アーカイブ:2019年7月

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先日、カタルは持ち高を落としたのですが…株価はそんなに下がるとは思えず、再び買い始めています。でもあの動きから、ずいぶん株価は下げました。

村田製作(6981)の日足推移

例えば…本日買い増しした村田製作です。カタルは4800円台で株を買ったのですが、その数日後、5200円のスタートから始まった所が目先の高値で…株価は再び下値模索になっています。でも本日、買った寄り値は4588円です。この水準から大きく株価が下がるとは思えません。キャノンの業績悪が日経一の面を飾りましたが…こんな事は前から分かっていることです。

この手の株式はウォッチングをするアナリストは多く、頻繁に企業訪問を繰り返している訳で、業績悪など…既に、ずっと前から分かっています。別に目新しい材料ではありません。

そもそも逆金融相場と言うのは…逆業績に繋がるのです。それに今回はGDPの二大大国である米国と中国の貿易戦争と言う懸念がありますから、より一層、市況ものは影響を受けています。だから半導体価格の動向が、市場の焦点になっているのです。

カタルが盛んに…台湾の調査会社のDXI指数をレポートに登場させ…進化論の株価動向をレポートに取り上げていたのは、世界景気の実感を皆さんに分かってもらうためです。

昨年の春から古河電工の話を、ずっと継続的にしています。皆さんは既に株を諦めて持ってないと思いますが、カタルは本日も3055円の安値で指値をして、本日は100株を買いました。

古河電工(5801)の日足推移

この進化論銘柄のチャートを見れば…分かります。既に上昇波動入りをしています。でも皆さんがワイワイ騒ぐほど…目先は株価は上がらないし、動きは乏しい筈です。今は需給面で、新旧の入れ替え戦が始まっています。

通常の株はこんな推移を辿るものです。値惚れで買った昨年春からの値下がり過程で…僕らは「逆金融相場の意味」を噛みしめました。カタルの損失で、昨年、一番大きかったのが、この古河電工でした。カタルはその敵討ちを企んでいます。

その為に相場が見えない日に、敢えて…まだ早い事を承知で古河電工、SUMCO、安川に村田とT君をそれぞれ100株ずつ打診買いをしました。その事を皆さんにも伝えています。

だから…株価が下がれば、喜んで…買い増せばいいのです。ブツブツ投資は、優れた投資方法です。絶対に負けません。ただし投資対象が倒産や上場廃止になると駄目です。でも上場廃止になったライブドアは儲かりましたね。そんな事例もあります。

ここに掲げた進化論銘柄は、怪しい会社ではなく…日本を代表する会社ですから、滅多に倒産はしません。ですから、ブツブツ投資を敢行する実験としては良い事例でしょう。ただし…リスクが小さいので、儲けも大きくありません。それは仕方ありません。

本日の日経新聞には、予てから述べている中国からの生産移転の話が載っています。米中貿易摩擦問題はサプライチェーンの再構築を迫られます。だからアセアンにとっては…悪い話ではありません。故にJトラストの支援材料なのです。

皆さんは人気になるとワイワイガヤガヤ騒ぎますが、少し人気が冷めると途端に心配になるようです。カタルは事前に余分の持ち高を外したので…昨日は488円で5000株を買いました。

本日も480円で既に1000株を買いました。再び持ち株を増やし始めています。まぁ、僅かな値幅ですから…そのまま持ちっぱなしでも良かったのですが、証券会社も手数料が欲しいでしょう。カタルも少し買い単価を下げることが出来ます。ぶら下がり組は、株を売れば良いのです。

昨日のように与太話をしていると…T君の続報を書くスペースがなくりますから…書きます。

この株はどちらかといえば…進化論グループのハイリスク・ハイリターンの株式です。カタルが注目している一番の理由は、売り上げの増加ですが…何故、大手化学会社が、資本出資をして町工場の買うのでしょう。それが不思議です。カタルが科学者ではありませんから、技術的な評価を口に出来ません。でも大手化学会社が、この会社の株を半数以上も発行させ…全て自ら引き受けたのは…相当な技術力があり、子会社化を謀ったのでしょう。

T君の増資推移

この会社の設立は1957年12月ですが、上場は2000年2月です。そうして2013年に343円で最初に住友化学に第三者割り得て増資を実施して以来、2015年1月に404円で実施、更に本格的に、2016年10月に住友化学の傘下入りしたのが626円での1050万株の第三者割当増資です。この時期に技術的な評価がハッキリしたと思われます。

そうして昨年の12月18日、覚えていますか? あのクリスマスショックの最中に962円で公募増資を実施しており…公募(321万株)以上の370万株を公募価格と同じ962円で住友化学は引き受けています。どうしても50%以上の株式を確保したかったのでしょう。ここで問題化しているヤフーとアスクルの対立を考えると、この意味が分かります。

でも先日、公開したように…赤字の無配企業なのですよ。そんな会社に合計で1640万株もお金を投じたのです。住友化学の意気込みが感じられます。

僕らは今なら、この住友化学が株を買った962円より、安い価格で市場からこのT君の株を買うことが出来ます。しかも既に第3弾の設備投資も決定しており…売り上げは伸びるばかりなのです。これは既に時代の趨勢で確定しています。

こんな逸材を逃す手はありませんね。でも残念ながら…カタルの読者全員が1000株ずつ株を買うと…500万株を超えますから、この手の株を紹介するのを躊躇いました。

T君の株主名簿

故に事前にリスクを説明し、熱心に勉強をしている人には分かるようにレポートを構成しています。今日はその株主名簿を、四季報から掲載します。ここで…総発行済み株式数は3253万株でうち、半数以上の1640万株は住友化学の持株です。ここに書いてあるように…浮動株式は23%しかありませんから、計算をすると…750万株程度しか、売り買いをされる株がありません。

故に皆さんが、株を一斉に買いに行くと…直ぐに株価は飛び、理論価格を大きく超えることになります。しかし…公募株の住友化学の370万株は市場には出て来ませんが、残りの321万株は、一旦、株価は値下がりをしていましたから、人間の心理で、必ず…やれやれの売り物が出てきます。故に皆さんが株を買っても1000円程度の株価では、最初の壁にあたり動きは止まります。

故に慌てずに…安い日に株を買って下さい。

必ず株価は、来年には…大きな華を開きます。ただし急激な技術進化で一気に技術革新が起るなら、この限りではありません。でもこの売上数字はまだまだ伸びます。更に黒字化は既に確定しています。

ただ、まだ直ぐに、利益余剰金がマイナス状態なので、配当は出来ませんが…時間の問題です。何故なら、資本準備金が増資、増資の繰り返して、積み上がっている為です。このケースはケネディクスで、僕らは経験しています。安定して黒字化が達成できるなら、2年後には配当も出来る企業に変身をするのでしょう。来年は無理でも…再来年は可能性があります。

カタルは、本日は売り気配のスタートだろうと思い、気配値は880円台でしたから…900円まで1000株に自重して、株を買いに行きましたが、今の所は買えていません。仕方がなく…先ほど910円までで500株を追加で買いました。

このようなヒントで、銘柄の発表前に分かった人も、先ずは100株だけを買い、無理をして上値を買わないで欲しいと願っています。あまり上がるようならカタルは手持ち株を売ります。まだ時間的に早いと思っています。でも時間の問題で4ケタ乗せは…既に確定しています。その話は追々述べます。

本日の全体株は219円安となっており…良い日和でしょう。株なんか、高値を追ってまで買う必要はありません。Jトラストのように…こんな相場になれば、必ず、売る奴が出てきます。それではここで…売り物が477円にあるので2000株だけ買います。ハイお買い上げです。

ブツブツ投資を心掛けて、無理をしないことです。まだまだ難しい相場の局面は続きます。でも空は白み始めています。それでは…また明日。



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