アーカイブ:2016年6月

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かたる:本日は6月最大のイベントの通過日になります。今年は…実に奇妙な年です。大発会から6日連続安でスタートしました。これはカタルも経験がありません。もっとも戦後初の現象だそうです。いきなりサウジがイランとの国交断絶など…。至る所で、パラダイムショック(既存の枠組み変更)が生まれています。おそらく…人類が新しいステップを歩むための準備作業だと思っています。日本の低迷が長引き…55年体制が崩壊し混迷が長引きましたが、カタルが上京して(1989年)初めての本格政権の誕生です。曲がりなりにも名目成長を求める政策は、不満はありますが…、理想通りに事が運ばないのは「村論理」のせいだろうと考えています。日本は儒教を重んじる精神構造で年長者を敬うため、なかなか構造変化が進まずに、時間を掛けて体制転換を図って来ました。

フィンティックの誕生などをみても分かりますが、金融システムの転換は、なかなか進みません。その為に世界的に低金利状態になっています。金融コストは、全ての産業の根幹ですから、通常は公定歩合操作とは…今は言わないのかな? 金利水準を上下させるだけでは、景気に与える効率も低下しているのでしょう。金融デリバティブが一般企業の活用にまで及んでいますからね。ソフトバンクを観ると…お見事です。資産を証券化し、どんどん活用しています。だから金融の力が弱まっているのでしょう。

1985年前後に始まった生産活動の変化(ファブレスやEMS)が、価値観の変化を生み、人間の価値観が、そもそも変化している様に感じています。スマートコミュニティーと言う新しいツールの活用が模索されています。はやく、この仕組みを現実社会に取り入れて、一気に時代を進める必要があります。

今回の「ブレグジット」を観ると分かりますが、意見対立が拮抗する現象は、グローバル論理へのささやかな人間の抵抗に見えます。米国の大統領選もそうです。トランプ氏はある意味でブロック化の内向きな考え方です。変化に対応できずに、人間が抵抗しているようにも見えます。日本でも、昭和30年代を懐かしむ「3丁目の夕陽」と言う映画のノスタルジー現象が生まれました。全く同じ…人間心理の表れのように感じています。

秋に予定されている財政出動は、まだ詳細が明らかにされていませんが、WBSなどによれば…IoTの推進だそうです。本日の日経新聞にも、掲載されていますね。007と村田との協業第一案件が「WiFiモジュール」でした。カタルはこの技術単価を過大に見積もり、007への期待は、あの時に裏切られましたが、いよいよ時代が幕を開けるように感じています。なにも日立だけではないのです。クラウド環境を活用しなくては、何にもできませんからね。ユビキタス(3858=007)は様々なスマートコミュニティーアイテムを抱えており、総花的な開花時期を迎えているのかも知れません。楽しみです。もう企業業績面での問題はなく、数字が落ちることはないですからね。任天堂依存から構造改革が進み、新しい扉は開きました。

市場は、常に…半年先を歩んでいると言います。現在の日本経済は、実質成長から名目目標に移行する最中で…この移行期のポケットに居る為に、景気の「中だるみ現象」が生まれています。ただ2006年と違う所は…中央銀行の姿勢が大きく違い、全ての政策が、あの当時と違います。為替が100円を割れるかどうかは分かりませんが、日本は、ようやく名目世界へ、舵を切っています。何しろ地価は、ようやく…今年、全国平均でもプラスの世界に顔を出しました。♪槍出せ、角出せ、頭出せ!

ケネディクスの株価推移をみると分かりますが、「いつか来た道、帰る道コール」が鳴り響いています。ケネディクスだけ見ていると…なかなか気づかないと思いますが…他の金融相場銘柄と、株価を相対比較すると…意外に強いのです。株価と言うのは相対評価なのです。お金の世界は、みんなそうですね。スーパーに行けば分かります。周りには、イトーヨーカ堂、西友、「いきいき」に、「OK」などのスーパー各社が、商品を売ろうと競争をしています。消費者は、常に費用対効果を考えながら…品物を選択して購買してます。株価も同じです。他社比較して安いか、高いかを基準にして判断しますね。日経平均株価の水準に比べ高いとか…安いとか、比較しながら価格が決まっていきます。絶対値評価ではないのです。

もし日銀がETFの買い入れから、PBR基準にして、買入れ目標を変更したら…あっという間に、割安株は消えて行くでしょう。これは効果的な選択肢の一つだと思っています。だって…会社の持っている資産価値は、常に時価と比較され…減損会計が実施されます。故に通常、純資産は時価評価より、割安になっています。日銀には無限の選択肢がありますが…日経新聞に登場するアナリストは、限界論を述べています。頭が固いと言うか…。画一化教育下でのエリートは、きっと、こんなものなのでしょう。だから…なかなか新しい扉が開かないのです。

簡単ですね。通常、ROE経営は、自己資本の効率化を図る為に、常に資産を減らす傾向にあり、回転率を高めます。故に企業の新陳代謝を早めます。チャレンジする構造になるのです。後ろ向きの現状維持は、「負け組」のレッテルが張られるのが、ROE経営の世界です。負け組はTOBをかけられ、経営者がどんどん変わるのです。そうして社会の変革を早めるのですね。

何故、今、スチュワードシップコードが求められ、変化を強要されているのか? 何故、セブンアイの混乱が、生まれたのか? このような様々な変化はスマートコミュニティーへ帰結するために生まれている現象です。だから007なのですよ。目先の株式需給がどうとか…と言う目先論を大切ですが、しっかりバックグランドを観る必要があります。必ず、「市場は時代を先取る」のです。読者の皆さんも様々な兆候から、新しい世界を感じてください。

カタルが良く、幕末から明治の「維新」の頃を、話題として引き合いに出すのは、同じ構造だからです。徳川幕府の時代から新政府の時代に変化する「パラダイムショック」に、人々は脅え…時代を前後に歩むのです。米国大統領選の内向き志向などの混乱も、新しい時代への戸惑い現象でしょう。攘夷から公武合体、そうして開国へ…我々は、このパラダイムショックの移り変わりを、小説などで…よく知っています。

山本兼一が書いた「命もいらず、名もいらず」と言う山岡鉄舟をモデルにした小説を、読者からの薦めで、最近読みました。なかなか面白かったですね。あの時代の混乱が良く分かります。お薦め頂いて…感謝しています。まぁ、無料奉仕も、なかなか良いものです。自分で…好みの小説を探すのは、大変ですよ。フィルターを掛けて貰えるのはありがたい限りです。同じことが、このカタルレポートでも言えます。

銘柄の当たり、ハズレなどより、考え方のプロセスを公開しており、自分がどれを選択するかは自由なのです。でもカタルの基本路線は、全く変わりません。1300兆円の逆襲から社会にユトリを与え、一気に新しいチャレンジのスマートコミュニティーへ向け、時代を加速させるのです。世界でいち早く新しい世界のスマートコミュニティーと言うSFの世界に行く事が出来るか、どうかなのですね。日本は幸い、世界で一番早くトンネルに突入しました。そうして長い混迷の「失われた世界」を経験したのです。だから色んな条件が、他の国より整っています。皆さんも、新しい時代を感じてくださいね。

IoTのユビキタス、効率社会雇用に向けクラウドワークス、何れも…スマートコミュニティーへの切符です。先ずは1300兆円の逆襲(ケネディクス)が、肥やしになるのです。いよいよ、イベント通過から新しい扉が開きます。楽しみな後半相場の開始です。



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