アーカイブ:2016年7月25日

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かたる:三菱UFJが500円台の株価に戻り、当初、考えていた最低ラインを株価水準まで戻りましたね。もともとカタルは、この500円が最低ラインと考えています。どうも…分からないのが、米国の動向です。米国も日本同様にパラダイムショック(枠組みの変更)の洗礼を受けていると思われます。共和党の分裂は、何やら、「自民党をぶっ壊す」と宣言し、勝利した小泉氏に似ています。時代に合わない古い考え方が、共和党内部にも存在するのでしょう。日本の村論理に、似ています。世界でも同じように、このようなスマートコミュニティーを、前にした「価値観の変化」に戸惑っている様子が窺えます。

我々、人類は、豊かな暮らしを求め物資的な豊かさを追求して来たように感じます。しかし多くの人は、衣食住が満ち足りると…次に何を求めるのでしょう? やがてロボットが労働をも担うようになります。それが生産革命のファブレスであり、EMS(受託生産)と言う生産革命だったように思います。代表的な企業はTSMCであり、ホンハイです。この生産革命について行けずに、終身雇用や年功序列と言う仕組みを維持しようと…日本は、もがき苦しみ、失われた時代を過ごしてきました。安い労働力を武器にした中国などの台頭は、むしろ自然な事なのです。

時代が大きく変遷し…花形職業も変化して行きます。スマートコミュニティーのデファクトスタンダードを確立した「グーグル」や「アップル」は、携帯端末市場でプラットホームを確立し、その地位を築きました。ソフトバンクがARM社を買収したのは、携帯端末に使われるCPUを押さえる事で、プラットホーム化を模索しているのでしょうが…どんな形で、プラットホームを構築するのでしょう? 確かにIoT時代になるとあらゆるものが、インターネットを介してクラウド上で結ばれ、様々なデータが集まります。そのデータをどう活用するか…。此処に焦点が集まるようにも思えます。昨日は、そのデータ分析をする職業を紹介しましたね。学生の諸君は、未来の花形職業の候補であり、考慮する価値があります。

日本人は、情報と言う価値観を軽視しがちです。だから太平洋戦争に負けたのです。日本人は、このような「ソフト」に対する価値を非常に軽視し、「ハード」に意識を向けすぎです。だから米国にデファクトスタンダード(国際標準)を奪われ、後塵に拝する道を選んでいるのです。一体、グーグルやアップルに、どれだけ搾取されているのでしょう。カタルは昔「グリー」を選択し、間違いを犯しました。カタルはゲームのプラットホームを確立できると思っていたのです。しかし大元のOSを押さえられ、あえなく失敗を犯しました。

おっ!ケネディクスが、このボックスを抜けてきましたね。只今、428円です。嬉しいな。少し評価損が減ります。やはり410円は、買い場でしたね。でも自重したのです。何しろ、黒田さんには、散々やられています。彼は馬鹿なのでしょうかね。日銀は何でもできるのです。このままじゃ、やがて時間切れに追い込まれ…本当にヘリコプターマネーのような財政ファイナンスの最終盤の場面に、追い込まれますね。ガラガラポンです。

そう言えば…この「ガラガラポン」の意味を、解説しろとのメールがありましたね。最終的に日銀券は紙くずですから、超円安になり、資源のない日本は、超インフレ世界になります。でも年金額は上がりませんよ。だからインフレにより、高齢者は生活が非常に苦しくなります。敗戦直後の日本を想像すれば良いですね。だから金持ちは、事前に海外に資産を移すことになります。日本人が自ら、日本を見捨てる「ガラガラポン」が来るのではないか…とも考えています。日本人は、兎に角、付和雷同型なのです。流されやすい国民です。自分で考えない国民です。現在行っている財政ファイナンスは、その事を示しています。かなり…追い込まれているのです。この程度の解説で良いですか?

適度のコントロールできる価値観を、早く構築しないと…時間切れが、一気に迫って来ます。手を拱いている場合ではないのです。商社は食糧確保に走らないとなりません。日本は少子化ですが、世界人口はドンドン増えています。「1300兆円の逆襲」と言うシナリオは自然の原理なのです。だって…世界は日本の失われた時代下において…市場原理を利用して資産価値を上げてきたのです。バブル期以前の日本は、土地本位制の確立より、この資産インフレの仕組みを上手く利用し、一人あたりのGDPを押し上げてきました。

銀行に行けば…土地と言う担保さえあれば…大概、色んな…適当な融資理由を並べれば…融資が、すぐに得られました。早い話、時価より安い相続税価格(路線価)の鞘をマジックとして、利用する事も出来ました。でも今は買った土地に対し、短期所有だと…税金なども厳しくなっているのでしょう。円滑に現金化できる環境を、はやく整備すべきですね。都心だけでなく、地方も…です。

カタルの田舎の土地など…売りたくても、売れないと思います。せめて銀行担保になれば良いのですが…それも難しいでしょう。政策が間違っているから、こんな世界になったのです。金融庁は猛省をすべきです。皆さんの分かりやすい事例を示しましょう。例えば株式市場ですね。PBR評価が活用できない市場は、何処か、歪んでいるのです。だって買収して資産売却すれば…巨万の富が築ける筈です。おかしいですね。三菱UFJを買収して、都心にある土地を、すべて売却すれば…相当、鞘が抜けますね。理論価格が維持できない市場がおかしいのです。

カタルの考える論理価格は「BPS+EPS*10=株価」です。例えば三菱UFJなら、この一株純資産は1121円ですね。それに一株利益は61円ですから、つまり1121+61*10=1731円になります。妥当株価は1731円です。でも時価は515円です。つまり1216円も割負けています。だから三菱UFJの持っている資産を担保にTOBを掛ければいいのです。1000円程度なら、株主はみんな応じるでしょう。

デフレ脱却とは…このような理論価格が整備され…初めて正常な市場経済が構築されることになります。だから日銀はETFだけの買いは、そのままにして…新たにPBRを考慮した新基準で株を大量に買えば良いのです。毎年、時価総額の10%程度を目途に買いを進めると良いですね。理論価格になったら止めて…時間を掛けて出口(テーパリング)を探せばいいのです。

本日も建設株は、確りしていますね。カタルが指摘している高橋カーテンウォールも高いし、川岸工業も高いようです。でも…カタルは財政政策をスマートコミュニティー時代に対応したものに、変化させるべきだと思っています。簡単です。コンセンションへの優遇税制、更に、昨日話したようなスマートコミュニティーに対応したインフレ整備ですね。準天頂型衛星は、アジア地域の発展にも役立ちます。これが正しい選択でしょう。新時代の基盤整備を確立すれば、アジア地域において、中国に負けない経済基盤を提供する事が出来ます。安全保障上も有効に働きます。南沙問題を必要以上に取り上げ、中国を刺激する戦略は、何処か間違っています。

必ず、株価は、時代を反映します。IoTのユビキタスを、本日も寄り付きで買っています。他にクラウドワークスも640円の指値が再び買えたようです。読者の皆さんは、新しい時代を感じて欲しいのです。蔦谷のビデオ屋さんに行って「スタートレック」でも見て、カタルの言っているスマートコミュニティー時代を感じてください。株価は必ず、時代に沿った形で動くのです。IoTに特化したユビキタスは、一流企業と取引しており、ピカ一の存在です。この価値観が理解できないようでは…株式取引など、やめた方が良いですね。

本日は任天堂も業績寄与が見えないから、売られているようですが…インナーゲームと言う世界の価値観を、大きく変える交流型のゲームの地位を築いたので…やはりカタルは怯まずに買いだと思っています。カタルは何時も、事前に未来予測をしています。しかし皆さんは、いつも信じていないようですね。

まぁケネディクスのような事例もあるから仕方ありませんが…条件さえ整えば…Vテクのような成功事例に変化するのです。要するに…未来形と言うのは、未来の条件で変わるのですね。カタルは単に、そのようになる確率の高い銘柄を、事前に紹介しているだけの話です。それぞれのカタル銘柄は、その素質を秘めているのです。

今回のユビキタスは、今までと違いますね。3年ぶりの本格相場になります。チャートを分析すれば分かります。38カ月周期が生きていると思います。今、1100円も買えたようです。良いぞ…、どんどん下の指値が入ると良いですね。馬鹿は、どうしても…この時間の壁を越えられません。カタルは何時も有言実行です。失敗も当然ですが…たくさんあります。同時に、成功もあります。あとは、読者の判断です。あれ650円の売り物が、切れちゃいましたね。ルールは守ってくださいね。それでは…また、明日。



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