カテゴリー:今日の市況

6/21

何故なのか…よく分かりませんが、最近、集めているデータの中で「異質な変化」を感じるのです。この2日間なのですが、市況が「好転する」のかもしれません。この理由も分からず、戸惑っています。

TICK回数は、個人投資家が「儲かるレベル」ではなく…多くの投資家は、損をしているか…あるいは手持ちの玉は回転してない筈です。基本的に、個人投資家の皆さんが「儲かる」と言う相場は、全体市況が「売り場」に近づいている…時です。いつの時代も…個人投資家の多くは、「損をする」構造に、株式市場の「仕組み」が出来ています。

故に、アクティブ投信ではなく、パッシブ投信が主軸なのです。つまり…個別株の投資より、指数への傾斜ですね。先ずはTICK回数の上位30銘柄の合計値のグラフをお見せします。如何でしょう。

上位30銘柄のTICK回数の推移

最近の市況は、小型株より大型株に流れているのも…「素人の参加者」が主体なのでしょう。株式市場全体は「世代交代」が進んでいるのでしょう。この「TICK回数」自体は2月16日の1160195回、3月19日の1023083回で100万回以上の売買は消えており…「下火」になっています。基本的に、年初から爆発的に海外投資家の「買いもの」で、株価は上昇をしましたが、海外投資家が、手を抜くと…人気は冷めています。

「野村証券」(8604) の日足推移

カタルは年初から、資金を引き揚げるほど、かなりの好成績だったのです。「野村証券」(8604)を観ると分かります。現状はこの株価の高騰を受けて…お休みの時間です。この現象は全ての「自然現象」にマッチします。「走れば、疲れます」から…「休み」が必要です。

特に、大型株は利食い出来る人も多いから、小型株より調整時間は長くなると思うのが普通の「一般常識」です。ところが…人間は「欲の動物」ですから、「もっと走れ!」と、鞭を打ち続けます。自分の欲望が満たされることは、人生の中で「稀な事」です。

「ジェイドG」(3558) の日足推移

基本的に3月頃、カタルは3月決算のトラウマを抱えており、事前告知をして、資金を引き揚げていました。故に、「ジェイドG」(3558)は半値になったのですが、この2階建ての口座は「大きな損失」を抱え…未だに「修復」をしていません。しかし…他の口座は何とか、大きな損失を被らず…全て儲かっています。まぁ200日線との乖離を観れば分かりますが、「ジェイドG」も、やはり「人の子」です。走れば…休むのです。

でも…カタルは今の「ジェイドG」に対する市場評価は、「間違っている」と思っています。事実、四季報の業績予想数字は変わりました。カタルの読みに近い数字に変化しています。このあと「税効果」会計のマジックが消えますから…ひょっとすると、1Qから市場の認識が大きく変わる可能性も考えています。その時に、株価は2100円前後まで、戻る可能性を頭に描いています。ひょっとすれば、一気に2800円の高値ラインを超える可能性もあります。故に、何回も引合いに出している「川船」(9107)のチャートを掲げたのです。

どちらにしても「ノンビリ」やりましょう。3年間、じっと「我慢をする投資」もなかなかのものでしょう。

過去の平均値が27.3%と…非常に高い成果を上げている経営者の田中君です。信頼度は高いのでしょう。実績を正しく評価するのが「市場原理主義」の考え方です。一時的な時間軸の違いがありますが、何れ…そのギャップのあるものは、必ず、市場は修正をします。あまり心配はしていません。でも時間軸を待つのは、退屈な話ですから、相場の「楽しみ」も必要です。

カタルは長く現場に身を置き、「ノルマ」と戦ってきました。

歩合セールスは、会社からのノルマは、大きくなく、それでも和光証券(新光証券)の場合は月間200万円だったかな? つまり…月に80万円ですから、年間で960万円の所得水準を求められました。カタルはバブル崩壊で、このノルマが達成できずに、退社を余儀なくされました。

まぁ、最後は会社が「歩合セールス」の制度を止めたので、今は、もう…どの証券会社も消えているのでしょう。もともと…野村出身は少なかったのです。しかし…経営者に欠陥を抱えた「日興証券」出身の歩合セールスが多く居ました。

でも「野村証券」も「氏家」体制になった時に、「SBI証券」の北尾さんを始め…野武士タイプの人間が、みんな会社を去りました。野村証券の損失補填の騒ぎの時に、主流派閥が一掃され、海外組が天下を取ったからです。派閥争いです。どの世界も同じです。

やはり…相場は変わっているように見えますね。冒頭の話に戻しましょう。

ここ2日間の日証金の回転率が「飛躍的に」高まってきたのです。この理由がよく分かりません。そのデータのグラフを提示しておきます。そら色の回転日数は左軸ですが…6月13日は77.683日だったのですが、昨日の19日は52.886まで低下しています。

日証金の回転日数の推移

この意味は信用で株を買った人の平均値です。期日なのかもしれません。年初に買った人が6か月の制度信用の期日を迎え、反対売買をしているか…建玉を現物に変えているか…の現象です。一般的に「50日」を切ると…玉の回転が加速します。カタルが警戒をした3月の決算期のトラウマの時には、一気に30日も割れたのです。この3月29日の24.994日と言うのは「滅多に出ない」数字です。そもそも…30日台でも珍しいのです。

自慢ではありませんが、全体株価が上昇をするような環境になれば…既に、「絶対に儲かる」レベルに、カタルはなっています。

昨年は1年を通じて…「薄利多売買」と言う手法で、相場が低迷をしても、利益を出せる売買手法を編み出しており、もっと儲ける「雪だるま投資」への挑戦を、何度も試みて…失敗をしていました。

でも今年に入り、「野村証券」の株は、上がった株価位置でも」「高値圏」で、時間調整を続けています。まもなく…この時間調整を終えます。今度は「4桁」に乗ったら「売り」ではなく、そこが攻めの急所になる可能性がドンドン上がっています。株価のステージが変わるのです。「三菱UFJ」(8306)のようなものです。事前告知をしましたからね。しっかり覚えて置いてください。

基本的に「薄利多売買」は、「行って来い」の相場です。

上がった株は、また「元の鞘」に戻る相場です。事実「BASE」(4477)が、その繰り返しでした。その時間軸も、「もう直ぐ終わり」を迎えると思っています。500円の器であり、場合によれば、4桁ラインを目指すのでしょう。

前から、カタルは同じことを言い続けています。今回は265円の指値は僅か…1300株だったかな? 仕方がないから、3700株を268円で買ったのです。そうして260円台の買いを5000株にしました。その後も265円で1万株、260円でも1万株の指値が入っていますが、もう既に、「離陸し始めた」ように思っています。何故なら…日証金のデータも、他の現象も株高を支持しているように感じています。この理由がよく分かりません。

トヨタグループの「デンソー」(6902)が「持ち合い株」を売っている…と報道されています。既に3月の有報で「持ち合い株」が消えたそうです。でもトヨタグループのなかでは、「デンソー」が、もっとも早いのです。だんだん…日本もグローバル基準に変わります。

日本では来月かな? 「新紙幣」の発行ですが、米国では「現金が使えない店」が増えていると言います。「リバースATM」と言ったかな? お金を、手数料を払って、カードに変えて、清算をするのだそうです。カタルの前からの持論ですが、今の時代ですから、早く日銀が発行する「電子マネー」に変えるべきでしょう。「キャッシュレス」社会の構築です。そうすれば、お金の流れは一目瞭然ですから、「政治資金規正法」の抜け道は、消えます。脱税も、犯罪も出来なくなります。何れ、税務署も警察官も大幅に削減されます。

何故、ドラスティックな変革が出来ないのでしょう。

村社会論は末端の…最後尾の人間に「時代の進化」を合わせます。人間の順応性を無視して、無駄な「成田闘争」を強要する仕組みです。でも市場原理は違います。

TICK回数上位10位まで(6/20)

この時間軸のギャップが昨日の「セブン&アイ」(3382)の役員報酬の差になっています。この株価は2000円を割れていますが、カタルの観察株の一つです。昨日は同じような観察株だった「カバー」(5253)が、市場の一番人気でした。多くの人は、この会社をご存じないのでしょう。

「カバー」(5253) の日足推移

しかしカタルは、同業の「エニーカラー」(5032)を含め…観察株ですから、昨日、買われていることは知っていましたが、魔坂、TICK回数の1番人気とは思ってもいませんでした。

昨晩のデータを集めているときに知ったのです。「Vチューバ―」の会社です。ユーチューバーと重なり分かり辛いですが、最近のアニメ人気もあるのでしょう。この株価位置はそんなに高くないから…注目されます。それでは今、100株だけ記念に買ってみますね。ハイ、2038円でお買い上げです。

注目している「ココペリ」(4167)は、昨日は下値を買えず…何度も「指値を上にして」買いに行きましたが…とうとう470円でも買えず、仕方がないから「大引け」の476円で、たった1000株だけですが買い直しています。

ココペリ(4167)の板状況

今の「板状況」を観るとこんな感じですから…「一段高」する可能性は、非常に高いのでしょう。カタルは、508円を抜いたら…更に追撃買いをしてみようと思っています。基本的に常に…「買い増し」です。

この株もカバーと同じで…指標株になります。

安値の300円台から、ずっと…言い続けています。その買う根拠の理由は、日本に「必要な産業」なので、近藤君が頑張れば…株価は1万円の可能性さえあります。700円台までは容認で、株価の勢いが強いなら、上値を買うかもしれません。上手く仕手化するなら「4桁」の可能性もあります。

もともと…「過小資本銘柄」ですから、非常に「危ない株」です。危ないと言うのは、「変動率」が激しい…株だと言う事です。「ストップ高」も「ストップ安」も、あり得る株ですから、参加するなら、その「覚悟」が必要です。ついでですから、本日も470円で1000株の買い指値を入れておきます。そこから下値に455円まで5円刻みで買い指値を用いました。下がれば、更に…買う予定です。

カタルが、最も…今、力を入れている「BASE」(4477)もまもなく「離陸」かも知れません。何故なら…本日も5000株が利食い出来ました。「微益」です。損をしなかっただけの話ですが、明日から出かけますから、仕方ありません。

皆さんは「野村証券」(8604)と「NTT」(9432)だけで充分でしょう。何度も、何度も…同じことを言っていますが、「ココペリ」の300円台を、皆さんは買いましたか? その前の「クックパッド」(2193)は、どうでしょう。小型株だけでなく…「ニデック」(6594)の5500円割れも紹介しています。

同じ系統で、此処から買うのは「ファナック」(6954)でも、良いのでしょう。今の株価は4209円です。

「ファナック」(6954) の日足推移

カタルは多くの読者に、「対応できるような」原稿に仕上げているつもりです。しかしカタル自身は「ハイリスク・ハイリターン」派閥ですから…「ジェイドG」を筆頭に「BASE」や…今は「ココペリ」など…「変動率」を求めた運用をしています。

貧乏人には「日本製鉄」(5401)を買って、のんびり、構えている時間がありません。本当はそろそろ「卒業」したいと思っています。でもなかなか神様は、そのチャンスを「もの」にさせてくれません。「度量」が、カタルには、ないのでしょう。まぁそんなカタルですが…程々に、このレポートを参考にして…今の市場の感覚を、供に掴みましょう。また…明日。

会員の方へ、本来なら明日の深夜までに原稿を挙げる予定でしたが、飛行機の中なので…本日、この後、原稿を書く予定です。たぶん…アップは深夜になるのでしょうから、明日にでも見てください。



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