アーカイブ:2017年6月

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かたる:なんか…中途半端な印象が、依然、残ります。何か、出てくるのかどうか。この辺りはサッパリポンですが…イタリアの銀行問題は、昔なら、大きな問題です。でも無事に通過しており、叩くチャンスを逃したようなイメージを持ちます。結局、たぶん「売り仕掛け」をしても、思うように株が下がらないのでしょう。

最近のカタルの売り買いは、中途半端な株価での仕掛けに終始している様に、自身でも感じています。こんな時は、じっと我慢するのが、良策なのでしょうが…、そこが元証券マンの性で…ノルマに追われるから、毎日、何かを売り買いしないと、心が休まりません。まるでノルマ中毒です。

本日の変わった動きと言えば…邦銀株ですね。11月のトランプ政権誕生で大きく買われましたが、基本的に、高値の保ち合い場面を続けています。いつの間にか…乖離調整を終えている様に感じており、昨日から、動きが変わったようにも見えます。米国での金融規制緩和が実施されるのかどうか…。この路線も、カタルのシナリオの一つです。もともとFRBのストレステストは厳格なもので、GSやMSは苦戦したと言います。特にモルガンスタンレーです。

カタルは基本的に、現状の金融規制は、行き過ぎた基準に見えます。ここまで雁字搦めに縛れば…活動が鈍ると考えていました。だから、なかなかイエレン時間に移行出来ず、ダリオ時間が、長く懸念されていました。つまり現状のインフレが遅れているのも…全て、此処にガンの病巣があります。過剰な清貧思想はデフレを蔓延させ、人々から希望を奪います。だからブレグジットやトランプ政権の誕生に繋がったのです。

しかし金融規制克服論から、ようやく世界経済の活動が戻っていますが、最近の統計数字は、再び怪しくなっています。ひょっとすれば…ダリオ時間の復活がシナリオに浮上するかもしれません。

でもそれなら邦銀株が上がるのは、可笑しいですね。やはり米国の金融規制緩和から、一段高のシナリオなのでしょうか? ここが読み辛いですね。故に日経新聞の記者は、この金融規制緩和のニュースを追わなくてはなりません。しかし今の所は、全く取材の圏外のように感じています。もともと派遣要員も少なく、手が回らないのか…。米国支局のトップが馬鹿なのか…どちらかでしょう。

メディアの報道も、いつも後追いなのです。自分達で時代の流れを考えないから、時代を追う筈の記者の取材が、的を外れるのです。アジア戦略が遅れているのは、メディアの責任です。もっと誇りを持った取材活動をして欲しいものです。

今の気迷いは…この辺りの方針が決まらないから、揺れているのでしょう。原油価格の40ドル割れも…懸念され始めています。金融規制克服論の時間切れから、ダリオ時間の復活になれば…一段安は、いくら日銀さんが買っていても、あり得ます。でも本日の動きは、この路線を否定する動きです。むしろ金融規制緩和実現から、一段高のシナリオにも見えます。

まったく…見えていませんね。だからカタルは、ポジションを減らしたのですが…どうも貧乏人の性の方が、忍耐力を上回っている様で、本日も、ポツポツ買っている次第です。こんな中途半端な株価位置でトライしているのです。前回もそうです。結局、減らしたのだけれど…再び戻し、再び減らしたわけです。中途半端な水準で、株を売り買いするとは…。「休むも相場」と言う格言があるのに…トホホの貧乏人の性で、アリアンス。

どちらに転ぶのか…。時代の先が分かるなら…株式投資は楽ですね。今、昨日は売れなかったSUMCOの1690円が利食い出来ましたね。この株は公開しています。1800円割れから買下がりを実施しており、先日は1640円まで買いました。本日はそれを利食いしました。まだ底入れが確認されておらず、下値が分かりませんからね。たぶん1600円前後では止まると考えているのですが…事前の予想など当たるものではありません。常にどっちに転んでも良いように…対処しないとなりません。

前回は指値より高く売れたのですが…今回は、やっとこさ…。だから、ようやく調整波動が市場から容認されたのかな? だぶん1700円台に入った所で「空売り」をすれば…23日の安値を下回る…じゃないかな? カタルは上がると思って買っている株です。しかし目先の動きを取る為に、空売りなど…とても、とても…なのです。今のカタルの予想は、6月末高の7月安です。海外勢のお化粧買いが、月末に向けて入ると言うものです。でもそこが絶好の売り場で、やはり「夏枯れ相場」を、現状はメインシナリオに据えています。

あるとすれば…ゲリラ戦です。グリーは想定外に育っています。カタルは4ケタ程度…と見送った経過があります。これをやれば…良かったのか? 株と言うのは、分からないものです。最近の任天堂も、凄い動きで…やはり、あの時のカタルの判断は正しかったのですね。これを追い続けても…儲かった訳です。結構、カタル君、一応はプロだったので、やはり上手いものだと思っていますが、バッティングセンターで、いくらホームランを炸裂させても…本番で、空振りでは仕方ありません。トホホ…。

やはり…いつも的確に当て続けるのは難しいですね。あれれ? 先日、損切りをしたユビキタスが上がっているでは、ありませんか。やはり…来るんですね。本当に…無駄な動きをしているものです。まぁ、良いか…。在庫は、まだあるのです。この株も4ケタ割れは買い場の株ですね。こんな愚痴を言っていても、始まりません。今の所、1700円を付けたSUMCOですが…此処の指値は、売れていません。まぁ、どっちでも良いのです。

今は、様々な選択肢が考えられます。どの路線を歩むのか…。カタルには、サッパリ見えていません。だから…無理をせずに、チャンスを待つ為に、「種まき」の最中です。いろんな銘柄が、思い浮かぶのですが…力が入る株に見えないのです。しかし段々、市場から支持を集め、本流になる事もあります。まぁ、注意深く、市場を観察するに尽きるのでしょう。

本日の日経新聞に、エルピーダの坂本さんが登場していましたね。東芝の半導体売却に関して…意見を述べていました。カタルには、何故、官が関与するのか…、サッパリポンなのです。だから前川のように…時代を誤解する奴が出てくるのでしょう。事務次官と言えば…東大法科のエリートでも、なかなか手に入らないポストです。大企業の社長ですね。

それが「妬み節」を言う馬鹿野郎なのです。武士道精神の欠片も、ありません。まるで犬畜生のレベルです。役人が政策を決めるのではなく、政治家が方針を決定して、役人はサポートするのが、筋でしょう。方針が嫌いなら、事務次官のポストに付かず、固辞すればいいのです。カタルは社長が好きでなかったので…サラリーマンを辞めたのです。それが筋でしょう。

未だに、メディアの報道姿勢は、変わっていません。こいつらが、世の中を悪くして、清貧思想を生んだ元凶です。しかも、長い「失われた時代」を生んだのに…反省の欠片もありません。まるでメディアは、何を、やって許されると…誤解している様な報道も多く見られます。本当に、駄目役人と同じ体質のメディアです。困ったもんだ。

梅雨空は…体調不良を引き起こします。皆さんも、体調管理に心掛けて下さいね。仮に、ダメな相場のシナリオでも…既に「流動性の罠」を抜け始めています。スッキリ感じられないのは…動きが鈍いからです。もし金融規制緩和が、実施されるなら、一気にモヤモヤした霧が、すっきり晴れます。どっちにしても…「眠れる獅子」は、何れ、動くのです。その爆発ポイントが、何処で来るか?…と言う話なのですね。心配は無用です。今、原稿を読み直したら…1700円が利食い出来ました。今度は1710円ですね。僅かな利幅ですが…今は、株価の動きをみるための…「打診行動」の最中ですから…こんなもんでしょう。

それでは…また明日。



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