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具体論を述べて…「市場の整合性」の観方を解説していくと、読者により「知識レベル」が違いますから、理解できない部分も多いと思います。近年は「パッシブ運用」が主体になっており、株価指数の影響を強く受けます。しかも「アルゴリズム」を利用した自動売買の割合が高い為に、昔の時代より、ずっと目先の株価動向の「振幅」が激しくなっています。

特に…流動性が欠ける小型株の場合は、その日の「ムード」により、株価が上下するのです。もともと…カタル自身が好む「ハイリスク・ハイリターン」銘柄は、博打株の色彩が強いのです。小型株でも、貸借株なら…流動性が増しますが、「タイミー」(215A)や「ジェイドG」(3558)のような「小型現物株」と呼ばれる…銘柄は早く「貸借株」にすべきです。市場原理に合わせて…東証は「制度」を変えなくてはなりません。

本日、「タイミー」は予想通りと述べては語弊が在りますが、やはり1020円の壁を死守できずに、今は割れています。これで…また振り出しです。

本日の付けた今の安値は1004円ですが、今度は、この「安値」が基準になり、ここから2週間です。残念ながら「ジェイドG」も、先日、カタルが「故意」に叩いた1666円が下値にならず、本日は1665円が買えて…安値は1661円までです。今のところは…1660円の買いは、まだ買えません。その下に、1万株程「買い物」を用いています。買えなければ…昨日同様に「後場から買うこと」になります。昨日は、1680円は買えないと思っていましたが、簡単に買えました。これは信用の「投げ物」です。

ジェイドG(3558)売買手口データの推移

この手口表を解説しましょうか? これは東洋経済が、東証からデータを買って掲載している分なのでしょう。たぶん…本当でしょう。

見えづらいでしょうが…マウスの「Ctrl」キーを押しながら、マウスのクルクル(マウスホイール)を回すと…サイトが拡大します。スマフォは、「指を広げる」と拡大します。ここ数字は、現物株の比率が増しており、同時に空売り比率も上昇し…更に返済比率が常にマイナスです。

この現象は「空売り筋」が株価を叩きながら…「買い戻して」います。その売り方は信用の投げです。無理をして、株を買ったので「担保率」が怪しいのでしょう。

その右の「空売り」と「現物株」の合計が、常に100%を超えており…最近は現物株の売りに対する「空売り比率」も100%を超えています。つまり売り方は、無理をして…株を売っています。手持ちにない株を、売っていますから、状況が変化すると、「あっという間に」株価は2050円近辺まで…株価は簡単に飛びます。この辺りまで、株価は「真空地帯」です。その後は実際の「利食い売り」が出て来ます。こんな簡単な解説で良いかな?

「タイミー」(215A) の板状況

ついでに「需給バランス」の解説もしましょうかね。先ずは「タイミー」(215A)です。

「ジェイドG」(3558)の「板状況」

更に…「ジェイドG」(3558)の「板状況」も並べます。何が違うか…分かりますか? そうです。オーバーとアンダーのバランスが違います。

本来「タイミー」は、誰もが「損をする株価」ですから…売り物は減るわけです。しかし、なかなか「現実」は、減りません。逆に…株を買いたい人が多いから、アンダーの買い物が多いのが「ジェイドG」です。たぶん…この比較は「業績の数字」です。故に…カタルは「メルカリ」(4385)は、大きくならず…限度があると述べました。そうして…米国では「ジャンク債」が買われている…話もしています。だから米国は、社会に「躍動感」が生まれます。危険でも挑戦するのです。一方「石橋を叩いても」…渡らないのが、日本です。

地検様の論理が株価を下げ…社会を不安にさせています。「負の連鎖」が働くと…次々に「しわ寄せ」が出て来ます。たぶん…地銀株のPBRが、異常に低いのは、いよいよ「淘汰の時代」になるのでしょう。「きらやか銀行」問題です。ヒントだけを述べました。長くなるから…解説は省きます。

要するに「国家指針」が、株価の行くを決めて、株価が下がると我々の生活が「困窮」します。社会の不安定化が増して「犯罪」が多発して…社会が「荒廃」します。この論理は「地検様」なら…分かる筈です。宮澤喜一の事例を、持ち出すまでもないでしょう。彼は東大出の超エリートでしたが…晩年は、「自分の失政」を悔いて…自らが「反省」をしていました。

基本的に「日本の市場」は、まだまだ…実質成長の「清貧思想」なのです。

今回の東京地検のメディアを利用した、自分達の論理を「押し通した」ので…また時代が「逆回転」です。しかし…この行動は悪戯に「時代変革」を遅らせる「成田闘争」です。だから…安倍さんは、あの時に「黒川人事」を、強行に通そうとしたのでしょう。

本当に「日本国の為」を思っているのかどうか…。

地検様は、最高学府のエリート集団です。たぶん内部には、いろんな「意見」があるのでしょう。まぁ難しい…選択です。カタルの「市場原理主義」が正しいとは、言い切れず…みんなが「幸せ」なら、地検論理もアリです。

カタルの息子は、子供の教育費は、しばらく…無料です。今年、小学校一年生です。娘の子供はシンガポールに居り…日本で言う小学校二年生なのでしょう。単純に学費を比較すると、一人に付き、350万円も掛かります。

子供が二人なら700万です。息子の年収は800万に届くかな? でも実質的には子供が二人いますから、700万に800万が加えられ合計で1500万円です。日本はこのような弱者にも「配慮」されています。しかし近年の「家電」は、ほぼ中国製です。一部、「アイリスオーヤマ」のようなケースも出て来ましたが、まだまだ…駄目です。

でも世界基準に合わせないと…どんどん進化が遅れます。

国はSFの世界を目指すべきでしょう。その為には「弱者」を切り捨てねば…なりません。その代わり「セーフティーネット」(生活保護制度)を使いやすい形にして…制度を改善します。ある意味で、「維新」が述べている「ベーシックインカム」の制度です。

今回の「能登地震」では、復興に対して「コンパクトシティー」を採用して…今までの原状復帰の総資産経営の「無駄な投資」を止めるべきでした。田舎に住みたい人は、勝手に住めば良いのです。水も電気も通信も、自由に自分で構築できる時代です。公共性は「効率」を重視すべきです。財政破綻をした「夕張」も同様です。

いちいち…説明をしていたら大変です。基本的に今回の選挙は、自分が「どんな世界」を望むのか?…その選択です。カタルは株屋ですから、「安倍派閥」です。積極財政論者です。高市さんの意見に近いのでしょう。

「ニデック」(6594) の日足推移

やはり「ニデック」(6594)の株価は上がって来ました。「イーアクスル」の話と…「ブラックウェル」の冷却装置です。解説は省きますよ。「ニデック」の経営スピードが普通なのですよ。「7&I」HD(3382)の井坂さんは、甘えています。TOB騒動になって、ようやく…行動です。こんな経営者は、世の中にたくさん居ます。

「東芝」は国家自体が…指針を間違って「成田闘争」です。だから「キオクシア」の問題まで影響が出ています。もともとは「エルピーダ」の話になります。今回の「ラピダス」を危惧する…理由です。

でも「TSMC」は、どうでしょう。比べると…「世界時間」と「日本時間」が分かります。折角…「NTT」(9432)は「IOWN」と言う…武器を持っていますが、宝の「持ち腐れ」です。経営者に能力があるのかどうか…。

その点、「ジェイドG」の田中君は「素質」が在ります。

大谷ボールについては、カタルは反対の立場です。しかし…「あり」かも知れません。「すしざんまい」が大きくなったのは、あのマグロの初セリの「CM効果」です。CM料金と考えれば…「NHK」も報道しますから安いものです。でも、カタルのような人間なら、「やる」と決めたら黙って…6億円で買います。でも…ね。

Tesla, Inc. (TSLA) の4時間足

「テスラ」のマスクのように…出来る人間は、やはり「色んな選択肢」を用います。この話も面白いのですが…株価だけ載せておきます。前の二つの壁を抜くと「株価波動」が変わります。「話題性を提供できる」器なのです。例の100万ドルの話もそうです。バカバカしいのですが、このような行動が「素晴らしい成長」に繋がります。

田中君が、ヒカル君を使った時に…カタルは「インフルエンサーの活用」は、素晴らしい…と思って継続すると思いました。何も、ヒカル君だけではありません。でも結果は駄目でした。「継続性」が欠けました。しかし…今回の「リーボック」はお見事です。きっと…「マガシーク」も「お手のもの」でしょう。更に飛躍できるかどうか…。経営者は「ソフトバンクG」(9984)の孫さんもそうですが「話題性」も重要です。

「カタルの生き方」の選択基準ではありませんが、大谷ボールもアリかも知れません。なんでも…実際にやらなければ分かりません。先ずは「行動」です。この「勇気」が、ある人間です。「売名」との批判に耐え…「社会批判」を浴びても「やり抜く力」です。故に、カタルは買いますよ。下がれば…目一杯、株を買います。

でも、本日は3500株だけ「寄り値」で叩きました。この意味は1800円以上の買い単価の高い株を「実現損」にしたのです。単に…「損出しクロス」です。そうして…今のところは1665円まで…買いました。

昨日は買えなかった「東京メトロ」(9023)を現物100株ずつ…合計200株買いました。株主優待が200株だそうです。知らなかったのです。下がれば買いますが…どっちでも良いのです。

それよりは「AI革命」か…「景気後退」か…です。今の状況は、トランプ有利、更に景気指標は「強めの指標」です。だから米国金利は上がり…円安です。でも世界は…EUはドイツが「プラス」を維持できるかどうか…他も同じです。カナダも「利下げ」を実施しています。

「ドル」は世界の「基軸通貨」です。「BRICs」の力が増し…「元」(通貨)の世界になるかどうか…。この覇権争いがあり、米国は無理をしています。だから此方の報道もあります。この話は非常に重要ですから「頭の片隅」に入れておきましょう。いちいち…解説をすると大変ですから、この辺で…終わります。

ヒントを並べました。あとは「皆さんが決めること」です。立憲民主党を押す人は「空売り」をすれば良いし…「野村証券」(8604)の株は上がりません。しかし…辛うじて過半数を維持できるなら、本日が「買い場」になります。

仮に「自公で過半数」に届かなくても…国民民主か、維新を政権に加える…連立政権でしょう。カタルは、そう考えていますから、下値の「ジェイドG」が買えないなら、後場からも買うでしょう。あとは、皆さんの勝手です。また明日。



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