米国景気に信頼感

「市場心理」と言うのは「コロコロ」と…変化をします。いちいち、そんな動向に目を光らせて「市場を考える」のは疲れますよ。だから…カタルのように早く「卒業式」を迎えたいと思うのでしょう。事実、ジョージ・ソロスとコンビを組んだジム・ロジャーズは、投資稼業をやめて…バイク旅に出ました。みんな…成功組もそれなりの人生を歩みます。

米国は良いですね。カタルは、何度…米国の51番目の州になって統治下に入った方が、「国民は幸せではないか」…と、思ったことでしょう。小泉君のような「決まらない政治」の現場を見ていれば…、真面目に生きているなら「不可解な仕組み」に、「苛立ち」を覚えます。2年や3年なら…可愛いものです。

日経平均株価の月足推移

しかし…現実は34年間です。今年、初めて…バブル期の「38915円の壁」を超えたのです。こんな国は、世界の何処にも、ありません。それでも日本人は「革命」も起きず…じっと我慢をしています。でも流される種族にとっては、非常に「住みやすい」国です。ソコソコ…の生活です。でも真剣に挑む奴にとっては「歯痒い」…時間軸です。

最近、その判決が話題になっていました。事の起こりは…1966年です。当事者の百姓だけなら、こんなに揉めなかったのでしょうが、当時の学生運動の連中が、関係もないのに「政治闘争化」して揉めて行きます。当初は、日本共産党と日本社会党が支援をしたと言います。此処に「過激派」が関与して…事が揉めて行きます。今年は2024年です。カタルが「成田時間」とか「成田闘争」と…今の時代を「揶揄」していますが、似た所が、日本人、みんなの「心の中」に在ります。

今でも「マイナンバーカード」に一本化するのは、既に決まったのに、「健康保険証の復活」を企む…奴らが存在し、一部メディアが「ワイワイ」…言います。このメディアの存在を、カタルは「悪魔の集団」のように思います。日本の将来を、本気になって考えた事があるのでしょうか? 

何が「スクープ」だ!

他人の「恥ずかしい部分」(過去の過ち)に「焦点を充てて」…事を蒸し返して、また騒ぎます。これを喜ぶ…「他人の不幸は蜜の味」の心が、我々…日本人の中にあるのでしょう。

決まったら、「ガタガタ」…いつまでも言わないのです。過去の事を蒸し返して…長く「引きずらない」ことです。失敗は、失敗、貴重な経験として、未来に活かせば良いのでしょう。でも日本人は、駄目な「種族」です。

「和を以て貴しとなす」…、一見すると、良く聞こえますが、「和」を求めれば…時間が掛かるのです。所詮、育った環境も、生きている現場も違いますから、考え方が違うのが当然です。でも…トランプのように「分断」を煽るのは「大嫌い」です。しかし…政策は好きです。民主党より良いと思っています。

昔は、あまり考えてなかったけれど…最近は米国株を観るようになり…色んなことを考えるようになりました。

石破政権の「所信表明演説」が、様々なメディアで報道されています。基本的に…岸田政権の「踏襲」なのでしょう。変わった事と言えば…「地方創生の交付金」を当初予算ベースで倍増するそうです。

この具体的な政策を聴いて…故・「竹下登」元総理を想い出しました。同じ…鳥取県の郷里の先輩です。カタルが上京する少し前のバブル期に「総理」になったのです。こいつの為に、カタル達は、ずいぶん…泣かされました。当時の政策は「ふるさと創生論」でした。しかし実態は、全国の市町村に…1億円ずつを「ばら撒いた」のです。突然、降って湧いたお金の使い道に、困った田舎の百姓は「温泉」を掘ったり…「金」を買ったりしたものです。

「バブル」を加速させた「県議会議員」出身の…初の総理でした。そもそも…この34年間の「失われた時代」を創った「張本人」です。彼が大蔵大臣の時の1985年に「プラザ合意」を受け入れています。なんの「準備」もなしに…米国に押し切られました。この時に「正しい道」を選択しているなら、日本は「順風満帆」だったのでしょう。

内需振興を謳った「前川レポート」は1986年でした。その前の…エズラ・ヴォーゲルが書いた「ジャパン・アズ・ナンバーワン」は、1979年の発行です。この1980年代前半に政策転換をしているなら、日本は良かったのです。

社会資本整備からの「高度成長」の実現が、こんなにうまく機能した事例はないのでしょう。しかし…中国もそうですが、日本は、この「方向転換に失敗」したのです。

プラザ合意からの後手を踏んだ「金融政策の失敗」が「失われた時代」に繋がりました。この金融政策の失敗は「リーマンショック」後の金融庁の対応により…「清貧思想」になるのです。過去のトラウマに囚われて…過剰な金融引き締めです。

だから…2010年の日本株は「2番底」を演じます。2003年と2010年です。過去2度もの失敗があるから…黒田さんが、正しい金融政策を実行しても、なかなか…日本人は「盆踊りの輪」に、入らない…「流動性の罠」になったのです。

その為に、仕方なく…黒田さんは「禁じ手」である株式の「ETF買い」に踏み切ります。中央銀行が、自ら…「危険資産」である株式を購入したのが「ETF」の残になっています。この「負の遺産」が解消されてないのに、「金融所得課税」なんか…を言う馬鹿が居ます。

当初、岸田政権が「新しい資本主義」なんて…訳の分からん「戯言」を言い始め、彼は、その後「路線転換」をしました。その失敗が、今回の石破さんの「豹変」に繋がっているのでしょう。この地方交付金の増額は、思わず…「竹下登」に繋がりました。

カタルが上京して…貧乏な時代に、旅館に泊まる金がありませんから、子供達を連れて良く「奥多摩」のキャンプ場に通いました。休みになると…平山キャンプ場です。

近くに…この竹下登が「ばら撒いた」1億円を使って、小菅村が温泉を掘ったのです。今ある施設は、当時のものです。昔は、今のような立派な施設ではなく、温泉に浸かる丸いプールと言うか…。何にもない「池」のようなものだったのです。今は、かなり変貌を遂げたようです。最近は行っていません。

カタルが「市場の整合性」を重視するのは、過去の経緯が在って…現在、そうして「未来」に繋がります。本当は、その「歴史を知らない」と…その「成り立ち」が分かりません。どうして…その考えになったのか? 

たぶん…色んな事象を繋げると「ジェイドG」(3558)の株価が、「大きく上がる時期」が迫っているように…感じています。

例えば…この報道ですが、たぶん色んなコラボ戦略を観れば、好調なのでしょう。「無印」だけに、とどまりません。「しまむら」なども加わります。更に…他もK-POP ブランドアンバサダー「EVNNE」や「ホワイトマウンテニアリング」なんかも…そうなのでしょう。田中君らしい…経営戦略です。この発想は、あの時の「ヒカル君」効果が活きているようです。利益率が高かったですからね。

たぶん、昔に買収した「三鈴商事」の買収が、活きているのかもしれません。確か…靴の生産もしていた筈です。まぁ数字を見ないと…確かな事は言えませんが、かなり本業は好調なんじゃ…ないかな? 少なくとも「外部環境の事象」を観る限り…今回の田中君の「馬鹿行動」(大谷ボールの行動は、判断が難しい)も頷けます。この解説は、既に会員には、してあり…更に発展させた「未来図の予測」も述べました。伊藤忠との「繋がり」です。イチイチ…丁寧に「個別株」を語っている必要もありません。

しかし、個別要因より「市場要因」に、大きく…株価は影響を受けます。カタル自身は「尖った運用」を目指していますから、運用をしていませんが、前々回の9月15日の回で、「2銘柄」を紹介しています。結果論ですが、その紹介銘柄は「人気」になって来ました。

この株は「大型株」ですから、銘柄名も一般読者にも公開しましょう。

「エムスリー」(2413) の日足推移

この「エムスリー」(2413)は、大昔に…カタル銘柄として取り上げて、株価が10倍以上になり大きく上がりましたが、今回は株価が下がって「適正株価」になったので…前々回の「会員レポート」で、会員の方に紹介しました。まだ早いように思います。1768円を抜けて…200日線を回復した後から、徐々に…「参加」すれば、良いのでしょう。

このタイミングは「ベストタイミング」でした。でも大型株高だから、時間軸は、例え…株価が「底値を叩いていた」としても、かなりの時間を要するのでしょう。未だに200日線以下なのです。まぁ、あの時からは「2割程度」の株価上昇になっています。

最近の話題として、先日から「アルゴリズム」の話を取り入れていますから、その知識の補完の為に、本日は、もう一つ話題を紹介しましょう。一度、読んで置かれると良いですね。今の「進化の度合い」が分かります。

このAI革命を、もっと理解するために…流石、孫さんはなかなか…上手い表現をしています。だから「ラピダスの行方」が、石破新政権の「試金石」になります。

カタルはお金を掛けるなら、どんな…「困難な仕事」も成し遂げられると述べています。要するに「覚悟」の問題だと述べています。改革派閥だった…兵庫県の斎藤知事が、こんな形になったのは、今回の地検の「ヤラセ」が、上手く機能した事例に似ています。

今でもカタルは、一度、政治資金として計上した資金ですから「政策活動費」との認識でも良いと思っています。ですが、この政策活動費の「透明化」は必要でしょう。何故、この話が「裏金」認定に…「世論」ではなるのか? これがカタルには分かりません。

この辺りが、日本人らしい「選択」で…同じ民族で、未来を考えず、足の引っ張り合いを演じているように思うのです。だから、今の社会を「成田闘争」と「揶揄」をするのです。

日本人は、「画一化教育」の影響を受け、株式投資でも…未来図の「正解」があると思っています。もう馬鹿なレベルです。「未来図」と言うのは、みんなが、「これから」…決めるものなのです。正解が、事前に決まっている訳ではありません。


「ソラコム」(147A) の四季報

株価の「成り立ち」を観てみれば分かります。例えば…「ソラコム」(147A)です。その内容は此方ですが…株価は「いくらか」分かりますか? 1340円です。つまりPERでは現状は87倍で、来期予測が正しいなら「67倍」です。しかし…この2025年3月は、まだ来ていません。半年先です。


「タイミー」(215A) の四季報

しかし…「タイミー」(215A)は、この10月が決算期なのです。だから来月からは、基本的に一株利益は39円の予想に変わりますから、実質的なPER評価は31倍なのです。

今期は70.3%増で来期は落ちて…も「37%増」の売り上げの伸び率です。一方、PER評価が高い「ソラコム」は、今期基準でPERは87倍ですが…売り上げの増加率は27.3%です。来期にしても24%増を見込むだけです。それなのに…実際の株価は、PERは67倍の評価なのです。しかも「タイミー」は、この10月ですが…「ソラコム」は来年の3月なのですよ。

そもそも…PERが10倍とか…30倍や50倍の評価の違いは「潜在成長率」が、どの程度なのか? この「伸び率」の観方で、その「評価」が「劇的」に変わります。

自分が、何を基準にして、株の「売り買い」をするのか? 自分が、しっかり認識して、納得をする「行動」をしなくてはなりません。「ムード」で、株の「売り買い」するものではないのです。確りした「知識武装」をして…それでも「時間軸の把握」は、難しい問題です。

最後に、米国の雇用統計を受けてFOMCの予測が変わりました。

FOMCの変化の様子

その推移を観る表を提示しておきます。サイトは、いつでも「変化」していますが、此方に在ります。自分の頭で、相場を理解して欲しいのです。誰かが「当たった」とか…誰かが「外れた」…とか、そんな事は関係ありませんよ。

あくまで…自分の力量の範囲で「自分が決めること」なのです。もう「いい加減に」小学生は卒業して…大人の会話をしましょうね。また…明日。



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