アーカイブ:2019年7月6日

新聞記事からの発想

最近、日経新聞に目を通す時間が…減っている様に感じています。本日、丁寧に読んだ記事は11面の村田の増産投資の記事です。MLCCに絡んだ記事です。この記事から東邦チタンの株価を連想した人は、何人いるでしょうか?

そうしてスクランブルの「3年先の利益を見越して株を買う」と言う記事は、見出しを読んだ瞬間に、この解釈は間違っていると思い…最後まで読んでみると、この現象は「バブルの予兆」だと結んでいました。つまりこの現象を否定している内容でした。

でもこの記者も全然、実態を理解していません。「バブル」と言う言葉を簡単に使っていますが…その意味を理解していません。このような偽物解説を読んで、日本人は洗脳されている訳です。もっと良くバブル期の現象を検証しなくてはなりません。簡単にバブルと言う言葉を使うべきではないでしょう。いくら言葉のアヤとして使ったとしても…です。メディア人間らしい解説です。

僕らは実践を前提にした「賢い投資家」を目指しています。カタル自身も、まだまだ失敗だらけですが、常に自分が取った行動が、何故、間違ったか? その問いかけを実施して、損を出す度に、何故、その株をあのタイミングで買ったのか? 考え直しています。

人間は、いつも間違った行動をします。自分自身が「目先の欲求」に勝てないのです。自分の内なる欲求が、行動の原動力になりますが…その欲求を押さえる理性が欠けていたのでしょう。

3年先は大げさですが…本日、日経新聞にも載っていましたが、サムソンの業績発表の記事を素通りさせましたが、今、レポートを書く都合上、ざっと目を通したら、ホワイト国指定問題が載っていました。確か…審査期間が90日間ですから、およそ2か月間、サムソンの工場は操業停止に追い込まれる訳です。

東芝の日足推移

そうなると、一気に半導体の品不足が叫ばれるかもしれません。市況価格が注目されます。子会社上場が絡む東芝にとってはプラスです。

仮に韓国が報復として…有機ELなどの日本向け出荷を止めると、一過性でしょうが…JDI(6740)の株価が飛ぶかもしれません。

JDI(6740)の日足推移

こんな連想を新聞記事から頭に描き、株式相場と結びつけます。今は「市場の整合性」の話をしています。新聞記事の読み方の話です。

でもこちらのサムソンの業績解説を読むと…更に違った見方が生まれます。WSJの記事なので有料会員でないと読めないでしょうから、解説すると…サムソンの減益が予想より落ち込みが少なかったのは、アップルの不振から違約金が920億円(MSの予測)入った為に減益が和らいでおり…景気循環株として買うタイミングとしては、早すぎるのではないか?と言う観測です。

この記事の中で、素人が理解してもらいたい解説もありました。昨年のサムソンは四半期ごとに最高益を達成していたのに株価は24%下落し、今年は散々たる業績なのに…サムソン株は18%も上昇していると言う記述です。この話は重要で…設備投資関連株にも言えます。景気循環株の特徴です。

故に安川電機が発表する11日の業績と株価の反応が大きな見所になります。昨日のレポートと合わせて読んでください。

いちいち素人に解説していると…あっちこっちの解説の必要性が生まれます。つまり素人とプロの違いは歴然としている訳です。そのプロでも1流域の領域は、極めて少数の人間しか存在しません。カタルはそれにチャレンジし続けて、既に40年以上も費やしています。

学生時代から…株式投資を始め、株屋一本に就職先を絞り…地方の証券会社からトップをめざし上京して、最も過酷な歩合セールスの道を選んだわけです。そうしてその歩合生活も税務署の追徴課税に遭遇し…予定納税を経験して毎月200万~400万の税金を払い続け、日本国の在り方を考えます。だから歩合を辞めました。

そうして投資家の道を歩み…はや9年です。もういい加減に…レポート屋から卒業をしたいのです。でも馬鹿には、一流域の少数派の壁は、高く聳え立ちます。所詮、3流の人間が書いているレポートなので過信しては駄目です。程々の参考程度が…丁度、良いのでしょう。

でも日本は偽物ばかりです。メディアに登場するのは偽物集団です。バフェットとの昼食代は5億円だそうです。これが一流域の人間と話せる対価です。でも折角、チャンスをもらっても…凡人には、その時間の価値が分かりません。情報の価値と言うのは非常に高く…自分自身がステップアップしないと、なかなか理解できない領域なのでしょう。

丁寧にカタルレポートを読んでくれれば…偽物集団の領域でも上位に位置していると思っています。かなりの精度だと自負しています。まだ成果を誇れる内容ではありませんが、確実にカタル自身の実力もステップアップしているのでしょう。でももう直ぐ棺桶ですからね。カタルが無駄に費やした時間を乗り越える若者の為に、カタルレポートは存在すると思っています。

先ほどの日経の「スクランブル」を批判しましたが、記事を書いた須賀さんは、何歳なのでしょうか? 実践に則した記事の掲載をお願いします。今、日本に必要なのは経営者の意識改革であり、ROE経営の定着です。この定着が未来の日本人の生活を豊かにしてくれます。

不二越が何故、国内に新工場を新設するのか? 200億円投資ですから…この規模の企業にしては大規模投資です。この背景は産業用ロボットの増産があり、安川電機の株価とも連動しています。

不二越の日足推移

ついでですから…チャートも掲載しておきましょう。時価総額が1000億円規模の会社にとって200億円の投資は村田製作の比ではありません。分かりますか? おそらく…清水の舞台から飛び降りる勇気が必要でしょう。でもトヨタの300万台の生産体制が崩壊するなら打撃も受けます。なにも産業用ロボットだけでなく、多くは自動車向けのベアリングの売り上げが多いのです。しかもベアリングは競争相手も多いのです。

株式投資は難しいですね。でも株価位置から見て機関投資家ならファンドへの組み込みを検討しなくてはなりません。景気循環株は、みんな同じようなチャートをしています。カタルがまもなく…本格的な名目時代が到来して、日経平均株価が38915円の頂点にチャレンジすると言う背景の一つの現象です。昨日のレポートで、何気なく触れた…不二越の新工場建設、村田の投資、何故、設備投資が落ちないか? それは極めて高水準の内部留保にあるのです。

このような知識が、頭の中で繋がってないと背景が理解できません。消費税が引き上がり、オリンピック景気が終了して、円高デフレ不況が再来すると言う読者からのメールを、カタルは取り上げました。もし円高デフレ不況が本当に起るなら、不二越をこの安値圏でも「空売り」すべきです。だって200億円もの償却は出来ませんよ。その勇気があるなら、空売りをすれば良いのです。

でもカタルはそんな事は、起らないと述べています。裏付けされたデータを分析して、不二越や村田のような事例をみると、経営者は確実にROE投資を実践していると思っています。古河電工の工場閉鎖も、富士通のリストラも利益率の改善を狙った歩みです。シャープも統廃合を実施するとか…。全部、ROEの効率化経営の動きです。だから間もなく日本株は本格的な名目時代に突入して、カタルの真価が理解されると思っています。

東京都の地価上昇が、ようやく国際基準に届くのです。この意味をわざわざ解説する必要もないでしょう。本日はこれから会員向けレポートを書きますから、この辺でお終いです。会員の方は、たぶん、夜には原稿をアップできると思うけれど…念のために、明日お読みください。それでは…また明日。



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