アーカイブ:2017年1月

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かたる:最近、共謀罪の法案の話が登場しています。むかし日本は言論を弾圧し、戦争に走りました。特高警察が有名です。故に、揉めています。権力の横暴は、凄いものなのです。失われた時代下で、我々、金融マンは金融庁の横暴ぶりを観て来ました。私物であると考えていた会社の机の引き出しにあった1円玉などの小銭の発見が、処罰の対象に繋がることが在ったのです。これは現在の話ですが、中国では文化革命の時代は、凄かったですからね。故に、迫害された経験を持っている習近平さんは、精神的に強いのでしょう。

共謀罪の趣旨は、悪くはありませんが、実際は応用されます。権力を持った馬鹿は、本当に恐いのです。どんどん拡大解釈をしますからね。この権力が批判され、金融庁は、ようやく方針展開を始めています。だから人事は、大切です。この規制の在り方は、本日の日経新聞に…初めてかな? ようやく話題になり、14面の景気指標に載っています。

これを、よく読んでおいてくださいね。非常に重要な話です。昨年のドル不足の時にプレミアムが発生し、邦銀もドル調達で苦労しました。金融庁は、はやく手足を解放して力を付けさせないとドンドン日本は負け組に転落します。流動性に罠の現実を目にして、金融庁を始めとする政策官僚たちは、猛省せねばならないのです。ダヴィンチの金子さんなどの行動を、縛ってはなりません。市場の規制も同じです。

そうだ…信用規制の話をすれば、分かりやすいですね。トランプ氏の良さは、規制緩和にあるのかも知れません。手足を縛る規制を撤廃すれば…市場はドンドン活性化します。同時に治安と言うか、良識と言うか…そのような秩序は、失われていきます。しかし日本の現状は「失われた時代」からの「流動性に罠」の中にいますから、政策は、自由に向け規制を、どんどん緩和すべきでしょう。やがて、日本株も38915円を抜くでしょうから、そうしたら…今度は、規制を強化すべきですね。「羹に懲りて膾を吹いた」元日銀総裁の福井さんの行動は、指導者の器ではなかったのです。

現場を知っている苦労が、報われないとなりません。カタルは知らなかったのですが、白鵬が負けても、稀勢の里は横綱へ、村論理の適応で…なれる予定だったのですね。でも千秋楽の相場は、彼は土俵際まで押されながらも…、曲がりなりにも…白鵬に勝ったので、これで、文句を言う奴はいない筈です。立派な成績です。長年の苦労が、名横綱誕生に繋がると…良いですね。北の湖のように…。今後に期待しています。

本日の市況は、トランプ政権に対する悲観が渦巻いており、昨日はカタルも、ジョージ・ソロスの弁を伝えましたが…基本は「強気相場は懐疑の中で育つ」のです。だから世論が何を言っても、株価が強ければ…トランプ政権は、正しいのでしょう。カタルは、「先進国への回帰」がIoTやAIの促進に繋がり、スマートコミュニティーの定着が進むと考えています。

まだカタルも確信を持っている訳ではありませんが、なかなかの市場環境です。三菱UFJは寄り付きこそ、弱かったのですが…株価が切り返してきています。本日はカタルが取り上げていたシャープ、東芝、小野薬に、それぞれ材料が出ています。

この小野薬品ですが…先日、2420円だったかな? …で買った後も、信用買い残が増え続け、まだまだ時間が掛かりそうですね。メルクのキイトルーダとの特許問題は、アップルとマイクロソフトの関係に似ています。先行したアップルは、後発のマイクロソフトに敗れます。そうして…一時、劣勢に沈み混乱しましたが、また盛り返しました。再び、小野薬に惹かれているカタルの心情が、分かりますかね。でもまだまだ時間はかかります。

最近、カタルの心の中で関心が高くなっているのが、J・TECの存在です。非常に割高ですが…やはり1万円台の株でしょうね。関心のある人は、正月、1月1日の日経産業新聞を読むと良いですね。基本的にカタルが思っている通りだと考えています。最後は量産化の技術蓄積なのでしょう。使えないほどの高額治療では、意味がありません。

ほほぉ~。やはりVテクは、切り返してきましたね。14000円台に入りました。先日来、カタルは述べています。中国の生産体制が2020年頃まで、設備投資が続くようなのです。もう一発、利用できる可能性があります。好業績の半導体もそうですね。でも今年のカタルの課題は、集中投資です。なかなか証券マン根性が抜けず…オールマイティーな相場観です。一つだけものにすれば、それで良いのです。全ての相場を当てる必要はありませんから…。

素人は、値動きに魅了されますが…動きが軽い銘柄は、基本的に不安定なのです。10倍になるような株は、そんなに多く生まれるわけではありません。安全を求めるなら、日経平均株価の指数の採用銘柄に限ると良いのでしょう。それでも、かなり良い成績になるでしょう。東芝にキャノンなどの材料が出ていますが、まだ上場廃止のリスクは高いですね。でも、のれん代の償却ですから、粉飾概念が適用できるかどうか…。共謀罪と同じで…法律なんか、運用者の解釈で、いくらでも変化するのが、それが日本と言う国です。

株価動向を観ていれば…トランプ政権の真価が、やがて判明します。でも彼の主張は、やはり自己矛盾を抱えています。何れ、彼も政策と現実の難しさに気付きます。株価は皆が未来を予測しており、一時的に間違った判断を示す事は良くありますが、中・長期的にはいつも正しい判断をしています。安倍政権の真価は、これからです。株価が38915円を超えるなら、何期でも…総理大臣を続けても良いのですが…、あと一歩の状態が長いカタルの投資技量と同じで、彼も、なかなか「流動性の罠」から抜け出せません。ケネディクスの株価を観ていると、そう感じますね。実は…いちごHDとも関係があり、2月に入ると株価に変化が生まれるかもしれません。この話は…何れ述べます。

ユークスなんかも…なかなか面白い動きですね。アークは再び124円か…。三菱UFJは729円台ですね。寄り付きから…かなり戻りました。日本株は外人動向に左右され、はやく新世代の投資家が、もう少し洗練されると良いですね。

ここに来て、再びイー・ガーディアン(6050)が人気になっていますが、カタルは、以前も述べましたが、良い銘柄ですが…企業業績が急角度で改善するものではなく、緩やかな伸び率が続く形態なのでしょう。故に時間を掛けないと…本当の果実は、得られないと考えています。5年~10年程度、持っていると面白いかもね。

本日の14面の解説で、金融庁の方針転換云々で…、注目されるのがJトラスト(8508)だと思っています。サラ金ですが、アジア展開を加速させており、インドネシアの人口は2億を超えますね。でも問題は国民性ですね。韓国などは、比較的、リスクは少ないのでしょう。タイは仏教ですから、儒教の国ですから大丈夫でしょう。韓国も経済が思わしくなく、慰安婦問題なのでガス抜きを図っています。基本構造は、いつの時代も一緒ですね。

話しが、ポンポン飛ぶと焦点がボケ、意味がないかな? あれれ…Vテクが大きく飛んでいますね。さっきまで14000円絡みだったのに…。今は先ほどから1000円も上がり、15000円台です。またカスリですね。3000円が15000円だからね。やがて2万円台になったら、また嘆き節が…増えますね。愚痴ばかりに、なりそうだから…本日は、この辺で…お終いです。



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