「トヨタ」(7203)の株価が純資産倍率(PBR)1倍を回復したそうです。
純資産価値は2022円ですが、一株利益の予想は169円ほどですから…カタルの「名目経済」下での「正常の株価」の評価は2022+169*10=3712円です。この割り負けの背景は、未だに…日本株は「金利裁定」機能が働く割安水準の株価だと言う現実です。
日経新聞が書きませんが…WSJでは此方の報道です。基本は章夫社長の米国におけるロビー活動です。でも世界はEV化に一直線。その影響もあり、日本は大きく出遅れました。章夫社長の主張も、一理ありますが…所詮、世界の風に逆らうことは出来ません。
このトヨタの株価上昇のように…相場は指数相場の恩恵を受けて、大きく物色の範囲を広げてきました。まるでバブル期の1000円以下の株価を探して…ただ、出遅れている。株価が安いから、株を買うと言う相場展開になって来ました。凄いですね。
カタルは、このような総花的な「指数相場」は、前から述べていますが「苦手」です。基本的に資金力がある人が勝てる相場…でも38915円の背中が見え始め…良かったなぁ~。34年間の悲哀です。ようやく…日本は「普通の国」になります。アベノミクスを批判し、黒田総裁の批判発言は多くありましたが、そんな馬鹿学者の意見を重視したために…34年も「回り道」です。偽物国家らしい…選択です。
基本的に、カタルは思うのです。日本は、もともと「鎖国制度」実施したように…あるいは昔から、村単位の「縛り」を入れてきました。だから異端児が生まれると排除をしようとします。「村八分」と言う言葉があります。故に共産主義的な考えに傾斜しがちです。
でも東京に出てきて思うのです。やはり世の中には「出来る人間」が大勢います。キャリア官僚と付き合うと…記憶力の違いは明らかです。カタルの周りは優秀な人間が多く…みんなそれぞれに凄いですね。それでも「負け組」です。あちら側の…勝ち組の世界に行くのは大変です。
大谷翔平のような人間が、世界基準なのでしょう。故に、年収の違いも明らかです。
カタルが昔…大昔の話ですが、まだ「ソフトバンク」は無名だったのです。その時に、孫さんに面会しようとして、秘書の三木さんに会ったことがあります。その時に、彼は「孫さんが、一日、いくら稼ぐか知っていますか? あなたに会う時間などないのです。」…と断られました。
なるほどなぁ~。それはそうです。彼は「秒単位」のスケジュールをこなすのです。世界基準は、遥か…向こうに霞んで見えれば…「御の字」でしょう。つまり…「格差」など当たり前なのです。そんな事を引合いに出して…論理的な解説をするのは現実的ではありません。
さて…まだ相場は始まりませんね。本日は「エーザイ」(4523)が安いようです。始まり10300円です。カタルは売っておらず、下がったら買おうと思っていますが、あまり担保がありません。最近は評価損が消えると…買い続けてきます。「薄利多売買」の戦略を変更しているのです。基本は買い増しです。
本日も、新興株の「ソフトバンクG」(9984)や「メルカリ」(4385)が続騰しています。「大阪チタン」(5726)まで…上がって来ました。本来は「筋」が違いますが…ようやく、みんなが…この「皆」の意味は、一般的な投資家と言う…解釈ですが、「儲かり始めて来た」ようです。故に「リスクオン」の相場になって来ました。
リスクを取れる「前向きな社会」の到来です。これが…予てから、話している「名目経済」ですよ。実質経済は後ろ向きの「守りの社会」。しかし名目経済は、果敢に未来に向けて挑戦をする社会です。
故に「税収」も伸び続けます。昨日のWBSでは4兆円ほどの増収でしたか? それでも…財政は逼迫します。
日銀のETFの含み利益を活用しろ…と勝手な観測をする馬鹿が居ますが、全く経済を知りません。困った馬鹿が、上に大勢います。そうだ…良いレポートを発見しました。このようなレポートは良いですね。これが「市場の整合性」を理解する発想の源です。これは外食産業について、語られていますが…、このような考え方を出来るなら…証券マンとして合格です。
相変わらず…指数は高く…今の株価は33324円です。
カタルが今回、目標とする目先の株価は33344円でしたね。あまり強い壁ではありませんが、一応、目安として掲げました。でもこちらの報道は、明らかに日本株が、先物から実弾投資に変わる話題でしょう。故に…高値圏での保ち合い相場でしょう。
ここでは3月に人気になった「三菱UFJ」(8306)と同じです。ようやく…「日本製鉄」(5401)も乖離調整が終盤です。いつ出発しても良いですね。順番で、クルクル回る…高値圏の循環相場になるかどうか…。本来、エーザイも大阪チタンも出番ではありません。カタルは「弱い相場」を見越して…この「仕手材料株」を選択しました。本番は、みんなが休んだ…時です。全体相場が「閑散な時に」物色が本格化します。
この指数に関連して、設備投資の「オークマ」(6103)と「DMG森精機」(6141)、「ファナック」(6954)を掲げています。ただ少し「行き過ぎ」です。この背景はAIですね。カタルは誰もが簡単に使える工作機械が誕生すると思っています。此方の報道が参考になるでしょう。
だいたい…本日のメインは、語ったかな?
エーザイは担保が限られており、10200円で指値買いを入れました。買えるかどうか…。昨日はビックリしました。1700円台に、ようやく…株価が入ったと思ったら、その後、なんと1621円まで「ジェイドG」(3558)は売られます。驚いて…下値で買い物を用いましたが買えませんでした。後場から昼寝をして起きて観たら…1650円前後だったので、そこで指値を入れましたが、やはり駄目でしたね。本日はどうでしょう。
株価上昇を観て、久しぶりに…カタルも「博打心」が疼き…本日は「ABEJA」(5574)を6000円と思ったのですが、買い物ですから7000円に修正して100株だけですが…買いに行っています。新規上場株を買うのは珍しいのです。買いに行く理由は一株利益は50円で…人気のAIならPERは100倍以上だから…7000円なら140倍です。合うかな?
先日はispace(9348)を、寄り後の1000円まで…買いに行こうと思ったのですが、止めたのです。完全な博打です。危ないなぁ~と思いながら、参加してみます。本日は、他に…「BASE」(4477)を270円で3000株だけ追加しました。先日265円で2000株だけ買って、半端になっていたので株数を揃えました。
ただ、カタルの目標株価33344円に日経平均株価は到達して33478円まであります。それに工作機械は、受注が5月連続かな? 目先は減っています。それにも拘らず…株価が指数相場から大きく上がり続けています。
更に「アドバンテスト」(6857)は高値圏の揉み合いを、上に撥ねています。このような現象を観て…指数相場は、まもなく…「超目先」は一服でしょう。月末は回復する可能性もありますが、目先は、警戒すべきだろうと考えています。
でも指数は一服しますが…他は出遅れ修正をするんじゃないかな? 果たして、どうでしょう。でも「ルネサスエレク」(6723)は良く上がりました。今から思うと…これでも充分でした。あの時は1962円で、300株だけですが株を買ったのです。
「ニデック」(6594)も7000円割れだったのですが、今は7567円ですし、「アイシン」(7259)は4404円ですよ。驚きです。隠れ候補の「UMCエレ」(6615)は600円台になって来ました。みんなすごいね。
まぁ「馬鹿でも儲かる」相場なのに…カタルったら、外れまくっています。相変わらず、トホホ…です。
「潮流」を見誤り、順番を完全に読み間違っていました。いくら総花的な指数相場が嫌いでも…反省をしなくてはなりません。まさに…トホホのカタルです。
でも何とかエーザイが復帰して、ここに来てジェイドGが形になるかどうか…。そろそろ…この「穴倉生活」から脱出して、陽の当たる渓流で、のんびり…岩魚釣りでも出来る身分に格上げしたいものです。犬を連れて、余暇が出来る身分になりたいものです。まぁ「贅沢は敵」だと言いますから、我儘は言わずに、頑張らねばなりません。
こんなところで…本日はお終いです。また明日。
ABEJAは寄りました。4980円で100株のお買い上げです。博打、博打の精神です。