…、長い目で観れば「いい会社」になる素質はあります。多少、鶴岡君に不満はあります。でも若いから容認です。
「タイミー」も同じです。一番、年上のジェイドGの田中君が、どう頑張るか…、意見は割れますが、カタルはソフト資産の減損会計があるのかどうか…、既に、マガシークの移転費用の大半は、この2四半期で織り込んでいます。
たぶん…別会社ですから、それぞれの仕組みを活かし…ソフト面の統合は、徐々にやるのでしょう。まぁ「BASE」と時間軸の違いは、単に「需給バランス」なのでしょう。どっちにしても…残された自社株買いは、来年の2月末までに実施すると考えています。だから…1653円かな? そうですね。今回の安値は10月25日の安値の1653円です。ここは「割れない」と思っていますから…更に、持ち株を増やしています。
前回は、かなり時間をかけて…株を買っています。会員には1500円台で、一般読者には1800円台だったかな? 今回は「同時進行」にしたのは、株を拾う時間はあまり残されていない…と考えているからです。
「タイミー」は、今から思えば…「ジェイドG」と同じで、25日の1004円を基準にしてもよかったですね。でも2日目の11月12日に976円を付けたので…「ふりだし」に戻したわけです。現在は11月15日の930円が「基準」になっています。故に…本日の29日に930円を下回らなければ…今度は、2日の連続安から、相場に「買い参加」します。来週から解禁です。
この投資法は、長年…カタルが経験してきた「暴落後の株の考え方」です。どんな株にも「応用」が利きますから、是非、体得してください。
「大阪チタン」(5726)も同じです。「暖め返し」の原稿で、相場は反応せずに、本日の「大坂チタン」は高いのですね。一昨日、カタルは1910円で500株を買って、昨日も1918円で500株買いました。この航空機関連も、ようやく「順番を迎える」と思っています。何しろ…「ボーイング」(BA)の143ドルの公募玉の「打ち返し」も消化したのでしょう。
皆さんは、あまりに「短絡的」、みなさんの時間概念は、「超貧乏人」です。94歳になるバフェットは、「分相応の暮らし」を説いていますが…カタルの場合、人生が波乱万丈で…どれが、分相応の水準か…難しいのです。
まぁそれでもかみさんと月に2回ほど旅行して、温泉巡りをしていますから…恵まれた方なのでしょう。欲を言ってはダメですが、これだけ…努力をして、この程度です。株屋なのに…「野村徳七」と「月とスッポン」です。
一昨日は、ニトリの似鳥会長が買った別荘が公開されたので、見学に行ったのですが、同じ南禅寺の高級別荘地に、野村証券も持っているのです。
通常、株屋というのは。こういう「種族」です。京都は活動劇ではなく映画スターだった大河内傳次郎の別荘が、昨日行った常寂光寺の近くにあります。あそこは2回ほど行きましたね。山の上にあるのですが、大概、有名になると誰もが「庭」を愛するようです。自然に憧れるのでしょう。
何とか…この「ドン底生活」から這い上がろうと、藻掻きますが…なかなか神様は、忙しいのでしょう。仕方ないですね。
そう「ボヤいて」いたら、「ジェイドG」が本日の買値近くの1765円まで戻ってきました。果たして…カタルの運命は、如何に、そんなことで、本日はこれから帰京します。今日の京都も天気が良いのです。またね。
先日買った「ソフトバンクG」(9984)も、まもなく利食いです。