しかし予想に反し…米国株は強いですね。その理由は「PPI」(米国生産者物価指数)にあるようです。此方の報道です。先ごろ、発表されたCPIを支持する内容でした。7月に予定されている0.25%の利上げ予定も、打ち消すほどの好条件になって来ました。故に2年債も利回りが低下しています。この背景は日本の機関投資家の「リバランス」も影響している可能性もあります。GPIFなどは、米国債を買い増しているようです。
ただカタルは「乖離調整」を警戒していますが…基本的に弱気ではなく強気です。
仕方がないから、昨日は午後からもっともチャートの形が強い「メルカリ」(4385)を「川船」(9107)の時は、買わずに売り上がりましたが…今回はチャート論を支持して買い増しをしました。
昨日は3495円と3510円まで200株ずつ合計400株を買い増して…合計の持ち株数を1000株にして、本日は寄りの段階で高く…その後の下げで3510円、3500円、3490円の3本の買いを用い、上の2本が買えて…これで持ち株は1400株に増えています。このチャートを観ると…たぶん、多くの読者は、既にメルカリの利食いを完了しているのでしょう。
「三菱UFJ」(8306)の時と同じですが…一度、下に振られると、如何に…株式を持ち続けることが「困難か」分かると思います。仮に株価が上がっても必ず人間は途中で振るい落とされます。故に成長株投資なんか…あることはあるのですが、所詮、「絵に描いた餅」の話です。カタルが「任天堂」(7974)を持ち続けているなら、今頃は…「あちら側」の人間です。しかしバフェットのような人間は、常人ではなく…狂った人達です。どんな人間も必ず目先の誘惑に溺れます。カタルなんか…売らないと決めた株でも、直ぐに売ります。
ハイ、3490円も200株のお買い上げです。昨日の後場からは、本当はこの3490円で買いたかったのですが、相場が強くて買えなかったのです。
乗り掛かった舟ですから、もう400株…3480円と3470円にも用いてみます。果たして買えるかどうか…。このチャートはあまり下がらずに、むしろ下値を切り上げながら高値を追っていますから、まもなく「ルネサスエレク」(6723)のような「本格的な株価上昇」に移行する筈です。この新興株も「ソフトバンク」(9984)もそうですが…、基本的に米国の利上げの停止から、利下げに移行する相場を前提にして「新興株」の復活をイメージしています。
此処では、本当は既に先行しており、業績の裏付けのある「ジェイドG」(3558)が上がる筈だと予想をしています。カタルは先行したジェイドGが、観ている株の中で、新興株の中で真っ先に掲げています。ただ持ち株は減ったとはいえ、あまりに日本株の市場環境は良いとは、言えないのでしょう。
相場の潮流を外すと…可能性はあっても、このジェイドGのように株価は下がりませんが、上がりもせずに…利食いをこなすのが大変です。何故、田中君は無理をして…5億円もの「自社株買い」を実施したか?
彼は前回も1億円の自社株買いをして「一人旅」を経験しています。折角、自社株買いを実施しても、直ぐに利食いに押されました。今回は下げてはいませんが、似たようなものです。5億もの自社株買いの実施でも、どうにか株価を保っただけの話です。もし…この5億がなければ…あのまま株価は失墜をしたのでしょう。如何に、脇に逸れると…株価がなかなか上がらないか? このジェイドGを観ると分かります。
カタルは「エーザイ」(4523)と「大阪チタン」(5726)を掲げていますが、同じことが言えます。日本の市場関係者は、みんな…口だけです。相場が上がれば、外人買いが入って…と常に、「後講釈」です。事前告知をして…有言実行を貫いている本物のアナリスト様はいません。皆、その辺に転がっている素人と同じです。
会社のブランドが、語っているだけの話です。その会社のブランドも偽物だと言うのが…分かると言うものです。「野村証券」(8604)の株価を観ると分かります。「三菱UFJ」(8306)と100円ほどの株価の格差でした。しかし今は、既にこの格差です。経営者失格だと思っています。しかし多くの企業は、こんな偽物が、みんな偉そうに上に君臨をしています。だから本物のゴーンの「アラ」を探し…お仲間の地検を使って、別件逮捕します。
こんな記事もあるのです。「プレサンスコーポレーション元社長の山岸忍さん」の会見です。彼の意見を聞くと、如何に巧妙か…地検は、やはり優秀なのでしょう。もともと考えている基準が別世界の人達です。
でも彼らのお陰で…日本の「治安」が保たれているのは、事実ですから、やはり優秀なのでしょう。でも…ね。やはり納得できない事例は、たくさんあります。株式相場と同じです。日経新聞は、盛んに…航空機市場の未来を語っていましたが、なかなか株価が下値でも「買い需要」は生まれません。大阪チタンのPER20倍程度が高いのかどうか…未来の利益を巡る…戦いは続きます。エーザイと同じです。
過去の利益のお船は、どうにか相場になりますが…やはり弱くカタルはこの「低PERの謎」に苦しみました。完全に振り回されたと言う印象です。本日はまた高値のようです。本当は全体相場が弱い時に「仕掛ける」のが本当でしょう。
「メルカリ」はそうでした。全体の相場が弱いのに…株価は上昇を続けてきたから、多くの人は利食いを急ぎます。まぁカタルのような考え方の人間は、「失われた34年間」で、みんな…姿を消しました。好業績のジェイドGも株価を上げる事は出来ないのです。情けない市場になりました。
やはり…名目時代は「未来の希望」に向かって生きるべきでしょう。
おそらく…ここから5年間程度、「失われた時代」を取り戻す時間です。日経平均株価10万円は、バブル期から「3%成長」を続けるなら成り立ちますが…果たして、そんなワクワク相場が本当にやって来るかどうか…カタルの人生で「最後の挑戦」が始まっています。
だっておかしいでしょう。「日本製鉄」(5401)の株価も…、だいたい世界一の「トヨタ」(7203)がPBR1倍以下で「JPXプライム150」の指数も外れるのです。最近の株価上昇でようやくPBRは1.05倍です。「三菱UFJ」(8306)は未だに、これだけ株価が上がってもPBR1倍に届いてないのです。その水準は1433円です。
如何に「清貧思想」が蔓延をしていたか…分かる事例です。もう狂った「村社会」論理です。せめて…論理的な最低限のお金の流れを取り戻すべきでしょう。それが今の修正相場です。
あらら…「ABEJA」(5574)はストップ安です。AI活用のDX化推進支援の会社で「鳴り物入り」の新規上場株でした。カタルは寄り付きで買って、8150円だったかな? そこで売りました。これが今の日本の「IPO市場」の実態です。
読者から、先日も確か…「問い合わせ」がありました。あの株も新規上場株でした。全部がそうだとは言いませんが、多くの場合の新規上場株は、上場に際し…数字を故意に創ります。故に危ないのです。あまり目先に拘ると…痛い目に遭いますから、気を付けましょう。
カタルが最近「BASE」(4477)を拘って…買い続けています。この株も新規上場の時に、高値で公募をした為に現金保有が多いのです。如何にバカ株価だったか…分かりますね。何故、1/10以下になった今は、株を買わないのでしょう。全く…人間は不思議です。同じ株なのに…。
本来の株価の価値は500円程度だと述べて、その価値観を下回っており、何れ…時間の経過で「新興株の復活」が観られると思っています。既に先駆したジェイドGの株価は経営者の田中君が優れているから、先駆して…1000円割れから株価は回復しています。
メルカリも2000円割れから、回復過程です。同じことです。カタルは「事前告知」をして、最後の時間軸の壁に挑んでいますが、なかなか…この壁を越えられずに苦しんでいます。エーザイも、本来は「仕掛ける」べきだろうと思っています。
何しろ、世界のビック企業が、何年も、何年も挑戦を続けて…198本の失敗を繰り返した末に、ようやく…たどり着いた「一里塚」です。そんな環境なのに…何故、本当の評価を市場は、下せないのでしょう。全く不可解です。
三菱UFJの株価は、現役時代からの「謎」です。
約10年以上前…下がり続ける三菱UFJを、先ずは800円前後で打診買いをして、そうして500円の所から「本格的に」買い続けました。顧客から呆れられ…野村証券に資産を移動させられたのです。その顧客は東電を持っていました。
まだ東北大震災が起きてないときに…高い株価で、現物の1万株を売り、三菱UFJに切り替えたのです。あの人はどうしたかな? 既に旦那はなくなっており…お金持ちでした。でもおそらく持ってないのでしょう。100万株ほどかな? ずいぶん…現役時代は、三菱UFJの株を買ったのです。でも駄目でした。ほんとうに…難しい「時間軸の読み」です。割安だから…と言う理由でも、「時間の壁」は、通常の人は超えられません。
カタルは2年ほど前に「野村証券」株を「利回り株」として…持っていれば良いと述べています。それから株価は上がりましたが、「アルケゴス」で、こけました。人生は、本当に真坂、魔坂、まさかの連続です。色んなことがあります。
でもカタルは一貫して…皆さんに伝えています。失敗も赤裸々に…隠さずに、ベンチャリは狂ったように株を買ったけれど…市場から消えました。金融庁の政策方針にやられました。お金が回らない…狂った「清貧思想」の奨めです。
その怨念の修正相場です。まぁ5年ほどは続くのでしょう。でも日本の経営者は駄目ですね。本日の日経新聞のトップの米国の「中国依存度」の話を、真剣に考えている経営者はいるのでしょうか? こんな報道がありました。この報道の意味も分からない馬鹿ばかりが、日本の経営者ですね。悲しい日本です。パチパチパチ…タイムリーな良い報道です。
今の楽しみは…メルカリかな? そうして様々な課題を抱えて相場を観察しています。日経新聞の本日の一面の記事は、なかなか良い視点ですが、同時にこのマックの話も伝えて分かりやすく解説しないと日本の馬鹿経営者は分かりません。
本日の寄り前のエーザイの「気配値」に、驚かれた方も多くいるかもしれません。カタルは慌てて…8400円、8350円、8300円と200株ずつの買い物を用いました。しかし始まりは何故か…8770円でした。どんな形になるか分かりませんが、依然、カタルの基本構想は変わりません。あとは…皆さんが判断をする順番です。自分がカタルレポートを読んで何を感じて…どう行動をするか?
その結果は全て自分のものです。4000円を付けたんですね。川船は…最近は現物株の比率が減っています。通常、こんな株価の上げ方の最後は、どんどん…早くなるものです。
しかしカタルは、川船は、売り上がりました。この理由は「過去の利益」ではなく、「未来の利益」で勝負をするのが、株式市場と思っている為です。
しかし現状の川船でも「異常な株価」の安さです。過去の利益は買えるのに…未来の利益は何故、買えないのでしょう。この違いが今の日本経済の実態なのでしょう。つまり…まだまだ清貧思想の「実質経済の名残」が強いのでしょう。
何れ…インフレを容認して、賃上げの形で、「増税」です。今回は介護保険料などの引き上げですね。健康保険も上がり続けます。やがて消費税の増税でしょう。それが自然の流れです。増税に負けない…賢い老人になりましょう。それでは…本日はこの辺でお終いです。また明日。
最後に…日本株を外人投資家は買っています。具体事例は此方の報道などです。しかし…株価を押し上げるほどではありませんが、徐々に下値が堅くなります。このマックの話と、日経新聞トップの話は「重要なヒント」です。なんと…メルカリの3470円も買えたのです。これで持ち株は合わせて…2000株です。やはりナカナカ…相場は強くなりませんね。付和雷同の人間ばかりです。