アーカイブ:2018年2月

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かたる:NY市場は、「首の皮一枚」と言う印象です。カタルは一応、大幅安した翌日の安値2月6日の23778.74ドルが安値だろうと思っています。昨日のNY市場は、24902-24903-23849-23860となっており、あと僅かで…新安値でした。たぶん仮に、この下値予想値を割れても…大きく下値を押さずに、下値を確かめる展開だろうと思っています。まぁ、通常は1週間程度です。

一応、カタルは、このようなケースでは、一度、株価が上がってから、2週間を経過すれば良いのだろうと思っています。どうしても…株価が急落した場合、追証問題が生まれ、必ず整理をさせられます。今回、カタルだって、大きくポジションの整理を迫られました。このような整理が正常な形です。日本株も2月6日の21078円が下値の基準でしょう。カタルは2015年6月の20952円を下値の下限に据えています。

既に日経平均株価も、52週線にはまだ届いていませんが、26週線を下回り、乖離調整がかなり進行しています。このような過程が、通常の動きなのです。

これまでの年末年始のような熱狂状態が、過度に長引くと…一度、相場が崩れると、収拾がつかなくなり…ITバブルのような展開になります。そうして、長く整理が続く結果になります。

適度のガス抜きが良いのです。その意味で今回のビットコイン騒動は、知れば知る程、怪しいものです。経費は、いったい誰が負担するか?…という問題ですね。カタルが「ねずみ講」のようなものだと述べた意味を、自分の頭で考えると分かります。電気料金などの経費も馬鹿になりません。

このようなガラは、下値を確かめる意味があり、相場を観る上では非常に興味深い現象です。このような下げの中で…下値を割れないなら、もう下値はないと思われるからです。今回の年末年始の急騰は…日本は政権の安定が選挙で確認され、安倍さんが再任された効果が大きいので…16連騰もしたのですね。そうして一気にデフレの関門の22750円を破りました。通常なら、なかなか抜けない壁です。

NY市場はトランプ政権の減税からの過度の期待感です。減税を実施して、大型の公共事業となれば…財政問題が急浮上します。米国のドルは弱くなります。だって米国は、日本ように自前のお金だけではなく…外貨に依存しています。高い金利を払っても、それ以上の成長を見込めるかどうか…。確かめる時間が必要です。だから異常な水準のアマゾンの株価は注目されます。通常上手く政策運営されれば…金利差から円安になります。でも失敗して、一気に高金利に追い込まれると…ドルが暴落するリスクが生まれます。でも、今は考えなくて良いのです。

講釈を語ると…長くなりますから、また別の機会に…述べます。先日、まだダリオ時間に「後戻り」する可能性がある…と述べました。FRBが利上げを急げば…2006年だったかな? マネタリベースを大きく減らした日銀の失敗のような現象になります。逆に、遅れ過ぎると…インフレ圧力が増して、後追いになります。これが一番怖い形です。ドルの信認問題になりますからね。

つまり政策の運営は、針の穴に糸を通すようなもので、非常にタイミングが難しいのです。常に市場との対話が欠かせません。日銀の元三重野総裁のように…傲慢の態度を取ると、「失われた時代」を作ることになります。政策決定は、非常に難しいのです。だから本物の人間が、上に居ないと駄目なのです。日本の馬鹿さ加減は、呆れて…物が言えません。

この間の中国の成長力を見れば、政策当局のトップの…頭の違いが分かります。馬鹿は、カタルのように…早く現役を退くべきです。カタルはベンチャリで40億円も飛ばしたのです。一口に40億と言いますが、大変な金額です。トホホ…ごめんね。

さて、そのような失敗を数々重ね、今のカタルがあります。カタルの感覚が正しい訳ではありませんが…その辺に転がっている評論家より、ずっと上だと…自負しています。問題は、実績です。講釈は、どうでも良いのです。その実力がどうか…。

流石に、小野薬品は、本日は、この辺りでも…良いのでしょう。急いではなりません。まだ次のスター株だと言う地位は確立されていません。株と言うのは、このような環境から育つ株は、非常に大きくなります。その意味で小野薬品の出来は、注目されます。

当然のことながら…カタルは本日、寄り値で、昨日買った後場寄りの2923円で買った300株に200株足して…合計500株にして、更に昨日は2877円で午前中に200株買いましたから、本日は同値で300株を指値しました。両方とも買えましたね。さらに2850円から、下値に買いを用いてあります。

一方、カタルも人間です。昨日のケネディクスの指値買いを、変更しました。下手糞です。656円を650円に…650円を640円に変更し、前者は買えましたが…後者は、まだ買えていません。何れ、市場が落ち着き、下値が固まるなら…上でも買う事になります。何故なら、このような下げでも、更なる下値がないなら、もう下値の心配が消えますからね。

このようなガラ(暴落)は、買いたい銘柄の下値を、確かめる良い機会です。多少、下値を割れても構いませんが、大きく割れなければ、この辺りが下値になります。

良いですか…。下値が分かれば、もう怖いものはありません。後は、上がるだけの話です。タイミングの問題になります。本日は、広範囲に株を買っており…これじゃ、儲かりませんから、何処かに力を集中させねばなりません。何処を攻めるか?

高橋カーテンウォールのチャート

やはり一番手は…小野薬品でしょう。もう一つの選択が、小粒の株です。市場動向に関係なく腕力で持ち上げる事が出来ます。ただし…みんなが買いに向かうと、株価が飛ぶので…程々にして欲しいのですが…。カタルは「高橋カーテンウォール」(1994)と言う株を、少しだけ買っています。

先日、増額修正を発表していました。何れ…4ケタ相場は、間違いないと思っており、場合によれば、大化けして2000円、3000円になっても不思議ではありません。建設株の中から、スター株が生まれても、良いと思っています。読者の皆さんは、800円以上を買わないようにして欲しいのです。この株価までなら…何れ、必ず、利食い機会が訪れます。自分の目で業績を見て下さいね。因みに、カタルは本日、寄り値763円で800株だけ買いました。

本日は原稿をあげた後に、直ぐに出かけるので…昨日の小野薬品と同じように、後場寄りで、みんなと一緒に買っても良いのですが…止めておきます。賛同者が多いとストップ高するので…読者の皆さんは800円を限度にして下さい。現在の株価は、カタルの買い値より安く760円です。

でも一番は…小野薬だろうと思っています。あらら…僅か500株しか買ってないのに…もう2900円台ですね。困ったな。今日ぐらい…休んだ方がいいと思うけれど…更に上げるのかな? まぁ、株価は市場参加者、みんなの総意で決まりますから、カタルが思うような株価には、なかなか…なりません。

カタルに資金があるなら、ケネディクスを狙うのも、面白いと思っています。日経新聞は又不動産バブルと掲載していました。基本が出来ていません。

実質賃金と名目賃金の差が大きくなれば…資産価格はドンドン上がります。株価と不動産は上がり続けるのです。これまでの日本の政策が、馬鹿だったのです。だから中国に負け続けるのです。年金債務問題が、何故、生まれ…清貧思想が蔓延したか? 東芝の転落もそのような環境下だったから、耐えられないのですね。

昨日も三菱マテリアルです。大企業、みんな清貧思想の「失われた時代」に耐えられないのです。当然ですよ。名目値を上げる政策が正しいのです。ただ昨年は、まだ実質賃金がマイナスでした。これをプラス圏に浮上させねばなりません。そうして名目と実質に鞘を拡大させていけば…日本は新しい時代に突入できます。三菱UFJも4ケタになります。

評論家は自分で株をやっておらず…追証を気にして、真剣に経済を考えないから本筋が見えないのです。自分で失敗を繰り返して、経験を積めば、嫌でも本筋が分かるようになります。早く日本も本物社会を創りましょう。本日は、夢テクも買いました。でも更なる下値は買えていません。やはり貧乏人は、多少、この水準で株を買えても…更なる無理を出来ません。

皆さんも、追証が気になるなら、どんどん株を売り、ポジションが気にならなくなる水準まで、持ち高を下げることです。その水準が、自分の力量範囲です。もう過度の期待感は市場から消えていますから…普通のポジションに戻しても良いのでしょう。ここから更に下がるようでは…所詮、株は駄目でしょう。20952円は、鉄板だと思っています。

良いですか…。一度、デフレの関門である22750円を、抜けたのです。この株価位置が大きな「日本経済の目途」になりますから、良く覚えておいて…此処を基準にしましょう。この水準より、下値に行くほど…買い妙味が増します。22750円より下値を買って置くなら…必ず、儲かると思っています。

今回は、次のステップに向けた試練です。金利が上がるのは、前から言っている通りです。何れ、米国国債金利は3%を超えます。スマートコミュニティーの「選択と集中」が求められます。金利水準が高いほど、それ以上の効率が求められ…進化のスピードが上がります。この辺りの解説は、又にしましょう。長くなりますからね。

まだ小野薬品のスター株の座は、確立されていませんが、だんだん市場は、その事を認識するようになると思っています。だから参加するなら、先ずは、無理をしない株数、100株なら30万円を欠けるお金ですね。その辺りを基準にして、下がったら買い続ければいいのです。このような環境下で、生まれる株は、次はスター株になり「大相場」になるケースの確率が、非常に高いのです。これはカタルの経験則です。

何しろ…みんなが損をしたわけです。それを埋めて、尚且つ、儲けなくてはなりません。もし午前中に2850円が買えないようなら、また後場寄りに…2900円の指値までですが、500株だけ、更に買い乗せしましょう。

何しろ、あの馬鹿機関投資家が、必ず…「泣きを見る」のが相場です。昨日の出来高は557万株と売り物を消化していますからね。この環境下で500万株越えは…立派です。この環境下で…逆行高をしている強さは、素晴らしいのです。

逆に値幅効果が生まれやすいのは、高橋カーテンウォールのような銘柄です。この株の好業績は、此処から数年は約束されており、過去、最高利益を更新します。故に2015年7月の1388円を奪回するでしょう。でも非常に板が薄いので…、どんなに株価が飛んでも、程々にしましょう。本日のような株安の時に、紹介しておきますね。

さて本日は…これから出かけます。だから面白い市場展開を観れずに残念です。果たして…カタルの事前予想が当たるかどうか…。常にこの観測が外れても…自分なりの展開を考えて行動を続ければ…段々自分の観測の精度は上がります。カタルは常に未来の観測をしながらレポートを書いています。だからペンネームが未来を語る「未来かたる」に命名しました。未来ハズレ君にならないように頑張らないとなりません。互いに相場を楽しみ、儲けましょうね。でも自分の力量を超えないように…無理をしないことです。誰も助けてはくれません。

それでは…また明日。あっ、小野薬の2850円が買えました。良かったね。



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