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いやはや…少々、強気すぎたかな? まぁ本日は、流石に…米国株安を受けて日本株も下げています。雇用統計やCPIの経済指標に、まだ怯えているようです。基本的に金利高は、経済活動にとって…コスト面では費用になります。だから経済を冷やしますが…カタルはそれほど「気にする必要はない」と思っています。もうインフレも終盤です。むしろ「逆イールド」の乖離を観ると「やり過ぎ」かな?…と考えています。

米国債券(2年、10年)のスプレッド

今のところ、雇用統計は「強い」のです。でも雇用の関する統計は、経済指標の中でも「遅行指数」です。そこに、いつまでも市場の焦点を当てるのは、おかしい現象だと思っています。

今回のインフレは、かなり…「一時的な要素」が、やはり大きいのでしょう。そんなに「怯える必要はない」と思っていますが…、市場は混乱を続けています。でも日本にとって良い傾向なのです。まさに「神風」のようだと思っています。

大日本印刷(7912)の日足推移

もともと…「名目時代への転換」に向け、その「下準備」は整っていましたが、今回のロシア制裁からの物価高やサプライチェーン問題などの米中対立は、日本にとって神風です。長かった「失われた時代」が終わりを迎えます。「デンソー」(6902)から「日本製鉄」(5401)の橋本さんの誕生ですから…条件は揃っています。そうして本日は此方です。「大日本印刷」(7912)の話です。

東証の「PBR改革」が、やはり大きいのでしょう。下準備が整っている所に…「切っ掛け」が生まれ、日本人らしい…行動です。日本人は「集団行動」です。

「赤信号、みんなで渡れば怖くない」と言う、メディアの論調も変わりつつあります。

やはり日経新聞が「先陣」を切らないと、日本はなかなか…変わりません。日本人は基本的に「自ら」単独での行動はしません。「周りの目」を、いつも気にして生きています。ノーベル物理学賞に選ばれた米プリンストン大学の真鍋淑郎上席研究員が「日本に戻りたくない」と言った理由です。

株式投資は、常に「勝者は少数派」と言われています。

しかし日本人の大半は、みんなと「同じ行動」をします。これは「出来高」面に現れます。あるいは「乖離」です。カタルが、何度も…「200日線乖離」の話しを持ち出して…相場を解説している意味を、どれだけの読者が理解しているのでしょう。

「Jトラスト」(8508) の日足推移

その200日線を割れた「Jトラスト」(8508)の内容は700円台の時と変わりません。むしろ「ミライノベース」を統合したので、中身は良くなっているのでしょう。株式投資の基本は、安い時に株を買って…高くなったら売るのです。故に「時間軸」を考えた投資が大切です。

アレレ? 「川船」(9107)は新高値ですか…。

「川船」(9107) の日足推移

基本的に、このような高値圏の「揉み合い」場面は、チャート上、よく登場します。この「揉み合い」が「右肩上がり」で、抜けた時は「買い乗せ」場面です。川船は買い辛いのですが、「大阪チタン」(5726)が、そんな形になるか…興味があります。

大阪チタンの「一服」は、当然です。カタルは売った分以上に、本日は買っており、少し早いタイミングでの買いでした。自分の力量も考えず…5円刻みにしました。10円か、20円にすべきだったのでしょう。でも、また1万株以上の手持ちになったので…満足しています。

でも下手糞です。あの日は、持ち株が大きく「ユトリ」がなかったので…早めに売ったのですが、平均値は3445円辺りですからね。基本的に株価はここまで…下がりません。


「大阪チタン」(5726) の5分チャート

今、5分チャートで確かめました。あの分岐点は3455円です。やはり本日の安値が、当面の下値なのではないか…と考えています。本日は3555円です。先日の高値は3905円です。僅かな期間に1割ほど…株価は上下しています。

他に…「東芝」(6502)や「KPPG」(9274)、「リクルート」(6098)などを買っています。

下値が買えないと思ったら「ロコンド」(3558)は高いのですね。この相場環境で株価は高いのです。本日は1035円と1040円で、500株ずつですが売れました。基本的にカタルは、何度か…売り買いをします。そうして利食い玉が消えると…株価の本格的な上昇でしょう。まだ下値圏と言うのは、チンタラ…何度も、株価は上下します。

「エーザイ」(4523)などは「底値形成」に入ったように感じています。確か…本日は7350円に買い物を用いたのですが、買えなかったようです。常に机上論ではなく…実践を重視するカタルです。事前公約をして、実践をします。尚且つ、その理由を明確に説明できないと駄目です。それで…成果を得られるなら本物でしょう。

日本の場合、講釈師は多いのですが、実践が伴わない「偽物」ばかりです。日本製鉄の橋本さんは、取引先の「トヨタ」(7203)相手に訴訟に持ち込みました。この勇気は本物でしょう。だから早くからカタルレポートでは取り上げています。このような人が、日本にも誕生したのです。

故に「名目成長時代」に、確実に変化します。故に、年金生活者は苦しくなって、働く若者への所得移転が進みます。みんな「市場の整合性」は繋がっています。

株式投資は、いくつかのルールを守れば…大概は儲かります。しかし心理面で自分の気持ちと逆の行動を取ることになります。故に、余程…自分の基礎知識がないと駄目です。そうして「無理をしない投資」をすることです。過去の安値まで株価が下げても大丈夫、更に下げても大丈夫と言う「まさか」の用意をします。

日経平均株価の日足推移

今晩は、雇用統計の発表ですが…NYやカルフォニアでは失業率が上がっているようです。ですが…黒人層は失業率が下がっています。面白い現象です。この傾向は続くのでしょう。昨日の日本株は、かなり広範囲に物色されていました。11月の第一関門である28502円を抜きました。次は8月に付けた29222円の関門です。ここを抜くならチャート上は、株価波動が上昇期入りしたことになります。

名目時代は、基本的に…積極的な時代になります。つまり行動派が、勝利を収めます。実質成長時代は、何も動かない「我慢が正解」でした。でも今度は大きく変わります。このような基本軸が変わることが大切です。メディアの人達は自分達の行動に、責任を持たねばなりません。多様な選択の時代になっています。

その分、日本人は新しい世界を知っていますから…今までの時代に「胡坐」をかいて…延長線上の行動では、負け組に変わります。やはり時代は、選択肢が増えており、様々な情報に接することが出来るので、本物の価値がドンドン上がり…偽物時代は終了でしょう。その分、格差は開きます。当然でしょう。

やはりカタルは、東京地検の「ゴーン逮捕」は間違った行動だろうと思っています。仮に、横領があったにしても…他のやり方があったのでしょう。やはりこんな現象を観て…日本の政策当局は、日本人の未来を考えて、行動しているかどうか…が、問われます。周りに与える影響が大き過ぎます。

最近、米国では割安株を求めて…海外投資が加速する傾向にあるようです。「東芝」(6502)などの村社会論は早く決着させて…目先に拘らないことです。「成田闘争」のような…条件闘争はあまり目先的です。大勢観が感じられません。

日本人の劣化を観るようです。そう言えば…昔の話ですが、ネット上に、佐川急便の渡辺さんのレポートがありました。カタルが法人マンの頃、大光相互、NSTの駒形さんの所に、常務の鞄持ちで同行した時に…田中直紀の選挙資金を5億円、駒形さんが事前に頼んでおいたのです。でも彼は渡辺さんに会った時に、金の話が、出来なかったそうです。

それを駒形さんは嘆いておられました。折角、自分が事前準備をしており、たった一言、直紀が「お金をお願いします。」と言えば…渡辺さんは5億円を、用意したのです。当時、カタルはペイペイですから、田中角栄などのやり取りの話は、面白かったですね。その時代のレポートです。

名目時代を感じることが出来る逸話です。何れ…時間の経過で、こんな時代が復活します。カタルは急速に、実質経済から名目経済に変化すると思っています。本日も「IHI」(7013)などの「賃上げ」の話が載っていました。GDPは実質がマイナス圏に沈みましたが…実質も名目もプラスに変わり…尚且つ、GDPデフレーターも大きくなります。

基本構想は、本日の高値は、明日の安値です。積極的な行動が成果をもたらすのでしょう。本日は大阪チタンを4200株、買ってみました。それでは…また明日。



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