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証券会社によって「信用取引の仕組み」は、かなり「ばらつき」があります。カタルは3社の証券会社を利用していますが、使い心地は松井証券が一番、カタルの性格にマッチします。しかし…手数料は兎も角、信用の金利水準が高いのは閉口します。

その点は野村証券が一番良いのですが、使い勝手は悪いですね。昨日、現引きしたので信用の枠が空くと思ったのですが、まだ駄目なのですね。たぶん…明日は利用できるだろうと思っていますが、果たしてどうでしょう。いずれは利用できるのですが、時間軸が違います。まぁ所詮は「借金」ですから、あちら側の言いなりです。ルールは証券会社によって変わりますから、気を付けましょう。

中国は「空売り」が停止になったり、…追証も待ってくれるようです。本当なのかどうか…分かりませんが、兎に角、中国当局は、最近の自国株の下落に対し「あの手この手で」…株価対策を講じています。しかし…習近平体制の基本政策が、国際ルールを無視するようなやり方では…中国から投資は逃げます。

世界一のEV生産は中国ですが…中国には計画と言うものがないようです。その事例でよく分かるのが鉄鋼です。嘗て…中国は高度成長を続け鉄鋼ブームが起きました。今では過剰生産も良い所ですが…こちらの記事を読んで、その馬鹿さ加減が分かります。

今、インドはかなり高い成長を遂げており、国家計画も確りしているようです。今年もインフラ整備が加速しており…鉄鋼需要が強く各社が増産体制だそうです。でも中国の粗鋼生産を観ると分かります。2023年のインドは1億4017万トンですが、中国は10億1908万トンだそうです。

日本も、馬鹿な経営者が居り…この時代に「鉄は国家なり」と戯けた馬鹿を言った新日鉄の経営者が居ました。時代認識さえ…欠けている経営者が、どうして社長になれるのか分かりません。

今度は石炭の代わりに…水素を用いるのかな? 鉄鋼も競争です。基本的に量を追うより質を重視するのが「ROE経営」です。何故、「営業利益率」が重視されるか? この数字が高いなら…他社に比較して「競争力が高い」と言う証です。

カタルはこう述べています。賃上げを出来ない企業は、「消える運命だ」と述べています。率先して賃上げをした会社は競争力があるのです。あるいは…世界基準を念頭に置いています。最近の株高をリードしている会社は、率先して…「賃上げ」を実現した会社ばかりです。「ユニクロ」(9983)を始め…「DMG森精機」(6141)など…その多くは他社に先駆けて…賃上げを実施しています。日本も…ようやく「世界基準」を目指すのでしょう。

冒頭で…証券会社の「仕組み」について、文句を言ったのは、実はその訳があります。野村証券株を買おうと思っているのですが、先日、810円から820円にかけて12000株を利食いしたのですが、その利益金で下値の株を現引きして担保力を増そうとしたのですが、野村証券は、少し時間が遅れるのですね。

その為に、その信用の空いた枠を使用して…「買い直そう」と思っているのですが、本日は買えなかったのです。だから…リアルタイムにすべきなのです。この時代に昔の制度を優先する「村社会」です。

本日なら804円で「買い直す」ことが出来たのです。「貧乏人の性」です。仕方ありません。でも下値で5000株だけは、無理をして買い直したのです。だから45000株の内、7000株は売り越しになっており、今の残りは38000株かな?まぁ…下がれば買うつもりです。上がった場合は、高値でも買うかどうか…迷っています。

目先の話をしています。「上手に立ち回ろう」として…相場を楽しんでいるのです。何れ…4桁以上なのでしょうが…その経過の相場を、楽しめば良いのでしょう。これだけ…乖離が開いていますから、当然の事ですが…何処かで「休み」ます。でも…このまま4桁に行くこともあり…相場は分かりませんからね。

「ゴリラ」(GRRR) の日足推移

昨日、NY市場に気になった動きがありました。実は買ってみようか、どうしようか…悩んでいたのですが、「ゴリラ」(GRRR)と言う変わった名前の会社の株です。低位株の糞株です。でも前に見た時は5ドル以上していたのです。米国らしいですね。そうしたらなんと…50セントを割れる水準なのですね。

最近の動きは、下値が堅くなっており…「株を買ってみたいなぁ~」と思っていたのです。日本では、この会社の株を買って「特別損失」を計上している「アステリア」(3853)と言うソフトの会社があるのです。大昔の話ですが、気になっていたのです。確か…注目をしたのは「日本郵船」(9101)のような大会社に、このソフトが採用されたと言う話題でした。その為に、ずっと…株価を追っているのです。

「アステリア」(3853) の日足推移

案の定、本日は「ゴリラの急騰」と言っても、1ドルを回復したに過ぎませんが…アステリアの株を試しに200株だけ…「成り行き」で買いに行きました。683円で買ったので、今度は10円刻みで下値を買い続け…643円まで買ったところです。果たして…今回の事件が切っ掛けで、株価波動が変わるかどうか…。この背景は自分で調べてくださいね。いちいち説明をするのは大変です。

カタルは、この手の…「DX関連」に注目しています。

この意味は「人手不足」です。米国の話をしなくてはなりませんが…やはり強い景気ですね。消費はなかなか落ちません。だからサマーズのような考え方も登場します。カタルが「潜在成長率」(R*)の話をしているのと…同じ背景です。

先日、商業不動産の損失で「あおぞら銀行」(8306)を100株だけですが…2120円で買いました。この商業不動産の損失は色々な種類があります。特に商業不動産でも…問題にされるのが「オフィス需要」の話です。でも…減損をしても売らなければ大丈夫なのです。場合によれば、あおぞらがその減損をしたオフィスを、丸ごと…買えば良いのです。

仮に…景気後退にならず、この3%以上の成長が続くなら、需要は戻り…正常債権に変わります。未来の「含み利益」になるかもしれません。

景気動向や金利動向で微妙に変わる「不良債権処理」の話です。中国の「恒大集団」は香港で清算命令が出たのですが…不動産ですから分かりません。途中で倒産する企業がアウトですが、辛うじて残った森不動産は、今では世界でも積極的に不動産投資をしています。あの時は「青色吐息」で…「倒産の危機」だったのです。

銀行株も同じです。やはり「BASE」(4477)の310円は、なかなか買えませんね。今のところは311円までです。310円に5000株の買いを用い、いや8000株かな? 今のところは買えません。

この話と不動産や銀行株の話しは似ています。株価がピーク時のBASEは、何故、あんなに人気になったのでしょう。高値水準で公募増資までした企業は「稀な存在」です。

ITバブル時の「ヤフー」(4659)の動き

だからITバブル時に「ヤフー」(4659)が天文学的な株価評価になって大きく下がりましたが…たった4年後にはITバブル時に付けた高値をまた抜いたのです。

何故、カタルがITバブル期の話を蒸し返したか? 

そうして…3000円台で活躍していた「BASE」を2年前から株価を追って500円の器の株と言う評価をしています。場合によれば…人気になると4桁を超える可能性があるから…ここでも、しぶとく「再チャレンジ」をしています。一度、今年は12万株の内、7000株を残して、全て売ったのですが、また買い直して14万かな? 増やしたのです。

人が捨てるものですが…カタルにはよく見えます。でも高値になれば別ですが…1/10以下の300円台ではいくらでも買えます。問題は100万程度を買う「資力」がないのです。この株なら1000万株程度を買っても、僅かな金額です。

皆さんの多くは「派手な値動き」に魅了されます。

「クックパッド」(2193) の日足推移

下値で株を集める投資で推奨した「クックパッド」(2193)など…地味ですが、カタルは嫌いではありません。本日は久しぶりにまた「Jトラスト」(8508)を474円で2000株だけですが、買ってみました。

勿論、事前公約をしている「ジェイドG」の新高値を追って、高値になったら買う投資も「逆指値」で、買い注文が入っています。この逆指値と言うのは株価が2025円を付けたら成り行きで買うと言う注文です。カタルの場合、担保力がないために…成り行きではなく2035円の指値にしてあります。10円上まで買うと言う注文です。まぁ細かい話はどうでも良いですね。

相場全体がかなり良くなっていますから…取り上げた株の多くは上がると思っています。昨日は「ルネサスエレク」(6723)を2400円で200株だけですが、買っています。カタルが売り買いをするのは…そのシナリオの可能性があるからです。たくさんの景気循環の主役が居ますから…自分の狙いを、確り持って、自分らしく…相場を張りましょう。

「住友化学」(4005) の週足推移

そうだ…注目している銘柄の「住友化学」(4005)が300円を昨日は割れました。でも先日も日経新聞かな? 紹介した記事を読むと、前期に押し込まない書き方でした。つまり2025年3月もリストラが続く可能性があります。あの記事が正しいなら…でも株価はおそらく300円割れは買い場でしょう。下値でグズグズ…やるパターンです。

今は高値を追いましたが、「野村証券」の奥田がこのやり方でした。アルケゴスの損失を2期に分け、そうしてリストラ経費は、今期に計上です。だから収益の大きな改善は、今年です。つまり2025年3月に表面化します。本番は、まだまだ…「先の話」です。

同じことですが…今は「住友化学」でしょう。世界情勢は不透明ですが、株価はもう下値でしょう。問題は、株価が大きく上がる段階ではありません。「ニデック」(6594)も同じようなパターンです。

企業の業績推移を、どう読むか? だから200日線が上昇(右肩上がり)を続ける株を買えば…時間軸は短いのです。ただし…株価位置が問題になります。今は「野村証券」が乖離調整を控えた上昇過程です。いつ休んでも不思議ではありません。

それぞれの銘柄には、その銘柄の「見所」がありますから…確り、自分なりに研究をして無理をしない投資をしましょうね。もう「ジェイドG」が3000円台になり、やがて上場来高値(4180円)を抜くのは、決まっています。余程のポカがない限り大丈夫でしょう。一番の関門はクリアしています。

自分がどのリスクを負って、投資をしているか…確り認識して、行動をしましょう。信用取引は借金ですから、買った株を現物にできなければ…「博打」の領域です。同じ博打でも小型株は変動が激しく…野村証券のような大型株は大きな値動きになりません。

でもその中でも野村は軽く…「仕手性」を帯びています。小型株の場合…2日間程度はストップ安をするのです。気を付けて投資を楽しみましょう。また…明日。



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