アーカイブ:2016年9月

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カタル:昨日の毎日新聞に金融庁の新しい指針が報道されていたようです。「預金を国債などで運用する従来の業務を見直し、顧客の目線に立った資産運用支援に注力するよう求める」との報道ですね。

カタルが前から述べている様に…一般庶民は、分からないのです。通常、銀行口座に溜まる資金は、銀行員の言いなりに振り向けられています。最近は投資信託の勧誘などもありますが…リートなどの直接投資のアドバイスは、余りないと思います。おそらく…前から述べている「高配当利回り投信」などの開発が、これから加速されると思います。

米国でも、低い債券利回りの為に、株式が買われています。通常は「イールドスプレッド」が開くと、資金移動が起こるのが常識です。カタルは何故、みずほ銀行は、自身の顧客に対し、みずほ株の勧誘を行わないのか…不思議です。みずほ証券のブースも、銀行内には併設されている筈ですからね。誰が考えても銀行の定期預金より、みずほ株の方が有利です。とくに1000万円以上の保証されない多額の預金高の顧客に対しては有効な対策です。このような指針転換が、名目世界に移行させる手掛かりになります。

昨日のNY市場はアップルの好調さなどを背景に…高くなったようです。9月の利上げ懸念も後退していると言います。大統領選を控え…混乱を市場に与えることは考えにくく、カタルは当初から12月に1回だけの利上げと思っていました。ただ8月の米国自動車販売は変調をきたしていると言います。過剰融資が需要の先食いをした疑いがもたれています。

この所、米国債利回りは上昇気味で1.7%水準です。年末には2%との観測もあるようです。サウジの米国債保有は1168億ドル(今年3月時点)だそうです。テロ支援制裁法の影響もあるのかも知れませんが、サウジは財政上は苦しいですからね。カタルは先日、テレビ報道を見て、サウジの認識を新たにしました。あれではイランの批判などできません。自由がないのです。政治犯も多いですからね。ムハンマド・ビン・サルマン副皇太子の改革が注目されます。

この勢力図は中国も、習近平体制の基盤が長老会議で弱まっており、李克強首相が巻き返しているそうです。故に、市場に安心感を与えていると言われています。その背景もあり、最近の中国株は、比較的堅調な動きを続けています。金融規制の影響も徐々に軽減され、実態経済の強さが、確認されるかもしれません。仮にクリントン氏が大統領に選ばれると…サンダース氏との密約の最低賃金の引き上げが行われ、2015年の家計所得の伸びと相まって、一気にインフレ警戒感が、浮上する可能性があります。

読者に皆さんには、もう少しわかりやすく解説した方が良いかな? 「金融規制克服説」の浮上が、加速するのですね。例えば…一般的には、IoT関連銘柄が浮上し、具体的に言えば半導体関連株の大きな上昇相場が、演出されるかもしれません。カタルも、ずっと経験がないですね。半導体関連の大きな上昇相場など…。Vテクは、昨日、転換を迎えた可能性もあります。カタルはこの所、SUMCO(3436)の話を、度々…書いています。トリケミカル研究所(4369)も、なかなか面白い株価位置です。少し幅を広げ…前から注目している大阪チタンにも、この話は、プラス方向に働きます。東芝も参考銘柄に掲げています。まぁ、カタルは、「IoT時代の幕開け」が、ユビキタスの株高を演じる時代背景を支えると思っています。

クラウドワークスの方が、皆さんには分かりやすいかな? そう言えば…昨日、神主さんから電話があり、「ソフトバンクはどうか?」と、聞かれましたね。「LINEと、どっちが良いだろうか?」カタルは即座に「LINEなどだめ。魅力を感じません。」と述べ、ソフトバンクの資金調達金利は5%以下の筈で、それを売上高利益率が30%を大幅に超える筈のARM社に投じるので、場合によれば10倍近い資金効果が発揮できると述べました。でもクラウドワークスやユビキタスの方が良いと思うよ。…と言ったら、彼は600円台でクラウドワークスを買って、既に利食いしたと言います。おかげで儲かった。…とお礼を言われました。昨日は1100円台まであったんだよ。…と述べたら、驚いた様子で、いいや…充分に儲けたから…と言っていましたね。

先日も2倍になったから…仲間が、利食いしたと話しましたね。通常は、この程度…と判断するわけです。だからバフェットのように、多くの人は成れないのです。バフェットは未だにコカ・コーラの株式を、持ち続けている訳です。カタルは良く、最初のカタル銘柄、「日揮」の話を引き合いに出します。300円台を買って400円台でヤレヤレと利食いしたら…その後も上昇を続け、最初のピークは1210円、それから15年間も上げ続け、4000円台の株になります。最近は下げていますが…。

株式投資の基本は、企業業績が伸びるなら…買い続けることです。クラウドワークスの業績の変化率は、いつか、必ず下がります。しかしこんなペースで伸びる会社の株を、買う事はあっても…売りに回るのは、馬鹿ですね。カタルの場合は、自分自身の力量配分があり、半分程度利食いしました。しかし昨日は僅かですが…再び買いましたね。人間と言うのは不思議な動物です。時間を掛けて上昇を続けると…その現象を容認し始めます。ましてや…天下の日経新聞が応援している訳です。労働時間の短縮から、兼業の容認は時代の流れです。

一流企業で…仕事が出来る人ほど、外部との繋がりを強く持っています。東芝のような村論理の企業とは、違いますね。だから…カタルは「リクルート」(6098)が好きなのです。この会社はダイエー時代に担保に利用され、需給バランスが悪いですが、時代背景を活かした企業です。必ず1万円以上の株価になります。故に年金投資は、オリックスと共にリクルートを、ファンドに組み込んで置けと述べています。クラウドワークスの外人持ち株比率は7.3%と低く、投信は赤字の為に保有していません。ようやく最低ラインの4ケタに乗りましたが、こんなもんじゃ…ないですね。時代は劇的な変化を遂げるのです。

来年はバラ色の名目時代に突入します。1989年以来の現象ですね。2012年後半に始まった理想買いが、現実買いへ転換します。三菱UFJの500円割れなど、二度と生きている内に、目にする事はなくなるでしょう。みずほ株も4ケタ乗せをする可能性があります。ただフィンティックの展開次第ですね。この辺りは分かり辛い不確定要素です。

新しい四季報のケネディクスの2017年予想が減額されていますが、明らかに間違いですね。六本木のホテルや日債銀などの収益化があり、特別利益が加算されます。空室率の関係と失業率の関係の2大要素が加味され、一気に名目世界が、脚光を浴びると思っています。来年、もし4ケタ乗せがなければ…カタルは相当な馬鹿です。何しろ、この3年間1300兆円シナリオに染まっていましたから…ね。おそらくPER評価の認識が大きく変わる筈です。コンセッションへの参加加速の意向表明がなく、現状の馬鹿経営者のままでも、株価は上場来高値近辺まで、伸びると思っています。

今年の成績は、短期売買の口座は4月以降、鳴かず飛ばずですね。200万から始めたのですが、一時はプラス400万程度まで行ったのです。しかし…カイオムとソフトフロントの失敗が祟りました。今は評価損が100万ほどあり、バイオ株などを切ったので、実現利益も300万弱かな? 結局トータルでは、プラス200万程でしょうか?

ここ数カ月は、ケネディクスの自社株買い効果もあるのでしょうが…前からのカタル銘柄が好調で…あまり売買しない従来型の投資の方が、最近の成績は良いのです。確か…500万程度のマイナスが、今はプラ転換して200万程度の評価益に変わっています。でもこちらは期日の関係で、実現損が100万ほどあります。ケネディクスが最近弱いのは、期日が重なっている影響もあるのです。もっとお金があれば、今回も保険料など払わずに済みますが…結局、今回もケネディクスの持ち株を、1万株ほど減らし…保険料を納めています。いつになったら、本物の名目世界に移行できるやら…。

昨年8月から今年初めは、追証の連続で…予定外の資金を投入したので、資金の引き揚げ作業をしています。何しろ、貧乏人の為に…後がありません。本当は…勝負をしてみたい誘惑に駆られることもあります。目一杯買える勝負の機会が訪れるとすれば…やはり来年の大統領教書が発表される辺りだと…現在は考えています。この空白の半年ほどの間は、まだ揺れる可能性があります。

読者の方は、自身の力量をよく把握され、自分の裁量を認識されると良いと思います。銘柄を当てることなど…そんなに難しくはありません。難しいのは、自分の欲望に勝てるかどうか…自分自身との「心の葛藤」なのですね。ユトリがないから…銘柄の上下に心が揺れるのです。基本的に「利食いしたい」との誘惑に駆られるのは。自身が株式投資を良く知らないのです。

「あぁ~駄目だ!」と…株を投げるのもそうですね。何故、その銘柄を買ったか? 自身の考えに自信がないから迷うのですね。カタルは常に時代背景や銘柄を推奨するキーワードを掲げています。反対なら、ユビキタスやクラウドワークスは、現物株だから空売りは、一般の人は出来ません。でもSUMCOや大阪チタンは貸借銘柄ですね。一般の人も空売りが出来ます。市場は、常に門戸が開かれています。だから自分の意見に従い空売りをすれば良いのです。

カタルは、ずいぶん、お客様に無理をさせました。それほど…自分の考えに自信がありました。今でもそうです。反論があるなら、いつでもメールでどうぞ…。早く…読者の方は、メディアの騙しなどに、引っ掛からないような…賢い投資家になる事を臨む次第です。それでは、また明日。



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