アーカイブ:2017年1月

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かたる:たぶん時代の進化のスピードが速くなり、経営者の判断も「時間の価値観」が求められるようになるように感じています。カタルは半導体産業に強気な見方をしていますが、如何せん、専門的な知識が不足しており、どの程度の技術進化のスピードか…素人には分かりません。

先日、SUMCOからアドバンテストを推奨し、小型株、ワイヤボンダの新川を掲げました。しかし先日の日経産業新聞では、このワイヤボンダの技術も、陳腐化するような技術革新が起きているらしく…一体化して、封止する技術報道を観ました。つまり新川は、この競争に勝てるか、どうかの疑問が…湧きあがったために、少し手掛けて直ぐに止めたのです。

以前、カタルは日本ケミファを仕掛けたことがありました。薬品業界の専門的な知識が求められ、同じ血圧降下剤でも、いくつかのタイプがあり、それぞれ全体の市場規模が決まっていますが、カタルは日経産業新聞に掲載された日本ケミファの広報担当の言葉を信じた為に、えらい損失を受けました。でも一流域のアナリストは、各薬品の市場規模が頭に入っている訳です。だから報道を観て、本当かどうか…直ぐに判断できるのですね。

たぶん、日経新聞の記者も、製薬会社の広報担当が述べる数字が、嘘だとは判断できずに、そのまま報道したのでしょう。しかしカタルが会社の専門のアナリストに聞くと、そのタイプの血圧降下剤の市場規模は、ずっと小さいですよ。…と教えてくれました。そのアナリストは、その後、外資に転向しましたが、やはり優秀な奴は…違うのです。

ここで述べたいことは…自分が信じている概念が、正しいかどうか…分からないと言う事ですね。最終的には、株価は市場の眼を通じて、正当な評価を下されます。

少し話しがそれましたが…、ソニーが凋落した原因は、経営者の間違った判断ですね。その為にソニーは、シャープと同じ道を歩みましたが…ソニーは財産があったために、どうにか…立ち直りつつあります。しかしシャープは、潜在的な懐が浅く、結局、資金不足で外資の軍門に下りました。

ソニーの出井さんは、完全に薄型テレビのブームに乗り遅れたのです。しかしそのチャンスをものにしたシャープは、成功したのに…その驕りが、過剰投資に繋がり、経営が可笑しくなりました。つまり時間概念を取り入れた経営判断が、如何に大切かを物語る現象です。

東芝の具体的な損失数字が、出て来ましたね。完全な債務超過です。この報道を受け、本日の株価は、現在45円安の242円台です。出来高推移は2億25百万株です。出来高バランスからみて、かなり…良い水準まで来ているようです。先日の安値は232円ですね。さて実験をしてみますか…でも、どっちでも良い実験だから、無理して買う事はなく238円の指値で、1000株の買いを入れておきましょう。ブツブツは「株価が下がることが最大の好材料」と述べていましたからね。あの東電が…上場維持された国ですからね。

日本政策投資銀行の文字が踊り、銀行は政府関連の出資が、条件になる筈ですからね。そうなると…上場が維持される可能性が高くなります。でも仮に上場廃止になっても、数年も待てば…良い案件でしょう。でもカタルは上場廃止すべきだと考えています。まだ買っていませんが、買い指値を入れることは、矛盾した行動かな?…まぁ、良いや。カタルは東芝を訪問した時のIさんの態度が、非常に気に入りましたからね。そのお礼を込め…応援しようと思います。でも買えるかな?

さて…本日は昨日、買う株数を減らして買った三菱UFJは、年末の株価を上回りました。よってコストを下げる為に730円で、昨日買った分を売りました。でも実際に売ったのは年末に大引けに買った玉です。つまり建玉の単価を下げたのですね。これで、また下がっても買えます。この目先の短期口座の成績は、昨年末…買値を下げた為に好調な滑り出しで、年初のスタートが、今度は300万円からのスタートにしました。端数の儲けは、引き上げました。昨年は200万からのスタートでしたね。儲けの100万を加え、今年は300万からのスタートです。でも既に儲けは70万を超えたようですね。この調子なら、いいのですが…果たして、結果はどうでしょう。

カタルは、昨年から目先もやっていますから、此処で買ったとか…売ったとか述べている口座は、両方のものです。以前からやっている、昔ながらの投資と…昨年から、新たに始めた短期売買の口座と…だから、誤解されないでくださいね。

以前のカタルレポートと、少し変わっています。場中に売り買いをするのは、大概、短期口座です。昨日はクラウドワークスを840円でも少し買い、更に追加を835円で入れたのですが、安値を付けた後でした。よって大引けで100株しか買えなかったので、こんな端数は、管理が面倒だから本日は850円で100株の端数を売りました。ネットならでは…ですね。手数料は、殆ど掛かりません。

三菱UFJだって、僅かな値幅ですが…それでも数千円から数万円の利益になります。昨日は後場から広範囲に、いろんな銘柄を買って、既に利食いもしています。新川もその口です。だからカタルの個人的な売買動向など…参考になりませんからね。

さて東芝の株価は下げて来て、現在は241円台ですね。この241円に70万株の買い指値があります。先ほど…240円には160万ほどだったかな? おそらく…本日寄り値で売った空売り筋の買い戻しでしょう。あらら…原稿を書いていたら、240円の買い物も、あっという間に消えました。とうとう…239円台です。カタルの買いは、入るかどうか…。此処に50万株ほど、買いがありますが…きっと買えるのでしょう。面白くなってきました。ハイ、今238円が買えました。実験の仕掛けは、これで完了しましたね。果たして、先日の232円が切れるかどうか…。何しろ、債務超過ですからね。株って、面白いね。東芝が仮に消えても…24万円ほどの損失ですね。楽しみです。

そんな訳で…まぁ、株式投資は自分の考えを試すゲームのような実験の場です。でも1000株だから、笑っていられますが…10万株、100万株と買っていたら…金額が金額なので大変ですね。でもカタルは40億円を飛ばしたのです。こんな株数ぐらいでも、きっと…たとえ自分の金でも、へっちゃら…でしょう。早く、2億、3億単位の実験をしてみたいものです。

それでは本日は、この辺で…。何故、東芝を買ったか?その理由は…また明日、忘れなければ…追加で書きましょう。でも読者の人は、カタルの真似をしないように…皆さんの多くは素人です。投資は、全部、消えてもしょうがない…との、度量も必要なのです。実験は楽しいですね。



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