05/07

かたる連休も終わり、皆さんは、どんな休みを過ごされたのでしょう。考えてみると…時間の使い方と言うのは制約を受けているから、その時間を活用しようと思うのでしょうね。毎日が日曜日のカタルにとって、別に連休など、どっちでも良く、曜日も日にちの感覚もだんだん薄れて行きます。よく痴ほう症の問診で、今日は何月、何日、何曜日?と言う場面をテレビで観ますが、分かるような気がしますね。同居を始めた妻の母、おばあちゃんは83歳ですが、やはり軽い痴ほう症のようです。最近の起った現象を覚えてないのですね。年が年なので…まぁ、仕方ないと思っていますが、彼女は現在、何処も悪くなく医者に通ってないのです。珍しいですね。毎日、カタルと共にお散歩で、1時間程度、歩く日々を過ごしています。彼女も、僕も毎日が日曜日。

昨日はカタルの60歳の誕生日で、息子夫婦と一緒に夕食会をしました。息子はサラリーマンなので、この連休は妻をほったらかしにして、自分だけ、友達と大島のサイクリングに出かけたとか…。連休で思い出すのは、他人が豪華に、温泉旅行や海外旅行をしているのに、歩合生活をしているカタル君は金がなく、仕方なく子供たちを、奥多摩のキャンプに、毎年、連れて行きました。キャンプは良くしましたね。毎年、奥多摩は、このゴールデンウィーク辺りまで、桜を鑑賞できます。この為か…カタルは、よくテレビでサバイバル番組を見ます。面白いのですね。生きる原点は素朴です。先ずは水の確保と寝床の確保です。そうして欠かせないのが「火」ですね。水がないと3日間も持たないとか…。条件によるのでしょうが、食料は21日だそうです。でも人間、喰わないとイライラし始めて、共同生活が困難になります。やはり通常は1週間程度が限界のようですね。

株も同じで負け続けると…だんだん、株を見るのが嫌になります。でも多少でも儲かっていると、段々やる気が出てくるから不思議ですね。株のお勉強もやる気が出てきます。負け続けていると…どうでも、よくなってくるから…不思議ですね。まさにケネディクスはそんなイメージです。カタルは、絶対の自信を持っていますが、なかなか条件が揃わないのか…2年のブランクは、もう呆れるばかりです。まぁ、バブルの絶頂期に上京して下がり続ける株を、20年以上もセールスをし続けてきたので…、2年なんか…どうってことはないのですが。

最近、人気になってきた三菱UFJは、2008年の暮れからですからね。既に7年も割安論を言い続けています。300円台から、間もなく3倍程度になりますが、今でも安いと思っています。本当に呆れるカタルの感覚でしょう。皆さんからすれば…2年でも充分に長いのでしょうが…。007は、2010年だったかな? 此方も既に5年ですね。ようやく社名のユビキタス時代の到来ですね。IoTが開花します。クラウドがスマートコミュニティーの主眼ですね。インターネットをよく利用する人は、情報の価値を再認識させられるでしょう。どんなデータも、大概はネットに存在します。そのデータをどう活用するか?此処が重要ですね。

さて市場の話題は、やはりFRBのイエレン女史の発言でしょうか? 重要な点は二点で…、一つは債券金利が急上昇するリスクと…、株価が割高だと言う発言ですね。これを裏付けるように…長期金利は上げ始め、下落していた原油価格も上昇を始めています。世界の人口は増え続けていますからね。日本は逆に少子高齢化ですが…。でも通常、経済学者の多くは、日本の人口減を理由にGDPは伸びないと…日本の財政問題を懸念します。しかしカタルは、先日一例を掲げましたね。ホンダ系の部品会社のケーヒンの国内回帰の現象を取り上げました? 覚えていますか? 人件費が安い中国より、効率的に生産が出来ると言うものです。

そうですね。ロボットの活用です。所詮、ファナックの工場のように、ロボットがロボットを作るので、人手など…古い概念になりますね。そうすると、移民政策を採用する先進国は社会保障などの…お荷物を背負います。スマートコミュニティーの時代は、人口が少ない方が有利になりますね。問題は資源ですが…。視点を時代に合わせ、見て欲しいと思っています。カタルの好きな大阪チタンが、最近は強いですね。問題は合同鉄鋼と同じで電力料金ですが…原子力が早く再稼働すると良いですね。MRJの本格生産も始まりジャムコと共に、まだまだ行けますね。一方、株価が遅れている業績の悪い航空機関連も注目されます。

幾らでも…良い銘柄はありますが、問題は、どう儲けるか? 株価など、所詮、どっちでも良いのですね。上げようが…下げようが…。自分自身の売買方法が問題なのです。今は、かなり変動率が高く、しかも良い相場です。適度にガス抜きが出来て良い環境ですね。やれ、雇用統計がどうのこうの…。ギリシャがどうした。素人を右往左往させる材料は、揃っています。でも一番大切な基本だけは、しっかり押さえておいてくださいね。例えば、此方のチャートは非常に意味があります。米国の30年債の推移を見ておいてくださいね。このチャートは…色んな意味を内包しています。イエレン女史が、事前に警告を発した意味をどう消化するか。市場にこの警告を織り込むことが、大切なのです。しかし同時に、奇妙な現象に気付きませんか?バーナンキ前FRB議長が2013年5月に量的緩和縮小に言及して、大きく株価が調整して、2年が経過します。でもこれほど重要な発言なのに、昨日の米国株は、そんなに下げていませんね。かなりのポジション調整が、既に済んでいるのでしょう。

米国30年債の金利推移
image-554

米国30年債の金利推移

景気が良いから金利は上昇する訳で…仮にスマートコミュニティーが一気に進展すると、どうなりますか? トラックなどの高速輸送は自動走行に変わり、人手が必要なくなります。先日、ユニクロがITタグの採用を決めましたね。何れ量産化が進み、ス―パーのレジ係は、必要なくなります。まもなくですね。一気に企業の売上高利益率は大きく上がる可能性がありますね。とくにサービス産業に於いて革命が起きます。この動きを、一気に早める為に、早く、「流動性の罠」からの脱出が必要なのですね。カタルがITバブル時のナスダックの高値更新に拘ってきた意味は、この時間推移を物語っていると…考えているからですね。実に、理想買いから現実買い移行するまで、15年が経過しました。

だからイエレン女史の株式割高論は、古い認識で、間違っている可能性があります。潜在成長率が、嘗てないほど高まっているのですね。GEが本業に経営資源を注力する理由を考えねばなりません。GEは、ダウ採用銘柄で唯一、長い歴史を耐え得た会社ですね。ダウ採用銘柄の地位を長く維持できたのは、GEだけなのです。他の会社は、すべて消えました。やはり経営力であり、会社のムード、空気が非常に大切なのですね。これは残念ながら数字に現れません。故に、リクルートは輝きますね。しかし今日は大きく下げていますよ。

カタルが評価を下げているケネディクスは、読者の多くが持っていると思いますが、今週が30週目の周期になります。果たして反転するでしょうか? こんなものは当たるも八卦、当たらぬも八卦の口ですが…意外に重要なのですね。日柄…と言うのは、人間心理に影響を与えますからね。人間と言うのは感情で動く動物です。出来高バランスに注目され観察しておくといいですね。5月21日がBBT信託の運用開始です。決算発表は13日でしょうか? 重要な見所が満載されています。この5月は一つのポイントなのでしょう。

今日の富士通は、少し高いですね。皆、間違っていますね。この時期の決算数字の読みは経営者の性格です。誰も1年先などは分からないのです。それを過剰反応する市場がおかしいですね。カタルは本決算の見所は、二つだと述べました。一つはROE経営が実践されているかどうか…。自社株買いも、そうですが…、不採算部門のリストラも同時にしなくてはなりません。もう一つが賃上げと共に、設備投資の計画ですね。何れ、国内設備投資はラッシュを迎えます。長引くデフレ環境で、日本の生産設備は老朽化していますね。すでに改修や改善で乗り越えられる時代環境ではありませんね。その為に設備投資の償却負担も増えますが、それを乗り越え、利益を増やせる企業が生き残るのでしょう。

アジア開発銀行が増資をし、AIIBの資本金は、大きく膨らみますね。この意味をよく理解して下さいね。何故、AIIBに巨額の資金が投下されるのか? 日本企業は絶好のチャンスを迎えていますね。これに再生医療が、さらにIoTなどのスマートコミュニティーが絡むのですね。凄い相場になりますね。38915円の奪回なのです。その第一歩がデフレ脱却であり、流動性の罠からの脱出ですね。この基本構想をしっかり捉えていられるかどうか…ここが最も重要なのですね。先ほどの米国の30年間の金利推移を見てくださいね。何か…感じませんか?

今日は今の所はまだ466円まで…ですね。果たして下回るか…、下回らないか…。どっちでも、そんなに大きな影響はありませんが、やはり気になるポイントです。JTECや007は、既に株価波動が変化していますね。自分の性格に合った株を手掛ければいいのですね。朝安かったVテクも切り返してきましたね。本当に、あの数字が出るのでしょうか? 此方の決算発表は11日の予定ですね。さて需要な点は、だいたい捉えましたね。FRB議長のイエレン発言など、長期金利の動向と共に、確り現在位置を確認してくださいね。それでは、また明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。

IRNET

本サイトは、「今日の市況」(月~金)、「株式教室」(土)、「コラム」(日、祝)をほぼ毎日発信しています。

2024年12月
« 11月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

過去のIRNET

広告

株式投資関連の本



連絡先

kataru at irnet.co.jp
(at をアットマークに変えて送ってください。)