アーカイブ:2018年2月25日

夢テクを考える

この所…夢テクを買い増ししている為に…少しその背景を調べようと言う気になり、決算数字と言うか…会社資料を見て調べているのですが、本日は、更に調べる時間もなく「触り」だけにしますね。昨晩、1時間ほどかけ見たのですが…不十分かもしれません。あの時の感覚が正しいのかどうか…カタルは基本的に、新聞記事などを読んだ第一印象を大切に行動します。所謂、第七感が働くかどうか、なのですが…。

あの日経産業新聞を読んだ時に…先ず、小さな会社が1,000人規模の人間を、雇えるのか…不思議でした。故に凄い成長力だと思ったのです。通常、数百人も雇っていたら大変ですよ。現実的な現場を考えてみれば分かります。いくら派遣業とは言え…登録して派遣先を紹介するだけの話ではない筈です。そこで比較的3社の中で大きなアウトソーシングを見てみましょう。会社の設立は1989年です。そうして上場が2005年です。

人材派遣業は基本的に登録数と言うか…雇い入れた人材の人件費をピンハネする業種ですね。だから如何に多くの人を製造業やソフトウェア等の事務職などに派遣できるかどうかにより収益が左右されます。故にその採用人数を追っていけば…基本的な業績の未来像が見えてきます。そこで…リクルートなどと比較すると劣りますが、成長企業のアウトソーシングが先駆しており資料もそろっているので、その人数を追ってみました。会社説明会資料の外勤・派遣社員数を用いました。その様子が此方のグラフです。

アウトソーシングの人材と伸び率

やはり凄い伸び率ですね。リーマンショックの影響をもろに受けていますが…、2016年に42838人が2017年は59883人ですよ。17045人も増えています。やはりアウトソーシングは、そろそろ曲がり角のイメージです。こんな高い伸び率を、いつまでも続けられる道理がありません。伸び率と言うのは分母が増えれば…飛躍的に数字が増えて行きます。何れ…時間の問題で横這いでしょう。

人材派遣業小型3社比較

その伸び率だけをカタルが良く引き合いに出す…夢真や夢テクの3社と比較したグラフだが此方です。カタルが何故、小さな夢テクを選び…アウトソーシングの株価を追う可能性があると言及したか…分かると思います。本日は材料の提供で時間が来ました。これから出かけるので、ここで…お終いです。夢真は2017年末(9月)は4402人、夢テクは1716人です。

株を買う場合は、自分で会社のホームページに飛び、会社説明会資料などを見て…納得してから買うようにしましょう。月曜日…まだ4ケタ割れのチャンスが在るかも知れませんから…慌てずに…辛抱強く待てばいいと思います。まだ参加してない人は、無理をせず、100株程度を買っても良いかも知れません。会社が仮に倒産しても10万円で済みます。

問題は…1Qの実績値が僅か一株利益で4円だと言う事です。これから伸びが加速しますが、この推移が、どの程度のスピードか? まだ体制が買収したばかりですからね。Vテクの日本精工の子会社を買収した後、僅かな期間で株価は1万円台に突入しましたが…夢テクも今回の買収が活きると思っています。どの程度の進捗度を示すのか…株屋は常にスピード感の認識が必要です。

馬鹿は一株利益4円で4倍だから16円、PER30倍でも480円だから、1000円の株価が髙過ぎると批判するでしょう。アウトソーシングの成長度を見てみれば良いのです。米国ではこの成長度だと…アマゾンは赤字を続け批判を受け続けて来ましたが、今では…アップル、グーグルなど…米国ビック3に認識される成長企業の地位を確保しています。

株式投資は業績推移ではなく…成長力などの変化率が重要だと言う事をよく考えるべきでしょう。潜在成長力を見抜く力が株式投資で成功できるアイテムなのです。それでは…また明日。



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