アーカイブ:2019年7月

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カタルはそもそもFOMC前後が目先のピークだと思っています。理由は利下げを材料に米国株は大きく上昇をしているからです。結果がどんな形にせよ、既に株価はそれを材料にして新高値を更新している為です。

ラッセル2000の株価推移

奇妙なことに…ラッセル2000と呼ばれる小型株指数は、他の指数(SP500,NYダウ、ナスダック)のように新高値圏ではありません。先日のWSJでは、この理由を、他の指数はグローバル対応しているが…ラッセル2000円は国内市場の割合が多い為と解説されていました。

でも米国経済は世界市場の中で一番、確りしています。カタルが思うに…スマートコミュニティーと呼ばれるグローバルなプラットホーム企業のような…性質の割合が少ないのでしょう。だからラッセルなどの指標が遅れているのだと思っています。

このグループの成長速度は依然として髙く、アマゾンもアリババも20%ラインの売り上げ増なのです。クラウド部門は37%増だそうです。すごい成長速度を維持しています。その関連記事は此方です。

やはり「シンギュラリティー」への扉と言うイメージです。通常は逆金融相場から明確な逆業績相場に突入します。しかし景気循環のコンドラチェフの波と呼ばれる産業革命以来に起っている技術的な革新期を迎え…人類は新しい時代に突入すると言う考え方が、もっとも筋の通るシナリオです。

リーマンショックは、その為の布石なのでしょう。ソフトバンクはAI中心の産業に資金投入すると言います。オモチャのような…AIスピーカーが実用化されていますが、利用してみると良いのでしょう。実に便利です。はやく…人間のように更なる進化をする事を希望します。

ここで…日産自動車の決算とリストラが、新聞に載っています。日本村論理の敗退は明確です。西川さんは社長の器なのでしょうか? カタルはルノーが株主権を行使して支配するストリーを支持しています。アスクルとヤフーの関係も同じ論理です。村論理は嫌いです。

8月は今の全面高症状が消え…値固めの動きに推移するのでしょう。何度か…市場に影響を与える「悪材料」も登場するのでしょう。しかし株価は大きくは崩れないと思っています。主力株、つまり進化論銘柄の上昇は、まだ早いと思っています。カタルは早くても…年末年始、通常は来年、本番を迎えると考えています。

故にカタルのポジションは仕手材料株中心になっており、千代化やJトラストの下値を買いに行っています。昨日は大きくポジションを落としていたJトラストを慌てて491円の高値まで買い、その490円前後も追加で買っていました。

千代化も買いたいのですが…本日、買えるかどうか。Jトラストも…本来は470円割れを、丹念に拾うつもりでしたが…仕方なく、買う水準を上げ500円割れなら基本的に「何処でも買い場」だと思っており…買い始めています。

本日も今484円の安値になったので、ここで2000株の買い指値を入れてみました。買えなければ…上を買います。

千代化も340円から下に5円刻みで買いを入れてありますが…買えない様であれば、上を買うかもしれません。もう直ぐ8月入りになり制約が消えます。

全体は保ち合い圏で…中心は仕手材料株と考えていますが、奇妙な現象も散見されています。東京海上の新高値を、先日、皆さんに伝えています。このセクターは基本的に金融相場の銘柄です。最近、このセクターの株価に変化が生じている様に感じています。つぶさに…市場を観察すると、この変化に気付きます。

カタルは時代を背景にした投資を心掛けています。カタルの「時代投資」です。問題は、どの株を選択するかですが、ここでは「市場の整合性」を考えるわけです。「風が吹けば…桶屋が儲かる」と言う連想ゲームです。

必ず、主役に続く…脇役が現れ、一番手、二番手と言う雁行型の銘柄群の株価に変化が生まれます。信頼感が欠けるアンリツが上がると…Santec(6777)や日本アンテナ(6930)などの5G関連が連動するわけです。勿論、ここではNECや富士通さらに古河電工もそうですが、全体相場の動きに不都合な動きがないか…その関連性を調べるわけです。

基本的に千代化とJトラストは「仕手材料株」の扱いですから、全体相場、此処では「進化論」の古河電工やSUMCOに安川電機に村田もそうですが…このグループが動く時に、仕手材料株は活躍が出来ません。

全体相場が休んでいる時に、その間隙を縫って…市場人気を得るグループです。活躍する期間が短い為に、準備に時間がかかりますが、全体が安い時に仕掛けると…値幅効果が発揮されます。短期ですが…市場人気が集中して値幅効果が発揮される上昇相場になります。仕掛け人の腕の見せ所です。

アンリツなども、仕手材料株の範疇ですが、主力株のセクター、つまり進化論銘柄の勢いが強くないと駄目です。田中化研も、どちらかといえば…仕手材料株の部類ですが、進化論銘柄の合間に、物色される銘柄でアンリツに近い分類です。だから一度は4ケタ台に載せてから、休んでもよかったのです。

でも折角のチャンスである、ここ数日間の動きをみると…市場人気を得られませんでした。僅か10万や20万程度の上値を、買う奴も出てこないなんて…ある意味でガッカリです。

つまり…日本株は、未だに売買代金の低迷を、引きずっているのです。三菱UFJなどの株価位置をみると分かります。本日の全体相場が68円安ですね。

でも千代化は346円が、今までの安値です。やはり昨日も一昨日も340円は買えませんから、5円ほど指値をあげ、今、追加で…345円で2000株の買い指値を入れてみます。この345円には、事前に32800株の買いがあるようです。果たして買えるかどうか。現在の値動きは349-353-346-347=483500(9:41)です。

どうかな? まぁ、成り行きでも構わないが…既にカタルにしては、多くの株を事前に買っていますからね。基本は…自分で自分のシナリオに沿って行動する事です。その考え方のシナリオと言うか、ストリート言うか…相場論の構築過程を解説しています。

「市場の整合性」と一言で述べても、一般の人は何のことか分かりません。故に5G関連や全体相場の観方を解説したわけです。これだけ…丁寧に素人段階の証券マンに解説をしているから、あとは自分で努力して…更にこれをヒントに自身の相場論を深めて下さい。

今、千代化は346円ヤリになり…345円の買いは29500株に減っています。確か先ほどは32800株の買いがあったのに…345円の株価が成立しないのに…指値が減っています。見せ玉のような付和雷同組が…大勢いることが窺えます。

良いですか…相場の場味を見て、注文を出したり引っ込めたりしない様に…事前によく考えてから…行動しましょう。

皆さんは相場動向を気にし過ぎです。自分の考え方に、余程…自信がないと見えます。ハイ、今、345円の千代化2000株が買えました。下値に本来、用いていた340円から5円刻みの買いは、そのまま用いられています。果たして追加で買ったこの345円が活きるかどうか。

でもJトラストの方は、なかなか買えません。此方は488-492-484-487=39100(9:50)です。昨日は慌てて…491円まで買い、489円を「付けろ」で買い増しをしていた為に、既に予定数を買っていますから、後場まで自重しましょう。後場からまた考えます。

今日は相場論の成り立ちを中心に解説しています。カタルは8月が安いと思っています。だから滅多にしない「空売り」も交えました。儲けようと思っている訳ではなく…先日、安川や村田を買ったような打診的な観測気球のイメージです。相場の状態を観察するために、身銭を切って実験をしています。

あれ千代化は343円まで来ていますね。340円も買えるかな? まぁ、…何れ下値のボックスを離れますから…下値になれば、なるほど…魅力が増します。田中化研も下げてきました。此方は200円ほど上がった後なので…しばらく様子を見てから、また買いに行きましょう。でも、もし下値があれば…丹念に拾っていくと報われます。もう既に大幅高は確定しています。

皆さんは、自分が株を買ったら2割、3割の株価上昇を望みますが…基本は病み上がりです。東邦チタンの株価推移をみると分かります。737MAXの不幸な事件が在ったとはいえ…弱い展開です。基本的に多くの読者は、クリスマスショックの傷が癒えてない様に感じています。

だから2兆円の売買代金を割れ…米国株は新高値なのに、日本株は200日線上をウロウロしています。この動きは、おそらく秋口までは続くと思っています。名目時代の確立が、鮮明になるまで…なかなか新しい相場波動に入れないと思っています。だから進化論より、カタルは仕手材料株を中心に相場論を考えている訳です。

Jトラストの日足推移

さて講釈は此処までです。今Jトラストの484円、2000株が買えました。やはり昨日の買いは早かったようです。では追加で480円にも3000株を用いて置きましょう。何故なら、カタルはまもなく500円台に株価が上昇して…年初来の高値を更新する時間が迫っていると考えている為です。ハイ、今480円で買いを入れました。此処にカタルの買いも含め22200株の指値があります。

良いですか…田中化研で説明したように、自分の力量に合わせ、出来れば毎日買うようなスタンスで臨みましょう。この株価水準ですから、50円や100円の値幅は、どうでも良いのです。僕らは企業業績を見て、更に時代背景を考えて投資をしています。時代は裏切りません。自分の観察眼を養い、相場に臨みましょう。

でも無理をせずに、互いに頑張りましょうね。それではまた明日。



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