アーカイブ:2016年7月24日

IoTの世界へ向けた旅立ち

失われた時代は…何故、これほど長引き、この混乱から、なかなか抜け出せないのでしょう? カタルはメディアの責任論を主張しています。このメディアの感度が鈍く、昔の手法ばかり追っているから…駄目なのでしょう。

カタルの世代は、金融マンが年収の上位者でした。金融マンなら年収1千万以上は確定と考えていました。しかし近年は落ちぶれ…デフレ下では難しい仕事を押し付けられていますが、その割に報酬が良い訳じゃありません。一流大学を卒業し、折角、都市銀行に入社したのに…後ろ向きの不良債権処理ばかりをやらされ、いい加減に呆れ、インフレの世界に向かう優秀な若者が、数多く存在していました。失われた時代は「希望がない世界」です。今はアジア地域への赴任(出向)が多いと言います。

一方、この失われた時代の中で…悩殺されるほど時間に追われ、仕事を強いられる世界がプログラマーの世界です。徹夜など当たり前の忙しさが続いています。この世界の上位者は年収2千万近く稼いでいると言います。完全に金融マンとの地位は逆転しています。時代の推移により、仕事も大きく変化していますね。昔、石炭会社は高収入だったのです。時代の流れにより、選ばれる職種も、人気も変化します。

このような時代の変化を、メディアの人間は、感じてないのでしょうか? カタルは日経新聞の責任が、大きいと感じています。ようやく…本日一面に、準天頂型衛星の話題が登場しています。呆れる遅さ…。既に、現場は「ポケモンGo」ブームなのに…。早く新しい時代の社会基盤整備をしたものが「勝ち」なのです。携帯端末の4G化は、アジアではまだ未整備の所が多くあります。しかしこの進化版の話題は、なかなか登場しません。テレビはようやく4K時代ですが、一気に8Kへステージアップすべきでしょう。

GDPの構成を観ると明らかですが…消費なのですね。この消費を促進させるには、心を揺さぶる感動が必要です。楽しい時間を、より長くする工夫です。ところが財政出動の話は何故か…規模の話ばかりです。これじゃ、また空振りになる確率が高いですね。もともと建設作業員は限られ、需要がない訳ではありません。どうしてリニア新幹線の前倒しのような…昔ながらの社会基盤整備が、準天頂型衛星整備より、優先されるのでしょう。カタルにはサッパリポンであります。いい加減に車優先の社会構造を止め、都心では道路の高度利用を始めれば…もっと生活環境が豊かになるのでは…と、考えますね。

狭い歩道を多くの人が歩き、数台しか走らない一人乗りの車が優先される時代は、何処か歪んでいます。都心では車優先の考え方を改めれば…人間の行動様式にも変化が生まれ、豊かな時間を過ごせるように思っています。新しい消費も生まれるでしょう。2002年、東京では石原慎太郎都知事により、東京都生活文化局の審査を合格した者が大道芸人としてのライセンスが発行され、各公園なので演技しています。街を歩くのが楽しい文化が薫る街づくりが出来ないものでしょうか?

きっと…新しい時代は、モノづくりではなく、独創的なアイディアが活きる時代なるのだろうと思っています。スマフォを片手に、昔の江戸時代を探索するアプリ開発など…色んなアイディアが存在します。歴史探索は面白いですね。観光の目玉にもなります。それに引き換え、歌舞伎座などの切符の料金は高いですからね。気軽に遊びに行ける金額になると良いですね。日本は極端です。最近はN響でも空席が多くありますが、あまり聞きなれない楽団だと…人集めが、無料でも大変だと言います。

博物館などは、いろんな工夫が考えられ、学識者と探索するツアーは「人気の的」と成るでしょう。色んなアイディアがありますね。「豊かな時間」を売るのです。サービス業はどんどん進化し、いろんな企業が協賛し…イベントなどが各地で開催され、日本人の知的好奇心を、どんどん高めればいいのです。日本は独自文化が存在し、面白いでしょうね。観光は色んなアイディアがありますね。誰でも簡単に起業出来る時代になっていますから、若い人はドンドン挑戦しましょうね。早くお金持ちになって、それらのアイディアに出資する側に立ちたいものです。

さて、相場の話をしましょうか…。今は年初の不安が消え、ブレグジット不安も和らぎ、NY市場は、まさかの新値追いを続けています。為替も急激な円高が一服しています。しかし円高トレンドが変化するには、何かが必要です。今後の政策の選択が問題になります。今は「次の一手」を待っている段階のように思えます。それほど…今回の政策選択は重要なのでしょう。黒田さんは、どう動くのでしょうか? 安倍さんも同じですね。

カタルは11月の米国大統領選への不安を感じています。同時に金融規制がどういう風に扱われるかですね。イタリアの不良債権問題は消えませんよ。日本の失われた時代と言う時間は、世界各国で起っているのですね。パラダイムショックの構造改革は続いているのです。スマートコミュニティーと言う新時代体制が確立されるのが見える辺りまで、劇的な構造変化は起る訳です。

金融デリバティブがBricsなどの新興国を育て、モノづくりの根底が覆りました。TSMCの誕生は1987年です。ホンハイは最近の技術革新で遅れを取り、元気がありません。シャープの出来、不出来に掛かっていますが、未だに資金を投じていませんね。日本はファブレス、EMSと言う国際的な変化に対し、労働問題がネックになり、付いて行けなかったので…ゴタゴタが続き、永遠に思えるほど、「失われた時代」が続いているのです。

それでも…終身雇用や年功序列という村論理を、何とか維持しようとしてきました。しかし…時代の読みを完全に間違えましたね。TPPの前に中国を取り込み、いち早くアジア地域を日本が纏めるべきだったのです。円のグロ―バル化を図るべきだったのです。中央官僚は馬鹿です。

今、トランプ氏はTPPに反対だと言います。彼が実際にどう判断するか分かりませんが、現状のTPPの枠組みに、中国を取り入れるチャンスでもあります。もし米国がごねてご破算になるなら、あり得る方策の一つです。国境の壁が必要なのかどうか…。様々な懸念が多く存在し、このままスッキリ上昇を開始するかどうか。

中国でも習近平氏と李克強首相は対立していると言います。カタルは金融規制が気になって仕方がありません。カタルの見方が正しい訳ではありませんが、世界経済は弱い回復のような気がしている訳です。

これは、たぶんスマートコミュニティーを理解してない為だと思われます。消費の形態が変わっており、昔の統計スタイルだから、反映されてない可能性が高いですね。だからカタルは、早くキャッシュレス化社会を主張していますね。もしキャッシュレス化になれば、リアルタイムで、お金の動きが追えます。政策も的確に反映できるようになります。

ここで学生の人は…「データサイエンティスト」と言う耳慣れない職業が誕生しています。「統計学の分析」を、勉強しておくと良いですね。クラウド化になると、様々なビッグデータが蓄積されますが…その活用方法が試行錯誤で進んでおり、この分析官は、きっと高収入を得ることになりますね。株式市場でも、データ分析は欠かせません。カタルは毎日2時間ほどかけ、様々な株式データを追っています。如何せん、カタルは学生時代勉強しておらず、試行錯誤の毎日です。英語と数学だけは…もっと勉強して置けばよかったと悔いています。話しがそれますね。

今年のような相場は、経験がないのです。このまま株価が上昇すると…たぶん、初めての経験に、なるんじゃないかと思っています。「サマーラリー」と言う言葉は、昔からありましたが、カタルのイメージは毎年、高校野球の最中は、閑散市場と言うイメージしか残っていません。毎年、追証に追われるのです。いつだったか…折角、夏休み休暇の最中なのに…旅行先から顧客に電話して、追証請求をしたことがあります。そんな経験しかないのです。

今年は…本当に奇妙ですね。年初は6日間も連続で下げるし…前半はメタメタです。今は束の間の「休息」と言うイメージですね。追証の心配も消え、ユトリが出始めています。でもトランプ氏やクリントン氏、どちらが大統領に選ばれても…市場環境を好転させるようには、今の所は見えません。どちらかといえば…不安が先行します。どうも…パッとしないのです。カタルだけの懸念なら、良いのですが…。

IoTの進化が、更に進むか…ユビキタスの株価の行方と共に興味深く見守っています。やはり魅力的ですね。町工場のような小さな会社が、世界トップ企業のセールスフォースやアマゾンとも取引をしており、日本では日立や村田、更にルネサスエレクなど…一流どころ全てをIoTで網羅しています。楽天との協業も凄い事ですね。これだけの逸材は、なかなかありません。ユビキタスの株価を1万円台まで押し上げ、資金調達に貢献するのが、証券マンの努めですね。そうすれば…日本も、一気にIoTの活用が広がり、時代を早めることができるのです。日本の未来の為に…。



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