アーカイブ:2019年4月

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かたる:どう考えても…日本株の出遅れは鮮明です。理由は5月の大型連休。選挙に、秋は消費税の引き上げと言う不透明要因がある為でしょう。でも日本市場は世界で一番、恵まれています。理由の一つが「失われた時代」です。構造改革の為に長い整理を演じてきました。30年間の整理局面と言う好材料は、他の市場にはありません。

故に…令和時代は大きな相場が期待されます。特に日本は少子高齢化を迎え、一気にスマートコミュニティーが導入しやすい環境にあります。これまでの失われた時代は労働賃金が抑えられてきており、企業の内部留保は、歴史的な水準に積み上がりユトリがあります。

なんでも…ユニクロは新入社員の賃金を2割も引き上げるそうです。本日のファ―ストリテイリングは高いですね。競争に勝つためには良い人材を獲得するのは世の中の常識です。多くの場合、人間の資質は「育ち」に関係します。やはり貧しい…と子供の性格も歪む確率が高くなります。高収入家庭には、高学歴の子供の確率が高いようです。

株式投資も基本を知る事と…知らない事では、えらい違いです。昨日、カタルは医薬品株の話をしています。本日の「第一三共」は安いようです。まだ「空売り」は早いと思うけれど…。

カタルは昨年、相場局面で最も難しい「逆金融相場」に果敢に向かいました。でもやはり駄目でした。素直に空売りをしていれば…なかなかの成績だったのでしょう。まぁ、カタルの知らない悪材料の内包もあり、手痛い打撃を受けました。所詮、全ての情報と言うか、世の中の事象が分かる訳ではありません。

それにしても…IPO(新規公開株)の馬鹿高値と言うのは驚きます。リフトの話ではないですよ。本日、ニュースを読んで初めて知った「Kudan」(4425)の話です。時価総額は1400億円前後なのですが、確定している2018年3月の売り上げは2億で、2019年3月は3億6千万円の予想です。今期の予想は5億ですが…。何故、この馬鹿高値が付くのでしょう。仮に売り上げが10倍になっても合いません。100倍でも…どうかな?

サイバーダインの日足推移

RPA(6572)と言う会社も非常に高い評価です。此方も大きく伸びることが事前に分かっていましたが、最初から馬鹿高値で驚きました。同じく…好人気だったサイバーダイを上場から5年が経過して、このクリスマスショックで、カタルは初めて同社株を買いましたが、それでもカタルの価値観には合いません。でも今回で3回目か4回目ですが…利用させてもらっています。この辺りでもう一度、持ち上がるかどうかのタンミングです。

若い人は、もっと数学を勉強した方が良いと思います。7%の成長を続けて10年でおよそ2倍です。通常、どんな高採算企業でも売上高利益率が30%を超える企業は、ほとんどありません。多くは10%に満たないのです。毎年30%も成長をする業界は、必ず競争相手が現れます。大資本の会社がお金を投じれば敵いません。だって一人で出来ることは知れています。大企業は100人単位で人材を揃えられます。研究開発のスピードも格段に違います。

だから無理をしないことです。どんな成長企業も、論理的な背景がないと人気は続きません。それに今の未上場市場は競争が激しく…余程の幸運がないと駄目なのでしょう。だってソフトバンクの投資先をみると分かります。巨額資金を投じるのです。ウーバーなどはそれでも赤字です。今回のリフトがどうなるか分かりませんが…IPOに期待するのは難しいと考えるべきでしょう。

ほら古河電工は3015円と…株価が3000円台に復帰しました。カタルは昨年、手痛い打撃を受けており、その下げ過程をつぶさに観察してきました。その為に3020円か3030円の所で5万株単位の買い物が用いられ、一度は底値かな?…と思ったのです。でもクリスマスショックで2500円を割れましたが…。要するに、プロが底値と判断したポイントを良く覚えておくことです。

だから野村のアナリストがレーティングを引き下げた3月12日か、13日か分かりませんが大きく出来高が膨らんだ後から、カタルは買い参入しています。ひょっとすれば、わざと買うためにレーティングを引き下げたのかも知れません。そんな事は良くあることですよ。日経新聞の報道もそうです。「観測記事」も良くありますよ。

この観測記事とは…世の中の反応を見るためのものや、世の中の流れを変えるためのプロパガンダのようなものです。日本人はそんな常識も知りませんからね。故に賢い投資家になるためには自分で調べるのです。日経新聞が掲載しているグラフなどもそうです。自分で出所元に行き、エクセルでグラフを作って縦横の比率を変え、時間軸を変えて何度もグラフを眺めてみると、印象度は変わるものです。

その程度の努力もせずに…株式投資で成功? そんな簡単にお金が手に出来る道理はないでしょう。余程の天性の勘が備わっていれば、話は別でしょうが…凡人には難しい話です。一般人がプロの投資家に勝てる強みの一つが「時間」です。僕らは期間利益の追われている訳ではありません。いくらでも時間をかけることが出来ます。

株価が下がるなら…それも天命を考え、粛々と時間をかけて下値を拾い続ければ、いつか花が開く時も来るでしょう。そんな「のんきな投資」を薦めます。本日は動きがおかしいですね。早ければ…玉集めの動きになるかもしれません。こっちの話です。気にしないでください。

要するに関心のある株は、先ずは打診買いをして、よく観察する事です。そうすると…古河電工の株価位置も頭に入って来ます。本日はSUMCOも高いようです。カタルはこう述べていますよ。

今の半導体業界は意見が割れています。年内いっぱい駄目な説と4Qには改善に向かう説と…この1Qはひどい状況でサムソンがワーニングを出したほどです。そうして一斉に減産をしています。マイクロンテクノロジーなんかもそうです。

しかし…もし方向性の改善が出るとSUMCOは1800円台になると述べています。故にカタルは1200円台を買っていた事を、このレポートで報告しています。わざわざ上がる株を売ってまで、目先、損をして1200円台のSUMCOを買ったのです。そうして配当を貰えば良いと述べていました。5%ですから信用の金利(約3%)を上回り…鞘が抜けます。

カタルは賢い投資家を育てる為に、このサイトで生の証券マンの声を語っています。それも一応、歩合生活を経験して…税務署に追徴を受けサラ金から800万を借りて納めた人間の話です。だからどちらかと言えば…その辺に転がっている証券マンより上でしょう。

その現場の声が、生で聞けるのです。だから毎日のカタルレポートを読んでいれば、その内、読者の皆さんも賢い投資家になれます。勿論、当たり前の話ですが、カタルの現実は貧乏なので…このレポートは「玉石混交」です。こんな事は当たり前の話です。金持ちなら、今頃は南の島を買い取って美女と戯れています。貧乏だからこうして努力を重ねています。

この生活から抜け出すために…共に学び、一緒に株式の勉強をする場を設けています。有料の株式教室ですが…最近はレポート屋と勘違いをしている人も居るようですが、カタルもお金をもらう以上は、真剣勝負です。有料のレポートは一所懸命に分かりやすく株式市場を解説しているつもりです。でも限界はありますよ。所詮、公開ページと大差はありません。

でもお金を頂く以上、それ以上の価値を盛り込んでいるつもりです。カタルの日々の手口も公開しています。あとは読者の利用の仕方です。要するに一緒に勉強する仲間を現在、募集しています。今週末まで、新規の有料会員を募集しております。関心のある方は土曜日の株式教室の下の方を読まれ…応募してみて下さい。皆様からのたくさんのご応募をお待ちしております。それでは…また明日。



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