アーカイブ:2019年7月

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いよいよ毎年恒例の高校野球の夏がやって来ます。世間一般には「サマーラリー」と言う夏の活況相場を思わせる言葉がありますが…。カタルの現役生活で、この時期に良いおもいをした事は、一度もなかったように記憶しています。逆に夏休みを取って京都に行った時に…観光先から顧客に電話をかけ、追証を請求した事だけが記憶に残っています。

何故なのでしょう。基本的に、この時期の4―6月期の決算発表は、日本人らしく通期の決算見通しも…保守的な数字しか出て来ません。この時期に4―6月期がどんなに良くても、通期の数字を増額する企業は見たことがありません。如何にも、日本人らしい現象です。たぶん…この辺りが影響しているのでしょう。

カタルは、実は企業の「構造改革」には、時間がかかると思っていました。でもこの考え方は…間違っていたのかも知れません。企業が方針転換をして、業務内容を大幅に変える時、通常はリストラ損失を計上します。しかも新業態が直ぐに軌道に乗ることは難しく…必ず、企業業績の落ち込みがあります。ずっと…そう考えてきました。

でも有料レポートの4月27日の第一回目のレポートですが…ここで会員に紹介したL君の話ですが、昨日の大幅高には、背景があります。僕らは公開情報を元に動くので、この公開情報が嘘と言うか…、裏があると…騙される可能性がありますが、カタル投資の基本は「公開情報」を信じることです。発表される情報を元に株の売り買いをします。

そうすると…26日に発表された事を…どう理解すべきなのでしょう?

金子さんは、事前の公約通り…粛々と業務に邁進している様に感じています。額面通りに受け取るなら、この株を買わなくてはなりません。何しろ、この形態は「創造的破壊」の分野に位置しています。カタル投資は、時代背景に合った会社を追い求めることです。

本当は…週末に会員レポートを書く予定日ですが、カタルは、この週末は留守になりますから…その補完の意味で本日のレポートを作成しています。

カタルはこう述べています。時代背景に合わせ、積極的に行動する企業の株は10倍になる可能性があると述べています。過去に手掛けたVテクがその事例です。しかしJトラストもそうですが…「創造的破壊」に繋がる可能性があるものは「成長株」になり得ると述べています。このL君も、その可能性を持っています。 本当は…2年後辺りからスタートかな?…と当初は考えていました。

L君の週足推移

でも26日の発表を見て…小さな会社ですから、意外に早く…新分野が軌道に乗り…利益が落ちずに、新展開を迎えるかも知れないと…考えを、変え始めています。よって、昨日はこの高値圏で合計3500株を買い、本日も買い乗せをしています。非常にリスキーなので、もう一度、レポートを読んで、納得の上で…ブツブツ投資を前提にして、買うのも良いのかも知れません。

この「創造的破壊」と言うのは、既存の枠組みを打ちこわし、新しい価値観の導入です。ウーバーなんかもそうですし…シェアオフィスもそうです。大成功を納め、高成長を続けるアマゾンも店舗販売からネット販売と言う創造的破壊の事例でしょう。銀行が業務の効率化をして、人員を削減しているのはRPAの導入ですが…この仕組みなども「創造的破壊」の範疇でしょう。

ようするに…今までのシステム打ちこわし、効率的な新業態に進む新時代のスマートコミュニティーの事を示します。

このL君の金子さんのスピーチを聞けば分かりますが…間違いなく、日本に必要な産業改造の分野です。どんどん高齢者は増えますから、医療費の削減は早急の課題です。問題は村論理ですから、医師会の反対や厚生労働省の対応です。しかし…費用が削減されるから医師会は兎も角…本来なら、厚生労働省も賛成の筈です。

ひょっとすれば…成長株になり得ます。Jトラストも、そう考えています。この辺りの感覚が、皆さんに伝われるかどうか分かりません。

でもJトラストも、このL君も「創造的破壊」の範疇である「成長株」に分類される器かも知れません。でも千代化は違いますよ。目先は千代化かも知れませんが、所詮、上値は知れています。

「創造的破壊」は、新時代のキーワードです。古い価値観を打ちこわし…新しいスマートコミュニティー時代を創ります。つまり「時代の開拓者」です。時代を開拓する成長企業の株価は100倍以上になるのです。

通常の景気循環などを利用した成功組は、せいぜい株価は10倍でしょうが…時代を開拓する企業の成長株は100倍になり得ます。だから数年間、1000株だけ買い、株を持ち続けると…150万円が1億5千万円に化けるかも知れません。これこそ株式投資の本当の魅力である成長株投資です。

Jトラストも、まだ…ほんの「切っ掛け」の段階です。今回のL君もそうです。何れも社長次第です。でも金子さんは、以前に兆円単位のお金を動かした人です。しかも彼は市場原理主義者です。非常に楽しみになって来ました。

仮に参加する人は、自分で納得してから、株を買わなくてはなりませんから、先ずは企業の会社説明会を聴き…一度に買わずに、ブツブツ投資を主眼にして下さい。

この株は田中化研なんてもんじゃなく…自分の僅かな買いで、株価だけが飛びます。兎に角…板が薄い品薄株です。充分に注意をされて行動して下さい。当たり前の話ですが、投資は自己責任です。

さて…本日は全体相場は高いようです。でもやはりケネディクスは自社株買いが切れて…安いようです。何処まで下がるのでしょう。株は無理をして買う事はないのです。昨日は480円のJトラストが買えるのです。だから…のんびりと、やれば良いのでしょう。でもチャートは両社とも悪くはありません。

今なら…大株主より200円も下で株を買えるのに…何故、市場は気付かないのでしょう。面白いですね。

市場の素人化が進み、株を理解しない人が大勢いるのでしょう。だって、あの千代化が270円で買えるのです。本当に…目先筋の人間ばかりが、市場に存在するようです。JトラストやL君の良さが分からないようです。

やはり千代化も秒読みなのでしょう。木曜日に格落ちです。昨日の出来高は161万株で高値圏なのに出来高は少ないですね。チャートは、一気上げを示唆している様にも感じています。だって374円を付けたときは860万株です。今は361円ですが88万株に過ぎません。やはり玉は吸い上がりつつあるのでしょう。

昨日買った東邦チタンは、まだ安いようです。本日は880-892-867-873=748500(9:53)です。昨日は335万株です。まぁ、目先の売り物が消化されれば…未来の車のMLCCの動向が活きて来るのでしょう。過去のスマフォ向けのMLCCではなく…。株式投資は未来を見て投資をするものです。

現状の業績は過去のものですねからね。だから安川電機が利食いになったのです。あの観測気球は、相場の改善度合いを測るものです。東邦チタンのMLCCも、半導体価格のDXI指数も…根っ子は同じ意味です。

ここに来て、東邦チタンの連想から、大阪チタンを空売りした人は注意をした方が良いですね。737MAXが止まっていても、チタンの需要は伸びています。何れ737MAXの出荷は再開されます。過去を追うか…未来を追うか…この基本的な考え方が、理解できないと過去の実績である好業績の割安株を買って失敗をします。

先日、カタルは、こう述べています。あおぞら銀行の5%の利回り株投資の話ですが…最悪期でも5%の利回りが確保できるなら…後は良くなるだけの話です。つまり株式投資の成功への道は、最悪期を探す事です。此処に着眼をすれば…大概は成功するのでしょう。さて本日は、これで…お終いです。 

何度も繰り返しますが…L君に参加するにしても、事前に自分でよく理解してから参加して下さい。 なにしろ経済ヤクザが絡む案件です。当然ですが…リスクはあります。板が薄いので…くれぐれも成り行きで買わずに、指値を実行して買って下さい。そうして無理をせず、100回に分けるつもりで買って下さい。

さてどんな夏相場になりますか…。買いたい銘柄が増えて来て…嬉しいのですが…同時に貧乏人は辛い展開です。それでは…また明日。



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