アーカイブ:2018年2月13日

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かたる:多く人は…株の本質が分かってないようで、目先の値動きに「一喜一憂」する有様です。まぁ、カタルも大きな事は言えませんが、それでも市場の動向に逆らい、買ったり売ったりしています。例えば…先週の金曜日にカタルは、「高橋カーテンウォール」(1994)を買い、本日は利食いをしました。金曜日は買いにくい場面でしたが…寄り付きの763円で買っています。

実は、この銘柄も…会員向けのレポート銘柄です。原稿は1月20日かな? …に書きました。しかし過小資本故、価格限定の768円の指値買いで…、しかも株数も限定で「100株だけ、買いましょう。」と述べましたが…22日の安値は773円までで買えませんでした。

会員の方が、その後、どうしたか分かりませんが、今回のガラで728円まで安値がありますから、この指値価格は、結果的に買えたことになります。そうして本日の高値は、今のところは915円まで…です。まぁ何れ…4ケタ台は、確定の銘柄でしょう。

この事例が示すように…人間と言うのは、株が下がると買えないし、株が上がると利食いが出来ません。だから自分の感情に逆らって、行動することが、相場に求められます。株式市場の有名な格言で「人の行く裏に道あり花の山」と言うものがあります。でも実際の行動は難しいのです。

カタルはケネディクスの決算を見て…改めて、「好調さ」の確認が出来たので…本日は660円の指値を入れて置いたら、買えましたね。基本的に、自社株買いの株価が697円だったかな? だから、それ以下で買っておけば、何れ…儲かる場面が来ると思っています。

読者からの指摘で分かったのですが、昨年もケネディクスは、この時期に増配を発表しているのですね。昨年は4円を5円に増額予定でしたが、結果は6円配当しています。宮島さんらしいですね。

故に今年も、同様なケースで…8円になる可能性が高いのかも知れません。でも一般的にケネディクスの場合は…1Qじゃなかったね。期末数字を発表した段階で、今期分の増配まで…、他の一般企業は、言及しません。

試に、覚えておいて下さい。5月の段階で、今期、増配に言及する企業が存在するかどうか…。一般企業は3月決算なので、今年の5月が、ケネディクスの今と…同じ時期になります。トヨタや日立が、いくら好調でも、増配を謳う経営者は居ないと思いますよ。

何故、ケネディクスは、それが出来るのか? いくらでも…利益を盛ろうと思えば、出来るからですね。手持ちの含み利益を、実現させることができるからでしょう。故に…かたるは、もっと一所懸命に、経営をしろと述べています。だって、銀座シックスは特別でしょうが…120億円が、200億円の査定に変わったのです。

もう一つ…今回の決算で、宮島さんはテナントの入れ替えがなく…その「フィー」が入らなかったと述べました。入居率が髙いまま…だと、述べていましたね。だから、カタルは古いビルを改築して、賃料を上げて入れ替え作業をしろと述べています。リートが保有する儲かる物件を加工して、またリートに買い戻させる作業をする事で、資産価値はドンドン上がり、ケネディクスにも利益が転がり込みます。ウィン・ウィンですよ。

改築の際に発生する利益を抜けるのです。いくらでも収益を上げることができます。簡単ですよ。何しろAUMは2兆円です。こんな環境下ですから、AUMの1%なんて…最低限の数字だろうと思っています。だから彼の経営力は、不足だと思っています。レーサムでも、サンフロンティアでも…なんでも構いませんが、他の対比から見て、保守的な経営に見えます。

だから…必ず、ヘッジファンドは狙います。場合によれば…買収すればいいのです。故にカタルは、株数を増やす方針に変わりありません。問題は…自分自身の力量問題です。この把握は…実に難しいのです。儲けたいと言う心理と…リスクを秤にかけて、自分で適正なラインを決めなくてはなりません。

此処が出来ないから、多くの人が株で損をするのです。故に、あれは…土曜日でしたかね。自分が不安を感じるなら…株が、上がろうが下がろうが関係なく持株を売り、ポジションを落とすべきだ…と述べました。株なんて…どっちに動いても、良いと言う投資方法もあるのです。1年に1回くらい…この程度の下げはあるものです。今回の下げは、それほど…きついものではありません。事前に予想されていました。

故に…カタルの年末年始のレポートは、何本か…弱気のレポートを紹介していました。強気のカタルにしては、非常に珍しい現象です。長くレポートを読んでいる読者は、知っている筈です。カタルの性格を…。何しろ、馬鹿カタルです。

昨日の原稿を書いている時に感じたのですが、今回の下げは、やはり「ブラックマンディ―」の時と、背景が似ているように感じています。あの時もFRB議長が、ボルガーからグリーンスパンに変わった時でした。そうしてアルゴリズム売買が、下げを加速させています。売りが、売りを呼ぶプログラム売買で、相場が全体が大きく下がり…問題になりました。

カタルは、この手の売買は、規制すべきだと考えています。全禁ではなく、規模の規制です。一度に、何十億も、売りが、次々に発注されれば…相場が自動的に下がるのが、株式相場です。仕組み上、追証になりますから、売りたくない人も…相場観に関係なく、仕方なく売ります。

だから持ち高が多く、追証の懸念がある人は、本日のように…株価が髙い時に、これから株が上がると言う観測に、関係なく…、持ち高を減らすために、売らなくてはなりません。この程度で、追証懸念が生まれると言う事は、そもそも過大なポジションなのでしょう。

カタルは述べています。大概は2日間、程度でしょうが…最大3日程度ストップ安しても、良いようなポジションにしろと述べています。現物なら問題ないですよ。ゼロになる覚悟があればいいのです。

今の市場参加者は、あまりに、安易に信用取引を利用し過ぎでしょう。まぁ、株式の取引で失敗しても、命まで取られませんから大丈夫です。所詮はお金の話です。破産する覚悟があれば…相手は証券会社ですから大丈夫です。ヤクザとは違います。ヤクザは命のやり取りになりますが…。

だから…よちゃんは、大変だったのです。親分に引っ張られ…散々脅され、彼だから…許されたのでしょう。法律の範囲で片付く問題なら可愛いものです。歩合セールスなんか…やくざと似たような性格の奴が多く…所詮は、はみ出し者の集まりです。エリートには敵いません。やはり経済研究所などの秀才は…凄いのです。日本は何故か、本物を叩きますからね。妬みがあるのでしょうが…困った社会です。でも米国は違いますね。

グッドウィルの折口さんが、復活していましたね。やはり仕事の出来る奴は…日本を離れるべきなのでしょう。あのグッドウィルも、村論理に潰されたようなものです。あそこまで叩かなくても良いと思いますが…。日本らしい事例です。日本は、もっと「寛容な社会」にならないとなりません。

さて…本日は、この辺で…お終いです。決算数字も出たので、またケネディクスでも、「後場寄り」に買いますか…。このパターンは…いつか来た道です。

僅かですが…最近は末広がりの「8」が好きなので、半端ですが…800株だけ、みんなと一緒に、後場寄りに、この実験に参加します。何しろ、一番、内容を良く知っている会社側が、買った株価が697円なのです。ソフトバンクも、小野薬品もそうなのです。ケネディクスだって…同じことでしょう。それでは…またね。さっき買った小野薬も元気ですね。頑張れよ…。



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