実際の海外投資家の「日本株買い」は、バフェットが、最初に商社株を買った時分です。この5大商社への投資が、最初に明らかになったのは2020年8月30日でした。5社ともそろって5%を少し超えるところまで…買い付けていました。だから2020年なのです。
たぶん…この動きが今日の「海外投資家の参入」に繋がっているのでしょう。当時…カタルは「野村証券」(8604)を推奨しています。この時に日本は「名目成長経済」に移行すると考えていたのでしょう。だから資産投資が盛んになり、証券会社を中心に株価は上がると思っていました。
しかし…まさかの落とし穴が「アルケゴス」の損失です。
この為に…「野村証券」の出番は遅れました。しかし、あの当時のイメージは間違っておらず…今回の利益に繋がっています。今の苦境の段階でも、カタルの別口座は、未だに「倍増」のラインを維持しています。約1000万が約2300万になっています。
しかし「ジェイドG」(3558)を主体にした口座は、滅茶滅茶で…とうとうマイナスになりました。この口座…3月29日段階では約1300万前後の「儲け」だったのですが…今は惨めな有様です。実現損金が180万、現物の含み損が310万円です。だから往復ですから…約1800万近く、お金が減ったのでしょう。まさにトホホ…です。
でも、もともと株のお金は、みんな「利益」なのです。既に元本分は引き上げています。今回も「危ない」とは…思っていました。過去の経験から「決算期のトラウマ」を抱えておりお金を引き上げていたのです。そんなに多くではないのですが、カタルにとっては大金の部類で、200万円ほどでしょうか?
基本的にカタルは、いくつかの構想の中で…証券会社も分散をしています。ネット証券の場合、良く「システムトラブル」があるからです。一つの証券会社だけにすると…「まさかの時」の対応が利きません。今は3つの証券会社を使っています。
一番、使いやすいのは松井証券ですが…金利が高くて閉口します。故に、野村証券の「低金利」口座を主体にしたい…と考えています。金利が馬鹿になりません。儲け以上に…手数料や金利を払っているようなのです。僅かな金額なのに…計算をすると、数百万にもなるのです。良いお得意様です。
カタルの場合は「ブツブツ投資」の分散型です。だから一度に買わずに、場合よれば…毎日、少しずつ株を買う場合もあります。何しろ手数料が安いから、ネットは、色んな選択手段があるのです。
今回のジェイドGの損失は痛かったのですが…同時に迷っていた「間違った玉」の整理も進みました。なかなか…損切りをするにも勇気が必要なのです。今回のようなケースに出逢うと、仕方なく…「強制的に」全ての建玉の清算に追い込まれます。
だから在庫が「一掃」されたのです。毎年、カタルは年末になると「在庫セール」をしますが…今回は運用途中で、その「強硬策」に遭っています。だから、ある意味で「感謝」かも知れません。問題はこの段階で、良い銘柄に「出逢えるか」どうか…なのです。
今は、やはり…「ジェイドG」が一番よく見えるから…困ったものです。昨日も大引けでも1000株を買ったほどです。他に買うものが見当たりません。
余程…「BASE」(4477)を「買い直そう」とも考えましたが…カタルは、もともと「ジェイドG」が「新興株」のなかではトップだと思っています。だから…「BASE」を買うなら「ジェイドG」だろうと言う…気持ちになります。
余程…「野村証券」を買い直そうか…とも思っていますが、75日線を割れておらず…調整が未了かも知れないとも思うのです。
幸い、米国株は昨日、紹介したように…この75日割れの段階で「新規の筋」が参入し始めたようです。もっとも気になるのは「商業不動産」問題です。これは今の環境だと、なかなか…「整理」が進まないでしょう。
しかし昨日は、少し「変化」がみられます。もともと欧州の株価は強いのです。米国株ほど崩れた印象は、全くありません。イギリスは「利下げ」が決定しており、株価は高値を取ったと言います。米国の問題の要は、「賃貸住宅」ですが…NYなどは深刻な不足状態が続いていますが、他の所は、やはり金融政策の効果が出ており「鎮静化」しています。米国も広いですからね。
問題は…この後です。
昨日の米国株を支えた原動力は「PMI」の指標だと言います。購買担当者指数(PMI)です。つまり企業活動は、やはり…低迷してきたのです。この金利水準を維持できる道理がありません。住宅金利は7%台だと言います。この水準だと…10年で2倍ですよ。いくら米国経済が強くても…この金利負担を加味できるほど「資産インフレ」が続くとは思えません。
故に…「利下げ」はあるのでしょうが…その時に、市場がどんな反応を示すか? 怖い観測も同時にあるのです。此方の報道です。「あり得る」話しなのです。
この理由は、今回、FRBの利上げが遅れたために…急速に金利を上げた「咎め」が、今回の「SVB」問題です。銀行は非常に大きな資産を抱えていますから「準備をする時間」が必要です。それを…あんな風に「利上げ」を急げば…様々な「弊害」が生まれます。ハッキリ言って、SVBは、FRBの金融政策の間違いで…倒産に追い込まれたような面もあります。政策効果は、非常に大きな影響を及ぼすのです。
同じような「間違い」を、FRBは今回も犯す可能性があります。
つまりNYの家賃水準ばかりに目を向けて…インフレを間違って認識している可能性です。悪化すると…急速に坂道を転がるように…次々に嫌なニュースが出て来ます。そうして慌てて金利を下げるのです。この利下げが「株安」になると言う見方は、その可能性を示しているのでしょう。
一般的に、今は6月利下げ説から…9月にズレました。年に2回の利下げが、今の市場のコンセンサスです。でも…カタルは「危うい可能性」もあると思っています。何故なら…既に高金利の水準は、様々な「弊害」を生んでいます。
「テスラ」の人員削減は、その一つです。章男社長の全方位型戦略が、実を結んでいますが…これは金融情勢に支えられた面もあります。HVの売れ行きが好調な理由です。でも技術革新は、どんどん進んでいます。
今の欧州は、米国より、はやく…「利下げ」になるようです。だから株価は上がっているのでしょう。この話は重要なのですが…皆さんに、この「繋がり」が理解できるかどうか…。連休明けに書く予定の会員様を、優先するべきでしょう。今、会員の更新期に辺り…新規会員の募集」を週末にする予定でいます。もう少し…待っていてくださいね。
何故、海外投資家の動向が、重要かと言えば…日本人は「根性なし」ばかりなのです。付和雷同の「金魚の糞」なのです。骨のある人間は、皆無でしょう。
最近の自衛隊の事故を観ても、そう感じます。昔は、こんなに頻繁に事故があったのかどうか…幸い、負傷者は限られましたが…JALの事故も大惨事になる所でした。たぶん…自衛隊だけでなく、日本人の「資質の問題」でしょう。だからラピダスも危うさを感じています。H3ロケットの顛末を、昨晩の深夜にNHKでやっていましたが、感動します。失敗は出来ない…ギリギリの精神状態です。あのような番組は、下手なドラマをより、ずっと…真実ですから…重みがあります。
株式取引はいつも「真剣」勝負です。今回のように失敗すれば…多額の損失に繋がります。このような下値圏で、「株を買えない」と駄目なのです。何故、多くの皆さんは、高値を平気で買うのに…株価が下がると、途端に「腰が引ける」のでしょう。カタルには不思議なのです。
数年前は、ワイワイ言いながら…数千円になった株を買えるのに…少し株価が下がっただけで、株が買えなくなるのです。もう完全な馬鹿野郎です。問題は自分の力量把握です。
まぁ、そんなカタルも…下げの途中で「手を出して」アップ・アップの状態です。でもたった1500株ですが…1287円でジェイドGの株を買ったのです。でもこの株価で全体では「売り越し」なのです。だから…カタルも「偉そう」に言えません。まさか…あっという間に半値は想像もしていません。せいぜい1870円(200日線)で止まると思っていたのです。
つまり…今の市場の体温は、未だに「一人旅」なのでしょう。
誰も「応援団」が居らず、自分で、全部「場」に出ている売り物を買う覚悟がないと駄目なのでしょう。バフェットが株を買うタイミングです。あの時点で5%という事は…年初から株を買っていたのでしょう。つまり「コロナ」の時分からです。これが金持ち時間です。10年、20年の時間軸で株を集めるのでしょう。
とっても…「貧乏人」には、真似が出来ません。貧乏人は、常に「朝三暮四」なのです。そんなカタルは、本日は「ジェイドG」を「利食い」しました。たった500株ですが…また「買えるだろう」と思っています。毎日…売り買いをしないと「今の相場の感覚」が分かりません。だから株価なんか関係なく…買いだと思ったら買い、売りだと思ったら売るのです。
当面はこのラインなのかも…しれません。でも高値の1453円を取ったので、大丈夫でしょう。仮に…早めに1500円台に株価が入るなら…「新規筋」の参入なのかもしれません。でも介入がないとすれば…直ぐに株価が回復するとは思っていません。
全ての建玉を、現物に変える覚悟をしました。だって3年で2倍、5年で3倍…10年なら11倍なのです。1万株で一億円を軽く超えます。
実は京都に暮らそうと思ったのですが、賃貸では…年齢などの関係か? 保証会社の許可が得られません。収入に見合わない…家賃が高いためかもしれません。
仕方なく…買う事を決めたのですが、今回の騒動で…3000万ほどヤラレなのでしょう。「決算のトラウマ」を抱えていたので…一旦、全部を整理すれば良かったものを…これですから反省をしています。新築だと…小さなものでも5000万円はするのでしょう。でも場所はイマイチです。だから中古を買って、リホームしようと思っていますが…お金がないのです。
もうお金なんか…と、おばあちゃんが亡くなった時に、必要ないと思ったのです。使えないお金を残しても仕方がないし…子供は教育を施し立派な社会人になりました。カタルの仲間もパラサイト? ヤドカリ族と言うのかな? 親の「脛をかじる」子供が居ますが…カタルの場合、幸い、オヤジの生活が「反面教師」になっているようで…独立した世帯で暮らしています。
これだけでも…恵まれています。
エリート官僚でも、子供を殺したような事例ではありませんからね。だから、お金は「暮らせるだけ」で充分と言う…「欲」が消えていましたが、俄然、燃えてきました。どうしても1億円程度を、ここで用意しないとなりません。まぁ、2万株もジェイドGを持っていれば…その内、田中君が頑張ってくれるでしょう。これで完了です。そうして来年の年末には…引っ越しです。
仮に一般論ではなく…今回の相場の下落が「税効果会計」による「誤解」で株が下がったらなら…早晩に200日線を回復して…株価は半値戻しの2040円を狙えるのでしょう。しかし「マガシーク」問題を感知していたら…一般的な観方である「来年末」になるのでしょう。果たして…どちらかな?
あとは彼の「頑張り」を応援する…だけです。でも…世の中は、「どうにか、なるさぁ~」なのです。
やはり…昨日が「買い場」だったのかもしれませんね。…もう少しで2250円になる所でした。「ルネサスエレク」(6723)の話です。もう…他の事を書く時間はないようです。こんなところで…本日はお終いです。また…明日。
上手く行けば…再びウハウハになります。その理由はこんな報道から窺えます。