アーカイブ:2023年7月20日

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昨日のNY市場は強く…すでにリセッション懸念は、大きく後退しています。何と…「パウエル」FRB議長を持ち上げる発言に転換しています。そうして昨日、紹介した日銀の植田総裁評価の日経新聞の報道が重要だと述べました。基本的な政策ですから、株式投資に大きな影響を与えますから、「流言」に惑わされず…、この流言と言うのは、昨日紹介したように…仕掛け筋がメディアを動かして、自分達の意向に沿うように…「政策転換」を促す「仕掛け」の事です。為替相場や金利動向などの話しです。

昨日、紹介したのは「債券先物」で、金利高に賭ける仕掛けです。色んなものがあります。前回は、インフレが日銀の低金利政策の「責任だ」と言うのを…テレビ東京などの日経新聞は盛んに…報じていました。馬鹿な日本人は、彼らの「流言 」に惑わされます。一流と呼ばれる人たちが、その種の発言をします。でも…確り自分の頭で物事を考えることが重要です。

だって市場を観れば分かります。

「日本製鉄」(5401) の日足推移

「日本製鉄」(5401)の株価は、確かに…上がりましたが、この株価水準で、未だに今期は4.59%、来期は5.08%の配当利回りです。しかも純資産価値は4541円ですよ。PERは7.61倍、来期予想で6.03倍です。しかし株価は3050円前後です。この数字は四季報予想のものですが…何故、預金から資金がシフトしないのでしょう。おかしいですね。

ここまで日本の市場は、未だに…「清貧思想」なのです。まもなく…日本製鉄の乖離調整は終わりますから、再び株価は、「上昇に向かう」のでしょう。現在の200日移動平均線は2662円です。

これが株価は下がらずに…時間をかける「時間調整」です。調整には株価を下げる「値幅調整」と時間調整の二種類あるのです。両方の場合もあります。基本的に…株価は上がったら「休む」のです。今まで安値で株を買った人が、大勢いますから、その人たちが利食いをする時間が必要です。市場参加者が多ければ…この調整は、早く終わります。

ようやく…昨日の相場は「個人向け」の賑わった相場が復活しそうでしたが…本日を観ると…相変わらず駄目です。

「川船」(9107) の日足推移

これは「川船」(9107)を観れば分かります。カタルが散々…疑問に思って「低PERの謎」の話をしていました。故に、植田総裁の判断は正しいのですよ。まだ動く…時期ではありません。株価は全てを語っています。

日経平均株価だけを観れば…確かに、株は上がって来ましたが、しかし…実態が伴ってないです。株式投資をやったことがない「偽物社会」と言うのが分かります。日経新聞も政策官僚も、説明をしてくださいよ。カタルに株価の「不可解な成り立ち」を…もう完全に狂った世界です。

だって日本の金利は優良企業なら3%未満でしょう。短期なら1%でもいくらでも貸し出しを受けられるでしょう。どうして「日本製鉄の株価」を説明するのでしょう。「金利裁定」という事は、そういう事です。

だからバフェットが、日本のサムライ債で資金を集めて、商社株を買う訳です。このような常識を持たないと駄目なのでしょう。

そうして米国は、何故、強いか? 先ほどのパウエル評価が変わる現象は此方です。

昨日は見つけることが出来ずに紹介できませんでしたが…WSJのこちらの記事と、昨日のグラフは同じことです。これは「消費者物価」と「平均時給」の比較ですが…、昨日は「実質賃金」と「名目賃金」の比較は、同じことを示しています。ただ、やはりカタルは一抹の不安を感じています。その理由は此方です。

つまり…この労働統計の意味は、物価高を米国経済は克服したという事を示しています。だからリセッション懸念が後退して、今回の利上げ、たぶん0.25%で米国の利上げ局面は終了し…違う世界に入ります。今までと…「景気循環」の景色図が変わるのです。

故にカタルは株価の上昇が鈍かった「ARKK」の話を持ち出しました。そうして日本では「メルカリ」(4385)が筆頭で…高値を追い始めており、「ソフトバンク」(9984)も7000円台の株価まで復帰しています。

BASE(4477) の日足推移

このような図式で…株の物色は変化をするのです。面白いことにBASE(4477)は、本日の株価は安値圏の下値になって来ました。248円を付けています。この関係が瞬時に分かるのが、一流域の証券マンでしょう。そうして営業活動に繋げます。顧客に説明できないと…「億」単位のお金は動かせません。「天底の流れ」は加速します。動きは早くなるのです。

ある野村証券の支店長が、大口顧客の所に行って熱弁をふるってセールスをしました。それを聞いた後に、そのお金持ちは、最後に…「それで…君はいくらお金を持っているの」この一言で…支店長は退散をしました。たぶん…その説明が気に入らなかったのでしょう。

これは実話ですよ。その野村証券の株価は、本日560円台です。日経平均株価は安いのですが「逆行高」をしています。誰かが…株を買っているのでしょう。このような現象が重要です。

一昨日、安かったメルカリの攻防を「板状況」で観ていた人が居るのでしょうか?

カタルはあの日、3465円、3460円、3455円と株を買った日です。7/18ですね。3450円も後で入れたのですが、間に合わなかったのです。そうしたら…その後、3462円に1万数千株、その後も、この3465円だったかなぁ~に、やはり1万株以上の買い物が用いられて…大引け間際に…10万株以上の「買い指値」が入っており、最後は分散して…株価はかなり戻りました。安値は3448円ですが、大引けは3497円でした。これが「仕掛け筋」の介入が、分かる現象です。

故に昨日は玉を売り上がったので…ジェイドGを買うために売りたくもなかったのですが、売って信用の枠を空けてジェイドGを昨日は大引けまで1630円までも2000株かな? 断続的に買ったのですが…、本日は駄目ですね。

このジェイドGも「手替わり」の可能性があります。 出来高が膨らんでいました。

カタルは1625円、1630円は買えない…と思ってましたが、大引け間際まで、あれは2万か…3万か…よく見てなかったので分かりませんが、たぶん…既存のファンドの「利食い」が入っていました。

彼らも商売ですから、利益を上げないとなりません。でも出来高が膨らんでいますから、この出来高なら「売り物」も消えてきます。だって大株主でも100万株は持ってないのです。こんな株は、少しできるセールスなら…100万や200万株程度なら自分で買います。カタルが現役のセールスなら、買っていたことでしょう。

もう決まっているのですよ。問題は時間なのです。

川船と同じで…時間軸が「ズレる」のです。本当は…、やはり2021年の後半にやるべきだったのです。今頃、その目標値をやるのはおかしいですね。しかし…それでも数字に合うのでしょう。本当に腐った市場です。人が育っていませんね。ホラ…3540円で10万株を誰かが売りましたね。また買ってくるかどうか…。こう言うのは単発でなく、継続的に入れないと駄目です。メルカリの話をしています。

9:59のメルカリの板状況

一昨日も感じたのですが…下手糞ですね。チャートは「仕掛け筋」を支持しています。故に…買えば良いのです。腰が引けずに…「買えるか」どうか問われます。大引けに3540円以下なら駄目でしょう。目先をやるなら、一気にやるべきです。カタルなら…下値に見せ玉の10万は用いずに、1万株単位で実際に断続的に買います。馬鹿ですよ。「見せ玉」なんか…。売りたいから見せている可能性があります。今、再び3530円で4万と少し入っていますから、この所を5万株買いに行ったのかもしれません。今、この買い物は82400株に膨らんでいますね。ほら…再び上昇してきました。

継続的に10万株を買うなら、100万程度断続的に買うつもりでないと…場に「晒す意味」がありません。板状況を観ていても相場を楽しめますよ。

「エーザイ」(4523)も戻って来ました。仮に、このペースでやるなら「空売り」がガチャガチャ入ります。大阪チタンは、連騰を出来るかどうか…前回は3185円でしたかね。そこを超えないと駄目です。

要するにポイントになる株価がありますから、興味を持って目先をやる人は観察を続けないと駄目です。

野村証券の週足推移

でも…そんな目先ではなく、カタルは金利動向などを解説しているように大きな流れの相場を観て…投資をすれば良いのでしょう。当面は「野村証券」、これ一本だけで充分でしょう。年末年始に高値を取れるかどうか…。アルケゴス前の高値ですね。あれは…いくらでしょう。721円ですね。一度、コケると…こんなものです。カタルの人生も変化しました。馬鹿な経営者だと大勢が迷惑を受けます。

まして…政策の失敗は、多くの人の死に繋がります。太平洋戦争も不況も同じです。だから選挙に行かねばなりません。ブツブツのように…白紙投票でも良いのでしょう。株屋がどんな気持ちで選挙に臨んできたか…。馬鹿が上に君臨すると34年もの悲哀です。

確かに、かたるが、もっと賢ければ…株屋など辞めて、転職をすべきだったのでしょう。カタルも一度は、「試みた」のですが…「ITバブル」をみて…「もうお終い」と思っていたら、そこでも駄目で…ここまでズルズルです。

未だに高値38915円が「君臨」しています。コンチクショウですよ。全く…故に今回は「野村証券」だけで勝負でしょう。でも相場は、楽しみながらやりましょう。

「イーライリリー」(LLY) の日足推移

今日はメルカリの3540円とBASEとジェイドGかな? まぁエーザイも大阪チタンもそうですが…それぞれ、見所を解説しています。しかし…エーザイの仲間も「イーライリリー」(LLY)って、すごい株価上昇ですね。新しい学説ではタウの可能性もあります。まぁエーザイも飛ばないかな?…残ったのは1000株だけですが、楽しみに観察です。

それでは…また明日。

10:28のメルカリの板状況

観ていたら…またメルカリは下値にも買い物を入れています。ここで止めたいのでしょうが…このやり方は「下手糞」がやる「仕掛け方」です。これが演出ならたいしたものですが…カタルならこんな下値に、買い物を見せません。何処も彼処も、劣化しているように…感じています。あれ? 売られましたね。

直ぐに買いを継続的に用いて上を買えば、本物ですが…果たしてどうでしょう。駄目なら一度、時間をおいて下に「振る」べきですが…でもこのチャートは一段高を示しています。果たして、後場からどうでしょう。面白いでしょう。個別株の解説も…それではまた明日。 



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