米国市場の「債務問題」の妥結が、前進したようで、S&P500などの株価も強くなってきました。しかし同時に6月の利上げ確率も少し増しているようです。一般的な観測は利上げの休止ですが…ここに来て2年債の利回りが上昇し、若干ですがスプレッドが縮んでいます。同時に、仮に利上げがあるなら、今度こそ…休止になると思われているようで、3カ月物は金利の上昇は鈍く2年債に届きません。何れ…3カ月物のスプレッドも高止まりを続けていましたが、この逆スプレッド現象は消えるのでしょう。
仮説ですが…この判断が、日本の「新興株」に影響を与えると思っています。ラッセル2000は下限領域で低迷している理由です。皆さんには、難しいかもしれません。この「市場の整合性」の解釈が、(カタルだって仮説に過ぎませんが…)基本は、金利高を乗り越える「シンギュラリティ」が起こるかどうか…が、今の「株式市場の焦点」です。
株式市場を知る為には、「果てしない探求心」が必要です。自分が、納得できないと駄目なのです。遊びのお金なら、構いませんよ。競馬や競輪程度の感覚なら…。でも真剣に株式市場で戦うためには、自分の基礎知識も必要になります。イチイチ用語まで解説していたら、膨大な原稿量になります。
このシンギュラリティと言う言葉は、既に一般化していると考えています。簡単に言うならスタートレックのSFの世界です。この時代革新の波が、コンドラッチェフの景気循環です。在庫循環のキチン・サイクルを凌駕するコンドラッチェフの波の話が…エヌビディアの好業績の話です。「シンギュラリティ」と言う世界かどうか…この流れがチャットGPTの活躍で、一気に訪れたのでしょう。
株価が「新高値を更新する」という事は、既に、その時代が始まっていると理解しなくてはなりません。このような時代感覚に、鋭敏にならないと…カタルがレポートで語っている「市場の整合性」の話は理解できません。
理解できなければ、株価が下がると不安に陥り…下値で株を「投げる」ことになります。確りした「知識武装」が出来ているなら、下値で株を「買う行動」になります。ただしカタルの場合は、常に目一杯ですから、僅かな時間の読み違いが追証になります。
しかしカタルは、皆さんに「ノンビリ」構えようと述べています。普段は信用取引など利用せず、カタルが追証だと騒ぎだして…仕方なく損切りした時に、当然ですが、皆さんも株を買うお金がないかもしれません。そんな時に1000株程度を下値で、信用を利用して買えば良いです。
そうすれば、かなりの確率で「常勝将軍」です。これがユトリある行動です。素人が世界中の秀才が集まって「凌ぎ」を削って、儲けようとしている世界で、簡単に稼げると思ったら大間違いです。損をするのが、当たり前の株式市場なのです。
昨日、現役の証券マンと電話で話す機会がありました。彼は、やはりプロなのでしょう。相場感覚で…カタルが指数相場と言えば…「ツー・カー」の世界です。「阿吽の領域」です。
彼も長く市場を観ていますから、カタルがTICK回数を掲げて、「儲かる相場ではない」と言えば、直ぐにピンと現場感覚で分かります。上がるべき株が下がり、指数に絡む銘柄だけが…それも全部ではありません。一部の限られた領域です。その株だけにスポットをあてて株価が上がっていると言えば…メディアの「アホ領域」の報道になります。
カタルはあくまでも「本物の世界」を追求します。表面的な「フワフワ」した…領域は、既に卒業しました。しかし…このフワフワ領域を活用しようとも思います。
今回は、二つかな? いや…もっと多いでしょう。
リクルートにルネサスエレクなどは、その領域かな?…と思ったら、このルネサスエレクは225ではないのですね。凄いね。225の採用では…ないんだ。
日経新聞が採用する指数銘柄と言うのも、おかしな基準です。世界一の領域に最も近い、車のCPUの会社ですよ。日本のエヌビディアになり得る「器」なのです。これから車は、「繋がる車」がメインになります。この半導体がないと車は、価値がないのです。調べてみてビックリしました。やはり日本の社会と言うのは、「偽物」領域なのですね。本物でなくても…「村社会」では、通用をします。
セブン&アイHDの価値観の戦いは、世界基準と日本基準、本物と偽物の戦いの総会です。あの総会の支持率が76%と言う基準が、今の日本社会の認識なのです。まだまだ…世界基準に到ってない、甘えの構造の「村社会」なのです。
カタルは、あの結果を観て納得もしたし…同時に、ガッカリも…したのです。日経新聞が世界の最先端の領域を報道せず、村報道を続けているから、こういう結果なのでしょう。だから最高裁の判決や、地検の行動が生まれます。
本日の日経新聞にはストックオプションの税制問題が載っています。国税認識と世界基準の話です。村社会と世界基準の構造の話です。日本はやはり異質の国という事で、たった200億円を取るために「兆円単位の進化」を失うのです。姑息な連中です。
正当な報酬を得られなければ…日本は、世界の「進化」から、どんどん遅れます。国政幹部の判断は、こんな国家意識なのです。ここは政治家が判断しないと駄目です。だから…小手先の「辻褄合わせ」の社会保険料の引き上げではなく、少子化対策や防衛費の増大のために消費税を引き上げれば良いのです。15%にすれば良いのです。
カタルは「市場原理主義者」なので…オブラートに包んだ、誤魔化しは嫌いです。
正々堂々、真っ向勝負です。だからレポートも、赤裸々に相場状況を語っています。あくまで…本物世界を目指す姿勢です。これがカタルの生活信条です。アイデンティティの問題です。
自分が、生きて来た環境により、様々な意見の相違があるのは当たり前です。村社会の仕組みで、恩恵を受けている人にとって、なにも「社会変革」などは、臨みません。しかし「失われた時代」の34年間は、その為に、進化がどんどん…遅れています。まもなく日本の車は、半導体と同じ運命を辿ると言う意見も…ある程です。トヨタの凋落です。ましてや「産業革命」を超える「時代革新の波」であるコンドラッチェフの波が、一気に早まる現象が、今回のAI革命の「シンギュラリティ」の世界です。
米国の「マーベル」(MRVL)は注目されます。この話をしただけで、カタルが何を言いたいか分かる人と、分からない人の違いが「キャリアの違い」です。
やはり世の中は優秀な奴がたくさん居ます。自分が狭い世界しか知らないのに…自分の考えが正しいと思うのは、大間違いでしょう。でも…ね。世の中の成功者も、寂しい老後なのです。
昨日、よっちゃんとも話す機会があって、彼は先日、人形町の高級、河豚やさんに、あるお金持ちと一緒に会食したそうです。このお金持ち、時代の先端を行って、嘗ては兜町でも有名な仕手筋の核心人物です。資産は使い切れないお金の領域で、数十億円程度だろうと思いますが…「チャームケア」も、彼が仕掛けた最近の相場です。株価は10倍以上になりましたね。でも既に80歳を超え…お金なんかあっても、寂しい生活ですね。もうお金なんか使えないのです。
カタルの住んでいる近くの「焼き鳥」やは、なかなか…美味いのです。銀座の一流店で修業をしたのでしょうが…2人で行って、払うお金は2万円に届かず、いつも1万2000円ほどじゃ…ないかな? 本日も、近くの和食の店を予約してありますが、やはり2万円程度でしょう。
「人生の楽しみ」と言うのは、何なんでしょうね。
最近、死を迎える間際のお祖母ちゃんの姿を観て思うのです。人間は、いつか死を迎え…そして消えます。自分が死を迎える間際に、「よく頑張ったね。楽しい人生だった」…と笑いながら、死んでいきたいと思うのです。
34年前、父の死を切っ掛けに、サラリーマンを辞めて誤魔化しの世界ではなく、本物を求め上京して歩合生活です。しかし株価だけは、どうにも出来ません。苦節34年間の悲哀の人生を考えると…「悔しさ」ばかりです。政策は、非常に重要です。ようやく実質経済ではなく「名目の数字を掲げる」世界に変貌しています。その実態が此方です。
このレポートを読んで、けしからんと怒ったのが、宮澤喜一などの馬鹿政治家です。
その為に日本国民は「塗炭の苦しみ」を味わって、仕方なく、生産基地を中国に求めたのです。ようやく…キヤノンのように国内回帰です。季節が変わるように…日本経済もようやく「新しい時代」を迎えるのです。
たった一つ、野村証券の株価が1000円を超えて…過去最高株価、5990円かな? それを超えるまで…そんな時代が、正しい政策でしょう。曲がりなりにも…日経平均株価は上がってきており、カタルは不満を抱えていますが、セブン&アイHDと同じように株価が上がっているから、岸田総理も及第点なのでしょう。合格とは言いません。あくまで「及第点」です。この微妙な表現の違いを、分かって欲しい日々です。
最後に…この「マーベルテクノロジー」は、やはり「エヌビディア」に遠く及びません。時代革新の株価は10倍なんて…もんではないのです。100倍の成長です。この分野から何か…きっと誕生します。ルネサスエレクでも、構いません。柴田さんは、なかなかの…経営者です。この世界で「覇権」を握るなら…間違いなく、株価は100倍です。世界基準は1兆ドルクラブなのです。まだ時価総額は、たった4兆3183億円です。100兆クラブなら25倍ですね。これは無理かな? 何か…きっと、出てきます。
それを当てて…「雪だるま」投資です。1000万円なら10億円ですから…夢は大きく楽しいですね。証券マンは、顧客に「夢を売る」商売です。ホラ、法螺…と言われないように、本物人間を目指して…日々の努力です。また明日。