しかし…驚きです。あれほどのM2の「マイナス転換」への急減を乗り越えて…米国のGDPは増額修正です。やはり…基本は「逆イールド現象」も、そうですが…たぶん、通貨の「供給量」と国民性なのでしょう。
「気持ち」がポジティブな人は人生を成功して…ネガティブな人は失敗の道を歩むのでしょう。「34年もの悲哀」の人生でも、カタルは常に「空売り」をせずに、未来の希望に向かって…努力を続けてきました。しかし…流石に疲れます。この34年間は長過ぎます。
カタルのような馬鹿でも、やはり…考えさせられるのです。でも本日は、「野村証券」(8604)の570円の指値が569.3円で2000株だけですが買えました。流石のNY市場もGDP統計を受けて…朝方は大幅高していましたが…最後は「利食い」に沈みました。でも13連騰はすごいですね。
この通貨供給の目安として、カタルは「リバースレポ」の取引額を気にしています。でも仕組みはFRBが付利を加え…ダブつく資金を回収していると言う認識で良いのかどうか…。色んな資料を読んでいるのですが、カタルのような馬鹿でも分かるような解説に、なかなか巡り合えません。分かっているようで…分かっていないのです。
FRBはソフトランディングに自信を強めていますが、カタルは未だに「トラウマ」を抱えています。その為に、本日は此方の記事を入念に読みました。
この後に予定される銀行規制の強化の話も、嫌な印象を持っています。基本的に自由と規制は「アクセル」と「ブレーキ」のようなものです。
あまりに加速させると…現在の中国のように「咎め」を受けます。今回の米国株の試練がこの程度が収まるか…は、まだ分かりません。「確認作業」を経ないと…次のステップに向かわないと考えています。意外にカタルは、年の為か…慎重な立ち回りです。それでも…「馬鹿になる」ことも良くありますが、程々に…リスクを分散させています。
「ブツブツ投資」は、いつでも…利食いの建玉があるのです。
なかなか優れた投資手法だろうと思います。この投資法を開発したブツブツは既に大金持ちです。「歩合セールス」と言えば…通常は経験を積んだ「株好き」の集まりです。みんな大手証券のトップセールスだったのです。
よっちゃんは「国際証券」(今の三菱HFJモルガンスタンレーかな?)の出身です。昔は野村の傘下でした。その親会社の社長から、野村の社員が3名、子会社の国際証券からよっちゃんが、選ばれたほどの人物です。故に野村証券の福島副社長かな? 彼と争いを演じたのです。バブル当時の話ですが…それでも、個人で400億円のお金はすごい金額です。都市銀行の常務クラスが日参をする金持ちです。カタルも一度だけ、彼と同行してNさんと面会をしています。専属の庭師が居る家なんか…ありませんからね。
みんな証券会社の役員でも、「株好き」で定年になると、第二の人生として…歩合生活になります。もう日本には、ほとんど残ってないと思います。「34年間の悲哀」の陰には、色んなことがあるのです。そうだ…あの人はどうしたかな? 実は東邦チタンの魅せられた読者からメールを貰ったのです。
「浜松の○○です。日々のレポートありがとうございます。久しぶりにメールをさせて頂きます。近況は、持ち直しつつありますが、まだマイナス圏です。今日はエーザイとチタンを売りましたが大阪チタンだけ買い戻しています。今週に入ってからですが、東邦チタンを見ていました。今期予想が思わしくないので買っていませんでしたが、今日の値動きを見て少しだけ買っています。
東邦チタンは、7/27が決算発表で、今期予想がダメだっただけに見直しを見込んだチャートに見えますがどうでしょうか。注目決算だそうです。大阪チタンの決算発表は8月ですが、東邦を凌ぐ決算に期待したいところです。それとジェイドとJトラですが、上向いてきたので早く今年の高値を超えたらと思っています。野村は少しずつ買増しています。近況としては、こんなところです。今後ともよろしくお願いいたします」
カタルの回答は
「いつもご愛読を賜り、誠にありがとうございます。そうですか…東邦チタンはMLCCを持っていますから、スマフォが売れてないから目先はあまり…利益は伸びない筈です。まぁ、全体のムードが今一つですから、どの株もジワジワの展開ですね。大きく伸びている場面ではありません。故に仕方がないから、ノンビリやるしかありませんね。今年の年末年始は良い相場でしょう。その時に野村などを中心に持っておくと良いですね。互いに無理をせずにノンビリやりましょう。」と言うものです。
東邦チタンも、同じスポンジチタンを作っていますが…割合が違います。「半導体」と言っても「レーザーテック」(6920)は前工程ですが、「アドバンテスト」(6857)はテスターなどの後工程です。この違いも、理解してない…投資家が多いのでしょう。
でも東邦チタンはサウジと共同で、スポンジチタンを…サウジの「安い電力」で作っており、おそらく…エアバスに供給しているのでしょう。この割合は折半会社だったかな? 良く知りませんが、なかなか…優れた案件です。「住友化学」(4005)もサウジで…共同でやっています。この住友化学も目先の数字は良くないけれど、「割安株」ですよ。市場で儲ける材料は沢山ありますが…誰が、いつ仕掛けるか? この「時間軸の選択」が難しいのです。
やはり…「大阪チタン」はプラス圏に浮上してきました。あのまま…大阪チタンが「ポリシリコン事業」から撤退せずに、頑張っていたら…今回はどんな数字になっていたのでしょう。
兎に角、先ほどのアドバンテストのように…どの半導体株も「爆利益」になっていました。半導体もコロナ禍による需要観測ミスによる「市況もの」ですが…お船と違って、同じ市況品でも市場の評価は大きく違います。
面白いでしょう。時代の現象は、同じ背景なのに…少し筋が違うと株価の値動きも変わります。この東邦チタンに連れて…大阪チタンも「つれ安」した為にカタルの維持率は31%から29%台に変化したのです。如何に、カタルがギリギリ…を攻めているか?
昨日も、解説しましたが、あの時に「野村証券」はボーイング社の株価上昇を観て…大阪チタンなどをやった経過があります。ここでは「ジャムコ」(7408)などは、カタルの好きな株です。まだ株価は1500円台ですから…上値があるのでしょう。市場には、たくさんの「切り口」が存在をします。
自分の性格に合った株をやると良いのでしょう。基本戦略は、実質経済成長時代から「名目経済成長時代」ですから…どの株価も、次第に「上昇を続けます」。34年間の悲哀の人生を、一瞬で、「様変わり」させるのが「株式市場」ですよ。
本日も「ジェイドG」(3558)を500株だけですが、1660円で買いました。次に指値をした1650円は、今のところは買えません。
このPERは四季報では…今期は13.7倍で、来期は12.02倍です。この成長力ですから…通常は20倍から30倍の評価が正しいのでしょう。時間軸の壁は、需給バランスの話ですが…論理的な「時代把握」は長期の流れを示します。カタルは、この3年半近い…観察を経て、田中君の性格や手腕を買っています。基本は経営者です。いつの日か…この株価が1万円台に入っても…驚きません。
基本は、実質経済が「名目経済に変化している」という認識を、どれだけの市場関係者がこの「根幹」部分を把握できているかどうか…なのです。
本日の昼頃、日銀の政策決定会合が発表されますが…日経新聞の記者は「一面トップ」ですからね。誰が書かせたのか…。こんな事は「イールドカーブ」を観れば…既に、そんなに違和感はなく、黒田さんのようなやり方を、植田さんはしません。カタルは実際の利上げは「春闘」が確定する来年だろう…と思っています。
でも「先走る市場」では、「三菱UFJ」(8306)の株価は1094円を付けており、既に、今回の「政策転換?」まで…株価は修正されています。逆に円高ですから…電気などの輸出を中心に、株安になっているようです。
株式投資で大切な事は、どの株が上がることを予想するのではなく…如何に自分が買った値段を市場価格より「安くする手法」が問われます。常に市場価格より、自分の買った株価が負けているなら…自分が反省しなくてはなりません。
カタルも現在は、減ったとはいえ…まだ評価損が350万円ほどあります。この間違いは、何故、起きたのでしょう。全ての失敗は、自分の選択の「間違い」です。目先に拘らずに…時代の流れを感じて、その時間軸に合わせた投資なら…大概は儲かるのです。株式投資の基本は「ユトリ」でしょう。
心に「ユトリ」を持てるかどうか…。ここが焦点でしょう。
売れましたね。3400円の大阪チタンが200株だけですが…。この口座は先日まで「追証」に追い込まれており、泣く泣く…損切りをしていたのです。その為に3200円の買った大阪チタンの玉は残して、3275円の高値で買った分は、期日が既に10月に迫っているから、仕方がなく外したのです。本当は、相場観は「買い続けたい」のですが、本人の「力量問題」が相場観に優先されます。この株価水準は200日線上です。
このような「期日向かい」相場は…相場が「強い時」に生まれます。ヤレヤレ…の「売り物」が、出やすい環境ですから、信用の取り組みは改善に向かうのでしょう。もうあまりスペースはないですね。
昨日のWBSで…米国経済の「ハードランディング」と「ソフトランディング」の話があり…彼の名前は…豊島さんですね。たしか彼も…東大卒かな? なかなか優秀なのでしょう。そうして面白いことを言っていました。「ノーランディング」の可能性を指摘していたのです。
着陸のやり直しである「ゴーアラウンド」と言う言葉は知っていましたが、ノーランディングは造語でしょう。飛行機は、飛び続けることなど出来ません。だって燃料を入れないとなりませんからね。でも空中での「給油」と言うのがあるか…。今の米国経済の話ですが…凄い事なのです。インフレを克服して成長を続けるなら…世界の「覇権国」としても…価値はあります。
中国は、誰もが出来る「固定資産形成」に依存をして…失敗の道を歩み始めています。そこで…こちらのレポートを、昨日は紹介するのを忘れましたが…大切なことですから読んで置かれると良いでしょう。馬鹿も、なかなか…大変なのです。株式投資は、教科書通りに動く筈ですが…イレギュラーがあります。お船の「低PERの謎」は、こんな形で消化をするのでしょうか?
自分の投資が「失敗に終わった」原因を考えることは大切です。同じ過ちをしないように…40億円を飛ばした馬鹿は、いつまでも…過去の失敗のトラウマに怯えるのでしょう。それでは、本日は、この辺で…また明日。