アーカイブ:2023年7月11日

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昨日、強く感じた銘柄は「メルカリ」(4385)かな? このチャートを覚えていますか? 

「メルカリ」(4385) の日足推移

基本的に下値圏から株価が上昇し、当然のことですが、「ヤレヤレの売り」が出ます。その売り物を、高値圏で消化している姿がこの形です。この揉み合いの形が重要なのです。株価が上がったので…当然のことですが、利食いが生まれますが…6月27日の下髭の陰線、7月10日は25日線にタッチしての「大陽線」です。この日の相場は、全体が弱く…売られても仕方ない展開でしたが、それを吹き飛ばしての逆行高を演じています。

「ルネサスエレク」(6723) の日足

先日の「ルネサスエレク」(6723)で、カタルが株を買った1900円台の株価のタイミグと同じです。そのチャートも加えておきましょうか…。

メルカリは経費を削っている可能性もありますが、売り上げの伸びは素晴らしく…「黒字転換」をしたところです。それに7月のFOMCでは既に0.25%の利上げは決定されています。

しかし…重要な事は、2年債も10年債も金利は、既に下げ始めています。為替も、何故か…円安にならずに「円高」方向です。基本的にヘッジファンドのポジション調整でしょう。今までは売り持ちが多かったのですが、そろそろ「戦術を変化」させるのでしょう。これはカタルが、事前観測している「指数相場からの変化」を窺がわせます。

もともと…カタルは景気後退から「金利の引き下げ」が、今年のポイントだろうと思ってきました。ただ…たぶん、中国からの撤退の資金が日本株に流れ…早めに日本株への参加が海外投資家のブームになったようです。折りしも…東証の「PBR改革」に絡み…割安株の見直しなど始まっていました。

「京都銀行」(8369) の日足推移

昨日、メールで質問を受けた「京都銀行」(8369)は、株式持ち合いで…低い株価の「任天堂」(7974)など…をたくさん抱えています。京都には高株価になった会社が多く…ただ単に企業の要請に応じて、株式を持ち合ってきただけですが…これが今、海外投資家から「株主還元への資金に回せ」と株主総会で圧力を受けています。カタルはこの事をいち早く伝え、株価が5000円台に時にレポートに登場している筈です。

基本的に、日本の経営者も「デンソー」(6902)の改革に刺激を受けて、「内部留保の活用」を模索し始めています。そのデンソーはエンジン部門を売却し、EV投資に向けてスタンスを変えています。

章夫社長の退任が、如何に大きいか…。でも既にタイは中国に接近し…タイにおける自動車産業の日本の地位は「揺らいで」います。これが国家戦略の違いです。馬鹿が上に居ると周りが迷惑をします。章夫社長は、たぶん色んな人からのアドバイスに従って…引退を決めたのでしょう。彼の気持ちは分かるのです。エンジン分野を切ることは「勇気」がいることです。「和を以て貴しとなす」日本人の精神を打ち破る必要があります。

時には、指揮官は「意に沿わない作戦」でも、決断を迫られます。非情になることが必要なのですが、章夫社長は間違っていました。現時点では、明らかにEV開発の日本の現状は「周回遅れ」なんて…もんじゃありません。

おそらく…この「時間を取り戻すため」に、多額のEVへの設備投資を迫られます。これが、カタルが設備投資関連の3つの銘柄を観察している理由です。そうして早めに、次期主力になると思われる「電動アスクル」の話を、会員レポートで述べた理由です。何故、レポートに、その銘柄の話を盛り込むか? それぞれ…「隠された意図」があります。

あまりに…読者の知識レベルは単純です。皆さんは高学歴ですが…戦略には疎いようです。日本が太平洋戦争に負けた理由は、当たり前ですが…もっと世界を知る必要があるのでしょう。「ガラパゴス化」と言われる…所以でもあります。でも…「文化」と言う点では、独自文化が育まれ…AI時代は、覇者になる可能性もあります。判断は「難しい」ものです。

皆さんは、たぶん…もう「メルカリ」を持ってないと思います。このようなチャートですから、既に「利食いを完了された」ことでしょう。あの2000円割れから…なんと、既に株価は5割高です。時間軸のタイミングの話をしています。

最近はサッパリ「三菱UFJ」のメールも消えてきました。4桁に乗る前の3月の時にはかなりお礼のメールが来ていましたが、最近は全く来ていません。

これが高値での「利食い」の意味です。「ルネサスエレク」の1900円台の株価、そうして今回は、今、株価は3515円で87円高している「メルカリ」の株価の意味です。株と言うのは、天井圏に近づけば…値動きが激しくなります。

エーザイは「目先人気」になっていますが…依然、「意見対立」が激しく、なかなか…素直に株価上昇になりません。これが重要です。おそらく…ちゃんと「狙い通り」に、「株価は育つ」と思っています。次は5桁に乗ってから、参加すると良いのでしょう。

読者の皆さんが、関心を持ち始める時間軸と、市場時間の解説は、なかなか難しいですね。

でも…最近、思うのです。相場が素人化しており、あまり面白くありません。折角のチャンスの「川船」(9107)なども、「一気にやる」連中が居ないようなのです。ただ…ダメ株の「ソシオネクスト」(6526)などへの関心は、依然高いのです。やはり…カタルと「世代の違い」を感じます。なんとか…この壁を打ち破らないとなりませんが、なかなか…難しいものです。

話しが変わりますが…昨日は、そのエーザイを買うために、持ち株をわざわざ…外しました。その一つが「Jトラスト」(8508)です。445円で買い物が1600株程度しかなかったのですが、此処に5000株、期日が近いものと下値で株を買った4000株の売りを合わせて…若干のプラスで逃げたと言うか…。エーザイを買いたくて売ったのです。

そのエーザイは9270円ではなく、その株価に5000株の「買い物」が入ったのを観て9280円で買ったのです。昨日のレポートの株価掲載は、間違っていましたから…ここで訂正します。

その際に感じたのです。Jトラストの強さを感じました。通常、株を売りに行くと…ましてや買い物が1600株しかない処に、5000株を売りに行けば売れないものです。しかし売れました。やはり…Jトラは下値を買って置けば、「報われる」のでしょう。そろそろ…株価は反転を目指す…「時間軸」です。このように…何故、カタルが実践を交えて、解説をしているか…活きた感覚を伝えています。

大阪チタンも、時間と思われますが、なかなか「追加の買い物」が見られません。余程、慎重になっているようです。なかなか…「スター株」が誕生しません。もういい加減に「薄利多売買」の戦略も「飽き」が来ています。年初から一貫して、この戦略です。故に折角、打診買いをした「ルネサスエレク」の相場もワンタッチでした。こんなに早く…指数相場が到来するとは思ってなかったのです。流石に…分割落ちをした「NTT」(9432)までは無理でした。

証券マンは難しい相場だからと言って、仕事を「休む」訳にも行きません。やはり可能性があるのはメルカリでしょうが…どうでしょう。本日は担保率の関係で…BASEも売りました。何しろ、ギリギリなのです。常に完璧な戦略は難しいですね。そろそろ…「ノンビリ投資」をやりたいけれど…なかなか諸般の事情があり、難しいものです。相場なんか…それほど難しくはありません。問題は目先、儲けようとするから難しいのです。

「ソフトバンク」(9984) の日足推移

最近の「ソフトバンク」(9984)も強いですよ。カタルは一貫して新興株の参考株として「ソフトバンク」と「メルカリ」、そうして「BASE」に「サイバーダイン」(7779)を掲げていますね。本当は…「QDレーザ」(6613)でも良かったのですが、流石、このクラスは理屈から、あまりに…株価が遊離しており、面白いけれど…取り上げるのに躊躇いました。でも嫌いではありません。

皆…スッキリしませんからね。当たっているようで「外れている」…と言う評価です。仕方がないから…年末年始に予定される次回の時間軸の「野村証券」(8604)でも…ノンビリと株を集めて置く…戦略も良いかもしれません。しかし今では…ありません。なかなか…支持は広がりませんが、明らかに、今は誰かが、株を買い始めています。

エーザイは9055円が入り、今は9100円の所です。ここはひとつの戦略上のポイントです。やるなら今でしょうが…市場からの支持が得られるかどうか…。今一つ、この「仕掛け筋」の関与が、弱く感じています。

こんなところで…今日はお終いです。最近、関心があるのは…QTの話です。M2の乖離との関係もありますが…この関連ニュースに注意を払っています。例えば…こちらのニュースなどです。

余り…「行き過ぎる」と危ないのですが、そろそろ相場状況と経済指標は新しい局面を迎えます。その戦略に欠かせないのが、このようなQT戦略の行方です。

いちいち解説するのは手間ですから…ヒントだけ差し上げて、本日は原稿を閉じます。既に指数相場は一服していますが、しかし…明らかに、現物株への移行はスムーズに運んでいるように感じています。あまり株価は下がらずに、新転換へ移行できるのでしょう。

メルカリ(4385)の板状況の推移

それでは…メルカリが加速し始めています。先日の高値の3519円を抜いたので…200株だけ買いに行ってみます。今の板状況を、参考に掲げておきましょう。でも…皆さんと一緒に後場の寄りで株を買っても、同じことです。後場寄りでも良いし…どちらでも構いません。ハイ今、3530円の高値で200株のお買い上げです。常にカタルは事前告知をして、率先垂範を実行します。

これで当たり続けるなら、本物人間です。たとえ…200株の買いでも「有言実行」です。

世の中は、評論家の人はたくさん居ます。ワイワイ・ガヤガヤ…日本人は「井戸端会議」が好きですが…他人の行動を。とやかく言う前に、先ずは率先垂範です。出来ない奴が、いつもガヤガヤ言います。カタルは、そんな「カスのような奴」は、好きではありません。自分が出来ることを、まず…やれば良いのです。たとえ僅かな行動でも…そう考えています。本当はエーザイも参加してみたいのですが…困った問題です。いつも貧乏人はピーピー言っています。それでは…また明日。

アレレ…9044円を割れましたね。エーザイは…やはり9000円を割れるのかな? 困ったな。また追証の懸念が生まれます。何か…外さなくてはならないかな? トホホの「カタル」は、何処までも…



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