アーカイブ:2017年1月

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かたる:トランプ新大統領の記者会見を、深夜のNHKで中継していました。まずメディア批判から始まり、終始、利益相反やロシア絡みのスキャンダル報道の反論に終始していたような印象でした。肝心の保護主義などへの言及も。経済政策への話も余りなく、雇用を増やす事と…そうして中国、日本、メキシコの貿易赤字国に対する懸念表明でした。

既に米国は、オバマ政権下で生まれた金融規制克服論に、傾いていたところなのですね。基本的に、可処分所得は大きく増え始めています。だから自動車販売が好調水準を維持しており、尚且つ、日本のような燃費重視の清貧思想の貧乏概念ではなく、ピックアップトラックなどの…どちらかと言えば、高級車ランクの車が売れていました。これはリーマンショックの影響もあるのでしょう。買い控えがありましたからね。だから景気が、仮に峠を越えても…販売は大きく落ち込まないのでしょう。

労働統計などを観ると…明らかに可処分所得は増えており、豊かになり始めています。この時期に…どちらかと言えば…時代錯誤の大統領が誕生し、減税と財政出動を述べています。だから当然、経済は過熱します。だから日本のバブル時代も視野に入れています。あとはFRBが、どう舵を切るかですが…。年4回の利上げ予想ですが…意外にもっと早いかも知れません。

株価は正直なのです。GSの動きを観ると分かりますが…債券相場に先行しているようにも思えます。昨日の日経新聞などは、債券安(金利高)がピークアウトした…との報道でした。事実、米国債は2.6%近くまであり、現在は2.36%です。でもカタルは、これからドンドン上昇すると考えています。「グレートローテンション」の展開も、あり得ると思っているのです。その方が「相場の整合性」が、ピッタリ来ます。現在は、一時、休憩です。

昨日の会見を観ていれば分かりますが…トランプ氏は、感情的な人物ですね。大統領の相応しいかどうか…とさえ思えます。嘘報道と指摘されたメディアは、当然ですが、多くのメディアは、彼に対し批判的な立場でしょう。利益相反の話で、会見の途中で弁護士が登場し…永遠と訳の分からない法律的な解釈を並べ、メディアに反論していたように感じました。この構図が、続きますね。

だから金融相場は「懐疑の中で育つ…」素地は、充分にあります。激情家と言う言葉が相応しいかな? おそらく経済は、過熱するように感じています。先週の日経新聞、あれは…1月6日の一面のコラムですが、なくなる「世界の工場」のなかで、2015年時点で中国は人件費の高騰などで、米国を100とすると95だと言う報告をボストン・コンサルティング・グループがしていると…掲載されています。100に対し95ですよ。

おそらく…日本の空洞化と同じで、米国も最低労働者の賃金は、統計以上に安いのでしょう。日本もサービス残業などがあり、正当な評価では、中国と同じようなものかも知れません。電通に続き、三菱電機でも長時間勤務が問題になっていました。やはり…日本人の間違った潜在概念が、是正されるのでしょう。これは説明が、必要かな?

人間の能力差は、明らかなのですね。出来る奴は…とにかくすごいのです。田舎の天才など都会の秀才にも、及ばないようなものです。世の中は広く、短時間で凄い仕事ができる奴は沢山います。それを時間で評価する事が、間違っていますね。だから能力のない馬鹿が、長時間労働を苦にして…問題になるのです。やはり成果主義を重視すべきでしょう。やり遂げて、ナンボです。歩合給の流れが、自然の原理です。この考え方が市場原理の考え方ですね。

一方、北欧社会のように、社会保障制度が充実し、人間の尊厳を重視して…成果より生活の豊かさを求める仕組みもあります。普通の人は、どんなに努力をしても、優秀な奴に勝てません。そもそも人間の「つくり」が違います。人間には、それぞれ、得意分野があるのでしょう。それを…経済的な評価が正しいのかどうか…。

カタルはいつも背伸びをして、トップを目指してきましたが…最後は「制度の壁」にぶち当たります。そうすると…その制度を変える政治家を、目指さなくてはなりません。しかしなかなか制度は変わりませんね。安倍さんの孤軍奮闘ぶりをみれば、わかります。農業分野など…不条理な論理を貫く奴は、世の中には、いっぱい居ます。小泉君も良い経験をしたでしょう。

株式取引をしていると良く分かりますね。自分の理屈は、なかなか通じません。自分の論理が正しいなら、とっくに大金持ちです。でも世の中は、色んな人の利害関係で株価が形成されています。だから時代の流れを観て…嫌でも、空売りをすべきだったのですが、カタルは、この30年以上、40年近く失われた時代下で…馬鹿だと言われても、「買い」だけしか、しませんでした。負けるのが…当然ですね。逆流を泳げる道理がありません。だからカタルのブログは、いつも政策批判ばかりでした。今でも、そうですね。

ある意味で、歪んだカタルの思想ですが…カタルは自分なりに、精いっぱいの努力をしているつもりです。生きると言う事に対して…。他人が、どう評価しようと…そんな事は構いません。自分が、死を前にして…あぁ、一所懸命に頑張って来たな…と自分の人生を振り返って、自身を自分で褒める事が出来るかどうか…が目標なのでしょう。その為に努力しています。

相場は、面白いですね。今も…入社当時と同じ気持ちです。明日の相場を考えると…ワクワクします。出来ることなら…完璧な予想を立て、自身も大金持ちになって、そのお金を使って、社会貢献できれば…こんな幸せなことはないでしょう。金など…所詮は道具ですからね。 他人が成功できる礎になれるような…金持ちになりたいね。その為には、最低200~300億円程度の資金が必要でしょう。1億円、欲しいなら、10億をくれてやればいいのです。そんな目標に向かって…。今日も…変な展開ですね。

スペースが、なくなって来ました。カタルは、本日は、寄り値132円でアークを5000株、更に128円でも5000株買いました。昨日は原稿をあげたので、それに合わせ、後場寄りの130円で、5000株買いましたね。些か…カタルにしては、持ち株が多くなって来たかな?

その理由は…今日はスペースがないのでヒントだけです。一つはシャープの動きですね。アークも同じなのですね。もう一つが優先株の転換価格です。過去、A種は220円、B種は165円、C種も165円で発行されていました。これはおそらく…現在は消えているのかな? 更に経営陣へのオプションの転換価格が131円なのです。

また別の見方として…、資本金20億円に対し、利益余剰金が140億円ですからね。時価総額は130円として発行済み株式総数が3億3865万株ですから、時価評価は440億円ほどですね。やはり償却すべきじゃないかな? この辺りが、焦点になると思っています。一番にシャープとの連動を掲げましたが…先進国への回帰現象ですね。トランプ政権誕生にも連動しています。

そんな所です。もう一杯だから…今日は、もう買い増しをしません。カタルはいつも原稿通り、読者と共に動いています。でもカタルの事だから、また買うかかも知れません。今日は…他にケネディクスの435円も買えましたね。上がる株が事前に見えるから…困ったことです。でもタイミングは…相変わらず、分かりません。だから貧乏人は、嫌いです。今日は与太が多く、本題に入れませんでした。明日…アークの補足をします。それでは…また明日。



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