新しい選択

米国で雇用統計が発表され…大幅に少なかったのですが、「事前告知」のように…「ハリケーン」で10万人、」「ボーイング」で4万人と言われているようです。この「ボーイング」(BA)は、近々…ストライキが停止される可能性が浮上しています。

FOMC予想

この影響で「雇用」は減ったと言われていますが、失業率や賃金の動向は、「横ばい水準」のようです。11月の利下げは0.25%の利下げ確率は98.9%と非常に高いものです。今のところは11月と12月に連続で引き下げられる予想で…12月も0.25%の利下げ確率は82.7%です。この背景は此方です。

この金利が下がり始めたのは、前からカタルが気にしていた…リバースレポにも現れています。この改善を待てばよかったのでしょうが、この時間はなかなか待てません。

AI革命の「エヌビディア」(NVDA)は業績不振の「インテル」(INTC)に変わり「NYダウ採用」になると…報道されています。カタル自身は「AI革命の推進派」で、流れに賛成ですが、目先(ここ半年)の株価は「高値圏での横ばい」だろうと考えています。一気に株価が200ドルに向かうとは思っていません。

時代の変遷は、日本ほど遅くありませんが、それでも、かなりの時間を要するのでしょう。ブラックウェルが量産され…その成果を受けた後なら…可能性が在ります。でも、今では…ないのでしょう。

株式投資と言うのは、理想論と現実があります。

理想が「現実」になれば「強い経済」ですが…日本の場合は「和を以て貴しとなす」…ですから、なかなか…「改革」が進みません。もともと…駄目な企業を切ると言う発想は、狩猟民族の白人の考え方でしょう。

逆に日本人は農耕民族で…しかも周りを「海に囲まれた」国ですから、他国より改革のスピードは遅れ…どうしても「村社会」論理が、我々…日本人の心に沁みついています。今回の「国民民主党」の躍進を支えたのは、ネットの若者世代だと言います。早く「マイナンバーカード」があるから「ネット投票」の時代にすべきでしょう。その方が効率的で「無駄なお金」も掛かりません。

先ずは始めることです。しかも…「一度、決まったこと」は、後で「グダグダ」…言うべきではありません。先ずは実行して、仮に失敗したらその検証をして…「再構築」すれば良いのでしょう。それなのに…日本人は、いつまでもグダグダ…と成田闘争です。この考え方が株式市場の「今の流れ」です。

「日本製鉄」(5401) の週足

ここ数年は株価の下落は止まり…基本的に、なかなか「利回り裁定」の概念が、働きませんでした。しかし最近は、5%を超える配当利回り株は減っており…4%台は、まだかなり…あります。しかし、株式投資の未来性のある株は、やはり3%台の後半止まりですね。カタルは、利回り株の代表事例では「日本製鉄」(5401)を掲げています。最近は、ログチャート(対数)を利用していますから、いちいち…断りませんから、そう思ってください。

だから「ナ・デックス」(7435)を、皆さんと供にやりました。でも「割安株」なんか…株式投資と言えるかどうか…。「日立」(6501)のような「構造改革」銘柄の方が良かったのです。最近では「重工」(7011)がそうですが、古くは「日産自動車」(7201)のゴーンが登場していた頃です。でも「東芝」(6502)は、ハッキリ言って…損はしていませんが「不発」でした。これは村社会論の「抵抗組」です。

先ずは大きな資金で、その「リーダー」から相場が開始していますが、今回の「セブン&アイHD」(3382)は、どうなるのでしょう。

カタルが語っている理想論は、「グローバルな未来論」ですが、その流れに抵抗する勢力があります。その狭間で、株価は形成されています。時代を、どの速度で…選択するか? 「過剰投資」は無駄を産みます。今の中国です。

自動運転やEVなどは「世界一」です。ですが…「投資分」を回収できないスピードで「歪」です。社会が、その変革に付いて行っていません。その事例が地方の「隠れ債務」問題です。「融資平台を使った投資の成長モデルは、地方政府にとって自分たちの懐を痛めずに公共インフラへの投資ができるため、都合のいいものでした。しかし、もはや投資の拡大を見込むことはできません。」1800兆円とも言われています。

でも最近の米国も「怪しい」のです。「商業不動産問題」は、まだまだ…続きますよ。来年一杯は「警戒」が必要になります。でもかなり…問題が表面化し出しています。このバランスを、うまくしないと駄目なのです。だから…「トランプが当選すると危うい」と言われており「ノーベル賞学者」は、挙って…ハリス支持を訴えています。まぁ、やってみなくては分かりません。

仮に時代が「後戻り」をするなら、「配当利回り投資」の世界に「逆戻り」なります。

今年は「難しい」のです。カタル自身は、常に「未来志向」です。ようやく…「化けの皮」と言うか、過剰な成長論で、株を買った「新興株」は、どれも…まともな株価です。カタル自身は、此処に「勝機」を見出しますが、なかなか「時間の流れ」が来ません。

「野村証券」(8604) の週足推移

「野村証券」(8604)は、「案の定」好業績でした。だからカタルは、最初から一株利益は「100円を超える」と述べていました。もっと…株価が上がっても良いのです。今は面白い場面ですが、なかなか「手掛ける種族」(仕掛人)が居ません。もともと…カタルは「奥田社長」は嫌いです。

カタルなら、「アルケゴスの損失」を、あの期に、無理やり「押し込んで」スッキリさせました。でも彼は3期かな? チビチビ…償却をやりました。今回の好業績は、彼の経営成果ではなく…市場全体の改善で、この程度は、誰がやっても当たり前なのです。彼が、特段に「優れている」訳ではありません。

「大阪チタン」(5726)は、カタルの予測のように「素晴らしい数字」ですが、外部環境に恵まれず…「仕掛け筋」が貧弱です。実は「海運株」も、同じようなイメージでした。カタルの感覚で、株価が「奇麗に」上がりませんでした。本来は、株価が仕手化して…「馬鹿人気」になる筈だったのです。

でも横の広がりも、なかなか…なくて時間軸もズレていました。

「名村造船」(7014) の週足

このケースが「名村造船」(7014)なのです。これだけを「ずっと」やっていても…良かったのです。たぶん…カタルの感覚と、「時間がズレている」のは、市場に「仕掛け人」が皆無なのでしょう。人が「育っていない」のでしょう。何しろ…「失われた時代」です。

まぁ、カタルらしい…銘柄選択は「波乱万丈」で面白いのです。

堅実に「儲ける投資」は、カタルの観方ではありません。でも今回は「値上げ」も影響したのか、どうか…分かりませんが、会員の方は、2割ほど…減ったようです。まぁ付いて…「来れなかった」のでしょう。カタル自身が、基本的に「鳴かず飛ばず」…です。それでも…現時点で「倍増」以上の口座があります。一方では1800万が1000万まで減っていますから「ギャフン」です。

今回の「反省」に立って、会員には「堅実な投資の実例を」示そうと思っています。もう一つ、近々…新しい口座を開設して200万を元手に「堅実投資の実践」を見せようと思っています。常に…カタルは「有言実行」です。

論理的な解説の事前告知をして、そうして実際に、自分でもその論理を実施します。これで「その通りの成果」が得られるなら、本物でしょう。本来は年間で倍増を目標に始めた実験ですが、なかなか思うような…「成果」を得られない時も多いのです。

でも本当に…3000万円を「飛ばす」ことができるほど…お金は増えてきました。もう少しで「カタル論理」が完成を迎えるのでしょう。その時は…今日の東京の空のように…青空です。棺桶が近いか…卒業式が近いか…。どっち…でしょう。まぁ人生は「波乱万丈」を「楽しめば」…それで良いのでしょう。

何故、堅実投資を始めようと思ったか?

今回の会員様からの「審判」を受けて…みなさんの批判に応えるために、新しい実験を始めます。でも本音は「面白くない」から…カタル自身は嫌いです。僅かな利幅で「堅実投資」なんか…カタルの趣味ではありません。

でも自分もソロソロ…「棺桶」世代です。いつまでも…「パッパラパー」を続ける年齢ではありませんからネ。この200万が3割投資なら、9年も掛かりますが、一般的な「標準」と言われる…老後資金の2000万円になります。まぁ面白くないが、そんな…年齢なのです。また…明日。

「野村証券」は、来年は「また新高値」(1021円)を付け…それを超えます。皆さんは、当面は、これ一本で良いのですよ。でも「贅沢」を言う奴ばかりいます。自分が「どの選択」をしているか…まったく理解してないのです。

カタルは最近、「デンソー」(6902)を掲げています。未来の「日立」(6501)です。でも時間が掛かるから…カタルは選択をしていません。自分がどれを選択するか…それは読者が勝手に決めることです。目先の株価の上下で、反応する輩から…早く「卒業」しましょう。またね。



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