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まずは此方のサイトでしょう。この可能性が考えられますが、目先の金利動向は「下がる」方向性にあると思っています。既に、米国の「自然利子率」(R*)というか…「潜在成長率」は、AI革命の進展により…上がったと思っています。

此方が、参考になるかな?(昔の報道ですが…それとも有料サイトかな?)

米国10歳の利回り推移

まずは短いチャートと少し時間軸を長くしたチャートの二つを観てみましょう。

期間の長い米港10年債の利回り推移

この背景は「米中対立」にあります。「グローバルサウス」を味方につけた中国は、近年、その発言力が増しています。 「我儘な米国」の要求に対抗する手段です。これを狙って…中国は、石破政権に対して「妥協」し始めています。水産物問題を始め…短期のビザ問題もそうです。明らかに「敵対体制」が消えてきました。きっと日本の影響力が強いからです。

しかし…考えてみればわかりますが、もともと…日本の「空洞化」は、単に有利だから、日本から中国の生産移転が進みました。中国の消費への期待もありますが、その多くは、米国頼みなのです。だから徐々に…中国から、ベトナム、タイに生産が移動しています。

つまり…所詮、中国は「習近平体制」を長く…維持できません。彼が、そう願っていても…今の中国の状態を思えば…誰もが、米国の方が「まし」だと思います。何しろ、米国は「沖縄返還」に応じましたが、ロシアは、いまだに駄目です。同じことで…南沙問題から尖閣湾問題など…その対応を観れば…自ずと、「結論は明らか」です。

それに引き換え…米国のトランプ政権は、いきなり…「布石」を打っています。 

問題はNAFTAですが、「いきなり関税」という…メディアの報道姿勢は間違っているように感じています。 WSJによれば…「2020年に発効した自由貿易協定である米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の再交渉にトランプ氏が意欲的であることを示した。」と報道されていますが「NAFTA」は学校で習ったほど…有名ですが、この「USMCA」の事前知識が乏しいのです。

そこでチャットGTPに聞くと…「NAFTA (北米自由貿易協定)とUSMCA (米国・メキシコ・カナダ協定)の主な違いについてご説明します。NAFTA (北米自由貿易協定)発効年: 1994年加盟国: アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ目的: 北米における貿易と投資の自由化。関税の引き下げや貿易障壁の撤廃を通じて、加盟国間の経済協力を強化。USMCA (米国・メキシコ・カナダ協定)発効年: 2020年加盟国: アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ目的: NAFTAを更新し、21世紀の経済環境に適応。デジタル貿易、知的財産保護、労働者の権利などを強化。

主な違いデジタル貿易:NAFTA: 当時、デジタル貿易はほとんど考慮されていなかった。USMCA: デジタル貿易を明確に規定し、電子商取引を促進する条項が含まれています。労働規定:NAFTA: 労働者の権利に関する規定は付属協定として存在。USMCA: 労働規定が本協定内に組み込まれ、労働者の権利保護が強化されています。自動車産業規定:NAFTA: 自動車部品の原産地規則が62.5%。USMCA: 原産地規則が75%に引き上げられ、さらに自動車労働者の最低賃金規定が追加されています。

知的財産権:NAFTA: 知的財産権保護は現代基準から見ると限定的。USMCA: 知的財産権保護が強化され、特にデジタル環境における著作権保護が強調されています。これらの違いにより、USMCAは現代の経済環境により適した協定となっています。何か具体的な点について詳しく知りたいことがありますか?」

という回答です。多少、現地生産の割合が高くなるのでしょう。こう考えると…「日本製鉄」の「USスチール」の買収話は、妥当な結論です。なんか…この問題は、昔あった「三菱地所」が1989年に「ロックフェラービル」の買収話に、背景が似ています。象徴的なシンボルを汚さなければ、良いのでしょうが、一時期、「良い時代」があったため、人間は「感情で動く」動物なのでしょう。「過去の成功」に溺れるのでしょう。

話は飛びましたが、同時にWSJでは「トランプ氏の経済計画、インフレ要因だらけ」との報道もありました。だから…ビットコインなどを代表とするインフレ資産の株式が新高値を更新し続けます。以前、述べたように…ITバブルの時は2月の半ばかな? 概ね大統領の就任演説まで…来年1月20日までは「今の状態」が続くのでしょう。これが現状のカタルの相場認識です。

問題は、いったん…株価はトランプラリーを織り込み始めていますから、途中で、何回か…その行き過ぎた行動が「修正」されます。米国の金利状態が焦点でしょう。目先は高騰を続けた金利は下がるのでしょうが…中期から長期のラインでは、やはり金利は「高止まり」をする可能性があるのです。

基本的に、株式の基本は「インフレ商品」です。近年の日本は金利安から円安ですから、インフレ傾向になっており、根強い「デフレマインド」は修正されていますが、いまだに、「値下げ」をうたい文句にする…古い経営体質の経営者が多いのです。カタルはこの発想は、間違っていると思っています。カタル自身が「淘汰の時代」を、述べているように…「規模の拡大から質への転換」です。

普段から「総資産経営からROE経営」を述べているのは、そのことです。ここで…「ヤマト運輸」が赤字に転落したように…「村田製作」(6981)もやはりシェアを獲得する経営は、間違っているように思うのです。よって…「村田」の評価を下げようと思っています。先日の報道です。MLCCの分野では世界トップですが、これさえ…「砂上の楼閣」です。このラインは「東邦チタン」も絡みます。

冒頭のNAFTA (北米自由貿易協定)とUSMCA (米国・メキシコ・カナダ協定)の違いを観たことで…昨日の日経平均株価の大幅下落と…その修正、つまり株価が大引けは戻りつつあることが、理解できるでしょう。対処の仕方はあるのでしょう。でも十倉さんの…トランプ関税「日本企業に影響甚大の恐れ」という報道は、彼の認識が劣っているように思っています。経団連の会長職の権威も薄れたものです。まぁ「楽天」の三木谷さんが反発する理由も分かります。

「BASE」(4477)の 日足

昨日は、とうとう…「関門」に来ました。そうです。カタル銘柄の「BASE」(4477)の話です。この339円を抜けば…とりあえず「カタルチャート」は、完全に「陽転」します。「前の二つの壁」を超えるのです。果たして…一度、339円を抜けるかどうかですね。良く上がりましたね。約5割程度も株価が上昇しました。もったいない話です。20万株は「貧乏人」故に処分をしたのです。

本日は、今のところは338円までです。逆に「タイミー」(215A)は1200円台に復帰しています。

でも「ジェイドG」(3558)に力を入ましたが、駄目ですね。同じことですが、目先の「需給バランス」が違うのでしょう。全体が緩むときは「チャンス」なのです。でもカタル自身は、本日は既に、かなり株を買ったので…「様子見」です。

場合によれば、安値でも、カタルは売らされる可能性もあります。まぁ、カタルが「投げた」としても…大きな株数ではなく…市況には関係ありません。むしろ1800円割れがあることに驚きます。やはり…人気がないのでしょう。目先主義なのです。

でも市場のこの認識は間違っています。しかし…現実の株価を完璧に「読む」のは難しいのです。本日も、株価が安ければ…2日間連続安ですから、明日の寄り付きで株を買います。ジェイドGは、これで二度目の買いになります。仮に…明日も安ければ、2倍の株数を買いましょう。

でも「タイミー」(215A)は「底入れ」をしていると思っていますが…、ここは「慎重を期して」…まだ「時間」が経過しません。今週末の29日からが「解禁日」になります。この方法は、カタルの長年の経験値から「編み出された」確率が高い「正攻法」ですから、みなさんも、是非、会得してください。別にカタルはケチではありません。

まぁこんなところで…本日はお終いです。また…明日。



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