やっと…調整期間の終了か?

連休なので…休もうかとも考えていますが、取りあえず、約束の原稿を書こうと考えています。もともと株価を判断する場合、第一は企業業績ですが、この中で見えにくいのが「潜在成長力」の判断ですね。この成長率は時代背景により、大きく変わります。トヨタでさえ、金融危機時は、赤字になる訳です。でも流石、トヨタです。1期だけで黒字に復帰しました…からね。ソニーとパナソニックの違いなど…経営者の資質により、業績は影響を大きく受けます。どんなに好環境でも、経営者がボンクラでは、所詮は、「絵に描いた餅」になります。

株式市場は、この企業業績の読みと、同時に株式の需給バランスに株価が影響を受けます。カタルが、良く「仕掛け人」の存在が、不可欠だと言うのは、演出家が居ないと…、相場が活きないのですね。相場には演劇などと同じように「見せ場」があります。このポイントを押さえるのが、演出家の役割で、株式相場では、仕掛け人の存在です。演出の善し悪しで、観客の動員数が大きく変わります。

実に様々な要素が絡み、時代の進行の中で、相場が形成されていきます。今日の朝ドラでの「まれちゃん」の説得シーンは、感情を揺さぶられます。先日の田中裕子が息子を送りにバス停に行くシーンも良かったですね。相場にも感動がないと…ドラマが成立しないのです。過去の大相場は、みんなドラマが存在します。その中から、本物だけが成長株に育つのですが…その確率は、ごく僅かです。

さて日本を取り巻く近代史からの歴史観がないと相場と言うのは、なかなか理解できないものです。政治家の決断には、歴史的な背景が存在し、方向性が決められますからね。株式相場は、何処にお金を流すか?…を決める場所なのです。カタルがアップルの株主還元策からファナックに言及したのは…(4/25の株式教室)成長した巨大企業が還元する収益が、ベンチャー市場に流れる可能性を指摘したのですね。一気に、スマート・コミュニティーへ時代が進むのかも知れません。先日、テレビで太陽光の話を見ていたら、あのパネルの設置角度を決める為に、今は、スーパーコンピュータで計算して、パネルの角度を計算しているのだそうです。凄い時代になりましたね。

大企業の1000億円は、僅かなお金ですから、ベンチャー企業にとっては開発要員を、1000人規模で増員できる金額です。僅か20~30人足らずの開発要員しか持たない007のような会社にとって、資金は命です。この資金還元が、時代を100年単位で一気に進ませることが出来るのです。ナスダックの新高値更新は、間もなく訪れるスマート・コミュニティーの躍進を示します。良いですか…、昔は試行錯誤で、実験を繰り返してデータを蓄積したのです。しかし今では、スパコンにデータを入力すると、あっという間に、数十年単位のデータが集まるのです。つまり僅か数年前の時代から、人類は一気に飛躍期を迎えるのですね。スマフォの変化を考えてくださいね。アップルは2007年に米国でスマートフォンを発売したのです。まだ10年も経ってないのですよ。

さて…長々と前置きを書きました。ケネディクスを理解するためには、事前の知識が必要なのです。日本がバブル崩壊で失った「希望」と言う夢がなくなると、人間の進化が止まるのです。希望は前向きな行動を引き出すのですね。こんな一般常識がないと、相場が理解できないのです。何故、デフレが悪で、「実質成長率」などと言うまやかしの表現が、一般化したのか? このトリックに引っかかり、日本人はメディアに洗脳されましたね。官僚機構の賢い所です。まるで太平洋戦争に突入した時の「八紘一宇」と言う文字と同等のイメージですね。僕らは名目の世界で生活をして、感情を刺激されているのです。誰が原価はいくらで、この製品は高いとか安いとか考えますか? 日々、払うお金が増えれば消費を控えるし、臨時収入が増えれば、買い物をしますね。それが人間です。

だから安倍政権は、政策の主眼が「デフレ脱却」なのですね。これが命題なのです。ところが…その象徴的な銘柄である三菱UFJの純資産は、いくらですか? 未だに解散価値にもなっていませんね。最近はマジック(4/19のコラムを参照)が多く、知的武装を僕らもしなくてはなりませんが…それでもおかしな現象ですね。日立の田舎にある資産と違い、都銀は東京などの大都市の一等地にある、いつでも売れる資産ですね。茨城の片田舎にある、売りたくても…売れない土地の価格と、同じ純資産でも「月とすっぽん」の違いがあります。それを下回るのは、明らかに、おかしな現象です。

国が政策の主眼に据え、実際にその支援に動いており、一番潤う企業を探せば…長年低迷していた「株」と「土地」の資産価値の上昇が、容易に想像されます。デフレ脱却とは、何か? 資産価値を、毎年、上げることですね。もし投下した資産が減損されなければ…、たとえ本業で失敗しても、その資産を売ることで、投下資本を回収できます。嘗てのダイエーの成長を支えたのは、誰ですか? 資産増加効果ですね。そうしてダイエーを潰したのもデフレであり、資産劣化です。減損会計と言う言葉は、嫌な言葉ですね。バブル期にも持ち出して…1990年代の金融査定で、厳格に実施するなら分かりますが…。収益還元法価格までに落ち込んだ不動産に、適応する金融庁の傲慢さは、まさに歴史です。ノーパンしゃぶしゃぶに踊り…その時に厳格に実施しないで、借金を返済できるのに…、お金は回っているのに…、強引にお金の動きをストップさせたのです。一体、何を考えているのでしょう。これじゃ、「流動性の罠」が拡大するばかりです。この歴史的な背景を知らないと…ケネディクスの株価を、読めないのですね。

ただ…時代背景を分かっていても…それだけじゃ、条件は整いません。カタルは様々な条件から、年末年始、そうして春において、相場のスタートを予測していました。しかし…結果は、空振りですね。まるで時間切れになる9回裏まで、追い込まれた気分です。もしTOCに、TOBを仕掛けたダヴィンチの金子さんが、この時代のアヤに消えてなければ…ダヴィンチでしたね。経営者の資質の問題です。果たして…時間切れを迎えるのか…。それとも逆転満塁ホームランを放つことが出来るのか? いずれにしても、もうすぐ判明します。

もともとカタルの年末年始から春の読みは、二つのリート上場にあります。一つは既に上場した商業リート、もう一つは、これから上場する介護リートですね。この収益化が見えるから、早めのスタートを考えていました。それが相場と言うものです。しかし演出家は別のシナリオを持っているのでしょう。何しろ…日銀様がリートを買い、地銀がリートを買う歴史的な好環境です。車なら、新車購入の為に、列をなして、わざわざ抽選をしているような環境ですね。これだけ好環境の時代は、まずないですね。しかも…これからがデフレ脱却の本番で、しかも、時代の追い風は始まったばかり…。これにコンセッションが加われば、「鬼に金棒」です。PER100倍の評価に、仮面ライダーのように変身できですね。先ほど、少し、解説した潜在成長率が一気に加速します。

先日、5億の出資で7億円のリターンが生まれた…との発表がありました。これが金融庁の厳格な減損会計の結果でしょうね。もし…査定が全て厳格になされているなら、膨大な含み資産が眠っています。計算すれば分かりますが、84億円弱の物件の出資分でしょう。それが、なんと200億円で売却できたことを示していますね。つまり地価は2.3倍になったのです。厳格な減損会計の簿価から…。こんな事はあり得ませんが…、もし金融庁の査定が、厳格に実施出来ていれば…あの時のAUM残高は、8000億円前後ですから…含み利益は、一体、いくらになるのでしょう。カタルが、力を入れる理由の一端が分かると思います。

さて、問題はいつか?…なのですね。そこで多くの皆さんが好きなテクニカル分析が登場します。今日も、長くなりましたね。もう少しですから、辛抱して下さいね。週足チャートを見てください。この休みが、30週なのですね。通常、このような形は繰り返されるものです。下値傾向線と言い…相場の間隔と言い…絶妙な舞台が、来週は整います。でも…ね。こんなものは「当たるも八卦、当たらぬも八卦」程度のアノマリー現象のようなものです。ただ…休めば休むほど…、舞台が整ってきているのが、もう少しトレンドを長くすると見えてきますね。時間軸を延ばすのです。チャートと言うのは、絵と同じで、あまり間近で見ても、全体像が見えなくなるものです。そんな時は、時間軸を延ばせば良いのですね。そうすると…自ずと方向性が見えてきます。

ケネディクスの週足推移
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ケネディクスの週足推移

時間軸を延ばしたチャート
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時間軸を延ばしたチャート

更にポイントは続き、5月21日のBBT信託の運用開始の75万株を待ってのスタートになるのかどうか…。何しろ、セコイ経営者だと…目先に溺れますからね。所詮、利益計上は経営者の思惑次第で、いくらでも操作が可能の数字なのですね。それでは…また明日



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