やはり…たぶん「米国金利は下がる」のだろうと思っています。この理由は30年の住宅金利の固定ローンの金利水準が「7%台」に乗ったからです。少し前に…「ウェルズ・ファーゴ、米8大都市圏の住宅購入者に頭金1万ドル支援」との報道を皆様に御紹介しました。この前提条件が、この固定ローンの利用です。
カタルは、このところの好調な米国経済に対して…その解釈の仕方を迷っています。そこで導き出されたのが、米国では「AI革命」が、かなり速いスピードで進展しており、この変化の恩恵かも知れないと思ってきました。タイミングよく「エヌビディア」の好業績観測が生まれ…半導体株も上がっていますが、同時に、近い将来、半導体は「玉石混合」とだと思っています。
これだけ新規の設備投資が世界中で起きていますから、いくら何でも製品はたぶつき…「未曽有の大不況」になるとも…考えています。危ないですね。「レーザーテック」(6920)などは、何れ「ボロ株」扱いになる可能性も…否定できないと思っています。まぁ5年後、程度の話しなのですが、そのような懸念も同時にあります。
昨日のWBSで、最後に…最近の米国金利高の話の中で、中国が「外貨準備」を減らしていると言う話がありました。為替だけを観ると可能性はあるのですが…ロシアルーブルと元とは違いますからね。果たして…中国の国民が、挙って…資金を海外に移動させるのかどうか。
この点はロシアと違って、中国はかなり詳細に、その動向に事前対処しています。でも現実の「不可解な米国の金利上昇」により…「相場観の修正」に追い込まれました。だから…カタルは自分の頭で理解できる時間を置いたわけです。高い保険料を払って…自分の力量を超えたリスクですから、ポジションを落としました。
でもやはり従来路線のシナリオは、依然、「高い確率」で…頭の中で「君臨」しています。 市場がどのラインを…実際に歩むのか? その観察期間です。
でもやはり強い「日本株」の印象です。至る所で…その現象がみられるのです。確実に資金が流入しているので、日本株は、年末年始に高値を更新するのでしょう。問題は何処を攻めるか?
カタルがポジションを落としたのは、度重なる失敗が理由です。
目先の時間軸の読みが違っています。たぶん…皆さんは遅れますから、高値を掴んで、アチャチャ…なのでしょう。カタル自身が苦戦をしているのに…素人が「儲け続ける」ことは、かなりのハードルでしょう。カタルが買って、利食いをしても…その後、株価が伸びたケースは「指数銘柄」だけです。
年初から取り組んだ「エーザイ」(4523)は、結局、まだ高値を更新していません。通常強い相場環境なら…25日線にタッチしてから「切り返します」が、75日線ラインに終始しています。カタルは1983年の「小野薬品」(4528)をイメージして…株価は15000円台に向かうと思っていましたが…今のところは違います。
そうして…「大阪チタン」(5726)です。通常は「a」の時から復活すると思っていましたがご丁寧に、時間調整の「b」を挟み、そうして最近も決算は良いのに…もう一度、下に振っています。諄すぎます。理由はボーイングの遅れでしょうが…昨日の後場(3165円)から「仕掛けらしい」…動きがみられます。いよいよ始まるかどうか…。でもカタルの期待した時間軸は目先を外しました。
そうして次が「メルカリ」(4385)です。この右肩上がりの動きを観て、てっきり…「仕掛ける」と思っていましたが、結局、仕掛け筋はやめましたね。全く、不可解な値動きです。仕切り直しです。
「ジェイドG」(3558)も「BASE」(4477)も、同じような欲求不満が残る「不完全燃焼」です。相場になりそうで…ならない失敗作を繰り返すと、流石のカタルも、何か…自身の基本シナリオが間違っている可能性を疑います。
そんなときに米国金利のまさかの新高値(金利面で…価格は下落)です。どうも…今の解釈では中国の米国債売りが加速しているのでしょう。故に、不可解な相場観の再構築を強いられた可能性があります。
でもカタルは意欲を「取り戻し」…また挑戦をします。会員の方には、銘柄を事前に報告しています。昨日は此方の株を、たった1000株ですが…1450円で買いました。そうして本日も1470円の高値をカタルは2000株買いました。
どの回か…探したので見つかりませんから、週末の会員レポートで、この構想も説明します。そのチャートだけを掲げておきます。この株は、またしてもカタル好みの「小型株」ですから「ハイリスク」の商品です。基本的、このような書き方をすると…銘柄を早く知りたいと思うのが人情ですが、銘柄なんか関係ないのです。この感覚を早く皆さんも会得しましょう。
カタルは皆さんに、かなり丁寧に…相場を伝えているつもりですが…読者のレベルは様々ですから、理解度がそれぞれ違います。上手く利用できる人と出来ない人が居ます。箸の上げ下ろしの指導なんか…出来ませんよ。カタル自身が失敗の連続ですからね。
目先の株価動向ばかりを気にする馬鹿も居るし…カタルレポートの価値は、読者が決めるのです。カタルは自分の相場観を語っているだけの話です。それを、どう捉えようが…ご自由に、読者が決めるのです。
でもカタルは株式投資で損はしていません。決して…飛び抜けて上手いとも思っていませんが…その辺の評論家様と違い「率先垂範」をしています。評論家など…クズがやることです。カタルも早く「卒業式」を迎えたいと思っています。たぶん…近いうちに卒業できると思っています。最近は、かなり精度が上がっているような…気持ちになっています。自分の気持ちの解釈です。
同じニュースを聞いても…解釈が問題になります。日本はあの時代に、間違った選択をして300万人以上の尊い命を失っています。最後は特攻隊などの馬鹿な選択です。司令官が「部下に死んでくれ」と言う命令を下すなら…当事者の責任能力を、まるっきり失っています。靖国神社の脇に、あれは戦争記念館かな? 特攻隊の遺書が残っています。母親に先に行く不幸を許してくれ…そんな文章でした。恥ずかしくもなく…展示してあります。
これを美談にする…馬鹿さ加減が残っているのが、日本です。さくらの季節になると…毎年、通いました。千鳥ヶ淵の池にあるボートを待って…ボートの上で弁当とビールです。上京して…「美しい」と思いました。長岡にも悠久山など…の名所がありますが、千鳥ヶ淵の桜は何度、見ても…美しいライトアップです。あの直ぐ脇に…大蔵の官舎があります。全く…狂った国です。
でも34年も待ちましたが…ようやく「華」が開くのでしょう。昨日のニュースでは「古河電工」(5801)も中国から撤退を決めたようです。キャノンが先駆して3年余りが経過します。銘柄なんか関係なく…基本構想が大切なのです。コロナから、サプライチェーンに到り、半導体不足が「米中対立」に繋がりました。そうして「東西冷戦」(米ソ対立)同様に…今回の米中対立は、日本を潤します。基本はお金が日本に戻って来ます。でも今まではいくら指揮官が笛を吹いても…周りは日銀批判です。
でも今は、ようやく…稼働し始めました。「国内回帰」は「貨幣乗数」効果を高めるのです。ここの考え方が、何処まで…理解できているか? テレビに出てくる評論家様は、みんな基礎が出来ていません。何故、カタルが最高裁の判決を批判して、東京地検の行動も批判しているか? すべては此処の貨幣乗数効果に繋がる話だからです。
最近の日経新聞も、仕方がないから「グローバル論」に傾き始めています。日立の構造改革は10年ほど掛かったのでしょう。それでも…東芝の奉加帳です。でも日本製鉄も、改革が続いています。だから株価は2000円割れから、確実に株価は上昇を続けています。あの時は、確か…1800円前後だったような気がしています。
カタルは、時間軸を完璧に予測は出来ませんが…的確に「時代の変化」を把握していると思っています。先日、豊洲のピザ屋に入ったら…そこのピザは美味しいのです。いきなり仕組みが変わっており、「QRコード」をテーブルに置かれているだけなのです。そのサイトを自分のスマフォで読み取って…注文を流すのです。最近は、店にタブレット端末もおいてないのです。これがDX革命でしょう。店員も、何れ…ロボットでしょう。
先週末、友人と焼き鳥屋で一杯やったのですが…彼はその店の場所をコピーした紙を持って店を探したようです。何でも、かんでも…スマフォ一台に集約される時代です。故にアームの上場は成功するのでしょう。
お金が欲しいなら…自分で自分自身を「高める努力」をしないと、どんどん…「ジニ指数」は上がります。3年ぶりの「調査」だそうです。そうして日本の再分配率を観ると…年金生活者は「文句を言えない」ことが分かります。統計数字と言うのは面白いものですね。それでは…また明日。
ジニ指数の説明は此方…日本は良い国です。