アーカイブ:2015年12月

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かたる:しかし、呆れる日本人の相場観です。でたらめの相場解説が多く…本当に専門職の人間なのかどうか…。やはり「失われた時代」と言うのは完全な世代交代で…しかも技術の伝承が、何処の業界でも問題になっているのでしょう。カタルが証券界に入った頃は…本店だったこともあり、株式部長や先輩から、多くの相場論を教えてもらいました。景気循環など、金利と株価の関係などの学術的な事は関連付けられていませんが、相場が上がる前は値動きが激しくなると、まもなく大きく相場が上がるとか…。生きた相場観ですね。どちらかと言えば…人間心理に関する相場心理の教えが多かったようです。株式部長からは、新聞記事の見方など…、増産投資などの設備投資が始まると、どう企業業績に変化を与えるか?…などですね。みんな、株好きの連中でした。やはり永過ぎましたね。「失われた時代」と言うのは…。

昨日の日経夕刊の「十字路」で、東レの増田さんが、デジタルネイティブの台頭が述べられていました。日本の政治家に、お願いしたいですね。準天頂衛星などの新インフラの整備を前倒しして行い、兎に角、余程の危険がない限り…、先ずは新技術の容認に動いて欲しいものです。その点、安倍政権はマズマズです。今度はドローン宅配の実験だそうです。本当は田舎の山間部などには必要だと思います。この点は、日本郵政の今後に期待します。本物の経営者が育てば…セーラ―万年筆のようなゴタゴタが起らないと思うのですが…。偽物社会らしい村論理です。まるで寄生虫に見えます。まぁ、よく内容を知らないから…コメントはできませんが…。

相場の世界も指数絡みの動きが多く…、もっとアクティブ運用を増やすべきです。割高な食品株の反対には割安株の存在があります。論理的にみて、おかしな株価は、たくさん存在しますね。この現象は、やはりコーポレート・ガバナンスの欠如なのでしょう。故にスチュワードシップ・コードの推進を押し進めねばなりません。株式持ち合いなど…保身に走る経営者を削除しなくてはなりませんね。ROEの上場基準など設け…東証一部の基準はROE10%基準を設けるとか…ハードルを設定すればいいのです。

そうすれば…真剣に利益を計上し、未来志向になりますね。今日も曙ブレーキの不正会計が載っていました。会計士とつるんで…呆れる構図です。新日本などの会計事務所も、東芝だけでなく、取引所や監督する金融庁も、賠償請求の対象にすれば良いです。僕らは公開情報を元にして、株式投資をしているのです。だから元のデータがおかしいのは…許せません。

東電の事故に対し、原子力委員会のメンバーは責任を取ったのかどうか…。この国は、いつも曖昧な処理で終わらせますね。今回の軽減税率も…何か、村論理を感じます。何故、新聞の税金が軽減されるのか? メディアの力で動いています。自分達は世論を誘導する立場なのに…困った連中です。今時、新聞を取っている連中はソコソコの年収でしょう。どちらかと言えば…勝ち組の筈です。貧乏人は新聞など…読みませんからね。ふるさと納税もおかしな制度だし…。まぁ、良いか。株が下がると、途端に愚痴が次々に出てきます。安倍政権の要は、株価ですね。本来なら…安保問題でひっくり返っています。

日経平均株価を見ると…こちらはケネディクスより弱いですね。既に25日線は下向き…間もなく200日線を、上から下に抜けるデットクロスです。75日線で、株価はどうにか維持されています。チャート上は、此処が分岐点の筈です。此処から上昇開始し…一気に25日線より、株価が上に位置しないとなりません。日銀短観の先行きは弱く…とても黒田論理を容認できるとは思えません。やはりカタルは追加の緩和をすべきだと思います。付利金利の撤廃ですね。ただ同時に、金融庁の不動産融資に対する姿勢も異常ですね。

バブル期は論理的に合わない、地価動向だったのです。しかも銀行融資は値上がり利益を見込む、異常状態の融資だったのです。それに引き換え、今は国債の償還をリートに向けており、資金は効率化されています。問題は日本全体の景気動向ですね。このモタツキが…あまり長すぎると問題になります。ただ今の政策に、もう少しアクセルをふかせば…日本丸は動くように感じています。スマートコミュニティーの話を進展させたいのです。

さてジャンク債の問題で、パリバショックが連想されていますが…昨日の夕刊では多くて15%程度との話でした。それに先日述べたように電力関連まで広がっている様子で、イエレン時間の正当性が、証明されているとも言えます。分かりますかね。少し解説が必要かな? 基本的にイエレン氏は、株が高過ぎると発言しており、過剰な流動性の供給が、本来、正常でない企業まで救っている可能性があると述べているのです。過剰流動性により、生きているゾンビ企業は淘汰されねばなりません。故に、イエレン時間は、正常化に向けた作業過程の一つの可能性もあります。ダリオが正しいとは、言えませんね。

兎に角、バフェットがリートを購入したそうですが…、この量的緩和が資産高を更に押し上げる懸念もあります。故にイエレン氏の予防的な処置が必要なのかもしれないのです。今は判断が難しい。故に、2年半に及ぶ、テーパリングの準備過程を踏んだので、一旦は、利上げをすべきなのでしょう。この後が問題なのです。17210ドルを一時的にせよ、割れたので…NY市場株は、一度、上昇しますが、再上昇にならず…ボックス相場が続く可能性があります。この辺りは読みにくいですね。要するに…「相場は相場に聞け」と言うわけです。目先は、かなりの確率で年末年始高に向かうと考えています。パイオニアに注目して置いて下さい。今日は強くないけれど…良い感じに見えます。

カタルは昨日の下落で340円まで買い増しし、ケネディクスと同様に予定数に達したので、一旦は打ち上げ宣言です。貧乏人は基本的に買い下がりをしてはいけません。本当は確認を待ってから、動くべきかもしれませんね。どうも証券マンを長くやっていたためか…お客様同様に、金持ち気分になっている帰来があります。困ったことです。貧乏人は貧乏人らしく、すべきなのでしょう。さて今晩のNYは連続高になるかどうか…。いよいよ「掉尾の一振」ですね。8月、9月の水準まで戻った銘柄も多く…これで二番底の下値を確認する事になるのでしょう。たぶんね。

無理をせず、互いに頑張りましょう。



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